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チップス先生さようなら(1969)

Goodbye,Mr. Chips
1969年【米】 上映時間:151分
ドラマ戦争ものミュージカルファミリー学園もの小説の映画化
[チップスセンセイサヨウナラ]
新規登録(2003-06-01)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-11-03)【イニシャルK】さん
公開開始日(1969-12-20)


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監督ハーバート・ロス
キャストピーター・オトゥール(男優)アーサー・チッピング
ペトゥラ・クラーク(女優)キャサリン
レオ・ブリット(男優)
マイケル・レッドグレーヴ(男優)校長
シアン・フィリップス(女優)
ジェニー・ラナカー(女優)
ジョージ・ベイカー〔男優・1931年生〕(男優)サタウィック卿
久米明(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
此島愛子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
浅井淑子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
藤本譲(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
岡部政明(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
加藤治(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
野沢雅子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
菅谷政子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
京田尚子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
村越伊知郎(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
野島昭生(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作ジェームズ・ヒルトン邦題:「チップス先生さようなら」原題:「Goodbye, Mr. Chips!」
脚本テレンス・ラティガン
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
レスリー・ブリッカス
撮影オズワルド・モリス
配給MGM
美術ケン・アダム
衣装ジュリー・ハリス〔衣装〕
編集ラルフ・ケンプラン
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【クチコミ・感想】

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15.駅に着いてひとりで泣いているあどけない新入生と、優しく寄りそうチップス先生がいちばん良かった。
overtureがあるのに面食らった(笑)けどintermissionもあったのでトイレ休憩と飲み物補充をしながら鑑賞した。

【追記】
チップス先生に伴われて始業式(?)に出席した妻キャサリンが校歌を歌うシーン。
元舞台女優の歌唱力をいかんなく発揮するキャサリンに先生も生徒もあっけにとられるが、
生徒たちはなんだか燃えてきて一緒に盛り上がって歌う。
一見場違いなキャサリンだが、のちに生徒たちを愛し生徒からも慕われるチッピング夫人の片鱗が見えもする。
―世界を愛で満たすために、神よわたしに勇敢さと強さと誠実を賜りますよう―
青い青い学生の歌が良い。歌って良いね。

困惑しながらも決して取り乱さない生真面目なチップス先生と奔放なキャサリンの取り合わせの妙。
きょとんとして歌うさっきの泣き虫の少年(かわいい)。 ムーンナイトロンリーさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-12-04 15:19:27)

14.《ネタバレ》 いい話だった。
チップス先生の真面目でまっすぐの性格。そんな性格を周りの人から愛されていた。そして彼の性格が周りの人に良い影響を与えていく。●
真面目なチップス先生。生徒からは愛される存在。そんな性格に魅力的な女性にめぐりあい結婚した。真面目なチップス先生を理解してくれる女性だった。しかし、戦争の爆撃で妻をなくしてしまう。二人の間に子供もなく孤独になるが、長い間教えた生徒たちが励まされることに。 ホットチョコレートさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-03-28 12:11:32)

13.古き良きオーソドックスなミュージカルだが、少々テンポの悪さがあるのは否めない。ヒロインもちょっと華がない。学園モノなのか夫婦モノなのかも中途半端。イギリスの階級社会を見せつけられるのは良し悪しかな。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-03-01 14:14:44)

12.《ネタバレ》 1939年版チップス先生が「一教師の人間賛歌」とするなら、こちらはちょっと甘めのラブリーなミュージカル仕立て。私的には前作のほうが好みだが、こちらの甘口も決して悪くない。

あと、折角のカラー作品なので、前作で描写されていたドナウ河の青さを確かめたかったんですが… aksweetさん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-25 03:17:02)

11.《ネタバレ》 初めて見たのは学生の時教員になる前だった。それから40数年経って、DVDで再鑑賞したのだが、大変なつかしかった。
教育熱心だが頑なで堅物のチップスが、奥さんとなったキャサリンとの愛によって親しみのある先生となるのがすばらしい。ロバート・ドーナットもピーター・オトゥールもどちらも好演であり、それぞれの良さがあると思う。
この映画では、キャサリンを追いかけるシーンが2つある。ひとつは前半終了直前そしてもう一つは校長となったことを告げようとするシーン、どちらも非常に印象的で忘れられない。
キャサリンを演じたペトゥラ・クラークはさほど美人とは思えなかったが、歌はうまく親しみやすかった。 ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 7点(2011-10-23 10:05:36)

10.原作未読、オリジナル未見です。
2時間半超えの長編で決してテンポがいい作品とは言えない部分もあります。また、キャサリンとの出会いからの物語が軸となっており、もう少し学校での子ども達との触れあいの時間が欲しかったとも感じましたが、それでも素晴らしい映画を見たというのが感想です。

名優ピーター・オトゥールの演技は言うまでもなく、その妻となるキャサリンを演じたペトゥラ・クラークも素晴らしかったです。最初彼女がチップス先生の前に現われた時はミスキャストなんじゃないか?と感じましたが、そんな彼女がその後チップス先生の妻としても、パブリックスクールの子ども達にとっても良き存在となっていく。人間の成長というものを感じさせてくれる素晴らしい演技でした。

ミュージカルの部分は控え目ですが、作中の音楽をキャスト自らが歌い、作中の音楽の一部のように巧く機能していたと思うし、その歌詞もキャストそれぞれのその時の心の内を表しているようでとても良かったと思います。

退職後も生涯を捧げてきた学校の傍に住み、子ども達の登校の様子を静かに見守る。地味ですが人の一生を一日に例えた最後の歌と共に、誠実に教師として生き生涯を全うしようとしているラストのチップス先生の姿にも感動しました。 とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-15 17:37:13)(良:1票)

9.《ネタバレ》 高校生のときにジェームズ・ヒルトンの原作を読み涙を流した記憶があります。この作品では、原作より時代をずらしていますね。原作では戦争は第一次世界大戦で、史実でもパブリック・スクール出の上流階級の青年たちが大量に戦死しています。原作では教え子たちを戦場で失ったチップス先生の悲しみが読者の心を揺さぶるのですが、この映画ではそのあたりがちょっと希薄でした。チップス先生が長生きするというのも原作とは違いますが、P・オトゥールの名演でこれはこれで良いかなと思います。一応ミュージカルと分類されていますが、ちょっと中途半端なミュージカル化だなと思いました。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-07 22:44:10)

8.《ネタバレ》 ジェームズ・ヒルトンの短編の2度目の映画化。過ぎ去りし時代の英国パブリック・スクールに長年務めあげた教師チッピングの戦争時を含んだけっして平坦なばかりではない半生が綴られ、ピーター・オトゥールの味わいのある演技がミスター・チップスを生きた存在にしている。元が短いので削られてはいないがラストは変えられた。この方がチップス先生がお元気でいてくれている感じがしてよいのではないだろうか。教職を退いた彼が佇む校庭に今日も鐘が鳴り響く。 レインさん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-14 00:09:08)


7.《ネタバレ》 主役2人のキャラの強さで大分得をしていますね。これだけでつまらない作品にはならないという感じ。ただし、せっかくその2人が躍動しようとしても、テンポの悪さによって間延び感を感じさせる結果になっている。110分くらいでもまとめられたんじゃない?最後の通知が来たときの一連のシーンでの「間」は強力でした。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-09-12 02:38:00)

6.《ネタバレ》 最後の方で、校長に選ばれたチップス先生をからかおうとして、最悪のタイミングでイタズラしてしまった時に見せる、ピーターオトゥールの演技。つらい。家族のものが「コルチャック先生」と間違えて、ストーリーを聞かされてたので、ラストは心配でしょうがなかったです。でもやはり、戦争による悲劇がここでも。日本では「二十四の瞳」が有名ですが、戦時下の先生の話ってつらいですよね。校長に選ばれたことを妻に知らせようと、年をとっても全力疾走で校内を走るあの姿。ああいう姿を見せることが子供たちにいい教育になるような気がします。 トントさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-11-16 00:38:19)

5.《ネタバレ》 さてさてこのての映画をどう評価すればよいものやら・・
用意周到感動したいがために、あらかじめ調べちゃったんです。
小説を読んで知っていたというならともかく、あらすじを映画サイトで調べちゃった。
結末まで!もちろん知ってても感動できるとは思うのですが、私はさらにミュージカルが合わない。
これがミュージカルでなければ感動してたかもと言い訳かな・・
こう人間ドラマのミュージカルって退いてしまうのです。
学園&恋愛ものなのでよけいに・・史劇やファンタジーならば心の用意もできるのですが・・
確かに脚本はよいと思います。こちらはリメイク版のほうなんですね。
題は知っていましたが内容を知らなかったので、
カラーということ、監督が、グッバイガールのハーバート・ロスということ、オトゥールが先生。
それでミュージカルとは知らずにあらすじを調べてしまい、鑑賞の相違があったのです。
チップス先生は・・それでも時代のギャップというか合わなかった。
でもいいオハナシなので、ミュージカルも合うよという方はぜひ見てください。
あえて筋やラストは書きませんので・・
レンタル屋にあるかどうかですが・・
実は本作はDVD化もされていなかったのと、レンタル屋になかったので、
オークションで購入したものです。いや、高かった・・
アルメイダさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-07 07:51:58)

4.本作品で描かれたようなエリート教育には一種の羨望を感じると告白しておきます。イギリスがなんとかうまく「衰退できた」のも、こうした教育があってのことでしょう。それにひきかえ、大学合格者数が即ちエリート校を意味する日本は死ぬに死に切れないのでは、と心配になってしまいます。どうもわたしは学校を描いた作品を評価するにあたって、教育界全般へと目が逸れて行ってしまう傾向があるようです。反省、反省。 バッテリさん 8点(2004-02-26 21:52:17)(良:1票)

3.《ネタバレ》 高校生時代に始めてみました。大人になってもう一度見て、やっぱり涙が出ました。愛に溢れた映画です。登場人物を見つめるまなざしが優しくてステキです。映画に続いて、原作の小説の方も読んだのですが、こちらもやはりいい作品でした。映画が良かったという方は小説もオススメですよ。 藤堂直己さん [映画館(字幕)] 10点(2004-01-24 12:44:21)

2.まじめくさったピーター・オトゥールがとても魅力的でした。英国のパブリックスクールの生徒、先生とも生活が充実している様子がよく描かれています。ハリーポッターをみてよかったら、この作品もよいかもしれません。 miyoさん 9点(2003-06-14 08:08:04)

1.公開当時、中学生だった私はピーター・オトゥールファンの兄の影響で彼の作品はよく観ていました。この作品でアカデミー男優賞をとれるのではないかと言われていましたが、西部劇の大御所=ジョン・ウェインが病の身で出演した正統西部劇「勇気ある追跡」で受賞しました。記録よりも記憶に残るという讃辞がよく使われますがP・オトゥールはまさにそうではないでしょうか。舞台出身である彼の迫真の演技にはいつも圧倒され、感動します。この映画のラストで生徒たちに挨拶するシーンは実際のセレモニーを見ているようで思わず感涙した記憶があります。受賞歴ではなく、出演歴(映画)そのものが彼の素晴らしさだということを改めて認識させてくれる作品です。 天地 司さん 8点(2003-06-06 18:38:31)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 7.27点
000.00% line
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200.00% line
300.00% line
400.00% line
516.67% line
6426.67% line
7320.00% line
8533.33% line
916.67% line
1016.67% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1969年 42回
主演男優賞ピーター・オトゥール候補(ノミネート) 
作曲賞(コメディ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
作曲賞(コメディ)レスリー・ブリッカス候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1969年 27回
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ピーター・オトゥール受賞 
助演女優賞シアン・フィリップス候補(ノミネート) 
作曲賞レスリー・ブリッカス候補(ノミネート) 

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