みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★10.お金だけは燃やしたらあかーーーん!! 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-11-09 12:04:08) 9.《ネタバレ》 「若者たち」という歌は好きな曲の一つだが、元々は同名のテレビドラマの主題歌だったようで、本作はその劇場版にあたるわけだが、全篇を通してとにかく熱く、とてもエネルギッシュな映画で、登場人物たちの言動も必死さと切実さがよく伝わってくる。昨今ではテレビドラマの劇場版というと、話題になった、ヒットしたというだけで安易に作られすぎているようにも思うが、この映画は事情で打ち切りになったドラマを映画化したものであり、独立プロダクションの製作。それだけに作り手のやり残したことをやりたいという思いが感じられる映画になっているのも良かった。(ドラマは知らないのだが。)両親のいないきょうだいが助け合って生きていく中で、それぞれのドラマが展開するという内容は「ひとつ屋根の下」を彷彿とさせているが、長男(田中邦衛)の単純バカな性格は柏木達也(江口洋介)に似ているところがあり、野島伸司はそうとうこれを参考にしてあのドラマを書いたのではないかと思われる部分が多かった。(それを考えると「ひとつ屋根の下」に本作の三男役の山本圭が出ているのは偶然ではない気がする。)クライマックスは激しい取っ組み合いのきょうだいげんかのシーンだが、ほとんど嫌悪感や抵抗感もなく安心して見ていられたのは「ひとつ屋根の下」でもこういうケンカのシーンが多かったためかもしれない。(関係ないが、また「ひとつ屋根の下」が見たいなあ。)長女(佐藤オリエ)が原爆症の恋人(石立鉄男)と付き合うのを反対する長男を三男が見事に論破するシーンが印象的だった。若い頃の山本圭は根暗な学生運動家のようなイメージがあり、あまり好きではないのだが、こういう役をやると若い頃の山本圭はものすごくはまる。古い映画だが、登場人物たちに共感してしまう部分も多く、とても見ごたえのある良い映画だったと思う。続編もあるようなのでもし機会があったら見てみようかな。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-02-14 16:49:36) 8.佐藤オリエさんはこの役のお名前のまま芸名なんですね。しかし今観ると超豪華キャストだなぁ。皆さんお若くてエネルギッシュに"若者たち"されていました。現代に観てもなんの違和感も感じない(鑑賞する側の歳も関係あるかもですが…)迫力のある映画でした。ある意味、日本人の内々にある感情はあまり変化してないのかもしれませんね。 ただ水商売は決して万人に"ラク"な商売だとは思わない。特にマチ子みたいなタイプには"地獄"だと思うけどな。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-08-05 17:41:27) 7.私も、日本という国は基本的に当時から変わっていないなぁと感じました。むしろ、生活水準が上がって贅沢になった分、始末が悪いかも。何にせよ、世の中の仕組みや常識に対し、果敢に立ち向かえるのが若者の特権でしょう。そういう面では、今はそういう特権を持っていると感じにくい時代かもしれません。それにしても、出演者の皆さん若い! 当然ながら、今の私より若いです。普段自分の年齢はあまり意識しないのですが、これを見て年をとったものだと感じてしまいました。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-05-22 21:08:44) 6.《ネタバレ》 テレビドラマのシリーズが中断し打ち切られた時、全国のファンの後押しもあって作られた映画。私は40年前に市民劇場自主上映映画としての「若者たち」を見たのだが、今回DVDになって改めて見てみた。 親を早くに亡くした兄弟5人、性格も考え方も違う若者たちが、恋愛や仕事や社会の矛盾などについて、おたがいの主張をぶつけあう。お金や履歴は大切なものか、理想をめざすべきか現実に生きるかなどなど・・・。 自主上映会は、映画を見終わった後にそれぞれが映画について語り合う有意義な場であった。 DVDの特典を見ると、監督と原作者それに三郎役の山本圭の3人の、映画に対する思いが語られていて実に興味深い。 【ESPERANZA】さん [試写会(邦画)] 7点(2011-07-16 16:55:18) 5.《ネタバレ》 NHKで「山田洋次が選んだ名作100」という番組で紹介されて、若き日の田中邦衛さん目当てで観賞しました。 感想は、製作された44年前も今も、何一つ変わっていないんだなぁってこと。 東日本の震災で「仕事探そうにも住んでいたところ言ったら採用されないだろう…」と嘆いた人達の姿を観ました。 この映画の中でもヒロインが好きになった男性の後ろ姿を「あの人、ピカ(被爆者)よ」と言われるシーンがあります。 「学歴」「欲」「金」という言葉が頻繁に出てきます。 そして、それらを乗り越えようとする不器用だけど純粋な5人の兄弟たち。 そして、それぞれの兄弟たちにぶつかってくる世間体の波。 「いつか、そんなこと関係なくなる日が来るよ!きっと!!」 …否、皮肉にもそれだけが関係している現実が今ここにあります。 インターネットの普及でテレビや雑誌などのマスメディアが現実を捉えていない、この不信感。 この映画、当時はドラマ化もされていたそうですが、再び価値を見出されてもいい、とんでもない作品です。 【クロエ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-05-24 23:52:36) 4.登場人物の1つ1つの台詞や行動に、切実さと必死さがにじみ出ているのがよい。いうまでもなく、その雰囲気を引き締めているのが山本圭であり、この人の日常生活演技は不思議に何を言っても説得力がある。少々ふっくらしていた頃の栗原小巻も麗しい! 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-05-01 01:47:06) 3.《ネタバレ》 作られた時代や山本圭とか出てるんで、もっと思想色の強い映画かと思って若干、気が進まなかったんですが、案外そんなこともなく抵抗無く見れました。 塚、単純で馬鹿で熱血な兄が、兄弟姉妹と一緒に生活し、がさつな言動を繰り返したあげく取っ組み合いの喧嘩になるってストーリーは実は、下の方が書いてる某テレビドラマで馴染んでたので全く抵抗無く、かえって懐かしかったです。(映画には関係ないけど、あのドラマって出演者の関係で二度と放映されることないですね。カナシス) あと、栗原小巻さんや佐藤オリエさんが案外と現代風の顔立ちで結構素敵でしたね。 【rhforever】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-04-30 12:57:47) 2.工場の行員が歌を歌うシーンが好きだな 【ホットチョコレート】さん [地上波(邦画)] 5点(2011-04-29 08:32:32) 1.「春だよねぇ」。元祖・ひとつ屋根の下。生きていくことの悲哀、正論と正論の葛藤。まさに人生の縮図が凝縮されておりました。そしてなんといっても映画全体から湧き上がるエナジー!!今観ても色褪せない、いやこんな時代だからこそ観ておくべき傑作。心に響く名言だらけです。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 10点(2011-04-10 22:22:03)
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