みんなのシネマレビュー

渇望

Thirst
(Törst)
1949年【スウェーデン】 上映時間:85分
ドラマモノクロ映画ロマンス
[カツボウ]
新規登録(2008-06-20)【にじばぶ】さん

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監督イングマール・ベルイマン
キャストビルイェル・マルムステーン(男優)
撮影グンナール・フィッシェル
配給アルバトロス・フィルム
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 子供を持てない夫婦。お互い影あるもの同士、互いに憎みあいながらも連れ添って生きていくってとこかな?でもこの夫の、前に付き合っていた孤独な女性が気の毒だ。なぜ、この夫がこの女性と別れて、子供を産めない体の女性と一緒になったかが描かれてないから、鑑賞後、中途半端な感じが残るんですよね。っていうか、この孤独な女性とこの夫が付き合っていたってところが不思議な感じがする。ヒッチコックばりのサスペンスタッチに人間関係を描いたってところですかね・・・ トントさん [ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-05 23:40:39)

2.ベルイマン作品はこれで17本目と年季が入ってきたが、本作はその17本の中で最低だった。
断片的で不快でしかないシーンが延々と続く。
それだけで最悪なのに、全体的に自分の人生観と全く合わないし、ラストもとってつけたような終り方。
つまらないだけならともかく、この不快感をどうしてくれるのか・・・というわけで、最低であります。 にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 0点(2008-08-20 23:53:03)


1.初期のベルイマン作品は商業主義に徹した(そうせざるを得ない)作品が多く、それはそれで見易くていいとも思うのだが、ベルイマンのテイストが無いわけでもなく、その辺のさじ加減によっては中途半端な出来と評される作品もあって、これなんかは間違いなくその中途半端な作品になると思うんだけど、映画館鑑賞の恩恵も加味されてか私の中ではけっこう楽しめた方に入る。男女の身勝手な欲望と退廃的な行為が描かれるというその後のベルイマン映画に頻繁に登場するキーワードを散りばめながらの群像劇仕立ての見事な構成には思わず唸ってしまう。今見返せば話の構成がかっちりまとまりすぎの感もなくはないが、印象的な画も多くて、他のベルイマン映画でも見られる女の顔のクローズアップは独特の怖さ(全然怖いシーンでもないのに)を獲得している。敗戦直後の飢えたドイツ人たちに代表される暗雲とした描写がそのまま男女の暗雲とした心情と、これから続く男女の関係の明るくない未来を予見しているようだ。 R&Aさん [映画館(字幕)] 7点(2008-07-17 16:39:24)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 4.00点
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300.00% line
400.00% line
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600.00% line
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