みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.《ネタバレ》 今この雰囲気で、何が起きているのか察してください。というタイプの映画。 親切な説明とか、わかりやすい映像とかはあまりないです。 クルー同士の会話。断片的な映像。それらをつなぎ合わせて、いろいろ想像しながら楽しむほかないです。 宇宙というなじみのない世界。だからなかなか想像力も働かない。 クルーが1人ずつ犠牲になっていくのは王道の展開と言っていいでしょう。 事故で犠牲になるクルーもいれば、未知の生物に襲われたであろうクルーも多数。その1つ1つの見せ方は丁寧。乗員が減っていくことで次第に追い詰められていく緊迫感がよく伝わってきました。 こーゆーサスペンステイストのSFって、乗組員が誰も助からないものばかり。 ハラハラドキドキは好きだし、犠牲者が出ちゃうのも構わない。でもたまには無事に生還するタイプの宇宙SFも見てみたいものです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 4点(2023-11-30 01:02:57) 7.《ネタバレ》 いやー、皆さん思ったより辛口の批評ですねえ、私はけっこう見応えがあったと思いますけど。この種の映画の十分の一という低予算だったということを考えると、セットやCGはけっこう頑張ったんじゃないでしょうか。もちろん低予算を活かしたような新手の語り口ではありますが、こういうハードなテーマに正面から挑戦したスタッフには拍手してあげてもいいんじゃないかな。衛星エウロパの描写も良く取材してあり、センス・オブ・ワンダーが感じられます。暗くて一瞬しか見せないけど、やはりあれはイカなんですよね。でも未知の天体の水中に生息する生命体がイカのような形態をしているというのは、なんか説得力がある気がします。 ストーリーテリングはモキュメンタリ―(疑似ドキュメンタリー)というほど凝ってはいなくて、地球のスタッフが知ることのできなかったエウロパでの出来事に彼らへのインタビューがインサートされるというスタイルですが、その中で流れる探査船の女性飛行士の映像にはすっかり騙されました。聞き手に向かって語り掛けているインタビューとしか見えないので、てっきり少なくとも彼女は地球に生還出来て証言しているのだと思っていました。ところがそれは通信が復旧したら発見されるように残した、いわばビデオ版遺書みたいなものだったと判って「引っかけられた!」と心の中で叫んでしまいましたよ。こういうトリックのある脚本は、私好きです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-21 21:56:26)(良:1票) 6.固定カメラで構成された映像は斬新。 でも、直ぐに飽きてくる。 どうしても単調な構図になってしまうよね。 あと、この手の作品のオチに期待するのは酷だと思う。 人類の想像の限界を超えることが出来ないのなら、想像通りのオチを用意するという開き直りも潔し。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-03-20 17:25:42) 5.プロットは素晴らしいし映像表現の仕方もなかなかです。でもなんかB級臭がします。ネタバレは避けますが、全体的に起伏のつけ方も甘いし、一人ずつ外に出るとか有り得ない状態が続きます。ラストも「やはりな・・」といった感じです。 まあ、B級映画としてはこんなもんかと。。(エウロパの風景や船内などの表現は結構良かったです) 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 3点(2017-01-17 13:30:08) 4.《ネタバレ》 映像はドキュメンタリーもどきでした。それって「モキュメンタリー」って言うんですね。知らなかったです。撮影と編集には色々な試みが見られます。志の高い作品なのかも知れません。でも、面白くない。私はワクワクと云うよりイライラしました。理由は大きくふたつ。たいしたこと無い内容を勿体つけて引っ張っている感じが拭えないこと。それと乗組員たち。世界最高の人材を集めたらしいけど、とてもそうは思えませんでした。実際のエウロパにも表層下に水分があり、生命存在の可能性が言及されているらしいですね。そんなロマンを題材にしているのに、かなり安直なオチでした。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-05-07 04:01:17) 3.《ネタバレ》 これまた、癖がある映画です。まず、謎が解明されなきゃダメとか、プロセスはどーでもいー、とにかくオチがちゃんとしていなきゃダメとか、超常的なものが姿を出すまでひっぱりすぎはダメとか、派手な絵がなきゃダメとかな人は覚悟していたほうがよいでしょう。多くの人が駄作って感じるかもしれません。僕も、普段は、そーいう傾向のあるほうなんですが、この映画はなんだか楽しめました。あのブレアウィッチも好きですから、恐らく、不気味な雰囲気だけでひっぱって謎が解明されない映画でも、雰囲気がばっちり自分に合っていたなら意外にも退屈じゃないんです。逆に想像力を掻き立てられるってゆーか。特に惑星の上を歩くシーンとか、水の中で見たものを顔の表情と瞳にうっすら映して見せる絵面とか、なんかゾゾゾってしました。オチが見ため的にダメって人もいると思います。でも僕は、あんなあからさまな感じが、そこまでずーっとまじめ的な映像ばっかだったので、逆にハッて思えました。例えて言うなら、大自然の中に急にポツンと人工的なものが建ってる違和感から得られる面白さみたいな。でも、おススメはしません。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-01-15 01:30:26)(良:1票) 2.《ネタバレ》 モキュメンタリー風SF 宇宙船内の固定カメラと宇宙服のヘルメットカメラのPOV目線のみで構成された話はかなりリアル その分カメラワークが物足りないと思う人もいるだろうな 自分的には結構好き オチが途中で読めてくるのでもう少しひねりがあると良かった 宇宙船のクルーを徐々に失っていくが基本的にオチに関係なく、原因が宇宙船の不具合なのがちょっとなぁ 何よりもミッションの失敗が木星で起こった衝撃の事実となんの関係もない事が、この映画の一番の衝撃だった(笑) 【にょろぞう】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-05-29 01:26:43) ★1.《ネタバレ》 木星の衛星エウロパ。そこは氷の下に、地球を遥かに凌ぐ深さの海があるのではないかと言われている。宇宙好きなら一目置いちゃう特別な存在の天体であります。そのエウロパに有人探査を行うというモキュメンタリー映画が作られたとあって前々から楽しみにしていた本作。ようやく鑑賞できましたが、正直、期待が大きすぎたのかな、、、。展開が、この手の作品にありがちな「一人一人順番に死んでいく」というもので、あまりにありきたりで意外性がない。そして映像も、宇宙船に備え付けられた固定カメラが大半で、臨場感に欠けるのも難点。SF好きとしては、手持ちとか、ヘルメット装着などの映像で、もう少し異星の風景といったものを見せてほしかったな。いやまぁ、予算の問題もあるんだとは思いますが、、、。そびえ立つ氷の地表なんか見て、登場人物が「美しい」と感動するシーン。そうですよ、その美しさをもっと見せてほしいのです。深い海のシーンもそれだけでワクワクするのですから、もっと長く探検気分を味わわせてほしい。ラストにちらっと出てくるタコ型生物。奴に襲われるシーンもそれほど怖さを感じない。もっとおどろおどろしくてもいい。あ~、文句ばかりになっちゃったけど、題材は良いだけに、宇宙好きの自分はどうしても辛口になってしまうのでした。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-05-25 21:07:36)(良:1票)
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