みんなのシネマレビュー

浪人街(1990)

1990年【日】 上映時間:117分
アクション時代劇リメイク
[ロウニンガイ]
新規登録(2003-07-06)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-02-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(1990-08-18)


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監督黒木和雄
マキノ雅広(総監修)
助監督月野木隆
原田徹
キャスト原田芳雄(男優)荒牧源内
樋口可南子(女優)お新
杉田かおる(女優)おぶん
石橋蓮司(男優)母衣権兵衛
伊佐山ひろ子(女優)お葉
中尾彬(男優)小幡七郎右衛門
古田将士(男優)
絵沢萠子(女優)おとく
賀川雪絵(女優)おつや
中村たつ(女優)おなか
水島道太郎(男優)太兵衛
天本英世(男優)琵琶法師
佐藤慶(男優)伊勢屋
長門裕之(男優)倉田平七郎
田中邦衛(男優)土居孫八郎
勝新太郎(男優)赤牛弥五右衛門
原作山上伊太郎
脚本笠原和夫
音楽松村禎三
撮影宮川一夫(特別協力)
製作鍋島壽夫
松竹
日本テレビ
企画鍋島壽夫
プロデューサー野村芳樹
配給松竹
美術内藤昭
編集谷口登司夫
照明美間博
その他牧野省三(日本映画の父 牧野省三 追悼六十周年記念作品)
東京現像所(現像)
IMAGICA(現像)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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1


18.《ネタバレ》 風紀取り締まりに夜鷹たちを斬って捨てる役人たちに対して
浪人たちが立ち上がる。

もうそれだけで泣ける話なのだが、この映画は赤牛と言う従来の
時代劇では取り扱わないような人物を配することで、厚みが出てる。
その情けない汚れ役を勝新太郎が、あの座頭市の勝新が演じているのだから、
これは凄い作品。
原田芳雄のダメっぷりがラスト効いてくる。
石橋蓮司に関しては、こんなカッコいい役、初めて見たよ~
田中邦衛もいつもながらにイイ。
3人ともお疲れさまでした。 トントさん [ビデオ(邦画)] 8点(2019-11-05 02:05:48)

17.原田芳雄さん目当てでようやく観る機会を得ました。
ビジュアルはやっぱり最高にかっこ良かった。

勝新さんの役は終始アドリブっぽい、あの勝新さん独特の演技で何を喋っているのか半分は不明だったが、
最後の最後、目力には脱帽。さすがでした。
しかし結果的に石橋蓮司さんが一番かっこ良い役だった。

映画としては、、、私向きではなかった。
物凄く長く感じた。

同監督の原田芳雄主演だと、『龍馬暗殺』の方がまだ好きかも。 movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2019-03-05 00:46:33)

16.杉田かおるが「掃き溜めの鶴」として登場するあたり、隔世の感があります。それを差し引いても、十分おもしろい。汗臭くて、貧乏たらしくて、悪役が極端なほど悪役で、いかにもひと昔前の時代劇の王道という感じ。
圧巻はやっぱりラストでしょう。奉行所どころか藩士総出かと思えるほどの大集団vs.浪士3人というわけのわからない構図。なかなか痛快でした。
ただし勝新の扱いは微妙。「必殺シリーズ」における中村主水の役回りで、最後に見せ場が待っているかと思いきや、ずいぶんあっさり(しかもびっくり)な描き方でした。そういえば長門裕之とのシーンも、存在理由がよくわかりません。 眉山さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-08-07 23:56:54)

15.これだけのキャストなんだったら、もっといくらでも面白くなりそうなものなんだが・・・。すべてのシーンが、物語性のないその場限りのシーンであり、俳優陣の個性がまったく表現されていない。がっかり。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-04-17 01:59:44)

14.バブル真っ盛りにこういう時代劇が製作された事に驚く。ただし、役者陣に魅力はあるものの、ストーリーは冗長でテンポが悪く間延びしている。もうこういう時代劇は作れないんだろうな。昔と今では役者の迫力が違うし。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-15 09:58:04)

13.「総監修:マキノ雅広 」とか「特別協力:宮川一夫 」とかいうのが、いかにも名義貸しみたいな胡散臭さを感じちゃうんですけど、いや、そういうの抜きに、面白いからいいではないですか。作品に満ちているのはコレ、胡散臭さではなく、オッサン臭さ。ふんだんに登場する長回しの中で、オッサン俳優たちが、思う存分に演技をぶつけ合いながら、浪人の鬱屈を繰り広げる。そしてそれが、クライマックスにおいて焦点を結び、刀を山のように挿した原田芳雄の姿を目にしたとき、やっぱり感動せずにはおれないのです。消耗品としての“浪人たち”ではなく、オッサンたちひとりひとりのカラーがしっかり色分けされていて、原田芳雄はもちろんの事、石橋蓮司もいい、勝新もいい、田中邦衛は…こりゃどうなんでしょうね。前半の真夏の暑さから、後半の大風に至る季節の移り変わりの中、彼岸花が咲き続けているのが「なんでやねん」ってなところですが、物語のすべてをひっそりと見守り続けてきたのがこの、彼岸花、という訳で。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-04-12 08:54:41)

12.しまりのない物語で最後まで見るのが苦痛でした。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2015-04-09 22:45:09)

11.勝新の存在感はやっぱり凄いですね マーガレット81さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-29 20:55:53)

10.原田芳雄ってこうむさ苦しくギラギラしていて、どことなく子供ぽさを感じさせ、それでいて、やたらかっこ良い。そんな男を演じさせると上手い俳優だとこの人の出ている映画を観るといつも思ってしまう。この作品の中の原田芳雄も正にそんな感じで、とにかくむさ苦しくて、しかし、かっこ良い。マキノ雅弘監督のも見たいけど、どこにも置いてないし、でも、監督が黒木和雄監督だからと期待しての観賞てことで、やたらギラギラしずきな感じもあるし、勝新の使い方も勿体無い気がするけど、時代劇として見れば面白いし、よく出来てると思う。脇を固める俳優陣の中では同じ監督の「竜馬暗殺」にも出ている石橋蓮司がここでもまた良い味、出していて、作品全体のテンポもなかなかで、これまたなかなか面白く観ることが出来た。それにしてもこの作品が勝新にとっての遺作になってしまったのかと思うともっと見たかったなあ!あの人気シリーズ「座頭市」や「悪名」などで見せた荒々しくてユーモアをも感じさせる姿、日本映画は良い役者、本物の映画スターを失ってしまったものだと思うととても寂しく感じてしまう。時代劇、それもテレビとは違う本物の時代劇が今の時代、ほとんど観られなくなってしまったのがとても残念である。勝新がまだまだ健在だったらと思うのは私だけでしょうか? 青観さん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-07-22 23:18:42)(良:1票)

9.《ネタバレ》 池袋の文芸座で観ました、初日に舞台挨拶付きで。
たしか勝新さんの大麻パンツ事件で公開遅れたんだよね。
この映画みて以後、あたしの中で石橋蓮司さんの評価が急騰しましたよ。
居合いの母衣さんかっこいいです。
そしてラストの百人切りに浪人たちがひとりまたひとりと駆けつけるとこが、なんていうかぞくぞくしてウルッとキタ。
ていうかさ、原田芳雄さんが刀の束背負ってやってきて
「おし~ん~…聞こえるか~っ」
って叫んだとこからもう泣けてたかもしんない。


ごりちんですさん [映画館(字幕)] 9点(2007-12-12 21:55:22)

8. 後半面白くなってきました。樋口可南子は今も昔もいいですね。こういうむさ苦しい映画は作りづらい時代なんでしょうね。
海牛大夫さん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-10-27 15:43:58)

7.とても暑苦しい主人公の浪人を演じる原田芳雄がすごくカッコイイ。黒木和雄監督の映画を初めて見たのだが、フィルモグラフィーを見ると社会派的な映画が多く、ひょっとしたら娯楽映画としてはつまらないのではと思っていたが、途中で少しだれるものの、最後まで面白く見ることができた。勝新ももちろんカッコよかったが、彼の殺陣がほとんど見られなかったのは少し残念だった。これが映画出演作としては遺作になってしまったのも惜しい。 イニシャルKさん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-02-13 02:26:21)(良:1票)

6.腰抜けの主人公が最後の十数分間発奮してみたところで白々しい。 虚学図書之介さん 2点(2004-09-27 18:39:11)

5.初めて勝新太郎の演技を見たけど、いいねぇ。こりゃ、座頭市もみなきゃならんな。
あとは、樋口可南子が色っぽかった。 夏目さん 5点(2004-06-12 00:39:01)

4.同監督作品「竜馬暗殺」でむさ苦しく、同時に斬新で説得力のある竜馬像を演じて見せた原田芳雄が、それ以上にむさ苦しい浪人役で主役をはる今作は、その存在そのものの男臭さが充満する映画だった。原田芳雄をはじめ、石橋蓮司、勝新太郎、田中邦衛が演じるそれぞれの浪人像が男臭く、汗臭く、酒臭く印象的だった。ストーリーのわりに展開がまどろっこしく若干間延びはするが、そののっそりとした感じがまさに浪人街の空気感なのかもしれない。 鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 7点(2004-03-13 03:54:50)

3.「竜馬暗殺」に続いて、なんとむさ苦しい映画であろうか。もちろんいい意味で。 「あんたの命を買う」「いくら出す?」「十両」「十五両」「売った」「買った」。・・・、カッコいいっす、原田芳雄さん。涙流してうどん食う勝新さん、眼光鋭い石橋蓮司さん、そして鎧着て助太刀するどこか抜けた田中邦衛さん。なんて面白い奴らなんだろう。 それにしても、それにしてもである。「掃き溜めの中の鶴だ」とまで言われた杉田かおる、それがいまやただの酒豪。いやはや、時の流れとは何と恐ろしいのであろうか。 紅蓮天国さん 7点(2003-12-27 23:53:43)

2.たまには時代劇もいい。全然飽きないし、おもしろい。監督は[竜馬暗殺]の黒木和雄。これでも原田芳雄と石橋蓮司をつかっています。原田芳雄大好きだもので、、ここでも男くさすぎて最高です。惚れた女のためなら命がけ、、いやぁ私も樋口可南子になりたいと思った。勝新さん、優柔不断な役で何でだろって思っていたが、最後でいいとこ見せてくれました。いつの時代でも中尾彬はやっぱり悪人。死にっぷりもお見事。石橋蓮司はあの濃いメンバーの中ではとてもクールでかっこよかった。竜馬暗殺の時みたいに松田優作氏が出てたらもっともっとよかったかも。でもお気に入りの作品。 fujicoさん 9点(2003-12-01 22:56:19)(良:1票)


1.この作品は、何の予備知識もなくたまたまビデオ屋で手に取ったんですが、脚本があの笠原和夫(←なーんて書くといかにも映画通みたいですが、サラダパックさんに教えていただくまで全然知らなかったんですよね)!ということで早速観てみました。うーん期待を裏切らない作品!単なる勧善懲悪というのではなく、浪人達がそれぞれ弱さや情けなさをもっているのが笠原さんの良さなんでしょうね。ウヒャヒャ笑いが印象的な原田芳雄(最後の最後でおいしいところもってくのが、ニクい)、勝新太郎の凄みの中にあるある種の愛嬌(この人のラストはイマイチ納得がいかなかったけど)、田中邦衛の情けなーい感じ(決戦に臨む時のなんとも言えない彼の姿は必見!)、石橋蓮司の切なさと悲壮さ(個人的に一番好きなキャラ)、どれも魅力的でした。決戦のシーンはそれ程チャンバラが好きでない僕が見てもドキドキしました。この映画って、昔の同名映画のリメイクらしいですね。そっちも観てみたいなあ。 ぐるぐるさん 8点(2003-04-15 21:35:36)(良:2票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 6.28点
000.00% line
100.00% line
2211.11% line
300.00% line
4211.11% line
5211.11% line
615.56% line
7527.78% line
8422.22% line
9211.11% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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