みんなのシネマレビュー

大江戸五人男

Five Men of Edo
1951年【日】 上映時間:132分
時代劇モノクロ映画
[オオエドゴニンオトコ]
新規登録(2006-02-17)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2021-03-03)【イニシャルK】さん
公開開始日(1951-11-22)


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監督伊藤大輔
助監督的井邦雄
キャスト阪東妻三郎(男優)幡随院長兵衛
市川右太衛門(男優)水野十郎左衛門
山田五十鈴(女優)長兵衛の女房・お兼
高峰三枝子(女優)腰元・おきぬ
三島雅夫(男優)近藤登之助
三井弘次(男優)仏の小平
高橋貞二(男優)白井権八
月形龍之介(男優)魚屋宗五郎
阿部九州男(男優)夢の市郎兵衛
進藤英太郎(男優)唐犬権兵衛
小堀明男(男優)放れ駒四郎兵衛
本松一成(男優)倅伊太郎
永田光男(男優)出尻清兵衛
山路義人(男優)渡辺綱右衛門
澤村アキオ(男優)小姓数馬
河原崎権十郎[二代目](男優)山中平九郎
花柳小菊(女優)小柴
草島競子(女優)仲井お万
鮎川十糸子(女優)町芸者かつ
高田浩吉(男優)高見沢備中守
山本礼三郎(男優)大久保彦左衛門
海江田譲二(男優)上使成瀬
若杉曜子(女優)召使はつ
毛利菊枝(女優)老母お岸
月宮於登女(女優)女房お末
大友柳太朗(男優)石谷正監(江戸町奉行)
脚本八尋不二
柳川真一
依田義賢
音楽深井史郎
撮影石本秀雄
製作月森仙之助
小倉浩一郎(製作補)
岸本吟一(製作助手)
配給松竹
美術角井平吉
編集宮田味津三
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【クチコミ・感想】

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7.《ネタバレ》 前半は古い映画だということもあって、あまり面白くなく観るのを挫折しそうにw。しかし中盤からは俄然面白くなりますね~、バンツマかっこいい! あまり出番が少なかったんですが、しっかり見せ場はありましたね。さすがでゴザイマシタ Kanameさん [DVD(邦画)] 7点(2017-02-20 16:16:16)

6.《ネタバレ》 バンツマと市川右太衛門が共演した伊藤大輔監督の大作時代劇。序盤こそやや退屈するも、おきぬ(高峰三枝子)が皿を数えはじめるあたりから緊張感が増して、面白くなっていった。皿を割ったのがもとで水野(市川右太衛門)に斬殺されたおきぬの話を芝居で上演した(これが「皿屋敷」のはじまりか?)役者が水野に連れて行かれ、一人で来れば返してやると言われ、死を覚悟で水野の屋敷に出向くバンツマ演じる長兵衛はかっこいいし、いったん和解しかけた長兵衛と水野が一転して直接対決にいたる展開も無理がなく、ちゃんとドラマとして見ごたえのあるものになっている。最後は二人で三島雅夫演じる近藤を倒すという展開でも良かったかもしれないが、あえてそうはしていないことでドラマ性が高くなり、この映画を単にただの2大スター共演というだけのものにしていない。ラストの長兵衛の眠る棺を抱えた葬列のシーン、泣き崩れる権八(高橋貞二)に、長兵衛の妻(山田五十鈴)がかける言葉がいい。それに、長兵衛の息子の「もうケンカはございませーん。」と叫ぶ姿も泣ける。さっきも書いたように前半はやや退屈に感じる部分もあるのだが、名作時代劇の一本と言っていい素晴らしい映画だった。ただ一つ残念なのは「大江戸五人男」というタイトルの意味がよく分からないことで、これだけ見ると「七人の侍」のようにチームとしてまとまった複数の主人公の活躍を描く映画のように思えてしまう。 イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-02-12 17:25:19)

5.松竹映画30周年記念のみならず日本映画の宝とも思える見事な力作!!当時のオールスターをかき集めただけの薄っぺらな作品とは全く違う見応え十分な仏映画「天井桟敷の人々」を見た時のような素晴らしさでした。 白い男さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-06-14 13:52:38)

4.《ネタバレ》 序盤は阪東妻三郎の出番が少ないせいか、退屈な時間が続いたが、大切な皿を割ったおきぬを水野(市川右太衛門)が死に追い込む事件が起きたところから盛り上がりを見せる。おきぬの兄を連れて庶民の味方・長兵衛(阪東妻三郎)の屋敷にやってきた権八は仕返しを依頼するが、「力に力、腕ずくに腕ずくではダメだ」と長兵衛。失望した権八は酒を飲みながら愚痴っていたが、同席していた歌舞伎役者あやめがその事件を歌舞伎で再現しようと言い出す。反対する者もいたが、権八が長兵衛の名前を使い、後押し。演目(いわゆる「皿屋敷」)は話題となるが、当然水野は激怒。あやめをひっ捕らえ、「長兵衛が一人で出向けば、返してやる」と脅す。死を覚悟して水野のもとに向かうバンツマのかっこよさ、市川右太衛門も往年の大スターだから、展開こそ読めたが、そこで三島雅夫の出番ってわけだ。この人のこういう役は何度も見てきたが、相変わらず最高。ひょっとするとバンツマと右太衛門が組んで大人数を相手に戦うのか?と思ったが、ファン向けなのか直接対決に戻る。最後はガンジーの精神で勝利を勝ち取る?。権八には権八の正義があった、しかし自分のやり方は間違っていたと思い知った権八は泣き崩れる。そんな権八に長兵衛の妻であるお兼が声をかける。「泣かないで…。ごらん、街がだんだん明るくなってく、親分もきっと喜んでいてくださるよ」 うぅ… 秀作だ。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-07-01 00:06:14)

3.これは何とも凄いキャスティング!阪妻と市川右太衛門が共演てのが有り得ない。考えてもみなかった。脇を固める俳優陣も芸達者な俳優が揃っている。そして、監督にはあの大傑作「王将」の伊藤大輔監督とくりゃあ、どうしたって期待してしまいます。阪妻と右太衛門この二人の壮絶な戦いというものを期待していただけにちょっと肩透かしを喰らった気がするし、全体的に話が解りにくいという難点もある。それでも今時のテレビ時代劇にはない役者の演技力と迫力というものは感じることは出来たし、それなりに楽しむことは出来た。それにしてもいつ見ても何を見ても阪妻はかっこ良い。 青観さん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-10-13 22:01:28)

2.豪華キャストで見応え十分の内容だが、テンポはそれほど良いとは思えない。

又、時代劇につきものの、聞き取りにくい会話の数々。
それが災いして、どうも話が解りづらい。 にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-05-12 00:02:42)


1.《ネタバレ》 松竹が30周年記念に制作したオールスター時代劇の決定版。この年の邦画興行収入1位を記録する大ヒットだったらしい。何と言っても役者の存在感が圧倒的!しかも名匠・伊藤大輔の的確なディレクションぶりはメリハリが利いており、主役級に止まらずちょっとした端役に至るまで実に活き活きとした見せ場が各々に提示されている。それでいてテンポは些かも澱むことなく快調そのものなのだから、面白くならないハズがない。阪妻扮する長兵衛が江戸の泰平を願い自らの生命を犠牲にして狼藉三昧の旗本・白柄組を(喧嘩両成敗で)壊滅に追い込むメインストーリーに「番町皿屋敷」誕生秘話までも絡め見応え充分。役者では阪妻や右太衛門も勿論イイが、個人的には権八役の高橋貞二、近藤役の三島雅夫、大久保彦左衛門役の山本礼三郎が出色の好演だったと思う。昨今の●HK大河ドラマ等を思えば、平成の世ではもはや再現不可能な”本物の役者による本物の時代劇”の稀少価値に…8点! へちょちょさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-02-25 01:10:37)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.14点
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