みんなのシネマレビュー

つきせぬ想い

C'est La Vie Mon Cheri
(新不了情)
1993年【香】 上映時間:96分
ドラマラブストーリーリメイク音楽ものロマンス
[ツキセヌオモイ]
新規登録(2003-10-13)【きのすけ】さん
タイトル情報更新(2024-07-18)【イニシャルK】さん


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監督イー・トンシン
助監督ロー・チーリョン
キャストアニタ・ユン(女優)ミン
ラウ・チンワン(男優)キット
カリーナ・ラウ(女優)トレイシー
キャリー・ン〔1963年生〕(女優)リン
ファン・ボーボー(女優)ミンの母
チョン・プイ(男優)ミンの叔父
シルヴィア・チャン(女優)医師(ノンクレジット)
ジェイコブ・チャン(男優)占い師
アンディ・チン(男優)
ピーター・チャン(男優)
テディ・チャン(男優)
チェン・タンチョー(男優)
タッツ・ラウ(男優)
ハーマン・ヤウ(男優)
脚本イー・トンシン
音楽クリス・バビダ
フランキー・チェン(音楽監督)
配給ポニーキャニオン
美術イー・チュンマン
字幕翻訳岡田壮平
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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11.《ネタバレ》  高評価のなか大変申し訳ないのですが、いまいち感情移入しきれませんでした。芸術家肌で商業音楽を作りたがらないキットが、ミンと出会うことで再び音楽への情熱に目覚めるような内容であればもっと感動できたかも。中盤からはキットの音楽活動はほとんど影をひそめ、普通のラブストーリーに。もちろん恋愛映画なわけですからそれで良いのですが、音楽活動にゆきづまっているという最初の設定ももう少し大事にしてほしいものです。
 それにトレイシーが良い人すぎて、キットが自分勝手に見えてしまったのもややマイナス。ミンに惹かれるのはわかるんですけど、トレイシーのもとを去る説得力にやや欠けるような気がします。
 また、伏線はあったものの病気の再発が随分唐突に感じられました。時間の関係なのでしょうか?でもその割に、歌のシーンの回数は多く、結構時間を割いていた気がします。
 全体的に粗削りな作風で、ちょっとバランスが悪いような気がします。ひとつひとつのシーンがすごく良かっただけに、ちょっと残念でした。 たきたてさん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-29 02:22:43)

10.《ネタバレ》 香港恋愛映画の傑作。

飾り気のないシンプルなストーリーに、ベタな展開。
だけど、ツボはしっかりおさえている。
イー・トンシン監督の確かな手腕を感じ取れる素晴らしいラブ・ストーリーだ。

ラストは悲劇として幕を閉じる。
が、しかし、それは決して後味の悪いものではない。
愛する者同士は、いくら愛し合っても、いつかは死によって別離せざるを得ない。
そんな二人にとって一番大事なことは、どれだけ純粋に、そして真剣に相手を愛することができたか?ではないだろうか。

その点において、本作の二人は互いを真剣に愛していた。
別れるには早過ぎたかもしれないが、一瞬一瞬がとても輝き、幸せに満ち溢れていた。
あの無邪気にはしゃぐ二人の笑顔が忘れられない。
短い時間でも二人が一緒に居られ、互いを真剣に愛することができたならば、二人の心の中にはきっと美しい思い出が残るに違いない。

それよりむしろ、この取り残された男からすれば、彼女が死ぬ前に彼女と出会えたことが幸せだったと考えることもできるのではないだろうか。
そして、この女性は、独りで死ぬことなく、死ぬ前に自分を本当に愛してくれる彼と出会えて良かったんじゃないだろうか。
そういう風に別の角度から二人の人生を考えてみると、単純に悲劇なだけのお話だとは言えないんじゃないだろうか。

男と女にとって何が本当に幸せか?
それを観る者に鋭く訴えてくる含蓄のあるラブストーリー。
香港恋愛映画の奥深さを垣間見ることができた作品であった。 にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-12 17:13:50)

9.ちょっと期待しすぎたかな。この頃の香港恋愛映画独特の匂いは嫌いではないのですが、ラストがあまりに悲し過ぎ。「ラヴソング」には到底およばないかと。 マー君さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-19 01:58:07)


8.《ネタバレ》 すごく期待したのに、味付けや盛り上げに乏しくてがっかり。ほとんどがどこかで見たようなシーンばかりでした。アニタ・ユンの調子っ外れな喋り方も今ひとつ合いませんでした。唯一、文字通り場末の路上(?)で歌う一家と、誇らしげにお金を集めて回るヒロインの場面のみ印象的。 Oliasさん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-27 03:17:52)

7.十年以上前に一度観たきりだが、今でもあの切なさは鮮明に憶えている。香港映画の白眉。いずれもう一度観てみたい。 丹羽飄逸さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-06-06 20:41:47)

6.「シンプル is best. ベタ is better.」のお手本。まったく飽きずに進む前半、人の情をええ塩梅にからめる後半・・観る側のキモチをきっちり酌んでくれてる作り手の腕を感じます。香港発’90代ピュアな恋愛映画では、本作と『星願』『ラヴソング』・・この3本柱は昨今ハヤリの純愛運命路線にヒケを取らないと思っています。電話や写真やペンが出るたびに「これ伏線か?これほんまは誰や?」と疑わなくて良いのです。頭も心も空っぽにして爽やかに泣ける香港映画、大好きよ。カリーナ・ラウがメイク濃い目の栗原小巻してる。 かーすけさん 9点(2005-01-27 21:10:39)(良:1票)

5.とてもチャーミングな下町娘を好演した、アニタ・ユンの演技が素晴らしい。口数が少なく社交的ではないキットがメイに振り回され,それが段々と居心地の良い時間へと変わりお互いに惹かれあっていく気持ちが伝わってくる。こんなに単純なストーリーなのに途中からは涙なくして見られませんでした。 北狐さん [DVD(字幕)] 10点(2005-01-25 21:48:50)

4.《ネタバレ》 最初、彼氏役にラウ・チェンワンはいかがなものか?と思ってたんですが、全く気にならないほどのめり込んでしまいました。天真爛漫な下町娘アニタ・ユンも可愛くて、彼女の出演している映画の中で一番好きな映画です。わかっていてもラストの阿傑にプロポーズされる場面では泣いてしまいます。
rexrexさん 8点(2004-07-21 15:06:50)

3.《ネタバレ》 アニタ・ユンの演技がとても光っていた。そしてとても可愛いっ!
ストーリーも、すごくピュアで温かくて、そしてラストは・・感動です。 まるこさん 8点(2004-02-23 21:40:50)

2.「アニタ・ユン」ファンの間では名作の誉れ高き作品。もちろん僕もその1人。ベタなストーリーではあるが結局泣いてしまう・・。アニタ・ユンの喋り方が好き。 代打、八木!!さん 9点(2003-12-12 12:42:23)

1.アニタ・ユンが'93年度香港電映金像奨・主演女優賞を獲得し、ブレイクのきっかけとなった記念すべき作品。ストーリー自体はよくあるラブストーリーものの枠に収まっているが、なんといってもアニタ・ユンのみずみずしい演技が素晴らしく、物語にもグイグイ引きこまれる。ラストもどうなるのか途中で読めちゃうんだけど、それでもやっぱり泣ける。それは、ひとえに彼女の純真でピュアな演技のおかげだろう。 袁詠儀に10点を捧ぐ。 きのすけさん 10点(2003-10-14 17:04:55)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 8.00点
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100.00% line
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300.00% line
400.00% line
500.00% line
6327.27% line
700.00% line
8436.36% line
9218.18% line
10218.18% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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