みんなのシネマレビュー

夕陽の用心棒

A Pistol For Ringo
(Una Pistola Per Ringo)
1965年【伊・スペイン】 上映時間:98分
ウエスタン
[ユウヒノヨウジンボウ]
新規登録(2020-02-04)【Olias】さん
タイトル情報更新(2021-05-06)【イニシャルK】さん


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監督ドゥチオ・テッサリ
キャストモンゴメリー・ウッド(男優)リンゴ
フェルナンド・サンチョ[男優](男優)サンチョ
ロレッラ・デ・ルーカ(女優)ルビー(ハリー・ハモンド名義)
アントニオ・カザス(男優)クライド中佐
木下秀雄(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
滝口順平(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
野沢那智(日本語吹き替え版【TBS】)
相模太郎(日本語吹き替え版【TBS】)
麻上洋子(日本語吹き替え版【TBS】)
脚本ドゥチオ・テッサリ
音楽エンニオ・モリコーネ
撮影フランシスコ・マリン
製作ルチアーノ・エルコリ
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【クチコミ・感想】

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3.ジュリアーノ・ジェンマはアラン・ドロンと共に小学生時代の憧れのスター。当時に観ていれば感激したのでしょう。肩の力が抜けすぎたキャラで対する悪方は野蛮なだけで間抜けの極み。おが屑に火を点けたかのような重みのかけらもない会話が繰り広げられる薄っぺらい起承転結は明日になれば忘れてしまうでしょう。残念な凡作です。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 4点(2020-03-15 10:19:51)

2.ジュリアーノ・ジェンマが何本のマカロニに出演しているのかも知らずに途轍もなく無責任なコト言うのですけれども、これはもしかして彼のマカロニ最高傑作ではなかろうか、と。所詮、ジェンマ的な最高傑作、という枠組みですけれども。 邦題のテキトーさも、作品によく似合っています。レオーネ作品の邦題の繋ぎ合わせ。 銀行強盗の一味が人質をとって立てこもり、そこで動員されるのが、牢屋に放り込まれていた凄腕ガンマン、ジェンマ。強盗一味がまるでお遊びのようにいちいちムダに無辜の人々を殺しまくる残虐な連中なら、ジェンマもまた、絡んできたチンピラ連中をまるでお遊びのように殺しまくって牢に放り込まれている。どっちもどっち、人の命を屁とも思っていないようなところがあって、後ろめたさを伴う小気味よさ、みたいなものを感じてしまうのですが。で、悪党どものあまりに悪辣な暴虐ぶりに、少年が目をそらし涙すると、軽薄極まりないジェンマがこの時ばかりはマジメな顔になって、泣いている場合じゃないだろう、みたいなコトをささやいて見せる。この主人公、ケーハクの極みみたいに見えても実は何か暗い過去を持ち心に傷を負ってるのか。それとも本当にケーハクなだけなのか。だってジェンマだもんね。 という、無責任型潜入捜査官みたいな主人公の活躍を描いていて、さらには人質となった銀行の頭取(?)と犯人一味の女性とがラブラブになる無責任な展開もあったりして、実にスバラシイ無責任さが展開されつつ、でもやっぱりこの主人公には何かが「ある」のではないかと、ホンの少しだけ感じさせるのが、ジェンマ作品のジェンマ作品たる所以、と言えましょう。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-02-29 02:40:44)

1.《ネタバレ》 まずは敵の悪党集団が人質を取り農園に立てこもるのですが、そこからが凄い。すでに拳銃の達人であることが描写されている主人公が、丸腰で敵地に臨んでいく。で、何をするかというと、いきなり口八丁手八丁で敵ボスを丸め込もうとする。何たる平和的解決でしょうか(笑)。その一方で、人質の一人は真剣に敵ボスの愛人を口説き始め、しかもそこそこ上手くいっている。その間に随所で展開される、どうでもいい内容の会話群の数々。敵集団になぜか漂っている、どことなく間の抜けたのんびりした雰囲気。タランティーノは絶対にこれ見てるだろ。主人公は終盤で敵の手に落ちリンチに遭いますが、そこでも全力で繰り広げられるその場しのぎ乗り切りトーク。あっぱれです。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-05 23:31:49)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.33点
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