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太陽の中の対決

Hombre
1967年【米】 上映時間:116分
アクションドラマウエスタン小説の映画化
[タイヨウノナカノタイケツ]
新規登録(2004-10-09)【マムゲン】さん
タイトル情報更新(2023-12-18)【イニシャルK】さん
公開開始日(1967-10-14)


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監督マーティン・リット
キャストポール・ニューマン(男優)
フレデリック・マーチ(男優)
リチャード・ブーン(男優)
マーティン・バルサム(男優)
ダイアン・シレント(女優)
バーバラ・ラッシュ(女優)
キャメロン・ミッチェル〔1918年生〕(男優)
フランク・シルヴェラ(男優)
新田昌玄(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大木民夫(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
森山周一郎(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
今井和子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
嶋俊介(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
此島愛子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
原作エルモア・レナード「オンブレ」
脚本アーヴィング・ラヴェッチ
ハリエット・フランク・Jr
音楽デヴィッド・ローズ〔音楽〕
編曲ジャック・ヘイズ〔編曲〕
レオ・シューケン
撮影ジェームズ・ウォン・ハウ
製作アーヴィング・ラヴェッチ
マーティン・リット
20世紀フォックス
配給20世紀フォックス
美術ジャック・マーティン・スミス(美術監督)
ラファエル・ブレットン(セット装飾)
ウォルター・M・スコット(セット装飾)
衣装ドンフェルド
編集フランク・ブラクト
録音デイヴィッド・ドッケンドルフ
スタントテリー・レナード(ノンクレジット)
その他デヴィッド・ローズ〔音楽〕(指揮)
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【クチコミ・感想】

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6.駅馬車に乗り合わせた人々と、悪党どもとの戦い、という、いかにも西部劇でございます的な設定かと思わせて、まったく路線の違う映画。何しろ、登場人物たちの間にはひたすら不信感ばかりが渦巻いていて、ヒーロー譚とはかけ離れた世界となっています。一応はポール・ニューマンがヒーロー役ではあるけれど、そして敵と戦ってカッチョよいところは見せるけれど、他の登場人物たちとは打ち解けないし、他の登場人物たちも互いに打ち解け合わない。危機の中、何とか互いを繋ぎとめようとしても、裏切りがそれをぶち壊してしまう。
だもんで、まー、えらく娯楽色の乏しい作品ではあります。見てて、やりきれなくなってくる。
戦いの描写は、遠近感とか高低差とかを取り入れて、なかなか見応えがありますが、見てる我々を決して手放しでは喜ばせない、いや~な感じが、作品全体を覆っていて。独特の雰囲気があります。
ただ、「先住民に育てられた、異邦人としての主人公」という設定を、冒頭にまとめて提示しちゃうのは、いささか工夫が足りないような気もします。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-30 20:57:30)


5.《ネタバレ》 導入部はややごちゃごちゃしているが、駅馬車の待合室あたりからじわじわと緊張感が高まってくる。このシーンにしても、駅馬車の道中にしても、強盗のシークエンスにしても、一つ一つのシーンが走っていなくて、じっくり落ち着いているのです。ただ、そうやって演出が冴えていくほど、主人公以外のキャラの弱さももろに露呈してしまって・・・。味方の集団なんてみんなで足を引っ張っているだけだし、敵の軍団にしても、特段の技術や頭脳があるわけではなく、唯一の強みは2発食らっても立って歩いてる生命力の強さ(笑)というのであれば、主人公が何と戦っているのかが分かりません。主人公のひたすら冷徹な造形はなかなかだったので、それ以外の甘さが残念。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-21 01:02:10)

4.《ネタバレ》 「白人は助け合うのよ」と言いいながら先住民は虐げてきた。ペラペラ喋る女性に対するポール・ニューマンの淡々とした言動の端々に窺える憤りに寒々しさを感じる。hombreとしての最期も寒々しかった。フレデリック・マーチとの絡みが物足りないのがとても残念。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2018-03-31 20:56:44)

3.《ネタバレ》 う~~む難しい。ストーリー進行はシンプルで、アパッチ族(先住民)に育てられてきた白人である主人公が白人と一緒に駅馬車に乗るが、途中トラブルに見舞われる・・・というものなのですが、その中に潜むテーマが難しいというか考えさせられます。いわずもがな、考え方の相違の問題です。
 乗客の白人にとっては「なついた犬を殺し肉を食べる」というのは考えられないものですが、先住民にとっては「極限の空腹状態だったらなついた犬でも食う」となり、同じく「先住民は白人を憎み、畑を耕そうともしない」は「先住民を偏見の目で見ているのがむしろ白人であり、また、荒れ地をどうやって耕せというのか」となります。
 本作では主人公は自分中心かつ徹底して合理的で、時に冷酷かと思われるような考えを持っているのに対し、他の白人は非合理であっても社会的な考えを持つ、という風に表現されているのではと思います。そしてその違いは育ちの違いからくるものとも示唆されます。つまり、どっちの考え方も納得できる部分はあるのですね。
 主人公が説得に応じ御者の隣に座るシーンや、最後の「助けに行きたければ行けば良い。でも殺されるぞ」という主人公に対し、それでも助けに行こうとする白人。それを見て主人公が自分の考え方を曲げその役を買うシーンなどに、多少なり歩み寄りが見られた、という表現がされているのかなと思います。 53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-24 03:40:24)

2.ニューマンは、クールな役が似合うなあ・・・。 ケンジさん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-07 09:18:04)

1.「ハスラー」みたいになにかに集中してるニューマンもかっこいいけど寡黙なニューマンもかっこいいなぁ。でもマーティン・リットが撮ったポール・ニューマンの為の映画って感じは否めません。なのでやや退屈になるシーンも時々ありますけど男を描くのがうまいリットらしい男臭さ溢れるリチャード・ブーンとフレデリック・マーチなどのキャスティングは雰囲気を盛り上げてて良かったです。「太陽の中の対決」、う~ん、いい邦題だぁ。 M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-05 11:15:04)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.17点
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