みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
12.仲代達矢さんがこんなB級マカロニに出ていたとは・・・。しかもこんな悪役で。 仲代さんが最初に登場するシーン。仲代さんが出ている前提で見たのですぐに分かりましたが、 何も知らずに何となく見ていたら気付かなかったかも。それくらいの濃さでマカロニの世界観に馴染んでいる。 一方で復讐する側の5人衆のキャラや存在感が薄いせいもあり仲代さんの存在感の濃さがより際立っている。 何かあった時の仲代さんのリアクションを見ているだけでも十分面白いです。 深い森の中で5人衆がナイフやロープなど銃以外の武器も駆使し、藪の中や樹の上から奇襲し1人ずつ始末していく様は、 あの「ランボー」のジャングルシーンを思い出すようでもあり、 ロープを枝にかけ、中吊りにして始末する様は必殺シリーズの三味線屋の勇次を思い出したりもする。 まさか本作が「ランボー」や「必殺」の元ネタ?なんてことはないと思いますけどね。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-03-18 13:13:13) 11.お目当ての仲代達矢は悪の親玉として誰よりも目立っておりました。出演するからには! 心意気が流石日本一の男優。(重低音のイタリア語を聞けなかったのは残念) しかしながら、ダリオ・アルジェントによる(驚)脚本、監督の演出がどうにもこうにもお粗末で全く盛り上がるところが無い珍品にして愚作でありました。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 3点(2023-06-21 16:50:48) 10.《ネタバレ》 仲代さん顔が濃いから、向こうの人たちと対等に張り合ってましたね。 そう、この作品は仲代達也のぎょろっとした目が繰り広げる顔芸をひたすら楽しむ、そんな作品です。 主役の人は、正直クールすぎてあんまり復讐心が伝わってこないし、音楽もなんだかシュール系でパッとしない。 そんな中でひときわ仲代さんの顔芸だけが脳裏に焼きつく。刀で相手を倒すシーンの動きもなんかツボに入りました。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-01 20:42:44) ★9.《ネタバレ》 とりあえず何か復讐したがっている男が、仲間を集めて、敵を撃破して、ラスボスをやっつけて、終わり。いや、本当にこれだけです。その肉付けのなさはむしろ潔いほどです。せっかく訳ありっぽい仲間を4人も集めたのに、個性も背景も特技も何もなし。戦略面では、藪地に誘い込んでゲリラ戦を挑むってのはウエスタンらしからぬ斬新さですが、肝心の作戦面が腰砕けですし、何より敵が弱すぎ。勇壮な邦題とはおよそ反するような、着地点のない締まり方でした。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-07-19 00:51:52) 8.仲代達矢のクセの強い演技や顔がイイ。その為に見たがその価値はあった。声がアフレコで違う声なのが辛い。残念。 【reitengo】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-01 22:58:00) 7.《ネタバレ》 なかなかの珍味。 誇り高き名優・仲代達矢氏も、こんな仕事してたんだなぁ~・・・って感慨深くなる映画。 意図していないんだろうけど、仲代達矢氏の一人芝居(鉈を振りかざす場面など)が、 ショートコントのようで個人的にツボでした。 バックの音楽にも力が抜けてしまい、復讐劇としては全く緊張感なしなのですけど、 何故か最後まで見届けたくなる(ホンマか?)不思議な映画。 怖いもの?観たさの方、是非ご覧あれ~。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2012-07-22 05:23:24) 6.マカロニブームの発端となった「用心棒」に出演していた日本人が今度はマカロニに出演という奇妙な因縁は面白い。初冬の荒野を舞台にした西部劇らしからぬ寒々とした雰囲気等は捨てがたいんだけど、復讐モノ一辺倒として作るにせよ肉付けが足りないせいか単調で物足りない。何かしでかしそうな危ない雰囲気を漂わせている仲代氏の悪役も、結局はそれ以上でも以下でもないしね。メキシコ人と日本人の混血という設定らしいけど、それならいっそのこと西部にやってきた日本人で周囲の白人から蔑まれた怨恨で悪人になったとかそういう肉づけもありかなと思う。日本人が異彩な存在感を放っているマカロニとして記憶に残る作品であることは間違いないだろうけど、結局のところそれ止まり。 【カニ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-12-03 22:56:10) 5.これは珍作です。いや、目くじらさえ立てなければ、十分に面白いし、見る価値があります。マカロニウエスタンに仲代達矢が出ていること自体すごいことだし、しかも、主役を食ってしまう輝きぶりです。彼の彫りの深い顔立ちは、外国人俳優にちっとも負けていません。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-09-30 18:55:30) 4.マカロニ・ウェスタン、いや正しくはスパゲッティ・ウェスタンか。しかしこのスパゲッティ、何故かウドンが混じっている。何の説明も無く。でも結構うまく溶け込んでるナア。ウヒョヒョ。仲代達矢ってこんなにイタリア語が上手かったのか!?って、吹き替えか。舞踏のような身のこなしの戦い方が実にスバラシイ。さすが俳優座出身は一味違うネッ。この映画、ストーリーの方は、これはまさにどうでもよくて、適当に仲間を集めて敵と戦って終わり、というヒネリのない展開。主人公と思しき冴えない連中が、ウダウダと仲間を集めていくが、合間にはさまる颯爽たる乗馬シーン、その背景に流れるホノボノとした音楽が必聴。この腰砕け感を堪能すべし。エキセントリックな仲代との対比、これぞまさに絶妙、と言えようはずもなく。普通、日本の俳優が外国映画に出てると、「すごいなあ」とトテモ名誉なことに思えて来るんだけど、この映画ばかりはどうしたって、「仲代ほどの俳優がナゼこんな映画に?」という疑問が真っ先に来てしまう。貴重な映画でございます。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-07 22:16:25) 3. 仲代達矢の悪役が面白い。準主役。 ストリーそのものは、定番。肉付けに深みがあれば・・・。 主役が栗毛馬、2人が白馬、2人が黒馬。 5人揃った乗馬はかっこ良い。 【ご自由さん】さん 4点(2004-06-16 20:29:50) 2.《ネタバレ》 仲代達矢が(比較的バタ臭い風貌ではあるが)思いっきり日本人!なのにエル・フェーゴなんてモロにメキシコ系の名前で登場しているので物凄い違和感。加えて主役のカイオワを演じるモンゴメリー・フォードなるパチモン臭ぷんぷんのいかがわしい男優が何とも不景気なツラをしていて全然颯爽としていないのも如何にもマカロニとは言えチト非道い。しかし!最も驚くべきは本作の脚本をダリオ・アルジェントが担当していたという事実であろう。後のスプラッタ・ホラーでの脈絡の無い不条理なストーリー展開は影を潜め、一応理屈に叶ったプロットになってる~!!助っ人4人を集めたり、森におびき寄せて仲代一味を徐々に減らす戦略といい、アルジェントらしからぬ理路整然ぶりだ。でも演出のテンポが余りに悪過ぎなんで思ったほど盛り上がらない。先ず仲間4人を順番に集めるくだりが必要以上に長過ぎる。しかも4人の(外見はともかく)個性が今イチで大して差別化できていない。「荒野の七人」とは雲泥の差だ。次に森の中で一人ひとり始末する展開は数的不利を思えば正解かもしれんが、ガンファイトの爽快感が全く無く陰惨でストレスが溜まる。仲代一味も思う壺にハマってアフォ過ぎだし。ボロクソにけなした後で何だが、まぁ予想外なアルジェントの奮闘とイッちまった目付きの仲代に免じて5点進呈。 【へちょちょ】さん 5点(2004-04-11 00:41:43) 1.仲代達也が、何か我修院達也(若人あきら改め)みたいでしたねぇ(笑)。確かにマカロニ・ウェスタンってある程度はケレン、というかなんでもありな要素はあるとは思うのですが、大ナタを振りかざして時代劇のようなキメポーズってのはいかがなものか。どうせなら香港のC級ニンジャ映画みたいにもっとハチャメチャにしても良かったかも。ところで終盤の森で一人一人敵を奇襲するってのは、ベトナム戦争を意識してたりするんでしょうか? 【ぐるぐる】さん 5点(2004-04-10 15:33:34)
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