みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
14.《ネタバレ》 オバ捨て山に捨てられたおばあちゃんが主人公。実はオバ捨て山で捨てられたおばあちゃん達は、たくましく生きていて、デンデラとゆう村を自分達で、コッソリこさえていたって設定。しかし、災難がふりかかり、1人、また1人と死んでいくおばあちゃん達、たまに死ぬ時「でんでらーー」と叫ぶので、このおばあちゃんは死ぬ時、どーなんやろう?でんでらって言うのかな?、やっぱり言うたー、ってゆう観方になってしまった。ごめん。 【なにわ君】さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-04-28 23:31:43) 13.《ネタバレ》 ムラから棄てられしババァたち、その怨みと生の希求……てな感じで、設定は無理やりすぎるけども迫力たっぷりの大女優さんたちの説得力で見ていたのだけど、気づくと途中からB級パニック映画になっててツッコミが止まらなくなるというね。 ラスト近くの雪山での熊に追われるシーン、クソ長くてダレた。90分でまとめとくべき。そのくせ大切な部分を女優モノローグで語らせるという手の抜き方。あ、関係ないけど、熊を倒した時のバァさんたちの宴会みてるとドノソの「夜のみだらな鳥」に出てくるババァたちを想わせるものがあった。逆に海外だと「エキゾチック」とウケたりするか? 【せい】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2019-11-03 01:32:39) 12.《ネタバレ》 姥捨て山に捨てられたババァたちは生きていた…! という掴みは最高で、めちゃくちゃ面白そうなのに。ババァたちが村に残した自分の子供も含めてみんなブッ殺そうぜーってなってるのがよくわからない。みんな本気じゃない、生きる目的が必要なんだ…でくくっちゃうのは乱暴でしょ。あとクマの恐怖をちゃんと描けてたら少しはマシだったかもしれないけど、映像がとにかくショボすぎる。 【ブラック武藤】さん [インターネット(邦画)] 2点(2019-05-02 23:35:55) 11.《ネタバレ》 敵がまさかクマだったとは。 クマのしょぼさが逆にたまらん感じ。 レヴェナントの超リアルCGクマと勝負させてみたい。 【虎王】さん [DVD(邦画)] 4点(2016-12-09 13:23:40) 10.「この先どうなるんだろう?」と先が読めない展開はなかなか良かった。あと30分短くしてテンポよくすればもっと良かった。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-09-03 20:47:26) 9.《ネタバレ》 アレは違う所の話で、ましてや続編などではないのは百も承知だが、どうしたって『楢山節考』を思い出す。あの、親を捨てなくてはいけなかった息子の苦悩、息子たちの負担になるまいとして捨てられることを喜んだ母の思い。そういったものが台無しになった感がとても悲しい。あれとは違う世界なのだと、自分に言い聞かせながら見なくてはいけない。 まあしかし、有名な伝説であり、後日談を書くのは自由だ。だが、いきなり捨てられた事への復讐という、期待と違う方向へどんどん行ってしまう話に焦る。姥捨ての生き残りの話なら、どう考えても貧しさと生き死にに関する話だ。 復讐譚が未遂に終わり、やっと野生動物との生き死にをかけた話になるが、はやり期待した世界観とは違って戸惑う。だが、良く考えると、熊は生きるために人間を食う。そのためにやむを得ず人には死んでもらう、姥捨てと同じ論理である。 だから、この話の中で老婆たちが熊の論理に、片鱗でも思いを巡らせたら、その上でやはり人間は死ぬ訳にはいかないと結論したなら、私はこの物語を評価したと思う。だが、彼女らは自分を滅ぼすものとして徹底して熊を悪者にしているだけだ。ある意味、草笛長老の意思通りなのだが。 その境地に至るのは我らが主人公、浅丘ルリ子だけだ。彼女は今度こそ、極楽浄土へ行くことだろう。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-06-26 17:32:35) 8.《ネタバレ》 けっこう新しい映画だったんですねー。製作年とか全く知らずに新年ごろにTVでやっていたのを録画したのですが。 姥捨山に捨てられた老婆たちが元々いた村に復讐するってところまでは良かったんですが・・・。そこから熊に襲撃されるなんて展開になって、「あれあれ??」という感じ。せっかくそこまで作ったストーリーが完全にボケてしまいました。 まあとりあえず熊問題は一段落し、デンデラの結束も固まったところで気を取り直して村を襲撃かと思いきや、今度は雪崩・・・。ああ、もう村を襲う気ないんだなーと思いました。あそこまで村襲撃を盛り上げておいて、個人的には村の男衆や自分たちの元家族と戦う老婆たちを見たかったのですが、とっっても残念な展開でした。 倍賞美津子さんは存在感ありましたね。他の老婆たちはほとんど顔と名前の判別が難しい中、彼女だけは服装といい存在といい異彩を放っていましたね。 しかし老婆とはいえ女の方々が、野に還るとやはりある程度男性的になるんですね。狩猟や稽古などしてるせいもあるでしょうが、平気で屁をこいたりそれをネタにしたり・・・。色んな意味で人間の、しかも女性がどこまでいけるかを見せてもらいました。 上述したように途中での展開のボケ具合が残念な映画ですが、それはそれでそういう展開として受け入れて考えればけっこう深いものがある・・・ような気がします(笑) まあ老婆が活躍する映画というなかなか見られないジャンルの映画に興味のある方はゼヒ! 【TANTO】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-03-24 23:22:28) 7.《ネタバレ》 宣材ポスター見たとき、すげー期待したんですよ。 そしたら『あーあ』の内容に、とにかくがっかり。 これだけ面白くなりそうなシチュエーションで我々の期待を1ミリも超えられないなんて、もはや詐欺ですよ。 なぜ村人への復讐路線を放棄した? なぜショボイ熊なんぞとの戦いに終始した? これだけの女優陣を使い捨てにするのもいい加減にして欲しい。 なにが障害だったのでしょう。規制ですか?興行的にですか? ババァの執念を昇華させることもできないなら、こんな企画自体採用しちゃいけません。 【ろにまさ】さん [地上波(邦画)] 5点(2013-03-22 08:51:43) 6.《ネタバレ》 結局のところ、何がしたかったのかわからんくなった作品。 「楢山節考」に一石を投じるストーリーになるのかと思いきや、 まさかのババァVS熊のアクションムービーへ。 生きることの意味を問いかけるというのが、テーマなんだろうけど、 観たいか?ババァと熊の格闘をよ? もう普通に、ババァVS村人の血で血を洗うバイオレンスにしても良かったんじゃないの?熊にバッサバッサ殺される婆さん達を描くのなら、 その方がブレてる感じも無くなるのだし。 さすがに映倫が許可出さないか。 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 4点(2013-01-11 23:22:54) ★5.《ネタバレ》 ちょっと他に類を見ないような作品でしたねぇ。出てる人がみんなばあさんばっかりだから、興行的に考えるとこんな映画は作れそうにない(笑)。傑作とは言いがたいけど、駄作とも呼びたくない。個人的には「意欲作」と言いたいです。なんの生産性もないばあさんたちが、ただひたすらに生きようとする。リーダーの「人間はなんのために生きるのか」と自問する下りは印象深い。ただ、それではなにか深い内容が込められているのかと言うとどうもよくわからない。面白かったとは思うのだが、その面白さというのは、ばあさん達が色々と「自虐的」なことを言ったり行ったりするその様が失笑的に面白かっただけで、それが深いものがあるかというとない。天願監督は、父親の今村昌平に作風がどんどん似てきてるように感じるけど、やっぱりこのコミカルさは天願監督の作家性なのだなと感じるわけです。ちなみに、熊の襲撃シーンはかなりローバジェットで、色々と頑張ってる感は伝わってくるもののかなりしんどい。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-02-15 19:43:23)(良:1票) 4.《ネタバレ》 前半の勢いで言えば「こりゃマレに見る傑作では!?」の期待感が終盤あっけなく裏切られてしまい、生きるとは何ぞやといった普遍的テーマの大作ではなく、単なる「クマとおばあちゃんたちの対決の映画」に堕してしまったのは、いったいどうしてなんだ!? とことごとく残念。視点がぶれたというより、あれこれ詰め込み過ぎで拡散してしまった感もある。女優たちはいい仕事をしたと思うし、今までの日本映画になかったテイストなので、ほんとに残念で仕方ない。映画としての設計のし方のミスだと思う。 【おばちゃん】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-08-06 23:00:28)(良:1票) 3.《ネタバレ》 虐殺のカタルシスを期待するとがっかり映画でしかない。だから単純に復讐映画だと思わない方がいいのだろう。そうするとこの映画、何かの寓話(=道徳的な教訓を伝えるための短い物語・たとえ話)なのではないかと考える方が自然だろう。 先に言うけども、映画の出来としては、「おお、これは何かの寓話だな、なんだろうなあ。」とワクワクするほどのものではない。だから本当は以下のようにあまりあれこれ考えたいとは思えない。 【no_the_war】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-07-10 17:24:33) 2.《ネタバレ》 現代の日本にもB級映画は存在した!それが嬉しい。 「B級映画」って貶すための言葉として使われる事もあるけど、自分はもっぱら褒め言葉として使う。「ガッツリ金をかけて宣伝しまくらなくてはならない全年齢向けの映画ではできない表現」をしている映画という見方で。 日本には大衆向け映画や低予算映画は数多く存在するが、いい感じのB級映画って滅多にない。 「デンデラ」は、そういう意味では立派にB級しているのである。 登場地人物はババアだけ。そのババアがいっぱい死ぬ。感動的な話ではない。アクションが凄いわけでもない。スケールもちっちゃい。要するにヒットする要素がゼロなのである。 で、肝心の本作の内容だが、ハッキリ言って全然面白くない。もっさりとしたストーリーがかったるい。序盤は全然話進まないし、後半になっても、盛り上げ下手。 肝心のクマさんとの格闘シーンも、ババアばかりなので動きが遅い。 走ってもノロノロ。すぐ転ぶ…。クマも怖くないし。そして、キリリと名台詞を高らかに決めるババア。 …もしや、ふざけてるのか?ともかく、大自然とババアとクマだけでできている映画。 この映画は面白くなかったが、こういう映画は好きだ。 1000円で観られるし、ちょっくら暇つぶしに観に行ってもいいんじゃないの? あ、ババアババア言ってすいませんでした。悪意はありません。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-07-09 22:55:08) 1.《ネタバレ》 前半のワクワクっぷりと、後半の腰砕けっぷりの落差ったら、なんなんでしょうねぇ?もう。前半、ばあちゃん達がすっげーカッコいいんですよ。反目する草笛光子と倍賞美津子のダブルミツコったら、マグニートーとプロフェッサーXっていうか。草笛光子が老けメイク状態で永遠の少女から支配者までを表現してみせるその凄さ。両者の間で揺らぎながら親友の死によって遂に立ち上がるスタローン風な浅丘ルリ子のカッコ良さも含めて、この映画スゲー!って。ばあちゃん達にユル・ブリンナーやマックイーンやブロンソンや志村喬やミフネの影を見ちゃうワケですよ。このカッコ良さで、さぞかし凄絶な復讐アクションが展開するのかと思いきや・・・後半はアレです。今度はみんながクリストファー・ジョージやリチャード・ジャッケルに見えちゃう、そう、『グリズリー』(物語的には『オルカ』って感じもあり)。なんかカットの繋ぎで誤魔化した(ゴマかしきれてない)B級モンスターパニック映画になっちゃいまして。んでも「婆VS熊!」って活劇でも、それはそれで面白そうですが、映画はどんどん山の中の世界に閉塞してゆく行き詰まりの物語になってしまいまして。大変に観念的なハナシで幕になってしまいまして。ヘンなの。大自然の中で必死に生きようとする者同士が、お互い復讐心に駆られて傷付き、倒れてゆく。熊の存在が生と死という相反するものを象徴し襲いかかってくる、にしても最後には物語そのものが放棄されてしまうような状態はどうもねぇ。ルリ子、何らかの策を抱えて乗り込んだのかと思えば・・・。雪に閉ざされたモノトーンの世界で必死に生きるばあちゃん達の、最後の生の灯と大自然との葛藤の物語、にしてはあまりに色々とやり過ぎちゃってて、視点ブレブレ。後世に残る珍作となってしまった感が。それでもダブルミツコの笑っちゃうくらいのカッコ良さだけでも見る価値は十分にあったりするのですが。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-07-04 22:01:30)(良:2票)
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