みんなのシネマレビュー

リメンバー・ミー(2017)

Coco
2017年【米】 上映時間:105分
ドラマアドベンチャーファンタジーミュージカルファミリー音楽ものCGアニメ
[リメンバーミー]
新規登録(2017-12-18)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2021-05-10)【イニシャルK】さん
公開開始日(2018-03-16)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督リー・アンクリッチ
ガエル・ガルシア・ベルナルヘクター
ベンジャミン・ブラットエルネスト・デラクルス
アルフォンソ・アラウパパ・フリオ
エドワード・ジェームズ・オルモスチチャロン
チーチ・マリン矯正官
ジョン・ラッツェンバーガーファン・ハノキョーセー
藤木直人(日本語吹き替え版)
橋本さとし(日本語吹き替え版)
松雪泰子(日本語吹き替え版)
磯辺万沙子(日本語吹き替え版)
大方斐紗子(日本語吹き替え版)
多田野曜平(日本語吹き替え版)
佐々木睦(日本語吹き替え版)
恒松あゆみ(日本語吹き替え版)
チョー(日本語吹き替え版)
立木文彦(日本語吹き替え版)
シシド・カフカ(日本語吹き替え版)
原作リー・アンクリッチ(原案)
音楽マイケル・ジアッキノ
製作ダーラ・K・アンダーソン
製作総指揮ジョン・ラセター
制作ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
ピクサー・アニメーション・スタジオ
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
動物ダンテ
あらすじ
過去のある出来事のために音楽を禁じられているメキシコのリヴェラ家。家業の靴屋を手伝う少年ミゲルは、家族の厳しい目から隠れ、伝説的ミュージシャン、デラクルスへの憧れから音楽の道へ進むことを夢見ていた。しかし、そのことが家族に知られてしまい愛用のギターも壊されてしまった彼は、何が何でも音楽のコンクールに出ようとデラクルスの霊廟に飾られていたギターを拝借しようとした結果、「死者の国」へ誘われることとなってしまう。折りしもその日は1年に一度の「死者の日」。朝が来る前に戻らなければ二度と元の世界に帰れなくなる。ミゲルは手段を求め奔走するのだったが…。 第90回アカデミー賞で長編アニメーション賞と主題歌賞、第75回ゴールデングローブ賞で最優秀長編アニメーション映画賞を受賞。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2024-05-14)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
【通常表示】/【改行表示
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
1234


61.“死後の世界“を描いた作品は、古今東西多々あるけれど、メキシコ文化のそれは新鮮で芸術的だった。 ディズニーは近年、多様な人種や民族をルーツに持つ主人公を創造し、新たな価値観や世界観を携えた物語を多数生み出している。それは“大帝国“ディズニーだからこそ取り組めるクリエイティブであり、今追求するに相応しい使命だろう。 秀麗なアニメーションによる映像美は見事だったけれど、描きされるストーリーとキャラクター造形は、鑑賞後よくよく考えると、類型的で浅はかな印象が残った。 特に腹に落ちなかったのは、「悪役」とされるキャラクターにおけるアンバランスさだった。 結果的に主人公の曾々祖父さんを殺したヴィランであることは間違いないし、断罪されるべきキャラクターであるけれど、同時のこの悪役キャラクターの存在が、主人公の音楽に対する憧れやリスペクトの象徴であった事自体は揺るぎない事実だ。 かつてバディだった曾々祖父さんの音楽を盗用した盗人であり、殺人者ではあるが、この悪役がプレイヤーとしては超一流であったことは否定できない。 そうなってくると、死後の世界まで押しかけて、その悪事を陽の下に曝け出す事自体が、なんだかすっきりしない。功罪の振れ幅があまりにも大きすぎて、一人のキャラクターの中に収めるには無理があるように思えた。 この悪役自身、大鐘に押しつぶされるという実はかなり残酷な死に方をしているわけで。 もう少し適度なバランスのキャラクター設定があったのではないかと思える。 鉄腕麗人さん [地上波(吹替)] 6点(2024-09-13 22:46:55)

60.《ネタバレ》 このところ長いことディズニー作品にはご無沙汰でしたが、とあるキッカケで鑑賞しました。素直に観て良かったです。 ひとことで言えば、時を超えた家族の感動の物語。あるいは音楽は時を超えて家族を繋ぐといった感じでしょうか。これぞディズニー、もはや普遍的と言っても過言ではないお家芸的感動作ですね。キャラクターの完璧とも言うべき表情や動き、背景も含む豊かな色彩感覚。これぞピクサーですね。 ベタと言えばベタかも知れません。全編に散りばめられたお約束感と予定調和感。でも、それが心地良いのです。分かっていても泣けてしまう。物心ついたころから半世紀以上にわたって数々のディズニー作品に感動をいただいてきましたが、また新たに感動作に出逢えて幸せです。 ちなみに、クライマックスでは大いに感動したものの感涙は堪えたのですが(堪えるというのも変な話ですが)、何故かラストの死者の国を出るイメルダ・ヘクター・ココの3ショットと、ダンテと猫になったアレブリヘの2ショットに嬉し泣き的にウルっと来てしまいました。 未見のディズニー作品を遡って観たくならせてくれた1本でした。 タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(吹替)] 8点(2024-05-14 00:40:24)(良:1票)

59.《ネタバレ》  映像がすごい。本当にすごい。水のシーンは息を呑みます。  さて、TⅤで流れる有名なシーン。あのシーンがすごく泣けるという話。「ほんとかな~。誇張してるんじゃないの~。」と懐疑的。・・・だったのですが、泣けますね。ちなみに妻は号泣。  最近のディズニー作品のなかでは、方向性が一貫していて好感がもてます。主人公のミゲルも魅力的。途中若者特有の独善的な部分も垣間見えますが、許容範囲でしょう。主人公を応援できる気持ちになれるかどうかは大切な要素です。  毒気が少なめなので、カラフルな死後の世界に慣れてきたあたりで若干ダレる部分があるのは否めませんが、皮肉にもそのダレた空気を払拭してくれるのが極悪人デラクルス。盗作どころかまさか殺人まで犯していたとは。ここまでの作品のイメージを壊しかねないほどの急展開です。  ただ本当の父親でなかったことは不幸中の幸い。ヘクターのほうが本当の父親で良かった。ヘクターが家族のもとへ帰ろうしていたことがわかって本当に良かった。できればミゲルが真相を伝えた時点でイメルダにはヘクターのことを許してあげてほしかったけど・・・。  一見ハッピーエンドですが、ヘクターとココは一番会いたかったときにはお互い会えなかったわけで・・・。そう考えるとやっぱ切ないし悲しい。まあ、最後は親子三人、長い年月を経てようやく手を取り合うことができて良かったです。  「第2の死」の設定は無かったほうが良かったかな・・・。悲しくなるし、死後の世界の意味が希薄になっちゃう。  死後の世界まで貧富の差があるのもなんかヤダ。 たきたてさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2023-05-07 20:35:28)(良:1票)

58.死者の世界って死んだ時の姿なのね。 TERUさん [ブルーレイ(吹替)] 10点(2022-11-26 22:03:51)

57.《ネタバレ》 この一年間で二人の親族を亡くした。 双方ともかなりの高齢で疎遠になっていて面会する機会を失ってしまった。 だから主人公の曾祖母の設定が現実の二人と重なって切なくなる。 死者の国が舞台であるなら尚更だ。 しかし予想に反して、現代文明とほとんど変わらない明るく陽気な雰囲気の都会でユーモアの連続が重い雰囲気を緩和してくれる。 それでも覚えている生者がいなくなれば、その住人もいつかは本当の死が訪れる運命。 たとえエルネスト・デラクルスが悪人だとしても、後悔と苦悩を持った複雑なキャラクターであれば物語に深みを与えていたはず。 家族がいたかもしれないし、単純な悪役に落とし込まれるのは短絡的ではないか。 記憶も命の灯も消えていくであろう曾祖母への"リメンバー・ミー"。 分かり切った展開であるはずなのに見終えて初めてじわじわ心に広がって涙する。 死ぬ前にこういうことができたミゲルは幸せだ。 全てがミゲルみたいな幸せな家庭だとは限らないが、その人が生きていた証を残すことが、生きている人ができる善行かもしれない。 Cinecdockeさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2022-05-28 00:34:11)

56.どんなにキレイな映像でも、どんなに脚本が優れていても、騒々しくてセリフの多すぎる映画は嫌いだ。 いつものように勧善懲悪のご都合主義、お約束の結末まで見えていてイヤになる。 ただし、死者の日のコンセプトを生かして家族の意味を問い直した発想は見事。親の価値観の押しつけ、先祖の大切さ、著名人の不正などについても考えるヒントを与えてくれている。 mhiroさん [地上波(吹替)] 3点(2022-05-21 21:11:55)

55.「人は2度死ぬ」をテーマにしたディスニーらしい説教クサイ内容ではある。他方で独我論的に「わたしが死んだら世界が終わる」と考える人間にとっては死後の世界なんてあの世もこの世もどうでもいいわけで、この手の内容は全く受け付けないだろう。いずれにしても、流石に映像的には見応えはあるし、テンポも悪くないので飽きずに最後まで見られる。全体的には家族とか祖先とか子孫とやや保守的な内容ではあるが、その根本には「他者の評価」という価値観で生きることの是非を問うていると考えれば、それなりに楽しめるのかもしれない。親に認めて欲しくて靴屋を継ぐのではなく、音楽が好きでミュージシャンになりたいという少年の姿勢にある種の「リベラルさ」を感じられるかどうかがポイントか。 東京50km圏道路地図さん [地上波(吹替)] 6点(2022-04-21 02:26:05)

54.家族の大切さと死後の世界のシステムを学べる良い作品でした。 でも、写真の無かった時代にはどうしてたんだろう? 逆にこれからは写真を飾る風習も減ってしまいそうだし、死後の世界も大変だね。 デジタル化に対応してくれるといいけどね。 もとやさん [地上波(吹替)] 6点(2022-04-13 17:13:16)

53.《ネタバレ》 非常に良くできている。往年のディズニー映画にも引けを取らない完成度。スペクタクルもサウンドもメキシコらしさをよく表現していて魅力的。その生と死が交錯する世界をユーモラスな想像力で美しく映像化しています。伏線の回収の仕方も緻密で隙がなく、脚本がしっかり立体的に構成されているのが分かるし、総じてクオリティが高い。ガイコツの擬人化はもちろん、民芸品のアレブリヘ(Alebrije)をキャラクタライズするなどの発想も目配りが効いている。 欲をいえば、物語の帰結があまりに王道的にすぎて、やや批評性に乏しいところでしょうか。中盤まではシンデレラやラプンツェルのように「毒親から解放される子供の物語」かと思っていたので、最終的にごく良識的な「家族主義」におさまってしまったのはかえって肩透かしでした。たしかに「家族で安心して楽しめるファンタジー娯楽作品」としては満点の出来ですが、引っかかる要素がなさすぎて、ジブリなどの日本のアニメに比べると、あまりに結論が良識的かなあという気もします。 まいかさん [地上波(字幕)] 8点(2022-03-29 13:16:22)

52.《ネタバレ》 ピクサー作品の良さというのは喜怒哀楽のバランスの良さにあると個人的には思います。 お約束のストーリーを、多彩な小技で観客を楽しませながら最終的に期待通りのラストに着地させる。 そこにピクサーの良さがあると個人的には思っています。 (たとえばモンスターズインクなんかがその典型です) 本作品でも「写真の高祖父の顔がなくて誰かわからない」「ヘクターは写真を飾ってもらえないから消えそう」という点で「ヘクター=高祖父」なのが観客には早々にバレバレなのですが、しかしピクサー的にはそこはバレバレでもいいところ。 観客はそれはわかった上で、この映画がどんな解決をしてくれるのか…そこに、ピクサーらしいお約束な展開を期待して観るわけで、そういう意味で本作品は観客の期待にきっちり応えていて、まさにピクサーの大王道。 減点法で評価したときにほとんど非の打ちどころがありません。 そういう意味で非常に完成度は高い映画だと思うのですが、しかし一方でキャラクターや音楽の魅力という面で突き抜ける要素があまりないのも確かで、お約束からもう一歩突き抜けた何かがほしいな…と思ってしまうのも事実。 そういう意味では「とてもいい映画ではあるけど大好きというには一歩足りない」惜しい映画になっていると個人的には思いました。 あばれて万歳さん [地上波(吹替)] 8点(2022-03-09 02:45:53)(良:3票)

51.《ネタバレ》 ズートピアが合わなかったので、少し心配な思いで出かけた久々のピクサーでした。良かったです。 アメリカはスゴイ、と憧れる時はいつもこんな時です。ミゲルが弾くギターのシーン、コードを抑える指、つま弾く指、歌う声。どれ一つとして手抜きが無い。子どもが本物に触れる、楽しみながら日常的に。羨ましい!日本のテレビに溢れる調子はずれの音が残念すぎます。 くわえてろうそくが灯った仏壇(?)のオレンジの映像がきれいすぎる。現世も黄泉の国も色使いが素晴らしい。ココというおばあさんのエピソードも悪くない。 それだけに悪役が殺された(のか?)ことや、大きなトラの鳥がなんか雰囲気違いで残念でした。 写真を額に飾らなくてもココの心の中できちんと生きていたヘクター。写真がそんなに重要かしら 2022.2.4 テレビで鑑賞。 ミゲルの家では音楽を禁止されている。そのことがミゲルをひどく傷つける。ギター壊されるシーンは胸がえぐられる思い。 それとセリフが多すぎでひどく騒がしい。ディズニーには「バンビ」を作ったころのパワー、思い起こしてほしい。 ミゲルの唄が良いだけに残念。 LOISさん [映画館(字幕)] 7点(2022-03-05 11:43:06)(良:3票)

50.登場人物ほとんどみんな陽気。よー喋るわ。 ケンジさん [DVD(吹替)] 5点(2021-03-08 12:05:44)(良:1票)

49.《ネタバレ》 「ありきたり」?「先が読める」?「子供向け」? …この映画の表層しか見えない人は不運である。 この映画のメイン・メッセージは ”あなたはこの世で今、人に愛される生き方をしていますか?” これ1つ。 皆 自分を振り返れば、自己中心的で、人を傷つけ、陥れ、騙し・・少なからず人に愛されない事をしてきたはず。 そして、そうされた人達は加害者を嫌悪し、縁が切れれば記憶からも消されていく。 この映画で描かれる死生観 <この世で忘れ去られたら あの世でFinal Death(最後の死)を迎える=あとかたもなく消える> が与える「自分を見つめ直し 与えられた一生を人に愛される日々で送ってみては?」という人生ヒントを 映画を通して受け取れるかどうか? それがこの映画への評価の分かれ目だろう。 ★ ヘクターは音楽も家族も大事にした人。(音楽の為に家を出たが、ココへの歌を手紙で何度も送り続け、最後は家に戻り家族の為に音楽を続ける道を選んだ事から分かる。) このキャラはディズニーのスタッフ達が自分達そのものとして、家族や自分を支えてくれた人達への感謝と自負を込め作ったのだろう。スタッフ達は仕事に忙殺され家族との時間をすり減らせている。 でも仕事か家庭かで一方しか選ばないのではなく、両方大切にする彼ら。 オスカー受賞者はよくスピーチで「私を支えてくれた父(母)に感謝」「私を支えてくれた妻(夫)と子供達に感謝」と語る。まさにそれこそ”仕事と家庭どちらも大切にする事”が可能である事を示している。 きっとスタッフ達も 仕事が忙しくても家族へSNSで連絡したり繋がりを保つ事を忘れない。夢の為に娘の傍にいられなくても、歌を手紙と共に贈り続けたヘクターのように。 家族に愛され、そして創作者として人々にも愛され続け、忘れ去られる事がないヘクターは、ディズニーのスタッフそのものだ。 「君達も、家庭か仕事(夢)か?ではなく、愛と工夫があればどちらも大切にできるよ。家族にも家族以外にも、自己中心的になって傷つけたり騙したりするのはやめて愛する事を始めてみては?」 この映画は子供だけでなく、大人にこそ心の奥深くに語りかけてくる作品だ。 ★ ちなみにママイメルダはヘクターを決して嫌っていてはいない。ママココが本の間に彼からの手紙と写真をとっておけた事で分かる。本当に憎んでたら、彼が娘に手紙を出しても、娘に渡さず破り捨てていたはず。怒りにまかせ破り捨てた彼の顔写真も、娘が拾ってとっておこうと見つけ次第燃やしていたはず。でもそれをせず彼が娘の元に戻る事を本当は願っていた。そして彼女自身も自分の元に戻ってきてくれる事を本当は願い続けていた。 二人の愛ゆえに手紙が残り、そのおかげで、あの世で彼が消えかけたままミゲルがこの世に戻った後、手紙(歌を記した日付が、ニセ歌手が名曲の数々を発表した日付より前なので、ヘクターが真の作曲者だと分かる証拠)により、ヘクターが真の作曲者として、家族だけでなく町中の人々に語り継がれ、あの世で消える事もないというハッピーエンドになめらかに繋がる。この流れがなんとも美しい。 さらにいえばママイメルダとママココからの愛により顔写真も現存し、祭壇に飾ることができたからこそ、ヘクターが死者の日にこの世へ行けるという、すぐさま追撃のハッピーエンド。 あれほど父に逢いたがっていたママココが彼を忘れるわけはないのに、彼が消えかけるという展開を<ママココの死期が迫っているから>という自然な形で描きつつ、死の間際にミゲルのギターと歌により彼女が覚醒し、ママココが家族達にようやくヘクターの物語を心置きなくカミングアウトできる幸せを経て死ぬという人生のハッピーエンドの末、あの世ではようやく家族3人が再会という、最後の数分でイッキにたたみかけてくるママココ視点の見事なハッピーエンドへの持ち込み方も完璧ではないか。 そしてミゲル視点でも、家族への愛情と夢(音楽)のどちらかではなく、両方を実現できるようになったという、これでもかこれでもか!というハッピーエンドの連打。完全にノックアウトだった。 ★ ところで私はミゲルの先祖がヘクターだとは全く読めなかったが、中2の娘は、ヘクターが<最後の死>を迎えかけた友の為にギターで弾き語る場面で「あ、ヘクターが先祖だなって読めた」なんて、ニヤニヤと得意顔で言ったので「だったら鑑賞代の半分しか楽しめなかったんだねぇ~」なんて嫌味を言うと 「でも、ミゲルがこの世に戻る直前、消えかけているヘクターに初めて『パパヘクター!』って言ったとき、号泣した」 ・・・・やっぱりディズニー、おそるべし。 フィンセントさん [試写会(字幕)] 10点(2021-01-04 10:07:35)(良:6票)

48.あの世や死といった重いテーマを、 コミカルに描くことで重くなりすぎず それでいて軽すぎず感動的に仕立てる さすが、ピクサーの安定感。ほんと好き。 故人を偲ぶ大切さ 家族を想う大切さ 大事なものはきちんと詰まっています わかりやすく、テンポもよく、 大人から子供まで楽しめる、いい映画 愛野弾丸さん [DVD(吹替)] 8点(2021-01-03 22:13:47)

47. 途中でえーっていう展開になって・・・。私にとっては素直に楽しめない作品でした。 海牛大夫さん [地上波(吹替)] 6点(2020-05-19 20:46:02)

46.《ネタバレ》 死者の国に迷い込んでしまった少年とその家族の物語。もう王道のピクサーアニメで、練れれた脚本、美麗な映像、魅力溢れるキャラクターたち、普遍的なテーマと、どれもこれもが素晴らしい出来でした。もう言うことなし!9点!! かたゆきさん [DVD(字幕)] 9点(2020-05-06 13:05:39)

45.《ネタバレ》 オンガク好きのオイラ、三枚目犬のダンテとあの世を大冒険する一夜。愛娘・ココに捧げる曲をギターで弾き語るガイコツ、風貌はまるで「ワンピース」のブルックやな。吹替版の声は我らが藤木直人。お父ちゃんを忘れねえでけろ。今や何も言えへんしわっしわのおばあさんになったマダム・ココとハモるオイラ、名シーンだね。悪役が卑怯なだけの小者でストーリー性は並みだけど、終盤に心温まるファンタジーアドベンチャー。良作。 獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 7点(2020-05-06 00:47:52)

44.メキシコ風の死者の国という、かなりストライクから外れた設定を選んでおきながら、鮮やかに伏線回収して着地するストーリーと、職人芸全開の映像と音楽で、完璧なクオリティに仕上がっている。まさにピクサーに外れ無し。真骨頂。お家芸。子供はもちろん楽しめるが、扱われるテーマは大人にとっても見ごたえあり。 54dayoさん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2020-05-03 15:31:26)

43.死生観とか贖罪とかわりと重めで難しいテーマ扱ってるくせにそれに対する答えはすごくシンプルで、内容はと言うともっとシンプルで家族が家族を想う話でありきたりもいいところなのに今更感は一切感じず素直に感動できる不思議な映画。 ケ66軍曹さん [ブルーレイ(吹替)] 10点(2020-04-10 20:48:11)

42.いつもは字幕派の私ですが、ミゲル役の石橋陽彩(ひいろ)君の魅力に圧倒されました。 歌手志望の気持ちもぐいぐい伝わってくるし、歌唱力の素晴らしさ。 しみじみと泣けましたよ~。 それから、骸骨が動く動く。 ハリーハウゼンさんに見て頂いたら目を丸くすることでしょう。 実にリズミカル。 骸骨のガッツと活力に、私も力をもらいました。 このご時世ですから、お家で映画。 気持ちをすっきりとリフレッシュ出来ました。 繰り返し観たい名作。 たんぽぽさん [地上波(吹替)] 9点(2020-03-27 18:37:53)

別のページへ
1234


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 61人
平均点数 7.52点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
323.28% line
411.64% line
523.28% line
61118.03% line
71118.03% line
81524.59% line
91422.95% line
1058.20% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review4人
2 ストーリー評価 6.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.40点 Review5人
4 音楽評価 6.66点 Review3人
5 感泣評価 8.33点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2017年 90回
オリジナル主題歌 受賞楽曲|"Remember Me"
長編アニメーション賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2017年 75回
主題歌賞 候補(ノミネート)楽曲|"Remember Me"
アニメ映画賞 受賞 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS