みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
57.《ネタバレ》 私はオリジナル版・猿人ジョー・ヤング(1949年)で、以下の趣旨のレビューを投稿していました。「理解者の声が届かずに惨殺される1976年版のキングコング及びその類似作品を観て蓄積されていた悲しみが、当作品を観て洗い流された。作り話・理想論でも、このような作品は必要だと思う。ファミリー映画なのに、公開当時は怪獣映画を期待した観客の評判はよろしくなかったようだが、アメリカではTV放映されるようになって子供達から愛され、1998年のリメイク版につながったのでは…と推察しています」 そして、このリメイク版が公開されて今年で20年経ったと気づいたので投稿します。以下、3つに項目立ててお伝えします。 一つ目は、日本での公開時(1999年春)のポスターやチラシについて。主流は【ジョーが車の前で立ち往生する写真】を使ったもの。私は「オリジナル版と同様に誤解され、また評判が悪くなるのでは…」と心配したものです。それが的中してか?私が映画館へ足を運ぶ前に公開が終わってしまいました。他のチラシには【ジョーの手と、人間の手が優しく触れ合うイラストのアップに『ほんの少し大きいだけだった…』というキャッチコピーが重なる】というものもあり「オリジナル版のハートを良く表現している」と思ったのですが… 二つ目は、レンタルDVDで観たときの感想です。それまでに【予備知識】を仕入れて観賞しました(今回、投稿のため再見しましたが、感想は当時と変わりません)。 率直な印象は、良心的なリメイクで【ゴリラが置かれた状況:密猟と自然保護】をモチーフに上手に脚色していると思いました。また、オリジナル版でジョーとジルが友達になるきっかけ(物々交換ですが…)になった【大きな懐中電灯】が、重要なコミュニケーションツールになっているのにも感心しました。さらに、オリジナル版でジルを演じたテリー・ムーアさんと、特撮担当のレイ・ハリーハウゼン氏がカメオ出演するシーンも心憎い配慮だと思いました。因みに、ロン・アンダーウッド監督は、子供の頃にオリジナル版を夢中で観たそうで、それがプラスになったのかもしれません。 さらに感慨深かったのは、ジョーのスーツ及びメカニカル担当がリック・ベイカー氏だったことです。ベイカー氏は、1976年版のキングコングで、表情豊かなコングを実現したのに、成果は【実物大のメカニカル担当】のカルロ・ランバルディ氏と混同されました。当時のハリーハウゼン氏も「ぬいぐるみなんて安易」と否定的でした。その点、当作品ではベイカー氏の技量が如何なく発揮され、しかも特撮現場にハリーハウゼン氏が訪れて賛辞を贈ったそうです。1976年版のコング以来、約20年を経てベイカー氏とハリーハウゼン氏が和解した作品にもなったのでは…と思ったわけです。 三つ目は、懸念事項について。二つあります。一つは「予備知識が無いと低評価かな…」ということ。元々、オリジナル版は【キングコングの姉妹作品】とも呼ばれ、コングのオマージュのような場面が散見しています。その最たるものが【火事の中、ジョーが子供を救うシーン】であり、当作品でも再現されていますが…【予備知識】が無いと“コングの真似”と誤解されても、やむを得ないでしょう。 もう一つは【子供を救うシーン】の直前、ジルがグレッグに喋った「ジョーが、シュトラッサーを殺したわ」の一言です。確かにジョーはシュトラッサーを投げ飛ばしましたが、死因は【激突死】ではありません。【遊園地の電源】の真上のワイヤーに引っかかり→【密猟の代償でもあるプロテクターを着用した右手】ではワイヤーを掴み切れず→電源に落ちることによる【感電死】です。まさに因果応報。ジルもジョーも“親の仇をとったぞ!”とは異なる、繊細な表情を浮かべた映像になっています。そのため、私は上記の一言に「映像(演出)とチグハグな感じ。むしろ『シュトラッサーは死んだけど、ジョーが殺したわけじゃないわ』じゃないの?」と違和感がありました。【私刑】を支持しているとも受け取られかねないこの場面は【ファミリー映画】として残念です。シュトラッサーの相棒・ガースにさえ「人殺しは、もうごめんだ」と言わしめていたはずなのに…。 さて、採点ですが…上記【二つの懸念事項】から1点ずつを差し引き8点とさせていただきますが…それにしても公開されて20年。ジル役のシャーリーズ・セロンさんは今や大女優。一方、グレッグ役のビル・パクストン氏、ハリーハウゼン氏、音楽担当のジェームズ・ホーナー氏は亡くなり、クリーチャーもCGが主流に…しかしゴリラは絶滅の危機から脱していません。「ゴリラが絶滅しそうだった?信じられない」という時代が来たときこそ、当作品は、真の意味で過去の作品になるのかな…と思っています。 【せんべい】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-12-24 17:43:45)(良:1票) 56.あんな巨大ゴリラをアメリカの保護区に連れてくるという発想自体に無理があるわけで、「そんなの、パニックが起こって当たり前だろ」という気になってしまいます。なので、後で実際にそのとおりになっても、少しもどきどきしません。ただし、脳天気にゴリラを追い回す爽やか兄ちゃんにぴったりすぎるビル・パクストンには笑う。彼に+1点。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-06-02 00:09:30) 55.《ネタバレ》 観覧車にぶら下がるジョー、まさに映画史に残る珍場面(?)。ゴリラの大暴れは迫力ありました。観覧車に取り残された子供を救うなど優しさも見せるが自らの居場所を求めて街を壊したくさんの人に迷惑をかけたジョーはやっぱりよくないですな。最後はお涙頂戴でゴリラ殺しとかないと。映画としては「キングコング」、K1選手としてはマイティ・モーとカブる。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-18 16:43:42) 54.《ネタバレ》 ゴリラはよく出来ていて、キングコングよりも存在のリアリティはあったように思う。ストーリーはいたって標準的な家族向けな出来。後半の皆善人な感じになる展開はまさにディズニー映画らしい。登場人物が皆、ゴリラの巨大さにばかり目を奪われて、何故か人語を理解してることにはほとんど驚いた風がないのが不思議でした。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-03 20:10:06) 53.こどもむきの、ファミリーむきの無難な映画。 【ご自由さん】さん [地上波(吹替)] 5点(2006-06-12 16:34:00) 52.オリジナルもそうだったが、本作は「スケールの小さいキング・コング」という印象がどうしても消えない。ストーリーがありきたりなこともあり、全体的にはB級映画と変わりない。ジョーの造形のリアルさはたしかに評価できるが、パニック・ムービーとしてはかなり中途半端だし。ラストのハッピーエンドもいかにもディズニー、って感じでやはり鼻につく。レイ・ハリーハウゼンの特別出演シーンが唯一の見どころか。PJ版K・Kの半分の点数。 【マイカルシネマ】さん [地上波(吹替)] 5点(2006-05-31 17:27:35) 51.確かにベタな話でしたけど、想像してたよりはずっと楽しめました(「猿人ジョー・ヤング」は未見)。何故なら、ジョーの躍動感溢れる映像が凄く良く出来てたから。エイプ・スーツに一生を捧げたリック・ベイカーの着ぐるみとアニマトロニクス、そしてCGの組み合わせはベストな手法だったと思います。CG一辺倒では、今現在に至っても本作のクォリティは出せません(ジョーはジャクソン版のコングより出来が良いと思う、マジで…)。シャーリーズ・セロンは、とても野生に暮らしてる人間には見えませんでしたけど、そもそもこんな美人にリアリティは求めてません(それにショートカットが一番似合う!)。逆に最も足を引っ張ってたのは、ビル・パクストンのパッとしないルックスだったと思います。そういうことで、私的には充分6点献上。 【sayzin】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-03 00:01:41) 50.《ネタバレ》 いやーよくできたゴリラですな。てゆーか巨大(笑) ストーリーもそんなたいしたもんじゃないし予想もついちゃうけどやっぱり動物は良いよ。うん。観覧車のシーンとかキングコングみたい。最後風に毛がなびいて疾走する時の毛のファサファサしてるのが妙に良かったです☆ 【ハリ。】さん [地上波(吹替)] 6点(2005-10-30 19:06:13) 49.《ネタバレ》 シャーリーズ・セロンは美しいかった☆動物関係の映画は苦手なので期待してなかったのだが良い意味で期待を裏切られて凄く感動しました。映像が美しくジョーに感情移入ができて作品の完成度は高い。序盤から中盤にかけて密猟者に腹を立ってイライラしながら見ていましたが終盤の迫力ある暴走シーンや観覧車でのシーンを見ていると気にしなくなりました。やはり観覧車で子供を助けて落ちるシーンに凄く感動しました。子供が新しい施設の資金のためにお金を出すシーンが良い。さらにそれを見た警官達も寄付をするところがツボ。ラストで見事に素晴らしい施設が完成して幸せに暮らしましたとさ・・・めでたしめでたし→この流れが好き☆やはりハッピーエンドに限ります。もし、ジョーが子供を助けて死んでいたら評価を低く付けていたと思う。ただ疑問なのは町で暴走して被害をだしている上に人を殺してしまっている状況でラストのハッピーエンドへの流れは少し無理がある気がする。しかし、この作品はそういうのを考えないで見るのが一番の楽しみ方だと思います☆☆☆ 【マーク・ハント】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-08-12 16:06:40)(良:1票) 48.なんだか80年代前半にいっぱい登場したお子様向け映画のような世界で、そこから進歩しているのはCGくらいのモンだなぁ、って感じの映画でした。どんどん先が読めてしまう展開、スケールはそんなに大きくないですし、かと言って私にとっては感動できるほどにドラマが迫っては来ませんでしたし。お定まりの主人公カップルのラブストーリーな展開まで含めて、見慣れた世界を見続けているような、この映画ならではの個性を味わう事ができない感じで、映画に入り込めずに退屈し続けていました。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-05-19 00:54:35) 47.まあまあ面白いと思う。ゴリラって怖かったけど、ジョーは比較的かわいかった。あと、ビル好きです。 【job】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-04-03 12:15:51) 46.うん、まあまあまあ、家族向けかな。別に映画にしなくても、て映画。 【あしたかこ】さん 4点(2004-09-08 06:13:18) 45.ゴリラがかわいい。 【フィリップ・バルカシジク】さん 5点(2004-08-28 23:56:15) 44.動物は誠実すぎるがゆえにどうしても涙してしまう。 動物を使うのはズルイ。 【JACK】さん 6点(2004-08-25 19:09:14) 43.旅先でのTVで、しかも「ながら」状態での鑑賞だったんで前半はあまりまともに見られなかったけど、クライマックスのパニックシーンに入ってからはぐいぐい引き込まれた。「北京原人」とかぶってしまうのはご愛嬌、ってことで。でも元を正せばこうなってしまったのは人間の逆恨みのせいなんだよなあ・・・野生生物を凶悪なものにしてしまうのも、心優しい森の守り神にするのも、結局は人間の心。生活を豊かなものにもするけれど、人殺しにも利用できる科学のようにね。 【合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)】さん 6点(2004-08-22 21:23:11)(良:1票) 42.お決まりのストーリー展開に残念だが、まあ楽しめたかな。 【ボバン】さん 6点(2004-08-21 01:32:32) 41.私もゴリラがぬいぐるみにしか見えなかった。特に皮膚の部分につやが有りすぎてリアリティーに欠けていた。 終盤の町で大暴れのシーンも、低予算の影響からか控え目なあばれっっぷり。 もう一つ気になったのが最後のシーン。ゴリラと子供が観覧車から転落するのですが、主人公の女性はゴリラに一目散。その後も子供には見向きもしなかったのが凄い。 【おはようジングル】さん 2点(2004-08-17 10:24:00) 40.《ネタバレ》 久しぶりに感動する映画を見た気がします。最後の方のジョーが観覧車から落ちて死んだかと思われた時、女の人が駆け寄ってジョーにほお擦りしている。。。ぬいぐるみのゴリラにほお擦りしている変な女に映った。。。ので1点引かせていただきました。その後、ジョーが蘇ったので、そこでまた涙涙です。動物ものは弱いかもしれません。 【スマイル】さん 9点(2004-08-16 21:02:58) 39.この映画が言いたいことは、1.勧善懲悪 2.動物(自然)を大切にしようって事。 3.作り手がクライマックスに「キングコング」やりたかったって事。 この映画2回観たけど未だにこれぐらいしか思いつかないな・・・ 【エージェント スミス】さん 5点(2004-08-16 15:29:32) 38.ジョーの作りや動きなんかはうまく出来てて画面上でも違和感なかったです。ストーリーとしては昔からよくあるような話でもうお決まりのパターン。最後も強引に息を吹き返しましたからね。子供が好きそうな映画。 【カーマインTypeⅡ】さん 5点(2004-08-16 06:19:28)
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