みんなのシネマレビュー

ミッドナイトクロス

Blow Out
1981年【米】 上映時間:108分
サスペンス犯罪ものミステリー
[ミッドナイトクロス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-02-06)【イニシャルK】さん


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督ブライアン・デ・パルマ
演出キャリー・ロフティン(スタント・コーディネーター)
キャストジョン・トラヴォルタ(男優)音響効果マン ジャック・テリー
ナンシー・アレン(女優)サリー
ジョン・リスゴー(男優)殺し屋 バーク
デニス・フランツ(男優)カメラマン マニー・カープ
J・パトリック・マクナマラ(男優)病院の刑事
ジョン・マクマーティン(男優)ローレンス・ヘンリー
落合弘治音響効果マン ジャック・テリー(日本語吹き替え版【DVD】)
日野由利加サリー(日本語吹き替え版【DVD】)
金尾哲夫殺し屋 バーク(日本語吹き替え版【DVD】)
山野井仁ローレンス・ヘンリー(日本語吹き替え版【DVD】)
中博史マッキー刑事(日本語吹き替え版【DVD】)
石川ひろあきサム(日本語吹き替え版【DVD】)
坂口賢一(日本語吹き替え版【DVD】)
国広富之音響効果マン ジャック・テリー(日本語吹き替え版【TBS】)
小宮和枝サリー(日本語吹き替え版【TBS】)
細井重之殺し屋 バーク(日本語吹き替え版【TBS】)
飯塚昭三マニー・カープ(日本語吹き替え版【TBS】)
石丸博也サム(日本語吹き替え版【TBS】)
井上和彦フランク・ドナヒュー(日本語吹き替え版【TBS】)
玄田哲章マッキー刑事(日本語吹き替え版【TBS】)/サム(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村松康雄ローレンス・ヘンリー/ジャック・マナーズ(日本語吹き替え版【TBS】)
野本礼三(日本語吹き替え版【TBS】)
島香裕(日本語吹き替え版【TBS】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【TBS】)
勝生真沙子(日本語吹き替え版【TBS】)
原康義音響効果マン ジャック・テリー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高島雅羅サリー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
堀勝之祐殺し屋 バーク(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田勝マニー・カープ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚芳忠フランク・ドナヒュー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
谷口節マッキー刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
筈見純ローレンス・ヘンリー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
辻村真人ジャック・マナーズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
千田光男(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小室正幸(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
滝沢久美子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高宮俊介(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
辻親八(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
紗ゆり(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
喜田あゆ美(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ブライアン・デ・パルマ
音楽ピノ・ドナッジオ
撮影ヴィルモス・ジグモンド
ジャン・キーサー(カメラ・オペレーター)
製作ジョージ・リットー
製作総指揮フレッド・C・カルーソー
配給日本ヘラルド
美術ポール・シルバート(プロダクション・デザイン)
ジャニーン・オッペウォール(セットデザイナー)
衣装アン・ロス〔衣装〕(ナンシー・アレンの衣装)
編集ポール・ハーシュ
日本語翻訳額田やえ子(日本語吹き替え版【TBS】)
スタントリック・エイヴリー(ジョン・トラボルタのスタントダブル)
その他リン・スタルマスター(キャスティング)
フレッド・C・カルーソー(プロダクション・マネージャー)
クレイトン・タウンゼント(スペシャル・プロダクション・アシスタント)
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
【通常表示】/【改行表示
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
12345


83.《ネタバレ》 公開当時「後味悪すぎ」と、批評等でやたらと連呼されていたので、一体観た後、どんな暗鬱な気分になるんだろうと覚悟して「月曜ロードショー」にて観た記憶があります。後味自体はやいやい云われてるほど悪くなかったけれど、すんでのところでヒロインを救えなかった、ヒーローたるトラボルタの体型が明らかに崩れ始めていた事のほうが、少々哀しかったかなあ・・・と。「グリース」の頃の、パッキパキダンサー体型だったら、敏捷に易々と立ち回って大団円のハッピーエンドだったろうに。次作「ステインアライブ」でスタローンに叱咤されダイエットに無事成功したのはまた別のハナシ。 放浪紳士チャーリーさん [地上波(吹替)] 6点(2023-08-28 21:07:07)

82.《ネタバレ》 主人公が音響効果を担当している映画ほどではないが、この映画もどちらかといえばB級映画の部類に入るのではないだろうか。でも最後までけっこうはらはらしながら見ることが出来た。ラストのオチは見る前に知ってたのでそれほど驚かなかったが、やはり(「セブン」ほどではないにしろ)後味は悪い。冒頭のホラー映画の女性の叫び声が笑えた。 イニシャルKさん [ビデオ(字幕)] 8点(2023-02-06 18:15:08)

81.《ネタバレ》 サリーちゃんと言えば、魔法使いか、こちらミッドナイトクロスのサリーちゃんの二択であってその他異論は認めない。 3737さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-02-20 21:28:18)

80.《ネタバレ》 そこらのサスペンスとは少々異なった演出が目立ちます。 大概は何とかなりましたってオチだけどラストが予想外にBAD END. まあしかし、主人公の職業が元警官とはいえB級映画の音響とは…地味ですね。 mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-27 23:57:10)

79.《ネタバレ》 いろんな問題を提示するだけして、ほぼ全部投げっぱなしで何も解決せずに主人公のもっともらしい溜息だけで終わらせてしまうのが、いかにもデ・パルマ。大事なところでの花火やら雪やら悲しい音楽やらでまともなドラマっぽく盛り上げようとするのがまったく似合っていないというかむしろ浮きまくっているのも、いかにもデ・パルマ。本領発揮は、最初に病院に運ばれたあたりでの、なぜか警察がまともに動こうとしない絶妙な違和感の部分くらいでした(すぐに、説明台詞によって興が醒めてしまうわけですが)。 Oliasさん [DVD(字幕)] 4点(2019-01-08 00:31:36)

78.《ネタバレ》 もう映像の作り方全てがパルマなんですよね。 どっかの映画学校を主席で卒業して、教わったまんまの映画手法をする優等生。 プラスαがないんです。 この映画を見て、すぐ「キャリー」「殺しのドレス」「カリートの道」「ミッション・イン・ポッシブル」が目に浮かんだけど、これは失敗作なんじゃないか。 音響のシステムとか今となっては時代遅れだし、ストーリーも意味不明なところが多い。 ナンシー・アレンが、あれ、きっと演技なんだろうけど、バカっぽい喋り方で、なんかムカつくんだよね。 悲鳴のシーンは笑えました。 悲鳴って誰でも出来るわけじゃないんですよね。 「ハロウィン」に出てたジェイミー・リー・カーティスとか、本当にやってたのかな? ラストのナンシーアレンの悲鳴を試行錯誤していた映画の音声に使うというオチはなかなか面白かったです。 因みに、これから見る人に指摘します。 他のレビューで、思いっきりレビューの冒頭から、ラストのオチと感想を書いてる内容があるから要注意です。 クロエさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-11-10 20:47:13)

77.《ネタバレ》 映像にコダわりをみせつつ、それがまるで心に響いてこないのが、まさにデ・パルマのデ・パルマらしいところです。本作が彼の代表作として今でも語られてるのは、そういう彼らしさがよく出ている、ということもあるだろうし、その後の彼がなかなかパッとしないってのもあるんでしょう。 画面分割、ヘンな合成映像、グルグル回るカメラ、天井カメラ、いろいろやってて、「やってるなあ」と思うけど、だからといってストーリーが盛り上がるワケじゃない。トラヴォルタが証拠品を天井裏に隠す場面もわざわざ遠方から窓越しに撮影して、え、こんな窓の外から丸見えじゃあ、マズいんじゃないの、とか思う(そして実際に誰かに見られたんじゃないかと思う)けど、ストーリーには何の影響もありませんでした、ハイ。 トラヴォルタ演じる主人公が映画の音響担当、というのがちょっと楽屋ネタっぽくって、ちょっとイヤらしくもあり、ちょっと楽しめるところでもあります。で、もちろんこの点は、ちゃんとストーリーに生かされているのですが、その「音」で恐怖を演出するところにまでは至っておらず、それもまた、ちと物足りない。 しかしまあ、あまりオモシロくなくてもコワくなくても、ジョン・リスゴーの殺し屋が多少マヌケに見えても、撮りたいように撮ってやるさ、というこの姿勢。それさえあれば、確かに、次はどんな画が出てくるんだろうと、ちょっとワクワクさせるものがあります。 ラストのオチは、「音のスナッフフィルム」。バカバカしいけどこれはなかなか思いつかない、ちょっとメタ性のあるオチですね。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-19 20:03:21)

76.《ネタバレ》 デパルマ的凝った演出の数々は素晴らしいと思ったが、脚本がかなり雑(いつものこと!) 他の方が素晴らしいレビューで語ってくれているので省くが、ストーリー的にはかなりツッコミ所満載であった。 とにかく主人公が途中まで事件の解決に前向きなジャーナリズム溢れるナイスガイだったのに、恋に溺れてから途端に盲目的暴走を始め、何もかも失うと途端に全部投げ出し腑抜けになってしまうというやる気の無さ。 ジョン・リスゴー演じる悪役も失態の連続でなんだかなぁと思った。 音響効果係が音で捜査して行くというアイデアは良かったんだけど。 それでもデパルマ作品の中では結構上位に入る位好きなので7点。 ヴレアさん [DVD(字幕)] 7点(2018-08-16 04:47:44)

75.《ネタバレ》 デ・パルマワークの真骨頂ともいうべき華麗なカメラワークと、意外と繊細な表情で演技派の一端をのぞかせるトラボルタが魅力的でした。なんかもう、偏屈と言いたくなるほどのデ・パルマカメラだ。窓越し、バス越し、天井からの俯瞰、十八番のぐるぐる。近頃ほとんど見ることの少ない凝り凝りアングル。凝りますなあ。 そしてまた、殺さずにいられないデ・パルマおじさん。今作もまた「それって絶対に必要?」と聞きたくなるような殺人を2件も。執拗な描写込みで。あーあ。 と、監督が趣味に走りすぎになりそうなところを、トラボルタが巧いこと本筋に客を戻す芝居をしてまして、バランスがきわどく取れているのでした。ナンシー・アレンも他愛の無い素朴な可愛らしさで好演。キャリーのときのあいつとは全く別人です。 デ・パルマだもんなあ。皆が望むラストにするわけないよなあ。巨悪は放りっぱなし、トラボルタはPTSDを倍に抱えるという暗黒結末だ。映画の製作スタッフが、女の子の下手くそな悲鳴をなんとかしようとする場面は中盤までは笑いを取るトコだったのに、ラストで180度急旋回してとんでもなく心が痛む方向にオトしてきやがった。まったく食えないおやじだ。  この映画CSで観たのだけど、字幕翻訳がとても良かった。訳者名は出なかったのですが。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-04 00:51:43)

74.《ネタバレ》 独特のカメラワークが多少出てくるが、前編を通して多少中途半端な犯罪ミステリーとなっている。 最後のシーンは切ないが秀逸だと思う。犯罪モノでは無くてこちらがメインだったような印象が残る。 simpleさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-02-07 16:27:08)

73.《ネタバレ》 デ・パルマらしいカメラワーク、演出を堪能できる一作。例えば、主人公が陰謀に巻き込まれていくシーンでは主人公の周りをカメラがグルグルと回り続ける。まるで観ているこっちまで混乱していくように執拗なカメラの動き。他には序盤、主人公が音響のサンプルを採取しているとき、ふくろうの鳴き声と共にふくろうのアップと共に主人公が背景にピントが合ったまま写っている。しかも事故が起きた瞬間、両者共に事故現場の方に目をやる。何か良く分からんがとにかくぶっ飛んだカットの連続ということは分かる。 しかしこの映画の凄まじい点は映像面のみではないと思います。非常に心を鷲掴みにされたのはエンディング、サリーが殺される時の悲鳴を繰り返し聞き、冒頭のB級ホラー映画の素材として映画を完成させる主人公。彼は完成後のスクリーンをじっと見つめますが、これは捜査官の時代からトラウマを克服できない主人公が愛した女をかけてもそこから脱却できなかった呪いのように感じました。 民朗さん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-31 12:50:30)

72.《ネタバレ》 ずいぶん昔に観たきり長く観なかったのは、あまりに悲しく切ない終わりだったからです。でも、久々に編集室をグルグル回るカメラワークを見たくなってレンタルしました。『殺しのドレス』のラストの展開を思い出すチープな3流恐怖映画の冒頭は、この時代のパルマらしい始め方。『サイコ』もろパクリのシーンがやって来て、すっかり忘れていた展開に大爆笑してしまいました。このシーンが何度か笑いを引っ張って行きますが、何度も笑わせておいて、最後はグッと切なくさせる。卑怯なほど上手いと思います。バッドエンドの作品でお気に入りというのは、あまりない僕ですが、再鑑賞してみてこの作品の尾の引き方はそれほど悪いものじゃないなと思いました。とても上品です。連続写真と録音テープをシンクロさせていく工程も、ワクワクするショットで、僕はデパルマはやっぱり『キャリー』『殺しのドレス』『ミッドナイト・クロス』の3本が映像作家として最も冴えてピークの時だったと感じます。ラストちょっと油断すると泣きそうで「デパルマってこんな感性の表現できる人だったんだ」と思いました。キャリーのいじめっ子カップルのまた違った演技を楽しむのもよし、殺しのドレスの娼婦と刑事の違う掛け合いを楽しむのもよしです。 だみおさん [DVD(字幕)] 8点(2012-12-15 21:47:11)

71.《ネタバレ》  「僕は人生はりきっていません!」  という雰囲気まるだしのジャック(トラヴォルタ)。  「風の効果音」と言われれば、まるで流れ作業のように風の音を録音しに行きます。  そこに突然の事故。  あわてて助けに行くジャック。  そして出会う二人。  少しずつ人間が変わっていくジャック。  そう、ジャックはサリー(ナンシー・アレン)と出会ってから、なんかだんだん熱い人にチェンジしていきます。  まるで、人生の目的を見つけたかのように。  実際、サリーに「事件の決着がついたら一緒に旅しよう。」と、冒頭の彼からは想像もできない提案がされます。  事件が進むに連れて、口調もキャラもどんどんヒートアップ。  そしてクライマックス・・・!  まるで花火のように、一際熱く光り輝いていたジャックの人生に、再び闇が訪れます。  そうか、あの花火は、ジャックに訪れたこの短いストーリーそのものの象徴だったのか・・・・とさえ感じてしまいます。  だとしたら、再びジャックがもとの彼にもどってしまったのも、納得がいくわけです。  彼にとってサリーの叫び声はもはやただの効果音にすぎず、あの扱い。  ただのサスペンスとは一味ちがう感じです。 たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2012-10-15 23:52:22)(良:1票)

70.《ネタバレ》 試写会での鑑賞でした。ラストの花火のシーンが印象的でした。撮影はなんとビックリ、ヴィルモス・ジグモンドです。結構面白かったのですが、もう一つという点もいっぱいありました。この作品以降、しばらくトラヴォルタはなぜかパッとしなくなります。復活は「パルプ・フィクション」まで待たなくてはなりません。 ジャッカルの目さん [試写会(字幕)] 6点(2012-08-27 23:49:43)

69.事件の謎を追う展開は良い。だけど真相がわかってからのジャックのパフォーマンスにはあきれる。これじゃ警察もあったものじゃない。それに殺し屋も最後はあっけないし、ラストの悲鳴は何じゃ馬鹿にしている。最後まで音響効果マンの腕の見せ所で勝負してほしかった。 ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 6点(2012-08-06 19:12:59)

68.《ネタバレ》 最後はちょっと気の毒だ。 怪優のジョン・リスゴーと日本の温水洋一さんがついダブってしまうのは私だけか・・ KINKINさん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-08 07:15:27)

67.ヒロインの「悲鳴」に気づき、ジョン・トラヴォルタ演じる音響効果マンの主人公が彼女の危機を救うべく走る。 このクライマックスまで冴え渡るブライアン・デ・パルマのカメラワークを観ながら感心しつつ、一方で「意外とオーソドックスな映画だったな」と、その後に訪れるであろうエンディングを予想して思った。 そして、同時にジョン・リスゴーが扮する殺人者の存在性や解消されていない物語設定に若干の整合性の欠如を感じ、「不満」が顔を見せ始めた。 しかし、その直後、「不満」は速やかに叩き伏せられた。 安直な予想を覆す圧倒的に印象的なエンディングに言葉が無かった。 時に軽妙ささえ巧みに醸し出しながら展開してきたサスペンス色豊かな映画世界が、一転して上質な「悲劇」へと帰結する。 過去に傷を持つ男が、或る事件の遭遇によってかつての正義感を揺り起こす。それは、不遇を極めている人生からの起死回生の脱却を図った一人の男の姿だったと思う。 しかし、人生の無慈悲は、ふいに生まれたその転機のきっかけさえも、無情過ぎる悲劇をもって消し去る……。 大いなる失意の中で音響効果の仕事に戻る男。 試写を観ながら「いい悲鳴だ」と繰り返し呟くその様は、男が静かに精神の闇に沈み込んでいく様子が如実に表れており、胸が詰まるラストカットだった。 本編への重要な伏線となる劇中映画を用いたオープニングからはじまり、ラストの美し過ぎ悲し過ぎる花火シーンに至るまで、全編に渡ってブライアン・デ・パルマの卓越した映画術が冴え渡っている。 おそらく、一度観ただけでは気付かないような細かな映画的工夫も随所に散りばめられていることだろう。 そして、ジョン・トラヴォルタは、映画世界の展開とそれに伴うテンションに混じり合うように呼応し、音響効果マンの主人公を演じ切ってみせている。 群衆の賑わいに掻き消される悲鳴。誰にも届く筈の無い悲鳴が、主人公にのみ届くという映画的な巧さと絶望感。 鑑賞前に予想していたものとは全く違う感情を覚えたが、それこそが映画の醍醐味だと思う。 良い監督と良い俳優による文句なしに良い映画だった。 鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 9点(2012-02-02 23:58:12)(良:1票)

66.トラボルタ主演のサスペンススリラー。 彼のキャラ設定がストーリーの流れの中心、かつキーポイントにもなっていて、 ラストは、「うまいなぁ」と思わず感心してしまったんだけど、 これは納得できる人のほうが少ないかも。その理由は観てもらえればわかります。 映像はやや暗め、雰囲気は昔のテレビ映画のような感じで、 総体的には割と楽しめたスリラー映画だった。 MAHITOさん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-16 11:33:31)(良:1票)

65.デパルマの中で最も好きな作品の1つ。最近こういった、シンプルに構成されているサスペンスが少なくなってきた気がする。全編シリアスなだけでなく、適度に力が抜けていて(これがトラボルタの力量でもある)、肩の力を入れずとも素直に見れる。凝った3D映像を駆使するデパルマもよいが、こういった「いかにも!」という映像の構成力で画作りをするデパルマをもう一度見てみたい。トーンとテンポのよいサスペンスの良作。 goatherdさん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 10:59:48)

64.《ネタバレ》 オープニングのハロウィンのブギーマン?はたまた13日の金曜日のジェイソン?擬きのB級どころかC級、いやD級っぽいホラー映画『恐怖の女子寮』(字幕では『狂乱の女子学生』)が突っ込みどころ満載そうで面白そうなんですが・・・ で、本編はというと・・・ 序盤の音響技師が風の音を録りに行って偶然録音したテープが、大統領候補暗殺事件に関わる云々の掴みは良かったんですけどねぇ。 中盤以降は、中途半端で物足りなく拍子抜け・・・ やっぱり、オープニングの映画が観たいと思う次第でありました。 何せ演技ではなく、本物の悲鳴に吹き替えられてるんだし・・・ ぐうたらパパさん [DVD(吹替)] 6点(2011-04-25 14:57:57)

別のページへ
12345


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 83人
平均点数 6.73点
000.00% line
100.00% line
233.61% line
311.20% line
422.41% line
5910.84% line
62327.71% line
71720.48% line
81518.07% line
91012.05% line
1033.61% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.75点 Review4人
2 ストーリー評価 6.83点 Review6人
3 鑑賞後の後味 5.40点 Review5人
4 音楽評価 7.66点 Review3人
5 感泣評価 4.50点 Review4人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS