みんなのシネマレビュー

ノウイング

Knowing
2009年【米】 上映時間:121分
サスペンスSFミステリー
[ノウイング]
新規登録(2009-04-13)【尻軽娘♪】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(2009-07-10)


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監督アレックス・プロヤス
キャストニコラス・ケイジ(男優)ジョン・ケストラー
ローズ・バーン(女優)ダイアナ・ウェイランド
ナディア・タウンゼンド(女優)グレース・ケストラー
アラン・ホップグッド(男優)ジョンの父
ベン・メンデルソーン(男優)フィル・ベックマン
リアム・ヘムズワース(男優)スペンサー
大塚明夫ジョン・ケストラー(日本語吹き替え版)
岡寛恵ダイアナ・ウェイランド(日本語吹き替え版)
弓場沙織グレース・ケストラー(日本語吹き替え版)
津村まことルシンダ・エンブリー/アビー・ウェイランド(日本語吹き替え版)
藤原啓治フィル・ベックマン(日本語吹き替え版)
大塚周夫ケストラー牧師(日本語吹き替え版)
間宮康弘(日本語吹き替え版)
東條加那子(日本語吹き替え版)
かぬか光明(日本語吹き替え版)
音楽マルコ・ベルトラミ
撮影サイモン・ダガン
製作アレックス・プロヤス
スティーヴ・ティッシュ
トッド・ブラック
製作総指揮スティーヴン・ジョーンズ[製作]
トファー・ダウ
配給東宝東和
特撮アニマル・ロジック社(視覚効果)
BUFカンパニー(視覚効果)
あらすじ
宇宙物理学者(父)とその息子、学校で息子が50年前のタイムカプセルから出た手紙を持ち帰る。手紙には数字の羅列が一面に書いてあり、父が偶然、手紙を解析するとに。地球上で起きた、不幸な出来事の時間と災難に会った人の数だとすぐわかるのだが、その間にも事故は起こる。父の目前で飛行機墜落が起こり、場所が書いてあったこともわかる、最後に3つだけ、まだ起きてない、未来が書いてあり、これを元に、物語は展開していく。あとは映画を見て楽しんでください。

yasuto】さん(2009-06-27)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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22.予告編で「通達されている」なんて、普段、仕事で通達を受けている私としては、見る気が失せそうになりましたが、飛行機シーンのド派手さに圧倒されて、つい本編を見てしまいました。結局、そうした特撮シーンが売りの映画なんでしょうが、しかし、現実にあんな事故が起きたら、あんな風になるかなぁ、ちょっと派手すぎない?と違和感を感じざるを得ませんでした。ラストはまぁ、欧米人の作る映画ではありがちなラストで、異教徒の私は鼻白むばかりでした。(時間、損した感じ。) 駆けてゆく雲さん [映画館(字幕)] 4点(2009-08-09 14:06:29)

21.《ネタバレ》 予告編で見事につかまれました。
世界の終末を題材にしたパニック映画ということで個人的には好きな題材だったのですが、やはり宇宙人が登場してノアの方舟的エンディングはどうしたものかと。
ラストがそうであっても、何故地球が危険な状態にあり主人公が滅亡の原因となる太陽フレアに対して警鐘を鳴らしていたかという部分をしっかり描いていたら違った感想になったと思います。
「なんだか最近暑いわね~」という描写だけでは太陽の異常行動は響いて来ないのです。 ゆたさんさん [映画館(字幕)] 5点(2009-08-07 15:42:34)


20.《ネタバレ》 <かなり激しくネタバレしてます>何年かに一度は訪れる「終末」映画。何の情報も得ずに映画館で見てしまい、事前にどのような映画かは調べておくべきだったな、と久しぶりに思わせてくれました。宗教観が絡むストーリーって、そんなにも需要があるもんなんですね。日本人(宗教観の乏しい私に)とってはまたまた遠いストーリーです。「A.I」や「ミッション・トゥー・マーズ」や「アビス」や「コンタクト」などなどなど人類に遠く及ばない力=神=宇宙からの使者っていう感じのストーリーが好きなんでしょうね。「生きる」って大事なんだな、とか思うのでしょうね。私だったら、太陽のスーパーフレアの話を先に持って来るかな。そして、数字との関連を見つけて、なんとか自分の子どもだけは救いたいと願う父親の姿を中心に描くかな。そして、ラストは数字を解明した苦労の末に、黒曜石の集合地点を見つけ、「ケイレブ、お前は彼らと一緒にいくんだ。私は母さんと会ってくる。いずれ、また3人で会おう」とかなんとかそんなラストにするかな。もちろん本編ラストのどこかの安全な惑星について小麦畑(のような)と菩提樹(のような)所を走るシーンはカット。そして、一番初めの宇宙に住める惑星はいくつぐらいあるのかという話もカット。テーマは家族の絆でいいんじゃないか? 蝉丸さん [映画館(字幕)] 4点(2009-08-06 00:31:03)(良:1票)

19.《ネタバレ》 最初に魅力的な謎が提示される。その正体が明らかになるにつれ、人類滅亡という壮大なスケールの物語であることがわかる。最後は地球はフレアに飲み込まれ、全生物は滅亡。心優しい宇宙人がノアの箱舟的発想で、選別した人類を宇宙船で連れ去ってゆく。飛行機、地下鉄、フレアのCGは迫力があった。多方面からのカットを小気味よくスイッチし、ほどよい時間に編集されており、見るものを飽きさせません。この監督の次回作も観たいと思いました。さて、この手の映画の評価は、鑑賞後ストーリーを検証してみて、納得できるかどうかにかかっています。1.少女は予言の数値を受け取ります。最初は意味がわかりませんが、やがてその意味を知ります。それなら、彼女の正しいことは簡単に証明されるはずです。何しろ全部あたるんですから。世界中から注目されること必至です。2.宇宙人は未来を知っており、全知全能に近い存在。でも何度か子供達をさらうのに失敗していますね。わざと?4.宇宙人が予言のメッセージを送った意図は何か。テレパシー能力があるかを判断するため?未来を知ってるなら、誰を連れていくかもわかるはずですが。5.ジョンと息子、ジョンと父の関係はうまくいっていません。その関係が修復されるのがサブストーリーですが、上っ面だけの修復で、失敗しています。5.あの黒い石はどういう意味があったのか?6.ケレイブ(息子)も取り付かれたように数字を殴り書く場面がありました。あれは何の数字だったのか?未来はほとんど残ってないのです。7.女先生が、まだ数字を書いている少女の紙を、時間だといって、無理に取り上げますね。あんなことしないでしょ。8.飛行機と地下鉄の事故がありますが、あれに家族をからめればよかったですね。悲劇性が高まります。自己犠牲の要素も取り入れるべきでした。9.ルシンダは何故、ベットの裏にメッセージを書いたの?10.ルシンダはどうして娘の死ぬ日を予言できたんだろうか?娘にそれを伝えた理由は?11.ねえ、宇宙人ってフレア止められないの?12.宇宙人は何故間際になって人類を連れていくのだろう。もっと何年か前から計画的にやったほうがいいのでは? よしのぶさん [映画館(字幕)] 6点(2009-08-04 03:47:28)(良:2票)

18.《ネタバレ》 話の内容がどんなに大風呂敷を広げたものであろうとも、
どんなに謎が深いものであろうとも、
それらを一発で解消してしまう魔法のような映画の手法☆★
そう、「エイリアンオチ」(爆)

まあ実際のところを言えば、この映画をはじめエイリアンオチを用いたほとんどの映画はそういった大風呂敷を全く解消できてないんですけどね。
結論から言えば、久しぶりにやっちまった映画を観た感じでした。

地下鉄暴走くらいまでの展開は、観てるほうに緊張感も伝わってきたし、
観ていて肌が粟立った。電車の運転席からのカメラで目の前の人々を次々轢いていくシーンなんて、「これR指定しなくていいのか!?」ってくらいちょっと目をそむけたくなる。
そういう意味で、そこまではとても高い評価をしていたのですが。


さてさてルシンダやケイレブにささやく声の主は何者か?その目的は?といった話しの根幹となる大事な部分はいったいどんな衝撃的なまとめ方をしてくれるんだろう♪
と、期待していたところ。
・・・あれでした。
個人的にはニコラス・ケイジは私の中でウィル・スミスと同じくらい「人類を救うヒーロー」的役柄が似合う俳優だと思っていたのですが、今作のニコラスは数字の謎は解いたものの、終始オタオタして周囲を怒鳴り散らしたりするだけで最終的に全く役に立たなかったキャラでした。

基本的にエイリアンオチって大嫌いです。理由は冒頭でも少し書いたように、
壮大なストーリーを「宇宙人」の一言で済ませてしまうその手軽さ、軽薄さでしょうか。
今作のように、いきなり突拍子もなく現れて子供たちだけを連れて行って、挙げ句の果てにノアの箱舟の真似事をする・・・と。それまで積み上げてきたストーリーとこっちの期待する気持ちはいったいどこへやったらいいの!!??

素材がいいだけに悔やまれる映画です。もっと話を煮詰めて、宇宙人ではなくもっと筋が通っていて深いものにして欲しかった。 TANTOさん [映画館(字幕)] 3点(2009-08-03 03:15:58)(良:2票)

17.《ネタバレ》 極めて「微妙」な映画だった。酷い映画ということはないが、決して面白くはない。が、独特の味わいはある。そういう映画。

ミステリアスに彩られた50年前の「予言」が、人類の災厄を次々に当てていく。そして、最終的な予言は、世界の終末を示していた。
と、よくあるような題材ではあるが、その描き方は一定のセンスをもって緻密に表現され、物語の「真相」と「顛末」に向けて、観客を惹き付けることに成功している。映像のクオリティーも非常に高かったと言える。

ただ残念なことに、導き出される「真相」と「顛末」には、一切の“捻り”がない。
それはそれで、真っ当なストーリーテリングだとも言えるし、ドストレートな展開が逆に”新鮮”と言えなくもない。
しかし、タイトルも含めて、そこかしこにそれなりの伏線をめぐらせている風に見せて、結局紡ぎ出された顛末がアレでは、やはり充足感には程遠い。

もはやこれは、個々人の趣向の問題になってくるかもしれないが、大エンターテイメントを醸し出しつつ、想像以上に「間口」の狭い作風には、良い意味でも悪い意味でも、面食らってしまった。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 6点(2009-07-27 22:03:21)(良:2票)

16.《ネタバレ》 終始緊迫感に欠けていたと思う。特に太陽のフレアは、破滅までのカウントダウンで徐々に地球が壊れてゆく訳でもなく、あっという間に来てしまったのでそんなに恐怖感も感じなかった。宇宙人がやってきて、選ばれた人間のみ連れて行ってしまうストーリーはあまり納得できないなぁ。破滅をなんとか食い止めようとする粘りがもっと欲しかった。良いと思ったところは、地球滅亡の瞬間をニコラスケイジ演じる血縁同士が4人で抱き合うシーン。爆発などの映像や効果音はすごく綺麗で鳥肌立ちました。 ひまわりさん [映画館(邦画)] 5点(2009-07-27 22:03:17)

15.《ネタバレ》 【※ネタバレキツいので未見の人はご注意を!※】ツッコミどころ満載。宇宙人が未来を予知できる、いや、既に確定した未来を知っているという理屈も判らなければ、何故、わざわざ他所の星にちょっかい出してアダムとイヴを連れてノアの箱舟に乗せようって気になるのかも判りません。911や阪神大震災を娯楽映画のネタに使うなよ、とも思いますし、何人の犠牲者が予知ラインなのよ?とか(挙げられた50年の間の事件・事故はそんなに大量ではなさそうで)、真相に迫ったと思ったら宇宙人が直接連れていっちゃった時点で予知の意味なかったじゃん!とか。細かいトコ言うと、ウサギはいいけどニコラス・ケイジはダメって、ニコラス、ウサギ未満かい。シャマラン監督モノみたいな映画ですが、この映画はシャマラン監督みたいなヒネリは一切なく、ただツッコミ入れやすい展開がオチまで流れてゆくだけ。結局のところ、キリスト教的視点から組み立てられている、ナローな映画なんですよね。だけどワリと好きだぁ。結局は事態を受け入れるしかないって無力さ、ガーン!とやられておしまいってカンジ、パニック映画から映画好きになった自分にとっては、その無情さがたまらんわぁ、って(あくまで映画だから、なのでご勘弁を)。「それ、元ネタ『ディープ・インパクト』やろ!」って親との確執も、その悲愴感漂うオチがあればこそ(重ねて言いますがあくまで映画だから・・・略)。こんな汚れた人間、ガーン!とリセットしちゃってキレイな人間として再生した方がいいんだ、って中学生みたいな(エヴァみたいな)ネタをアメリカの大作映画として(『トワイライト』と同じ会社やん、またハリウッド製って勘違い)マジメにやっちゃうところが大変面白く感じました。ラストシーンのハッピーな脳天気さ加減も含めて、いっそ清々しい人類終末バカ映画という感じでした。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2009-07-25 22:18:04)

14.《ネタバレ》 子供が封筒を受け取ったシーンで白髪の怪しい男が映った時に「フォーガットン」の悪夢がよぎりました。まさかまさかと思って最後まで見てたら結局宇宙人。ガッカリです。いや、別に宇宙人だったら宇宙人でもいいんですけど、それならそれらしい事をもっとCMでアピールしてほしいんです。それならまた別の方角から見れたんで楽しめたのかもしれません。よくわからないシーンも多かったです。結局宇宙人たちは子供に数字を書かせて何をしたかったのでしょう?大人がそれに気付いて何をすれば?惨事を防いだ所で?太陽のフレアみたいな自然現象は絶対とめれませんよ。んー、その辺が謎でした。点数は子供とのお別れのシーン、家族で抱き合うシーン、ダイアナの壮大な死にっぷりに免じてプラス1点でこの評価にさせてもらいました。(ニコラスケイジの髪はフサフサでした) 関白宣言さん [映画館(字幕)] 4点(2009-07-22 17:49:27)

13.《ネタバレ》 SF物と言えば、もうひとつはこれ。本当にニコラス・ケイジはどんな映画にも
出るなあ、と感心。彼の作品は相当観ていますが(劇場ではそれほどでも)
当たり、外れのギャップがすごいです。宇宙人が教えてくれた数字の羅列、
暗号を解読すれば助かるのかと思っていたら、このオチですか。高度な文明を
有する宇宙人なんだから、心の清らかな大人も救って下さいよ。最初は何が起きる
んだろうと興味を持たせつつ、段々とつまらなくなって行く展開でしたが、そこは
ニコラス・ケイジ。ラストで家に戻り、抱き合って炎に包まれて行くシーンは
ちょっと感動。子役の子が、もう少し演技が上手かったらなあ、と残念でした。 エラリイさん [映画館(字幕)] 4点(2009-07-22 09:11:17)

12.《ネタバレ》 なんか、「未知との遭遇」的なお話でした。シャンデリア型UFOとか(笑) りんごさん [映画館(字幕)] 6点(2009-07-19 20:53:27)

11.《ネタバレ》 予告編を見る限りは単なるパニック映画と思いきや、中身はミステリーに近い内容でした。そして観終わった感想は『いまいち』という表現の上に『つまらない』映画でした。数字の謎を解いて事前に災害を防ごうとする展開は無条件でスピーディーでハラハラする展開になるはずだし、しかもあのニコラス・ケイジ様が必死に濃い顔で右往左往するんですから、つまらない訳がないと思いきや・・冗長というか、ダレてるなぁと感じで折角の踏み込んだ描写の事故シーンもトッピング程度にしか感じませんでした。そして本作で大部分を占める数字の謎ですけどこれって結局、物語を振り返ると事故の予言とか何の意味も無かったですね。『謎の男達』の陰謀とかでもないし、ただ女の子が予言しちゃったにしか見えないんですけど。最後に子供達が『選ばれた人間』とか言うけど、その根拠も分からない。聖書とか出して宗教めいたオチで着地させるって何だよ?つまんねぇ。それなら単なる太陽異変のパニック映画にしてもらった方がよっぽどマシですよ!監督が『未来を少しでも考えるきっかけになれば』とか言ってますが、残念ながら考えさせられる以前に映画としてつまんないから、そこで思いも余韻も『どーでもいい』で終了するんですよね!この映画を撮った監督の未来を考えちゃいますよ。
まりんさん [映画館(字幕)] 3点(2009-07-19 19:01:33)

10.《ネタバレ》 やってはいけない、落ちは宇宙人だより。。。途中からのいやな予感は見事に的中してしまい、最後はアダムとイブ?状態。めちゃしょぼい映像で、鳥肌が立ってしまいました。数字の羅列を酔っ払い教授がいきなり解読してしまうご都合主義の展開に、これは後半の盛り上がりに時間を割くための仕方ない儀式と無理やり自分を納得させながらいたが、後半の盛り上がりは何も無く、見事なまでの宗教映画、、、あなたは神を信じますか??? リニアさん [映画館(字幕)] 2点(2009-07-19 01:10:19)

9.《ネタバレ》 予告編を見て、いかにも駄作っぽい印象はあったのだが、まさに予想通り。【以下、ネタバレ】とにかく予告編で見たとおりの一発アイデアのみで突き進む。映画の中で飛行機が落ちようが、大事故が起きようが、今どき「それだけ」でハラハラしたりしない。まあ、映像はよくできているのだが、父子(ニコラスケイジと息子、または、ニコラスケイジと父)の絆をも描こうというシリアスストーリーだから、映像だけで惹き付ける映画というわけでもない。観る方も映像だけを期待するわけでもない。そもそも、それほど派手に天変地異が起きまくるわけでもない。【さらに超ネタバレ】この展開で、どう落ちを付けるのかと思っていたら(どんどん選択肢がなくなっていくので)、ほとんど夢落ちの世界。予想できたことではあるけれど、よくこういう映画の制作に大金を投じるものだと思う。 mohnoさん [映画館(字幕)] 4点(2009-07-16 00:52:57)

8.《ネタバレ》 いやもうホントにもうなんというか、とんでもねーとしかいいようがない映画。
冒頭から少女の預言の紙がなんたらというよくありそうな展開が続き、でもまあよくできた映像だなあと思いつつ正直このテンションがいつポシャるか、いやいつ収束するかと見ていたわけだが一向にそうなる気配はなく、それどころか飛行機墜落から地下鉄転覆を経て映像的破綻もなく話はどんどん盛り上がる一方であり、いやこりゃたいしたもんだ、しかし盛り上がれば盛り上がるほどヘタな落ちでがっくりする率は高くなるわけで、いったいどうするつもりなんだと余計な心配しつつ固唾を呑んで見守る中、話は脇目も振らず「そこ」へと向かい、まさかまさかの蟻地獄的終末展開、そして続くラストの思くそ衝撃的かつ大霊界的大団円大音響映像を目の当たりにしてただ腰を抜かしてしまったわけだが、これはやはり私がいつものハリウッド風味予定調和(つまり何らかの方法で地球は助かる、ね)に知らず知らず慣らされていたせいか、それとも宗教体験ほぼ皆無なのが原因なのか、しかしこのラストは子供のころ怯えながら想像した終焉そのまんまでありいい歳して脳幹にもろに衝撃を受けたのかもしれず、ともかくすごく貴重と思える体験をしてしまったのは確かなのであり、やはりこれも映画を見続けてきたおかげであるなあと今日のところは書いておくことにする。しかしこの映画を作った人たち、いかれてますね。私はあなた方のことが大好きです。
アンギラスさん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-15 18:17:47)(良:1票) (笑:2票)

7.《ネタバレ》 冒頭からは想像できない予想外の結末でびっくりはしました。
なんかドリームキャッチャーを見た後の感覚と似ています。
映像は奇麗だったんだけど何だか物足りないというかなんというか…

結末ですけど、あんなところに放り出されてはあっという間に死んでしまう気がするんですがどうなんでしょ?
アダムとイブってことでしょうがあれじゃ無理です。

あと、なんで街が大爆発したんですか?よくわかんないです。 赤紫さん [映画館(字幕)] 6点(2009-07-13 22:49:00)

6.《ネタバレ》 またもや福井で鑑賞。メンズデーで千円。やっぱ金額も重要と思うので書いて置きます。
内容、あらすじ共に何もなし。初見での感想です。(剱岳、見たかったんだけど上映時間が過ぎていたからこれにしただけ)
吹奏楽で演奏される、ホルストの「惑星」、テーマであったり途中でも流れるベートーベンの7番(昔、「コスモス」という科学番組でもかかっていたけどね)が隠れたるテーマと感じたら、案の定、太陽。それも太陽フレア。それもそれも映画のほぼ最後に発表。
でまた、主人公の動く範囲が狭いし、自分の子供や家族中心。まあ、親子関係を取り戻そうという別のテーマもあるようなんですが、また車で自分で走っているよぅニコラス先輩!!

まじめに見ると、その人それぞれの死生観により感じ方が違うように思えます。
ども、この春に人を亡くした者にとっては、ちと重たかったし、主人公の行動パターンもわかるのですが、、、
ニコラス先輩がスーパーマン的に動くのでなく、ジンワリと最後を迎える。
お鍋の中の蛙の寓話を笑えないような内容です。
暗い映画です。一人で見るとぐったりしそうですのでお気をつけて。
DVD? どなたかも書かれてましたが、中古なら、いや千円以上なら買わないよ! 亜輪蔵さん [映画館(字幕)] 6点(2009-07-13 21:59:42)

5.《ネタバレ》 ちょっとしたトンデモ映画ですな。映像は良く出来ていたし旅客機や地下鉄が事故ったシーンはリアルで怖かったです。 ギニューさん [映画館(字幕)] 5点(2009-07-13 19:05:54)

4.《ネタバレ》 聖書に記されている「終末予言」の映像化、聖書に書かれているとおりの未来が訪れると信じている人達は人類の終末を「知っている=knowing」という意味なんだろうが、そんなこと知らない私にとって「宇宙人オチ」の3流シナリオにしか写らなかった。
かのっささん [映画館(字幕)] 4点(2009-07-13 07:55:20)

3.《ネタバレ》 終始、乗れない映画に仕上がっている。
結末が明らかになるにしたがって、乗れない理由がだんたんと分かってくる。
監督自身、脚本に関わっているかもしれないが、この脚本の監督を任されたら、どのようなアプローチを試みればよいか、途方に暮れるほどの難しさを持った作品だと思う。
“父と子の別れ”のようなものがテーマにもなっているので、もうちょっと父子の絆を重めに描いた方がまだ良かったのではないか。
ニコラスが子どもを無視したり、放ったらかしにして、終始一人で暴走しているようにしか思えないので、父子の絆が描かれているようには思えない。
母の死で心を閉ざした子と父が協力しながら、タイムカプセル内の紙の謎の暗号を解き明かそうとして、父子関係が回復していけば、まだ面白くなったのではないか。
そもそも紙に書かれた暗号や事件など、本作の結末とはほとんど関係ないのだから、あの暗号に意味を持たせるとすれば、こういう使い方をするしかない。
派手なアクションがあるSF作品であるが、ヒューマンドラマの要素をもっと増やせば、もうちょっと見られた作品になったかもしれない。
“手話”という手法を利用しているが、必ずしも効果的ではないのは、劇中で彼らの絆の深さが足りないからだろう。
しかし、地球が消滅しそうになる映画の大半で、訳の分からない方法で何度も地球が救われてきたが、何の手も打たずに地球が消滅するというのはなかなか思い切った手法だ。ただ、二人の子どもがアダムとイヴとして新たな人類を再生していくという解釈は面白い宗教観になっている。冒頭の父と子の会話がヒントになっているものの、風呂敷が広すぎてピンとは来ないが。
本作を見て、分かることはニコラス・ケイジの偉大さだけだ。
宇宙船が登場した瞬間に、ヒザから崩れ落ちるニコラス・ケイジを見て、「スゲえわ。カッコ良すぎる」と思ったほどだ。彼が出演しているから、ギリギリ映画として成り立っている。普通の役者ならば、見ていられないほどのレベルの作品だと思う。
どんなに荒唐無稽な作品でも、彼が持つ“何らかのチカラ”が働いて、荒唐無稽と思わせないようになっている。逆に、どんなにリアルな作品でも、“絶対に冗談だよな”と感じさせてしまうかもしれないが。
大げさな音響や音楽も本作をより低い作品にしてしまっている。あまりにもセンスがなさすぎやしないか。途中からうんざりしてしまった。 六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 4点(2009-07-13 00:14:47)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 122人
平均点数 5.14点
000.00% line
121.64% line
243.28% line
364.92% line
43024.59% line
53427.87% line
62722.13% line
7119.02% line
843.28% line
921.64% line
1021.64% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.33点 Review12人
2 ストーリー評価 4.71点 Review21人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review20人
4 音楽評価 5.21点 Review14人
5 感泣評価 4.57点 Review14人

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