みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
115.《ネタバレ》 これは男性的視点からすれば、わがままだけどマッタリできる癒し系の女の子と一緒にいたいという気持ちと、障害者だしやっぱり面倒くさい(重いし)という現実の葛藤が凄く理解できる内容ですが、女性(ジョゼ)的視点だとさらに物悲しい話だと思います。彼女の心は常に孤独で、いずれは捨てられる事を見据えながらの恋愛(初恋だし)でありながら、今の幸せをめいっぱい楽しもうという姿勢がひしひしと伝わり非常に痛いです。それもこれもジョゼを演じた池脇千鶴の静かながら完璧な演技の賜物だと思います。ラスト、ジョゼから逃げる形で別れた恒夫が、道端で突然涙するのは本当にリアルだし、男はジョゼを愛し続けられる程大物ではない事を早い段階で悟っていた香苗の台詞が的を得すぎていて、複雑な気持ちになりました。ただ、ジョゼの祖母があんなに世間離れしたキャラである必要があったんですかね?個人的には帰らないで欲しいと上目遣いで引き止めるジョゼの可愛さは尋常ではなかったですね。いい作品ですがジョゼのほうに感情移入すると痛くて辛い映画です。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-01-02 18:24:33) 114.《ネタバレ》 結局、恒夫はジョゼに出会って初めて恋したわけでしょ。今まで恒夫が寝てきた女達は結局彼にとってセックスフレンドに過ぎないし、欲望の捌け口にすぎない。本当の愛じゃないから何人もの女と同時に寝て、良心の呵責もなく、彼女達を平然と傷つけることができる。恒夫は性欲だけで生きているようなだらしない男だけど、ジョゼに対して今までの女性たちに対する態度と異なり親身というか非常に献身的である。障害云々で面倒見切れなくなったというわけでは必ずしもなく、初めて人のことを本当に好きになったことが怖くなって、以前の彼女の下に逃げたんじゃないかな。 【こまごま】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-01 23:17:03) 113.《ネタバレ》 人物描写がかなり演出側の趣味に走っている感じで、もうちょっとで自己満足作品に陥りそうなのが、ぎりぎり踏みとどまっているという不思議な作品。何かいろいろからんで来そうな老婆を中盤であっさり消し去る手際と、感傷を排したラストのぴたりとした着地の感触が良い。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-12-31 23:54:25) 112.《ネタバレ》 久しぶりに邦画でガツーンと来た。主人公の奔放すぎるセックスライフには「なんだなんだ?イマドキの大学生はみんなあぁなのか?」と腹立たしさと戸惑いを感じつつも、『障害者と健常者の恋愛』じゃなくて普通の恋愛映画を観たという感じ。面倒な恋愛から逃げる気持ちもそういう自分を許せない気持ちもよく理解できた。相手の親が厳しすぎたり、相手の気持ちが重すぎたり、家が遠すぎたり・・・「障害者」もそういう面倒の中の一つに過ぎなかったんじゃなかろうか。でも愛する人がいつか離れていくことを肌で感じ、諦観しながら一緒にいるのは切ない。「これからのジョゼの幸せ」ってなんだろうか?それをずっと考えながらこの世界の余韻にひたりたい。 【りんす】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-12-21 20:16:38)(良:1票) 111.事前の評判に左右されてかなり期待しすぎて、がっかりした。全然感情移入できない。どこにどう感情を入れて良いのかわからない。どの演技が評価されたのか、どの演出が評価されたのか、わからない。でも、わからない僕が悪いのだろうか。 【如月CUBE】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2006-12-02 23:01:25) 110.秋におすすめの映画です。現実と非現実。磁石のように惹かれていく気持ちと、泡のように消えていく気持ち。自分では把握出来ない気持ち、つかめない気持ちが画面の中に流れる曇り空に投影されている。感傷的になる映画。 【kiki】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-10-02 22:32:45) 109.《ネタバレ》 雰囲気がすごくいい。ジョゼの言動も笑える。ラストもいい感じ。 【カンパーニュ】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-13 23:29:59) 108.なんかオサレ映画をみせつけられたような。 これがわかってこそ映画通っぽく思えてしまうのは何故だろう。 しかし未だにレンタルされていてなかなか借りられなかったのはきっと面白いからなんでしょうかね。それとも池脇の裸見たさなのか・・・(自分は後者ですが…)。 【おっちょ】さん [DVD(邦画)] 4点(2006-07-09 16:27:50) 107.《ネタバレ》 ラストシーンで、ちょっとおしゃれになったジョゼが石ころのように転がっている姿は、なんだか元気づけられた。ジョゼは強い。誰が強くて誰が弱いのか、結局はぜんぶ逆転したな。ツマブキの等身大でリアルな演技(特にラブシーン!)がよかった。 【●えすかるご●】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-06-29 02:10:05) 106.単調な映画だなぁ、としか思えなかった。どこで盛り上がればよかったのかな?当時、池脇さんが脱いだことで話題だったそうだけど、ただのい脱ぎ映画と言われても仕方ない出来かも。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-05-11 10:02:03) 105.とにかく池脇の好演が印象的で、「男とは」、「女とは」を考えさせられる名作。しばらく頭にこびりつきます。 【フロッグマン】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-05-02 09:23:22) 104.《ネタバレ》 とにかく、ジョゼ役の池脇千鶴が良かった。この作品の感想はこれに尽きます!なんというか、凄く強さを感じました。 まあ、主人公の男はしょうもない奴ですけど、実際ああいう状況になったら逃げてしまう気持ちもわからんでもないですね。 【TM】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-04-16 21:35:20) 103.妻夫木君が等身大の大学生を演じたんだろうけど(そして本当にそんな感じ)だがそれが逆に好感のもてない主人公にしてしまった感がある。そう浮気者。いや別に普通なんだけどね。ただこれが映画の中だとイライラするんですよね。ただエッチがしたいだけ?つまねえのと。セリフは所々クスリとさせるし上手いなとは思うけど終始淡々としておもしろみにかけるなと思いました。 【とま】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-03-22 22:48:19) ★102.《ネタバレ》 観てよかったなぁと久々に思った映画だった。妻夫木はああいう役似合うなー。でも頑張ったけど現実は甘くなかったんだろうなぁ。ジョゼと恒夫は特別って思いたかったけど、普通の恋人だったみたい・・・。だから別れがきたんだ。身障者って言葉が何度も出てきて、社会的なのかと思いきや、濃いベッドシーンとか。。いろんな意味で衝撃的な映画。でも一番衝撃的だったのは、ラストの恒夫の嗚咽してるところ。切なくて胸が痛くなった。罪悪感とか、もう二度と会えないっていう寂しさとか、恒夫の気持ちが流れ込んできた。私はきっとあんな風に別れられない。恒夫は二度と会えない寂しさより、逃げるのを選んだ。それを自分でもよくわかってるから、きっと傷ついてる。ジョゼはこの先ずっと一人で生きていくのかな。恒夫もそのうち忘れちゃうのかな。最後に、くるり最高です。 【鉄男】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-02-19 23:18:53) 101.《ネタバレ》 上野樹里の役柄がひやっとするほどリアルで印象深かったです。 可愛くて優等生で福祉に興味がある心優しいマドンナが、ハンディキャップの少女に彼氏を奪われることにより転落してゆく様が鮮烈でした。好青年の妻夫木が女にだらしない大学生を演じているのも似合ってました。身障者を題材にして安易な感動モノに走っていない点も良く、心に深く残る名作になっていると思います。くるりもgood☆ 【Bebe】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-06 22:49:41) 100.上野樹里が嫌いなんで、出で来る度にイライラ(笑)最後ジョゼを捨てたのは、それがリアルなんだろうけど、香苗と歩いてるシーンを見てイライラ(笑)どうも印象に残らないな。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-31 19:28:07) 99.《ネタバレ》 ちょっとエッチー映画だな。全体的に淡々と流れていて、あまり面白みが無かったんだが、後半あたりから面白くなった。池脇千鶴は、演技が上手いです。まぁ、ある意味普通な映画かもね? でもまぁ、あのラストの涙は、今までの思い出が走馬灯のように駆け巡って、涙したのかな?と思ったら、自分も目頭が熱くなった・・・。まぁ、それよりも、ジョゼの今後のことを思うと、切なかったけど・・・。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-27 00:05:47) 98.《ネタバレ》 最後、妻夫木の泣き崩れる姿に打たれた。個性的な脇役もよかった。 【ぷりんぐるしゅ】さん [地上波(字幕)] 8点(2006-01-21 04:16:32) 97.この映画、テレビで見たせいで、何度もチャンネルを換えようかと思いつつ、なんとか最後まで見ました。けっこうシリアスな内容なはずなのになんか現実離れした設定と女優陣が今ひとつしっくりこないので最後までのめり込めないままで、妻夫木聡の演技が唯一の救いでした。池脇千鶴は演技がパターン化しすぎてるし、上野樹里は「てるてる家族」や「スイング・ガールズ」のように元気な女の子役は持ち味が出るけどこういう役は今ひとつだし。 他にもいろいろ設定に気になることもあり、どうも、複雑な気分で見終わりました。 【はやぶさ】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-01-15 17:38:42) 96.ラストの男の泣き崩れで「道」を思い出したのは私だけだろうか?「道」は不可解であったが、これは理解できる。私は仕事柄障害者との付き合いがが過去に幾つかあったが、彼らは健常者よりも非常に傲慢で・ワガママだった。別に卑屈になる事も無いと思うが、逆にその反動が出ているような気がした。西脇はそれを上手く表現していたと思う。ラストの気丈さは女のの強さではなく、障害者の強さに思える。ツマブキはは単純に食欲・性欲で彼女に惹かれたんでしょう。(自分でスパゲティー作る事や、ヤラセナイでもったいぶる相手に嫌気が差してたと思われる)ただし、それらの欲が満たされると、相手が障害者という事が段々面倒になってくる。これは普通といえば普通なのかもしれないが、障害者から逃げたというワダカマリというかシコリというか複雑な心境も残っているんでしょう。(ただし、女の前で泣き崩れる事もないと思うが。) 【東京50km圏道路地図】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-14 23:23:27)(良:2票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS