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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 冒頭部分に映し出されるベルリン市内のポーランド避難民の点描は、ほぼドキュメンタリーと見てよいだろう。
劇映画部分も含めて、第一次世界大戦後の荒廃で痩せこけ飢えた人々の眼の生々しさが強烈だ。それがフィルムのクライマックスとなるクロスカットのサスペンスにも活かされることとなる。
前半は、戦争後遺症と窮乏生活の苦難の描写。ヒロイン:キャロル・デンプスターが肉屋に行列するも、その間にボードに書かれた価格は釣り上がっていく、そのカットバックが切ない。
また、彼女が病床の恋人ニール・ハミルトンを気遣い、自身の両頬に詰め物をして栄養不良を隠すいじらしい仕草はまさしくグリフィス的で胸を打つ。
後半は一転、晴れやかなシーンが続いてゆく。
恋人の建てた一軒家の新居をみて嬉しさのあまり家の周りをはしゃぎ回るC・デンプスター。全身で喜びを表現する彼女の姿が感動的だ。
たっぷりのポテトや卵やレバーソーセージによる会食シーンと、それに続くダンスシーンの賑やかな幸福感と躍動感もまた素晴らしい。
そして、飢えた浮浪者たちから逃げる月夜の森のアクションシーンに高まる切迫感。
さらに月光が照らす岸辺のツーショットの静かな美しさ。後日談の大団円の晴れやかさ。
全編にわたって忘れ難いショットが連続する。
一般的にはリリアン・ギッシュとの最後のコンビ作『嵐の孤児』までが全盛期とされるグリフィスだが、その純粋な生命賛歌と具体的画面の映画美において本作も決して引けを取らない。
【ユーカラ】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2012-02-11 17:56:08)
1.《ネタバレ》 どこかで似たようなタイトルの映画を観たと思ったら、原題まで本当にソックリで面白い。
直訳すると、「人生は素晴らしいんでないかい?」といったところでしょうか。
映画の舞台となっているのが、戦後間もない貧しい時代の最中で、家族全員食べるものもままならない程の生活。手に入るものといえば、カブの葉の部分くらいなもんで、飼っている鶏がたまに卵を落としたり芋が食卓に出ようものならもう大宴会。
そんな世の中だから、盗みをしないと生きていけない人も沢山いる。そんな困難にもめげず、それでも笑顔を絶やさず生き抜こうとする人々それぞれの人物像とそれに呼応するかのようなコメディタッチの映像が本当に元気にさせてくれます。
それだけでなく、レバーソーセージを分けてくれた客の心遣いなど心暖まるシーンもあって、ネオリアリズモで見られるような暗さが微塵もないのがすごく良いです。
ひとつの家族を描いたとても小さな物語だけど、人々の逞しさや優しさが描かれ、些細な喜びも大きく感じられるような映画でした。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-08-04 00:28:53)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
8.50点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 1 | 50.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 50.00% |
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【その他点数情報】
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