みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 ヤクザ映画だけど、仁義だ任侠だって世界というより、バイオレンス中心のギャング映画って趣。 冒頭のフラメンコが異国感を醸し出していたし、経営者が足を洗った元ヤクザの組長って設定は、何もして無くても怖い安藤昇の訳アリ感を高めてくれる。 なんかヤクザ版カサブランカみたいな感じに思えた。 バーグマンは出てこないけどお色気シーンあり。でもここのキャスト欄を見ての通り、男・男・男・・・まぁこの時期のヤクザ映画でよく観る人たちがワヤワヤ出てきます。ある意味ヒロイン・オカマの殺し屋マダム・ジョイはかなりのインパクト。 キャストで言えば《BIG4が暴力街に集結》ってポスターの左2人(菅原&丹波)の登場があまりに遅く、退場もそれなりに早く、ちょっと期待外れな印象。 対立組織の仕業に見せかけてアイドル歌手を誘拐!なんて、暴力団と芸能界が密接な関係だった、当時の暗黙の事実が描かれていたのは面白かった。事務所の移籍騒動って件で森七菜をイメージしてしまったけど、そういうの、今も昔も変わらないのかなぁ?おっかないなぁ… 特に後半、バイオレスアクション強めで、血が飛び散るわ飛び散るわ。養鶏所のニワトリもいい迷惑だ。主役2人が迎える結末と、札束の舞う檻の中の犬2匹の画が印象深い。 【K&K】さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-11-08 20:13:32) ★2.さすが、「暴力街」というだけあって、なかなかのバイオレンス。というか、もはやスプラッター。ビンで殴りつけるたび、血飛沫が飛び散る。マネキンで殴っても血が飛び散る。この分なら豆腐の角で殴っても大惨事になりそうな。 さらにはオカマさんの殺し屋が振り回すカミソリで、またまた大流血。中盤の養鶏場における死闘が凄まじい。ラストにも養鶏場が再び登場するけれど。 監督は五社英雄。だからなのかどうなのか、エロさもなかなかのもの。 物語の中心は、安藤昇、そして小林旭。正直、あまり噛み合ってない気もして、安藤昇はそりゃ「ホンモノ」なので眼光の鋭さはピカイチだけど、主演には地味だし、小林旭は小林旭で、なかなか出番が無いと思ったら急に取って付けたように大立ち回りをしてみせたりするし。 他にもトラック野郎とか大霊界とかも出てるけれど、今さら感のあるタイミングでの登場で、ほぼ存在感無し。 しかし、誘拐事件の醜悪なる顛末に始まり、この流血とエロの、いかにも不健康な感じの作風が異彩を放っていて、作品をしっかり特徴づけてます。その点は、さすが。 ところで、裏社会の大物、といった役どころで森山周一郎さんが登場(?)しますが、声は確かにあの渋い声なのに、一体いつの間にかこんな顔になってしまったのか? こういうのを、声の吹き替えと言うんでしょうか、それとも顔の吹き替えと言うんでしょうか。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-12-16 22:48:09) 1.《ネタバレ》 五社英雄っていうと時代劇監督のイメージあるけど当時の東映でこんなヤクザ映画も撮ってたのね。豪華キャスト作品だしストーリーもつまらないくはないけど特にってのはない。安藤昇主演作見たのは初めてだけど、この人いつも無表情で菅原文太とかと比べるとあまり好きじゃない。ちょこっと出てくるぶんにはホンモノ感じて好きなんだけどね。 【バカ王子】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-06-11 00:08:26)
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