みんなのシネマレビュー

日本女侠伝 鉄火芸者

1970年【日】 上映時間:100分
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア
[ニホンジョキョウデンテッカゲイシャ]
新規登録(2014-03-23)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2014-06-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(1970-08-01)


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監督山下耕作
キャスト藤純子(女優)小しず
菅原文太(男優)小林勇吉
弓恵子(女優)仇吉
佐々木愛〔女優・1943年生〕(女優)小いく
曽我廼家明蝶(男優)浅井喜一郎
安部徹(男優)安川重平
高宮敬二(男優)佐山信一
藤岡重慶(男優)竹上兼蔵
正司照枝(女優)とんぼ
玉川良一(男優)金八
毛利清二(男優)医師
藤山寛美(男優)日舞の師匠
伴淳三郎(男優)牧浦奇堂
脚本笠原和夫
音楽木下忠司
撮影古谷伸
企画俊藤浩滋
日下部五朗
配給東映
美術富田治郎
編集宮本信太郎
録音中山茂二
照明和多田弘
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 シリーズ3作目ですが、今作は1作目同様にまた藤純子さんは芸者、それも「辰巳芸者」と名高い深川の芸者…というコトなのでして、諸々の出演作と比較してもまずは相当に頼り甲斐のある女傑!という様な感じの方ではありましたですね。ただ、だからとゆーか周りの人物が総じて藤純子さんに頼り過ぎなきらいがあって、個人的にはソレがちょっとイマイチにも感じられてしまいました⇒特に、彼女の第一のパトロンな筈の曽我廼家明蝶が実にだらしない…で、全体的には今作もまた(藤純子さんと菅原文太の)悲恋もの…に仕上げられていると思うのですが、この部分に関してはまあまあ悪くない出来だったかな、とも思いました(でもまあ、同じようなのも今までも散々観て来ては居ますケドも)。 一点、芸者としての(修羅場に替わる)見せ場としては、宴席での呑み比べ的なシーンがあったり、あとは恒例の日本舞踊のシーンも(当然)複数回入ってきます。今作では、深川芸者が芸を競う「羽織会」?というハイライト的シーンが終盤に設定されており、ソコで藤純子さんが踊るのが歌舞伎舞踊中の名作『保名』というヤツだそーなので。別に興味を持って(モノホンのを)観に行けば好いダケのコトではあるのですが、ソレでも思いがけず中々に貴重な経験をさせて頂くコトが出来ました。 Yuki2Invyさん [DVD(邦画)] 5点(2023-06-20 23:57:21)

1.藤純子さんの日本舞踊、さすがですね。冒頭のタイトルバックから、安心して見られます。本編の中でも随所で腕前を披露していて。寛美先生もご満足でしょうな、きっと(気難しげなお師匠さんの役です)。 物語はというと、曽我廼家明蝶vs安部徹、マジメ企業と悪徳企業との戦い。曽我廼家明蝶は藤純子演じる主人公の芸者さんのパトロンみたいな感じですかね。で、彼のもとで菅原文太が働いていて、藤純子と知り合って・・・ってのはいいけれど、二人が実は初対面ではなくって、過去に意外な接点があった、というあたりが、正直、出来過ぎた話で、もう一つ乗れないところ。回想シーンでこの事実を一気にバラされると、見てる方もちょっと面食らってしまいます。いや、出来過ぎで何が悪い、と言われりゃ、そうなんですけれども。 それ以外にも、ちょっと「え?(笑)」というような思わぬ事件が発生したりして。ちょっと強引かな、と。 とは言え、クライマックスに向けては、これはもう、強引で大いにOK、ああ、やっぱりそうなるよね、という大事件と、最後は殴りこみ。 結局、菅原文太であったり、エロ親父の伴淳三郎であったり、「男のヤセ我慢」みたいなのが見せ場になっていて、藤純子が啖呵を切ろうとなんだろうと、女性はそっと静かに耐えるだけ、というのが、女性を主人公にした作品にしてはちょいと寂しい部分でもあるのですが、今の視点でそれをどうこう言うのも、ちょっと違うかな、と。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-12-06 19:04:43)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.50点
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