みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.今では岩城滉一と言ったらジャワカレー食べてるおじさん、というイメージが強いけど(そうでもない?)、昔はトンがってて、その頃はこんなにカッコよかったんだよ、という映画。正確には、何とか落ち着いてきた頃、と言うべきかもしれませんが。 長髪に口髭、引き締まった体で拳銃を操り、その姿はまさに、歩くハードボイルド。 撃たれた安田成美を気遣いつつ、敵に立ち向かおうとするシーンの、どっち付かずの中途半端な仕草が、残念でしたが。 あと、主人公が浮世離れし過ぎているのも、ちょっと違和感があって。いや、この同じ役をもしも松田優作とかが演じてたら、「このヒト、どうやって生計立ててるんだろう」などという下世話なギモンが観てる最中に脳裏をよぎることも無かったんじゃないかな、と。 それが、松田優作とジャワカレーおじさんとの違い、なんですかね。 おそらくは潤沢な製作費など準備出来ないのだろうけど、沖縄ロケに、銃撃戦、血糊をふんだんに使ったバイオレンス描写など、数々の見どころを手際良くさばいてみせ、制作陣の熱い思いが伝わってくる作品となっています。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-03-07 13:52:53) ★3.《ネタバレ》 単なるB級アクションかと思いきや、意外にちゃんとした出来でした。細かいところには荒っぽい演出や稚拙な芝居も多く、ストーリーも一歩誤ったら荒唐無稽だったりもします。しかし、殴り合いのシーンや銃撃シーンにやたら力が入っているのを筆頭に、とにかく主人公を格好良く撮ってあげたいという執念が全体に満ち満ちているのが良いのです。ガンアクションをここまで前面に出した日本映画って、あまりないのでは?後先のことを考えていない無茶な締め方も、この作品には合っているかも。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-02-15 22:40:30) 2.同じ奥山和由製作の「海燕ジョーの奇跡」と同じシチュエーションで二匹目のどじょうを狙ったのがみえみえ。冒頭のぎばちゃんの演技は熱っぽくて良かった。 【R&A】さん 5点(2003-11-17 15:12:47) 1.新人ボクサーの弟を巻き添えで殺された亮(岩城晃一)は沖縄の米軍基地に降り立つ。「ついてない奴だ。ただ墓だけは作ってやりたい。」クールな装いとは裏腹に、(一瞬、野獣)と化した亮は単独で組織に復讐を始める。どこまでもストイックに、クールに、そしてかぎりなくハードに、ヒートアップする!。すいこまれそうな青空をバックに、軍用機の操縦士を見上げ「グッドラック」と親指を立てる亮。日本映画史に新たな1ページが刻まれた瞬間だった。傑作である。 【天地 司】さん 8点(2003-02-01 15:18:08)
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