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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 これ、元々はTV映画だったんですね。
確かに画面作りが安っぽいし、劇場で流す程のスケール感は無いかも知れませんが、個人的には中々楽しめました。
主人公である殺人鬼が「妊娠」の事実を聞かされてショックを受ける描写に「他人とは思えなくて」という台詞など「狙われた一家の婦人と、この主人公とは、実は母子である」という伏線が、キチンと張られているんですよね。
こういったタイプの映画だと、インパクト重視で唐突なドンデン返しオチを用意する事も多いだけに、本作には感心させられるものがありました。
幼児期に性的虐待を受けていたという過去に関しても(あぁ……冒頭に出てきた養父、如何にもそういう事やりそうな雰囲気だったなぁ)って思えて、妙に納得。
始まって五分程のエレベーターのシーンで「相手を陥れる為に、自分から壁に顔をぶつけて出血する主人公」を描き(コイツは危ない奴だ……)と、早めの段階で観客に分からせてくれるのも良かったです。
気になったのは、ドナルド・サザーランドの扱い。
エンドロールでも真っ先に表記されているし、実際自分も途中までは「被害者家族の中での主人公格」と認識していたんですけど、終わってみれば一家三人の中で、最も出番が少ないくらいだったのですよね。
しかも終盤に焼死して途中退場という形なのだから、何とも消化不良。
作中で一番の大物俳優であるだけに「撮影時間を確保出来ず、出番が少ない形になってしまった」「でも大物なので序盤に主役っぽく描き、エンドロールでも優遇して誤魔化しておいた」という大人の事情が窺えて、流石に興醒めしちゃいました。
後は、ラストに主人公が死んで直ぐに終わってしまう為、余韻もへったくれも無いのも困りものですね。
あそこは、もうちょっと時間を掛けて「殺人鬼とはいえ、色々と可哀想な奴だった……」と思わせるような、寂寥感のある描写が欲しかったところ。
そんな訳で、完成度が高いとは言い難いものがある本作。
でも、ウィリアム・マクナマラの端正な容姿、純真さと狂気とを内包させた眼差しは「異常殺人者の青年」としての魅力を、確かに感じさせてくれましたね。
彼の存在だけでも、一見の価値ありかと。 【ゆき】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2018-05-04 20:36:49)
2.イマイチ犯人の男に同情できず、何をしたかったのかが漠然としているように感じた。サスペンスとしても盛り上がりに欠けていた気がしました。 ドナルド・サザーランドのインパクト大の顔に3点。 【fujico】さん 3点(2004-05-20 16:43:56)
1.《ネタバレ》 一言で言うと、つまらない。展開が単調で全く緊迫感を感じなかった。幼い頃虐待を受けて、異常な性癖を持った人間へと育ったジェレミーのサイコ感も、中途半端で観ていて「??」と言う印象。どうせならもっと壊れた性格していたほうが面白かったのでは・・と思う。ラストもなんじゃあれは。結局ジェレミーの思いは何ら昇華されないまま、死んでしまった。結局何が言いたかったのか意味不明。視点が分散しすぎて、誰にも同情も共感もできない映画。 【深海】さん 2点(2004-01-18 14:50:30)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
3.33点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 33.33% |
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3 | 1 | 33.33% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 33.33% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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