みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.《ネタバレ》 D.W.グリフィスの「イントレランス」に対する尊敬か嫌がらせか、キートン流のパロディ映画。 チャップリンもセシル・B・デミルの「カルメン」に対して「珍カルメン」でパロディやってたね。やっぱり喜劇王がやるパロディは洗練されてるぜ。 でも流石に「原始時代」は遡り過ぎだ。 「ベン・ハー」は犬かよ。 恐竜と像が一緒にいる時点で色々おかしい。 まあ、もしキートンが現代に生きていたとしても其の辺の矛盾を全部ひっくるめて面白おかしくしてくれるだろうよ。 しかし“三代”で終わりかあ・・・。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-04-05 10:02:41) 7.《ネタバレ》 オープニングが面白かったのは現代編。「時は現代。speed,need,and greedの時代。」と洒落た説明のすぐ後、キートンが乗った車が溝にハマって大クラッシュ!彼女の家に着くと、どちらの男が娘の婿に相応しいかは預金の額で決めるという。恋敵の出した通帳がFirst National Bankだったのに対しキートンはLast National Bankと、数字を出さず尚且つ笑いも取るというこちらもまたお洒落な表現だなぁと、ここはキートンのアイディアに一本取られました。ちなみに、男が強かった石器時代とは異なり、妻の権限が大きくなっているのもポイント。 3つの時代それぞれに面白いシーンが沢山出てきましたが、やはり何と言ってもローマ時代のあの大掛かりなセットと、その中で行われるベン・ハーばりの馬車レースが自分の中ではこの映画一番のハイライトです。 この他にも、落とし穴に落とされたキートンがライオンと出会うシーンがありますが、今までのキートンの映画では本物の動物しか出てこなかっただけに、ネイルケアをしてもらった後に握手をしたり、キートンが上に引っ張り上げられる時には手を振って挨拶をしていたりして、一瞬自分の目を疑ってしまいました。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-03-18 01:49:25) 6.キートン作品にしてはあまり笑いどころがなかった。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-03-23 15:22:54) 5.《ネタバレ》 キートン、やはり並みの喜劇俳優じゃない。ライオンと仲良く暮らすキートンの何とも微笑ましいこと。ライオンでさえもキートンには喰い付こうともしないなんて、凄い。恋愛三代記ていうからにはしんみりした恋愛ものかと思ったら全く違うのには驚かすされる。あのアメフトの場面の可笑しさ、あれなんて正にキートンだからこその可笑しさが溢れている。ベンハーのような場面、色んな映画のパロディも見られるのがちょっと嬉しい。ただ、これでもキートン映画としては普通の喜劇て感じがしなくもないが、それでもやはり面白いことは面白い。 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-23 16:45:31) 4.後半のインパクトはすごい。アメフトのシーンは「キートンの大学生」のラストを彷彿とさせるようなシーンで普通にビビったし屋上から消防車に乗るまでの展開は2回ぐらい巻き戻して見たくなるほどの衝撃度。相変わらず物をうまく使う知恵っていうのは頭が下がります。3つの時代を通して恋愛というものを面白く(?)描いているんですが、何があろうと邪魔が入ろうと愛は勝っちゃうんだよね。。みんなも彼を見習おう!!(笑)終わり方もニヤニヤしっぱなし。 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-03 11:14:23) 3.《ネタバレ》 正直爆笑と言うよりも圧倒と呼ぶに相応しいギャクの連打!ほとんどが後のアニメーションとも言えるアイデェアを実写でやり倒しているこの凄さ。映画に体をはっていることが恋愛に体をはっていることにオーバーラップし、もう様々な感情が揺さぶられっぱなしです!受身を取らずに地面に倒れる小さいカットに土俵際の攻防で顔面から落ちる若乃花を彷彿とさせる(逆か!)凄みを感じ、勝手な想像だけど些細なシーンで見せる気の遠くなるような訓練に裏づけされた超一級の芸の凄まじさ。キートン、カッコイイ! 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-11-18 21:56:17) 2.猫がちっとかわいそうと思ったけど、それが出てくるレースの場面が一番笑ってしまった。 【yoshi1900ololol】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2006-06-20 15:37:18) ★1.《ネタバレ》 キートンにしては珍しく教訓めいた物語である。原始時代、中世、現代の3つの時期を舞台にして、今も昔も恋愛事情は変わらないこと、結局愛は勝つ(そんな歌があったっけ)ことを、キートン自身が、まさに「体を張って」説いているのが本作品である。相も変わらず、キートンは飛んだり跳ねたりと大忙しである。アメフトのシーンなど、私はあまりの凄さに開いた口が塞がらなかったほどである。しかし、今回ばかりはキートンの「演技」(なのか?(笑))ではなく、話について書いてみよう。この映画のポイントは、なんといっても付属的に用意されたあのエンディングである。ご覧になった方はお気づきだと思うが、現代に近付くにつれて子供の数が減り、最終的には子供ではなくペットになっているのだ。キートンの時代には既に少子化が進んでいたのであろうか?いずれにしても、それをさりげなく、しかも分かり易くウィットに富んだ形で提示してきたキートンには頭が下がる思いである。 【おっさんさんさん】さん 7点(2003-10-29 05:53:31)
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