みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
27.かわいい女の子になりたい男の子の話。 7歳の主人公の気持を、ファンタジー色のポップな演出等で表現。 今では性同一障害という言葉も一般的に知られているけど、 この時はまだ違っていたのか、周りの反応に?という部分も。 主役の男の子はホントに女の子っぽい子役で、お母さんもきれいだった。 ほのぼの系に仕上げた、題材の面白い作品。 【MAHITO】さん [地上波(字幕)] 5点(2011-08-01 11:03:48) 26.少しだけ変わっているぐらい小さな事で問題なし、どんな子がいたっていいじゃないですかね? 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-28 11:33:38) 25.ちょっとしたおとぎ話みたいな感じがしてフランス映画らしいハートウォーミングさがたっぷり含まれてて微笑みながら見てました。映像的には明るいんだけどネタ的にすごい重い。「ボーイズ・ドント・クライ」みたいにシリアスに(?)描いてないだけまだマシなんだけど考えさせられる子供の「性同一性障害」をうまく描いてたと思います。ラストはこれで・・いいんかぃな? 【M・R・サイケデリコン】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-06-07 02:51:01) 24.《ネタバレ》 とりあえず一番気になるのはビデオパッケージの謳い文句と内容に齟齬があること。深刻なテーマをコメディーにするか社会派にするか決めきれず、適当なカラフルさとファンタジーでお茶を濁した感がある(少なくとも、ハート・ウォーミングではないと思う)。今でこそ性同一性障害は名称だけでも一般に認知されつつあるが、十年以上前の映画ということで、作中あまりにも主人公への理解者がいないことが哀しい。希望を持たせたいならば、せめてクリスティーヌとの友情やご近所さんとの友好によって救われるというオチを明確に描いて欲しかった。ただ、性同一性障害の人や周囲の人間が抱える葛藤をこんなに分かりやすく描いた作品は他に観たことはないので、その点は非常に評価できる。孤独な主人公が冷凍ボックスにこもるシーンと髪を切られるシーンは涙が止まらなかった。 【よーちー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-05-21 18:21:22) 23.《ネタバレ》 性同一性障害の少年をモチーフにした、異端の物が身近に現れたときの人間(ここでは家族も含む)の態度を描く作品と思いました。少年の変化(成長)がそれほどなく、また回りの人たちの反応も冷淡になっいく様が描かれているだけで、それに対する提案や希望が提示されてないのでなんらカタルシスがありませんでした。確かにリアルかも知れませんが、はじめからそれが狙いなら撮り方を間違えていると思いました。ただ、始めはやさしかった母が退学になってかきつくなっていき、目もあわせなくなる一方、息子に理解を示さなかった父がリストラを機に、向き合い始めるところはとても面白かったです。 【くらわんか】さん [地上波(字幕)] 5点(2009-04-19 02:27:31) 22.《ネタバレ》 画面がカラフルでとてもかわいいです。幸せな気分になりそうな配色です。 でもそれは目くらまし。これはすごく巧みな脚本です。唸らされる。 この予定調和の無さ加減といったら、爽快です。期待を裏切り続ける展開は見事。 始めは息子可愛さに大目に見ていた母親のほうが、退学後は手のひらを返したように冷たくなるとか、会社をクビになった父親のほうが妙におおらかになったりだとか。 ここに描かれているのは「子供だから許される」ということのないむき出しの世間です。日本やアメリカでは有りえないでしょう。 そして親たちの態度がとても奇妙だと思いました。ここの親は、ちょっと見にはフランス人らしく子供も一人前扱いして主義主張を尊重しているのかのように見えますが、実は全然まともに子供を相手にしていません。子供のすることはひたすら受け流しているみたい。カウンセラーもそうです。 リュドの奇異な言動に対して、「ああもう」とかいう「個人的な反応」をするだけで、フォローというものが全然ないですね。やりっぱなし、という感じ。 フランスではこれが普通なんでしょうかね。それとも意図的なものでしょうか。 ラストはグズグズになってしまい、残念です。大人になったリュドの近況で終わればよかったのではないでしょうか。完全なニューハーフとして生きる「彼女」の。 ともあれなかなか面白く見られます。リュド役の子のふてぶてしさには苦笑しますが、だから「虐待」というふうに見えないのかもしれません。隠れた良作です。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-03-15 17:16:01) 21.これはもう教育とかいう以前の問題として、 主人公は内面的に明らかに女性なんだろうな。 まあ、難しい問題ではあるけど、映画としては面白いというもんではなかった。 問題提起としても、やや中途半端な気がする。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-02-22 03:46:07) 20.ぶっきらぼうに申したら・・ 「さっさと床屋に放り込んであげるべきだ。話にならない まずはそれからだ」って具合にばっさり斬ってあげたいんですが、優しく申してあげるなら、とは言ってもやっぱり今さら優しく申すことは出来ない やっぱりああいう子がああいう風になってしまうのは あなた達親の責任でしょうや あなた達の育て方がまずいんじゃないのか 手の打ちようが遅いんじゃないかって。もっと早くから身なり服装、髪型的なものから君は男の子なんだよって事を早く教え込んであげておくべきだったのではないかと思うのですが、正直もうああなってしまったのでは手遅れなのでしょうね あの子の苦悩は今後一生続いてゆくのでしょうね 可哀想なんですが。 だとしたならば、もうあの子には好きな道を選ばせてってあげて欲しいもんですね。もう男の子であるという事を強制せずに 怒鳴らずに。ただし、スカートだけは絶対にNGという取り決めだけは交わしておいてもらいたいもんですが。 【3737】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-10-03 22:12:22) 19.主人公の素直でまっすぐな感性に拍手。登場人物中、最も意思が強く、かつ最も冷静なのが子供である主人公であったという点は覚えておくべきであろう。意外に女装しているシーンの時間は短かったので、もっと着させてあげたかったと思ってしまうくらいだ(厳密には、主人公の内面はもともと女性なので、「女装」ではないが)。ただし、映画として見た場合は、まわりの人たちが一部を除いて馬鹿ばっかりで腹が立つのがどうしてもマイナス。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-08 23:10:52) 18.パパとママの立場が全く逆転してしまうのがおもしろいですね。内容は・・・きつい。ものすごく色遣いが派手でひいてしまった。最後もあれでいいのか?それでいいのか? 【アルテマ温泉】さん 4点(2005-02-04 14:25:44) 17.リュドヴィックの味方が、最終的には父親と母親と逆転的になっていたような…。始めは、理解していた母親も疲れてくると、変わってしまうんですね。人間の弱さというか。引越しをする前はリュドヴィックの人生は、どうなるのだろうと思い、新たな街に行き、そこで救われたかに見えたけど…。ど~なんだろうね結局。 【西川家】さん 4点(2004-12-02 16:15:24) 16.《ネタバレ》 コミュニティーから異分子が出た事に対する回りの拒否反応にリアリティがあり、それに付随する家族の反応なども非常に良くできており、人間のエゴが率直に出ていた良い作品だと思う。あのコミュニティーの過剰反応はキリスト教国ならではの拒絶感もあるのではなかろうか。最後、母親が正気を取り戻しパーティーが再開されたが、またこの家族は自分の子が特殊なのを知られ引っ越していくのだろうかと視聴者が心配をしてしまうような終わり方で終わらせており、啓発としての効果も上げているのかもしれない。 【雀返し】さん 8点(2004-11-11 05:38:20) 15.やっぱり息子が女になりたいなんてねぇ・・・。言われた日にゃ親も世間もあぁいった態度をせざるを得ないものなのでしょうかねぇ。 【HIGEニズム】さん 6点(2004-10-28 17:08:41) 14.《ネタバレ》 映画を観ている時は「どうして両親はこの子を気持ちを理解してあげないんだろう」と思いましたが、もし自分の息子が女の子になりたいとか、もしくは友達が自分の息子と結婚したいなんて言ってきたらやっぱり「う~ん…」と考えさせられてしまうと思います。最後の方で男の子の格好をした女の子が出てきて、「これで解決!」なんて思ったけど時すでに遅し、彼の心は深く傷付いていたのでした…。リュドヴィック少年の言う神様がXYを投げ入れてXだけが入らなかったというのは、あながち間違ってもいないんじゃないかと思いました。ああなってしまった以上、現実を見つめていくしかないのですね。 【かんたーた】さん 7点(2004-10-15 23:29:41) 13.日本に入ってきてなかっただけかもしれませんけど、まず典型的なサバーブを舞台にしたヨーロッパ映画ということが珍しかった。そのライフ・スタイルはほとんどアメリカのそれと一緒、そして住人が極端に保守的であるという点も同じ(舞台はベルギーなんでしょうか、フランスなんでしょうか、若しくはパロディなんでしょうか?)。性同一性障害だろうが、女装趣味だろうが、ゲイだろうが、息子をそのまま受け入れてあげたい気持ちと、社会常識を振りかざす世間の目との間で苦悩する家族。映画としてはラストに救いをもたらした感もありますが、基本的にはある共同体から排除される異端者家族を描いている。しかし、まるでリカちゃんハウスの様な女性化への幼い憧れは、物語の主題を不明確にしてしまったと思います、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-10-13 23:19:55) 12.普通とは違い、理解出来ない事を「拒絶」することは楽で簡単なことだ。エイズが認知され始めた頃も「肌が触れただけでうつる」と信じられ、輸血などで感染した多くの人たちが、拒絶され迫害を受けた。大切なのは「正しい知識を理解しようとする努力」と、それを受け入れられる「心」なのだ。「理解出来ない行動」や「病気」が、問題なのではない。人間の「狭き心」が問題なのだと思う・・・。その理解すべき相手が、家族ならなおの事・・・。他人の罵声に負けず、理解しようと力まず、やさしく心から抱きしめてあげればいい・・・。それだけで十分だと私は思う・・・。 【sirou92】さん 7点(2004-08-20 14:38:50) 11.はっきり言ってダメだった。特に、あの親の態度にムカつきました。ヨーロッパってのは今だにそうなんだろうけど。あと全体を通して一体何を言いたかったのか不明だし、あのファンタジックな感じで逆に軽くしたかったんだろうけど、余計いらない気もするんだよなぁ。 【c r a z yガール★】さん 3点(2004-02-08 23:21:51) 10.うわっ・・・、これダメでした。同じテーマでも違う描き方があると思います(例えばトーチソングトリロジー。もしくはシザーハンズ?)。作った人が悪趣味です(汗っっ。ごめんなさいっ)。見た後気持ちが地面にめりこむのはいけない・・・と思います。 【ジマイマ】さん 2点(2004-02-03 12:59:26) 9.性同一性障害か同性愛など深いテーマかも知れないけど、私はとにかく色のきれいさが好きです。コケティッシュというかなんというか鮮やかで。ファンタジックな雰囲気もあってそのあたりが好き。 【bokugatobu】さん 7点(2004-01-23 15:50:16) 8.《ネタバレ》 雑誌の映画紹介には“ほのぼの作品”と書いて有ったので観賞しましたが、中盤からかなり問題描写がキツくなるので、確かにファンタジー描写は多々有りますが、ほのぼの作品と言うのとはちょっと違うかもしれない。女の子に憧れ夢見るリュドヴィックを演じるジョルジュ・デ・フレネ少年が、本当に女の子に見える程の可愛い好演。髪型一つでこんなにも違って見えるとは…。神様が“XY”を煙突に投げた時に、“X”だけが入らなくてゴミ箱に落ちちゃったんだ…と言う、彼に言わせれば科学的(笑)の表現が実にユニーク。理想はファンタジーな夢の世界…でも現実はあくまでも人間社会。“性同一障害”が認知され、ヨーロッパと比べれば差別や偏見等が幾分か少ない(?)日本とはお国柄に差が有るのか…、まだこちらはオープンな方かもしれませんね。これでいいのだ…イヤ、本当にいいのか?…と言うラストはやや微妙。結局、問題定義しているのはどちらなのか…迷うフシが有る。 【_】さん 5点(2003-12-10 18:42:02)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS