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ブラック・サンデー

Black Sunday
1977年【米】 上映時間:143分
アクションドラマサスペンス小説の映画化
[ブラックサンデー]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-11-17)【イニシャルK】さん
公開開始日(2011-02-05)


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監督ジョン・フランケンハイマー
助監督ラリー・J・フランコ(第二助監督)
キャストロバート・ショウ(男優)カバコフ少佐
ブルース・ダーン(男優)マイケル・ランダー
マルト・ケラー(女優)ダーリア・イヤッド
スティーヴン・キーツ(男優)モシェウスキー
フリッツ・ウィーヴァー(男優)FBIコーリー
ベキム・フェーミュ(男優)ファジル
マイケル・V・ガッツォ(男優)輸入商ムツァイ
ウィリアム・ダニエルズ(男優)更正医ピュー
ウォルター・ゴテル(男優)リアット大佐
クライド・クサツ(男優)オガワ船長
トム・マクファデン(男優)ファーリー
ウォルター・ブルック(男優)ファウラー
ヴィクター・カンポス(男優)ナジブ
ロバート・パッテン(男優)ヴィカーズ
原作トマス・ハリス
脚本アーネスト・レーマン
ケネス・ロス
アイヴァン・モファット
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
撮影ジョン・A・アロンゾ
レックスフォード・メッツ(第二班カメラ・オペレーター〔ノンクレジット〕)
製作ロバート・エヴァンス
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮ロバート・L・ローゼン
特撮ローガン・フラジー(特殊効果)
美術ウォルター・タイラー(美術監督)
衣装レイ・サマーズ
編集トム・ロルフ
録音ジーン・S・キャンタメッサ
その他リン・スタルマスター(キャスティング)
あらすじ
テロ集団「黒い九月」は、8万人を収容するアメフトの「スーパーボウル」でのテロを計画する。一方ユダヤ秘密警察のカバコフは、その計画に気づき、これを阻止しようとする。手に汗握る一進一退の攻防、ジョン・フランケンハイマーが送る、ポリティカルサスペンス。

θ】さん(2007-08-15)
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【クチコミ・感想】

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45.《ネタバレ》 期待していなかったけど面白かった。
テロリスト側の視点が多く描かれていたためだんだんテロ側を応援してしまっている自分に驚いた。
テロリスト二人に感情移入してしまって観ていて複雑な気分にさせられる。

ただ後半の銃撃戦のチープさがもったいない。
ラストの飛行船爆発もジェームスボンドばりのアクションでちょっと興覚めした。 Dry-manさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-17 23:27:00)

44.《ネタバレ》 レクター博士シリーズの猟奇犯罪もののイメージが強いトマス・ハリスだが、緻密な取材と膨大な資料の数々で積み重ねたリアリティに、ジャーナリスト出身ならではの原作力が光る。その素材を余すことなく活かし、イスラエル諜報員vsテロリストの攻防を公平な目線で緊迫感たっぷりに描写したフランケンハイマーの職人技も負けていない。普通なら盛り込むだろう幼稚なメロドラマを排除し、余計な後日談をバッサリ切り捨てる潔さを買う。30数年経って、まさか911が起きるとは誰もが思わなかっただろう。午前十時の映画館で見たかった。 Cinecdockeさん [ビデオ(字幕)] 7点(2019-08-09 22:37:01)

43.《ネタバレ》 観客8万人皆殺し計画に向けて一歩一歩前進する過程に、作戦は不成功なんだろうと解っていても、復讐の負の連鎖の遣る瀬無さに引き込まれ肩に力が入る。嗚呼それなのに! 飛行場に引き返してからラストまで、それまでの緻密さがウソのようなヤケッパチ感満載の突撃模様に唖然とし、味わいも木端微塵に吹き飛ばされてしまった。「大列車作戦」の監督だっただけに残念さがひとしおつのる。 The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 7点(2018-12-28 13:18:50)

42.あそこにいきなり警察ヘリは都合よすぎじゃね。 マー君さん [DVD(字幕)] 6点(2017-02-04 11:29:52)

41.《ネタバレ》 本来なら追い詰めるロバートショウがヒーローで、テロの二人が悪役なはずですが、平等な視点というより、ややテロリスト側の視点で描かれているところが面白かった。
気がつくと80000人を殺そうとしているテロリストを応援している自分に戸惑いました。
ただ、ブルースダーン演じるランダーがなぜテロに加担することになったのかをもう少し掘り下げて欲しかった。そうすればさらにテロリストを応援したくなったと思うけど。 さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-01-15 19:36:50)

40.《ネタバレ》 それにしてもトマス・ハリス。すみません、もはや「ハンニバル・ライジング」は読んでないし読む気もない(「ハンニバル」で、こりゃダメだと。そりゃ思うわな)。最初の作品「ブラック・サンデー」はやっぱりイイですよね、面白い。面白いったって、どっちかというと不愛想で淡々とした内容、ジワジワとクライマックスの盛り上がりへ進んでいく。この点は、映画化作品である本作も同じ。
ですが、原作小説と映画とでは、受ける印象がやや異なります。これは多分、犯人側と捜査側を並行して描きつつも、原作の方がより、犯人側の描写が濃いような気がいたします。犯人の来歴・人となり・行動が詳しく描かれた結果、犯人像や犯行動機にリアリティを持たせ作品に厚みが生まれるということもあるのだろうけれど、それ以上に、クライマックスでいよいよ決行されるテロが、それまでの綿密さをかなぐり捨てるような、破れかぶれの「もうどうにでもなれ」という破滅感を感じさせるんですね。
いやまあ、映画のクライマックスは、別の意味で破れかぶれかも知れませんが(笑)・・・。この突然の荒唐無稽なアクション、実に捨てがたいオモシロさがあります。ヒーロー面とは言い難いロバート・ショウが演じるカバコフが、着々と進める捜査、まさかその先にこんな曲芸アクションが待っているとはねえ。意表を突かれます。
ジョン・ウィリアムズの音楽も、目立ち過ぎずしかし手堅い仕事で、好感が持てます。 鱗歌さん [DVD(字幕)] 8点(2016-01-31 08:02:25)


39.もっと良いライター用意しとかんと!!! ケンジさん [DVD(字幕)] 7点(2015-04-05 16:29:04)

38.テロは絶対にいけないことだが、だからといって撃ち殺せばいいという考え方ではいつまでたってもテロはなくならない。テロが起こるのは深い理由があるはずなのだが、この映画ではほとんど示されてないし終盤はアクション娯楽映画になってしまっている。映画だから個人プレーになるのかもしれないがもう少し組織だったチームプレーでないと・・・。パレスチナ問題が出てきたのでそれを考える映画かと間違ってしまった。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 3点(2015-02-14 21:22:25)

37.《ネタバレ》 飛行船がスタジアムに飛び込むシーンは、今ならCGで小器用に映像にするんだろうけど、むしろ神様の視点のような俯瞰した映像無い方が、かえって臨場感あるんだね。演出によっては、もっと面白くなったかも・・。スピルバーグあたりにやらせたら、もっと傑作になったかもね。 トントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-02-01 07:08:40)

36.《ネタバレ》  不謹慎ではありますが、いつの間にかテロリスト側の作戦成功を心のどこかで願っている自分に驚きです。この映画の最大のポイントは、テロリスト側を完全な「悪」と断じていないことでしょう。テロリストの主犯の二人は、まるで被害者のような描かれかたなんです。戦争の被害者です。ダーリアが黒い9月に所属するまでの経緯や、マイケルが戦後味わった苦汁を考えれば、一心不乱にテロ計画を進める二人に同情の念と共感を覚えてしまうのです。
 ただし、テロ行為そのものは、やはり「悪」なのでしょう。どんな境遇であっても、無差別殺人が許されるはずがありません。だからこその、あの結末なのだと思います。 
 また、あれだけ作戦決行までの準備に時間を費やす場面を映しながらも、映画が冗長になっていないところも素晴らしいです。電話爆弾。身代わりになって殺される友人。テロ計画の実験。街中の銃撃戦。いちいち目が離せません。そして各エピソードが挿入されることで、この計画自体がいかに困難なものであるかということをいちいち実感します。するとほーら、いつの間にかテロリストの二人を応援しちゃうんですよ~。反省。
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2013-11-16 03:28:23)

35.《ネタバレ》 サスペンスを期待していたので、アクション要素が多くて期待外れ。後に調べたら、アクションで有名な監督らしいので仕方ないが。

ラストの導火線、どう考えても火が付くの遅すぎだろ(笑)
火がゆっくり上がっていく間に民衆も少佐も助かる、ってご都合主義すぎた。 Sugarbetterさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-14 20:03:35)

34.《ネタバレ》 なーんも考えず観た映画だが、、、これは面白いね~。静かで淡々と進みつつも、熱いお互いの攻防戦はなかなか見応えがありました。巨大なスタジアムの撮影とかどーやって人集めたの?と思わせるシーンやヘリから人ぶらさがりのとこなど、スゴイよね(感心)。でも惜しいなと思うのは、最後辺りが大味な展開で、つか導火線に火をつけるのにあのライターは無いよなぁ(もう少し確実なものを使おうよ…)。しかしなんのかんの言いながら最後まで一気に観てしまうほどの惹きつけるものは大いにあった次第でゴザイマス Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-20 21:52:58)

33.《ネタバレ》 プロットやドキュメンタリー調の映像を使っているところなど、『ジャッカルの日』に雰囲気が似ているなと感じました。『ジャッカルの日』ではターゲットはひとりなのと対照的に狙いは8万人の観衆を皆殺しとグレードアップさせていますが、クライマックスが大群衆の集まる場所で、そこに向けてサスペンスを盛り上げるというあたりはそっくりです。まあT・ハリスの原作自体がF・フォーサイスの『ジャッカルの日』をパクった様なものなので、こうなるのは当然と言えば当然でしょう。 でも映画の出来自体は、F・ジンネマンの『ジャッカルの日』には到底及ばなかったと言えるでしょう。まずスーパーボウルの会場をねらってテロを企む動機が良く理解できない。現在のアル・カイダじゃないんだから、アラブゲリラがイスラエルではなくアメリカ国内であんな大規模な無差別テロを計画するなんてちょっと不自然です。そのテロ自体にしても、しょせんは飛行船なんだからヘリから船体に銃撃されればあっという間に撃墜ですよ。でもなぜか誰も撃たない。この映画の脚本にはこの種のサスペンスに不可欠な緻密さが欠けていて、ちょっと荒っぽすぎます。ラストで飛行船が爆発するシーンも、あまりにチープな映像だったのはがっかりでした。 余談ですが、M・ケラーが看護婦に化けてR・ショーの病室に入りこもうとするシーン、思わずニヤリとさせられました。『キル・ビル』でD・ハンナがアイパッチを付けた看護婦コスプレをするシーンとしてタランティーノが見事にこれを再現しているからです。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-11 20:59:36)

32.素晴らしい。 傑作です。 でも、今見ると、やっぱり古臭さは否めません。 畳み掛けるようなカット割りや、ドキュメンタリータッチの進行具合でグイグイ引き付けますねえ。 正直なところ、最後のロバート・ショーの活劇ぶりには、ちょっとがっかりです。 ロバート・ショーはアクションよりもシブイ演技のほうが似合いますわ。 ミスプロさん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-19 22:04:42)

31.《ネタバレ》 全編渋くてストイック。ドキュメンタリーな手触りのせいもあって人の死がリアルで恐ろしい。ダーツ爆弾をテストする場面、あれが一番恐ろしかった。人の狂気も蜂の巣のように穿たれた無数の壁穴から差し込む光線も、もう強烈で忘れがたい印象を残しました。あ そしてこの年代の映画には珍しく、女をピンナップ・ガール扱いしていないのが斬新。きゃーという顔ひとつせず、さくさくと任務を遂行する彼女もまた美しいけど恐ろしい。 tottokoさん [ビデオ(吹替)] 7点(2012-05-29 23:50:19)

30.ドキュメンタリータッチを貫き、これ以上ないくらいリアリティに根ざしたテロリスト映画なのに、呆れるほどの娯楽性を併せ持った神業的作品。登場人物のボルテージの高鳴りに呼応するように、盛り上がりを見せてゆくストーリーが圧巻。音楽も見せ場も激しくなってゆき、観ているうちにどんどんハードルが上がる。任務遂行のためには、意図も簡単に邪魔者を射殺してゆくテロリストの姿はリアル過ぎて鳥肌物。惜しむらくはそう、最後の最後で... j-hitchさん [DVD(字幕)] 9点(2011-12-18 02:25:21)

29.国際テロ組織とイスラエル特殊部隊の攻防を描いた、手に汗握るサスペンスアクション。
公開前に政治的理由から上映中止になったと、ちょっと話題になっていた記憶がある。
双方の描写が均等に描かれており、普通はどっちつかずで浅くなる傾向があるんだけど、
そういう印象は受けなかった。重厚な特殊部隊隊長役をロバート・ショーが好演。
テロリスト側の登場キャラたちも個性があって、キャスティングのバランスがいい。
ジェットコースタームービーもいいけど、やはりこういうどっしりした流れのアクション映画は、
見応えがある。やっぱり男性向け。 MAHITOさん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-01 16:07:20)

28.《ネタバレ》 記憶違いでなければ、テレビCMまでやっていたのに、試写直後に急きょ日本公開中止になった映画だったような・・・。当時、何か事件でもあったんだっけ? そういうことがちょっと気になったりもして「どれどれ」と観てみましたが、公開中止にするほど何が危ぶまれたのか分からないほどゆるーい作品だと思いました。僕はブルース・ダーンという人が出てる映画をほとんど観たことがないのですが、この映画で顔を見た瞬間「あっ、むかしテレビで観たヒッチコックの『ファミリー・プロット』に出てた人だ!」と分かりました。他にどんな映画に出てたか知らないけれど『ファミリー・プロット』のお笑い調の印象を強烈に刻み留めてしまった僕にとって、彼の存在感そのものがゆるーく感じられてしまい、全然緊迫感を感じませんでした。それと、こんなふうに思うのは初めてのことなんですが、刺激欲しさのせいか、飛行機倉庫での実験結果に触発されたからか、あのスタジアムでバーン!とやっちゃうのを見たくなってしまったんですよねー。まずそんなことになっちゃう結末は、よほどのことがない限りあり得ないだろうって思うわけで「どうせ失敗するか阻止されて終わりでしょ」という安心感(=期待外れ)がありました。1つの企みが成功するか否かではなくて、いくつかのテロ行為が段階的に進んで1つ1つ最終破壊活動まで成功に近づくような内容だったら、ドキドキしたかも。いや、やっぱブルース・ダーンじゃ手強そうに見えないというのが致命的原因なのかな。 だみおさん [DVD(字幕)] 3点(2010-11-21 23:29:48)

27.《ネタバレ》 最近新しいDVDが出回ってきたので観ることができました。原作はずっと以前に読んでいたのですが、ちょっと結末が皆さん指摘のようにダイ・ハード的活劇で折角の緊迫感が薄められてしまっているのは残念です。フランケンハイマーの映画は大列車作戦もそうですが双方のキャラを立ててのストーリーの描き方が良いのでこの種のあざといハッピーエンドは似合わないようです。映画化当時にはミュンヘンの事件で「黒い九月」は世間でも有名でしたが最近ではスピルバーグの「ミュンヘン」を観たひとぐらいしか判り難くなっているでしょう。主人公がベイルートでのアジトの襲撃に際して浴室で裸の女性を射殺することを男の沽券に拘わるとして見逃したのが発端になってしまったのですから、最後の空中の対決で再度顔を合わせた幸運ににやりとして射殺するのですが、ここで直後に爆発が起きてジ・エンドのほうが鮮やかな結末となったように思えます。 たいほうさん [DVD(字幕)] 7点(2010-11-11 00:18:57)

26.《ネタバレ》 イスラエルとパレスチナの関係を簡単に説明しているがその説明があきれるくらい単純化されてて、かえって天晴れというか、娯楽に徹した映画なのだなと。シリアスにテロリストとイスラエルのエージェントの戦いが描かれるんだけど、思想だとか政治的背景はほとんど無視。そのぶん目的のテロ行為へと準備を整えてゆくテロリストたちとそれを阻止すべく行動するエージェントの攻防に見るサスペンスを単純に楽しむことができる。加えて街中の銃撃戦、ヘリと飛行船の空中バトル、スタジアムに大接近する飛行船と大観衆のパニック描写等々見所満載の娯楽作。テロリスト側の男女のドラマが若干冗長か。 R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2010-10-18 17:22:30)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 7.13点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
324.44% line
424.44% line
524.44% line
6613.33% line
71226.67% line
81328.89% line
9715.56% line
1012.22% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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