みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
61.理解しようとするのではなく、感じることが大切 【ポジティブ】さん 6点(2003-11-05 21:01:42) 60.《ネタバレ》 コッポラがどう考えて作ったのかは別として、カーツ大佐を「満州軍」にしたのは軍の司令官と言う権力を持たされて異文化に接触したときの適性の問題で、確かに戦争のせいではあるけれど、なまじっかなヒューマニズムだと思います。それが子供の手首か腕かの山を見たことをきっかけに狂ってしまった。満州軍とかひょっとしたらマッカーサーだってこの種の陥穽には陥りやすいものです。皆さんの評判は悪いけれど対照的なのが騎兵部隊の指令官で、戦争における自分の義務を心得えて部下の状態とそれを無事に任務を果たして故国に連れて帰ることに懸命になっているし、部下もこれについて行けば安心と考えているのです。それが現地人に与える影響とかは抜きにすれば、戦場で持つべき上司とはこんなものでしょう。コッポラはこの部分でキューブリックの「Dr.Strangelove」の機長を下敷きにしています。そのリーダーシップとテンガロンと死神の曲の奇妙な一致で。 【たいほう】さん 7点(2003-11-05 20:23:08) 59.いろんな意味で本当に地獄ですね。 【亜空間】さん 3点(2003-11-03 11:46:33) 58.観た時の自分自身が高校生であまりに未熟だったせいもあるだろうけど、観た直後はまったく意味が分からなかった。全体的にドロドロするばかりで暗く見にくい画像も難解さを助長した。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2003-11-03 10:41:40) 57.誰か後半の30分が何なのか教えて~!(汗)ワケわかんないし、正直つまんなかった。 【Ronny】さん 1点(2003-10-19 01:13:29)(笑:1票) ★56. 「ゴッドファーザーPARTⅡ」で念願のオスカー監督賞をゲットしたコッポラが次なる野心を満たすべく選んだのがジョセフ・コンラッドの小説「闇の奥」の映像化だった。しかーーーーし!彼がドツボに嵌ったのは周知の通り。ま、至極当然の結果である。そもそもコンラッドの原作はかの天才オーソン・ウェルズですら映画化を熱望しながら挫折せざるを得なかった程に手強い代物なのだから身の程知らずもイイ所だ。原作が不朽の傑作たる所以は実に1899年!という欧米「帝国主義」華やかりし時点に敢えて欧米によるアフリカ植民地政策を真っ向から批判すると共にその終焉を鋭く予見した点にあるが、本作は原作の上っ面をなぞってベトナム戦争モノに改悪(主犯は脚本のJ・ミリアス!)し、派手にドンパチをデコレートしただけの陳腐な凡作としか個人的には思えない。大体ベトナム戦争終結から4年(撤退から数えれば実に6年!)も経過した後でベトナム批判するなんぞコンラッドの勇気と先見性に比較するのもおこがましいと言うモノだろうw。ハッキリ言ってコンラッドに比肩しうる映画人は第二次大戦勃発と同時に「独裁者」をクランクインさせたチャップリンのみ!キャラクター造形も掘り下げが甘過ぎる。原作の白人貿易商クルツが本作のカーツ大佐のモチーフであろうことは名前の類似性のみならず、密林の奥地に自分の王国を築く共通性からも明白である。が、「ゴッドファーザー」でコッポラに逆利用されたリベンジに燃えるブランドの怪演も相俟ってクルツに横溢する”カリスマ”がカーツには皆無であり、カリスマを演じる場面すら無い。クルツは主人公マーロゥをも魅了したが、カーツ大佐ではウィラード大尉を魅了する説得力が全く一切てんでちっとも無いので終盤が完全に腰砕けとなっている。加えてリヒャルト・ワーグナーの「ワルキューレの騎行」をキルゴアみたいなアフォの描写に使うセンスの悪さ!はどうにも頂けない。と、兎に角…熱烈なコンラッドのファンとしては本作は絶対に高く評価できないのが正直な感想。デビッド・リーンになら「ノストロモ」の映像化も可能だったと思うが、コッポラにコンラッド原作は余りに荷が重過ぎたというコトか…。 【へちょちょ】さん 5点(2003-09-29 01:19:19)(笑:1票) 55.戦争物と言うよりは、思想物かも。難しい映画だな。 【ジェームスディーン】さん 7点(2003-09-23 21:54:59) 54.イカレた人間が多く出てきて面白いが、後半とオチが退屈 【りの】さん 5点(2003-09-08 14:56:45) 53.ワルキューレに乗ってヘリが編隊飛行このシーンが印象的ですが、途中から映画は訳わからなくなる。2度見たがやっぱり解らない。 【亜流派 十五郎】さん 3点(2003-08-24 01:00:53) 52.子供のころ、親がベトナム戦争の話をしていて、「日本人で良かったね」と言われた。その時は意味がわからなかったが、これを見て意味がわっかた。 【MORI】さん 8点(2003-08-07 10:42:07) 51.これって傑作なの?面白いけど・・・・。戦争の狂気って感じを出してるには出してるけど、やりすぎでしょう。なんだあの後半部は。 【ある】さん 6点(2003-07-14 08:42:17) 50.ヘリに乗って慰問に来たプレイメイトと、そのバックに流れていたCCRのスージーQくらいしか覚えていない。 【くるみぱぱ】さん 2点(2003-07-13 21:25:12) 49.今作を観た時は正直、わけが分からなくて参ってしまった。でも最近公開された「特別完全版」を観てこの映画の偉大さを実感した。ので映画に対するコメントはそちらで。 【スマイル・ペコ】さん 5点(2003-06-04 13:24:33) 48.傑作。この映画を見終わった直後の率直な感想はこの一言に尽きた。この映画を戦争映画と形容する人がいるが、僕はそうは思わない。ここで描かれているのは哲学だ。かの有名なあのシーン、ワルキューレ騎行とともにヘリでベトナムの村を爆撃するシーンですらただの飾りにしか見えないほど、この映画で描かれている哲学には人の心を打つものがある。主人公のウィラード大尉はベトナムのとある河をさかのぼっていく中でさまざまな戦争の絶望感、退廃を目の当たりにし、そこからこの戦争の背景にある軍の上層部や人間社会全体の腐敗を敏感に感じ取る。今まで信じてきた価値観が崩れ、世界が混沌の色を濃くする。(この点は映画の鑑賞者も同じ気分を味わったことだろう。)そして、彼が目指す先にいるのはカーツ大佐。そう、彼こそ腐敗した軍の上層部や人間社会から背を向け、自らの意思で己の理想を貫いた人物。ウィラードはそんな彼の哲学に心を引かれ、彼に感化される。軍や社会の呪縛から逃れ自らも彼のごとく自由な意思で生きよう、ウィラードはそう思ったに違いない。ウィラードは軍の命令としてではなく、自らの意思からカーツを殺すことを決断し、実行する。このときウィラードはカーツと同じ自由の境地に達っした。(だからこそカーツを殺したウィーラードに原住民はひれ伏した。)総括すると、この映画で描かれているのは人が腐敗した社会から抜け出し、精神的自由を勝ち取るまでの過程であり、その自由な行動とは恐怖(ラストで繰り返されるセリフ)を伴うものである、ということだと思う。この哲学はベトナム戦争という退廃的な舞台でこそ映えるものだ。 【evil_maniac】さん 10点(2003-06-01 23:15:00)(良:1票) 47.あまり語られることはないが、この映画の原案を作ったジョン・ミリアスという脚本家兼映画監督を理解することなくしてこの映画は語れないと思う。私にとって、「地獄の黙示録」はコッポラの映画ではなく、ジョン・ミリアスの映画史の中で語られるべきものだ。「ダーティーハリー2」、「ビッグウェンズデー」、「地獄の黙示録」、「コナンザグレート」、「若き勇者たち」。そこには共通する何ものかがある。竜殺しに出かける勇者の伝説、それがジョン・ミリアスの創造する数々の物語の中の根底にあるテーマなのだ。 【サイコパス1974】さん 10点(2003-05-30 10:26:44) 46.難解と言われている後半部は戦争という矛盾の中で悩む軍人を描いているのだと思います。理解できた人には最高の映画と呼ばれるのでしょうが、理解できなかった人には詰まらない物となってしまうのが残念な点でしょうか?特に戦争映画だと信じ込んで見た人にはショックが大きいのだと思います。牛を切っているシーンも気持ち悪いとか不評のようですが、あれも坊主の人(すいません名前忘れました)を殺しているシーンとダブらせて分かりやすくしようと努力した跡なのだと思います。人に勧めるときは相手の映画の好みを知った上で無いと不評を買いそうな内容なので気を付けた方が良いのかも知れません・・・。 【white metal】さん 10点(2003-05-27 00:05:19) 45.学生の頃初めて観た時、このヴェトナム感覚にむちゃくちゃはまりました。前半の戦争シーンから後半の精神世界?に変化していく構成も非常に新鮮でした。細かいことは抜きにして、雰囲気にどっぷり浸れます。で、実は一番印象に残ってるのはワグナー作『ワルキューレの騎行』+戦闘ヘリのシーンだったりします^^; 【じゃん++】さん 8点(2003-05-23 02:01:10) 44.戦争映画の傑作に成り損ねた巨匠の迷作なんだろうか。前半は戦時下に於ける近代兵器の凄まじい破壊力、殺傷能力を通し、アメリカ軍の“戦争の狂気”を描いている。しかも圧倒的な映像と音楽により、戦争の恐怖感、嫌悪感を観る者の脳裡にしっかりと焼き付けた。さて、問題の後半でしょう。一貫して流れるものは“戦争の狂気”には違いないが、さすがのコッポラも収拾が付かなくなったのか袋小路に入った感じがする。カーツ大佐(マーロン・ブランド)が現れるシーンなんかは悪夢そのもので、もうほとんどホラー映画。原住民が崇める神どころか鬼気迫る狂人にしか見えない。そもそもカーツ大佐が原住民に神と崇められ王国を築いている、という発想がシュール過ぎて日本人の私にはとうてい理解不能。アメリカと日本の文化の違い、とくに戦争観の違いを感じざるを得ません。序盤は戦争アクション、中盤はサイコサスペンス、そして終盤はホラー映画とでも言えばよいのだろうか。(ひとつの作品で3ジャンル楽しめるので、ある意味お徳では?) しかしコッポラは、映画史上に残るべく戦争映画の大作にして傑作を狙ったのには間違いない。 【光りやまねこ】さん 8点(2003-05-04 13:05:30) 43.本当は点数をつけたくありません。小生のような凡人にはこの映画のよさがわからないので、採点の資格がないと思います。ただ面白かったか、人に積極的にお勧めするかというとこの点数でも高すぎますネ。 【Otolaryngologist】さん 5点(2003-04-29 16:33:14) 42.行き当たりばったり映画の最高峰。正に人生そのもの。すばらしい。 【ぬるま湯Kashin】さん 10点(2003-04-28 13:04:45)
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