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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 あのカルト映画のリメイクなんだけど、海外のサイトRotten Tomatoesなどではもう酷評の嵐、『ウィッカーマン』を挙げるまでもなくカルト・ホラーのリメイクは得てしてこき下ろされがちなのは判っているが、気を引き締めて鑑賞しました。ちなみにオリジナルはずいぶん前に観ているけど、オチしか覚えてなくてあまりイイ印象は残っていなかったなあ。 ぶっちゃけるとリメイクと言いながらもかなり設定などは変えられていて、オチがある意味オリジナルとは全然違うというのが不評の浴びる要因だったのかもしれません。主人公が従軍するのはもちろんアフガン戦争にアップデートされており、主人公自体とその家族も黒人に変えられているのが今風なのかな。オリジナルと大いに違うところは主人公ジェイコブと兄アイザックの物語というストーリーテリングであるところでしょう。掴みは記憶の中では戦死したはずの兄が生きていて再会するけどヤク漬けになっていた、これはスピリチュアルに走る展開なのかと思いきや、オリジナルでのヤク漬け実験を踏襲しつつも終盤では驚きの展開、これはちょっと意表を衝かれましたね。個人的にはオリジナルに拘らなければ普通に満足できるストーリーかなと思います。 ジェイコブやアイザックをはじめこの主人公家族がみな聖書にちなんだ名前なのはオリジナル通りですが、このオチでは前作のオチを暗示していたような『ジェイコブス・ラダー』というタイトルが意味がなくなってしまった感はありました。前作のラストにあったような“魂の救い”の様な要素は観られず、本作の方がダウナ―度は高めだったと思います。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-10-01 14:52:07)
1.《ネタバレ》 1990年の作品の強烈なイメージを思い起こしつつ鑑賞。一言で言えば、リメイクと言いつつも似て非なる作品と感じました。
ジェイコブの妄想で始まり、不可思議な出来事が続くうちに観ている者は何が本当か分からなくなって来ます。実態なのか妄想なのか、不確かな状況で登場するアイザック。ジェイコブの記憶の中では死んだはずのジェイコブ。初めのうちはジェイコブの妄想なのかと疑いたくなります。ところが物語が進むうちに次第次第と存在感を増し、ついには脆弱な存在へと転じてしまったジェイコブを凌駕する存在感に。
このあたりの兄弟の姿や言動の移ろいは丁寧に的確に表現されていると思います。勿論、妻のサマンサの存在も見逃せません。アイザックの戦友として登場するものの実はジェイコブの戦友であったポールも重要なキーマン。他にも、決して多くない登場人物の殆ど全てがこの物語にとって欠かすことの出来ない存在になっています。
どこからどこまでがジェイコブの妄想なのか?オリジナル版と同じ解釈で良いのか?全てが彼の妄想と考えて良いのだと思いつつも、最後まで不安な気持ち(ある意味希望的観測)にかられながら鑑賞しました。
実に謎めいていて魅力的なリメイクに8点献上します。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-11-22 09:37:50)
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【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
7.00点 |
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6 | 1 | 50.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 1 | 50.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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