みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.《ネタバレ》 女性監督モノである。 この主演女優は「ブルーバレンタイン」で強烈に印象に残ったミシェルさん。 弱さを出すのが巧い。 この映画でも、子どものいない夫婦の、仕事に夢中の夫に取り残され、 満ち足りない何かを抱えている人妻を演じている。 そこに、スポッとリキシャのお兄さんがハマるわけだが、 満ち足りなさから逃げるように、その人の元に走るわけだが、 そこで、抱き合ったり、プロと一緒に3Pまでやって、彼女は果たして・・という映画。 このタイトルのワルツは、「ラジオスターの悲劇」というとこが、 ラストの彼女の表情を引き立たせる。 女性監督の手腕なんだろうなぁ。 プールの場面と言い、なかなか男では出せない味が出てる。 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-12-27 21:47:33) 7.映像の美しさとか、凝った演出とか、音楽と映像との相乗効果とか、質の高いシーンはいくつもありましたが、作品全体としてはまとめ切れていない感じでした。そもそも肝心の、不倫に走る要素が弱いというか、動機や心情を描き切れていないため、女子の妄想をそのまま映像化したような印象で、「なんだか、女性の監督が作りそうな映画だなぁ・・・」と思ったら、ほんとに女性監督の作品でした(笑)。 まず、出会いの設定が、まるでメグライアンのラブコメのようでベタ過ぎ。ダンナさんに打ち明けて家を出るまでの、気持ちが揺れてるシーンが長過ぎて、「今日はウキウキ」「今日はどんより」の繰り返しで、まるで昼ドラの総集編のようでした。 映画というより、女性が「そうそう、わかるわかるぅ~」と、雰囲気を楽しむためのイメージ映像のように感じました。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-04-25 23:13:41) 6.表面上はうまくいっているけど、実はなんとなくしっくりきていない夫婦。結構リアルに描かれている。ここに子どもがいたら全く違う関係になるのだろうけど。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-09 22:31:44) ★5.《ネタバレ》 不倫モノというのは、その前提となるべき日常生活の「生活感」をしっかり表してこそ、そこから逸脱することへの飛躍感や背徳感があるはずなんだけど、ここではまず、そこがダメ。主人公は何かのライターっぽく登場するんだけど、実際何をやっているのかさっぱり分からないし、プライベートでものんびりプールに行ったりなんかして、凄くお気楽に生きているように見える。輪をかけて、不倫相手との逃避を決めた後の展開は完全にグシャグシャで、ほとんどファンタジーの領域にしか見えない。結局、雰囲気だけの作品にしかなっていないのです。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-02-24 00:26:58) 4.《ネタバレ》 本当は小説家になりたかった、今はライターとして生活しているマーゴは、結婚して5年になる夫と共にアメリカの片田舎で平凡な日々を過ごしている。料理研究家の夫は物静かでとっても優しいのだけれど、彼女はそんな毎日に何か物足りなさを感じているのも事実だった。そんなおり、マーゴは近所に住む貧しいながらも画家志望の青年ダニエルと運命的な出会いを果たす。「駄目、夫のことを裏切ったりなんか出来るわけないわ…」と必死に感情を押さえ込むマーゴだったが、情熱的な青年ダニエルによって彼女の心のドアは徐々に開かれてゆくのだった。という前半のあまりにもな、一昔まえのレディースコミックのようなベタな展開に、「どうせ、この人妻が速攻でこのダンディな男と一線を越えて快楽に溺れてすぐに夫にもそれがバレてこの後ドロドロな展開が続くんだろー、あーあ、失敗したぁ」と辟易しながら観てたのだけど、意外にも主人公マーゴが全然そんな一線を越えないばかりかかなり切実に悩んでいくという展開(それに女たらしのジゴロ風だったダニエルもけっこう真面目な奴だったし)にだんだんと惹き込まれていきました。決して綺麗なわけじゃないしスタイルだってなかなかのぽっちゃり具合(かなりリアルなタイプの笑)なのに、中盤辺りからいつの間にか彼女のことを好きになっていく自分が居ました。確かに、あの何も悪いことしてないかなり善い人な〝夫〟側の視点で見れば、むちゃくちゃやり切れないストーリーではありましたけれど、まさにワルツを踊るようなセンス溢れる綺麗な映像で描き出された登場人物各々の繊細な心理描写とかなかなか良かったですね。特に、マーゴが苦悶の末に発した「デートの約束をしましょう。ただし、今から30年後の2040年8月5日午後2時に。場所はあなたと初めて出逢った場所。きっと来てね、ダニエル。35年も夫に尽くしたら、きっとあなたとのキスくらい許される…」という言葉にはラストシーンの余韻とともにかなりジーンときちゃいました。うーん、切ない!ただ、決して夫婦で観てはいけません。気まずくなります(笑)。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-08 23:12:19) 3.しあわせに鈍感なんじゃない。さみしさに敏感なだけーこの本作のキャッチコピーがなかなかいい。 妻ミシェル・ウィリアムズと夫セス・ローゲン。どこにでもいそうな仲睦まじい夫婦を演じる、この2人が醸し出す空気もいい。でもこの2人、確かに仲がいいんだけど序盤からずっと、あまり話をしていないような気がしていた。それが如実に表れるのが結婚記念日に映画を見た後の食事のシーンです。 そんな日々に現れた1人の青年と夫の間で揺れる思いを演じるミシェルがあまりにも素晴らしい。そして本作のキャッチコピーを見事に体現してみせています。ミシェルの出演作「ブルーバレンタイン」をちょっと思い出したりもします。 挿入曲“video killed the radio star”が印象的であると共に、久々に聴いたこの曲を懐かしく感じた。ラスト、この曲が流れる中、1人で遊園地にやって来たマーゴもまた楽しかった時間を懐かしく思い出していたのでしょうか・・・。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-12 22:28:23) 2.《ネタバレ》 男と女の感じ方の違いをつきつけられる。何も悪いこともしていないし、ちゃんと愛情をそそいでいたはずなのに、ちょっとしたズレの積み重ねにより心が離れてしまう。彼は、何が悪かったのかまるでわからないままその後の人生を過ごさなくてはならないのだろう…。最後の生々しいベッドシーンが辛すぎる。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-29 16:33:16) 1.《ネタバレ》 サラ・ポーリーはこういうのがお好きねえ、美しいのだけれども切なさが残りますよってに、未見でしたらご用心です。幸せってなんだっけ、とはよくいったものですなあ。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-14 18:13:39)
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