みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
★4.《ネタバレ》 監督がバート・I・ゴードンだからと言って、いつも必ず何かが巨大化するとは限らない、という一本。 社会に怒りを感じているらしい爆弾魔が連続爆破事件を起こす一方で、その爆弾魔の唯一の目撃者が連続強姦魔である、という、ヒネっているといえばヒネっているし、それだけと言えばそれだけなんですけれども。 見どころは、爆弾魔を演じるチャック・コナーズが、世の中の気に入らないヤツを次々に説教する場面で、「そうだ、もっと言ってやれ」とも思えてくるし、「こういう説教魔にも困ったもんだ」とも思えてくる。ってか、これ以外の見どころとなると、あとは強姦魔のネヴィル・ブランドが女性を襲ったりするハダカシーンばかりなもんで、エロ過ぎて(エロくもないけど)困ってしまいます。 だもんで早朝にこっそり起きて一人で観てたんですけど、こういう時に限って小学生の息子が早々と起きてきて。「あっ、このヒト、昨日見てた映画(=死の追跡)にも出てた」って、また妙なトコロばかり見てるねえ、アンタは。 警察にはもう少ししっかりして欲しいところですが(強姦魔を捕まえるために女性警官を囮として街に立たせると、ゴキブリホイホイのごとく次々に不届き者が逮捕されていく。こんなに簡単なんだったら、もっと早く何とかしとけっての)、運よく、モンタージュにチャック・コナーズ本人の輪郭と目と鼻と口が揃っていたお陰で(苦笑)、容易に犯人を突き止めることができ、終盤は大量の爆薬を積んだ車で犯人が街中に突入して大パニックへ、といきたいところですが、そんな大層な撮影をするまでもなく、静かにクライマックスを迎える、という、何と言いますか、「安さ爆発!」な映画でした。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2019-12-22 15:07:03) 3.《ネタバレ》 なかなかなパワフルな映画。荒い構成ながらグイグイ来る感じがいいですね~70年代全開の雰囲気も良い。 でもどうして強姦魔の家をしってたんだろ? まぁ面白かったですハイ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-10 08:48:53) 2.《ネタバレ》 爆弾魔を捕まえる為に強姦魔を捕まえる展開がユニーク。「魔」男は共に物凄い狂いっぷりで顔つきからして尋常でない。彼等を相手にする刑事は顔は普通だけど行動原理はダーティハリー並みの狂いっぷり。3人のギャラで一杯一杯になったのか知らないが、女優陣がね、年寄が言うのもなんだけど、お顔も全裸のお姿も今一つ。彼女等の雑で悲惨な扱われ方が、もう、ね、哀れでね。「魔」が「魔」に天誅を下される、もんの凄いシーンに彼女等も浮かばれるってもんですね。こじんまりした結末が物足りないものの、記憶から消えないであろう強烈な印象を残す、掘り出し物の怪作。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-04-14 21:01:39) 1.《ネタバレ》 奇人監督が現代ものの映画を作ったと思いきやネタは爆弾魔、不細工にしたら某お笑い芸人にソックリな顔のクセが凄すぎるチャック・コナーズと顔と役柄が妙にはまり役のネヴィル・ブランドがそろったただの変態映画でした。こんなん今の日本で地上波でテレビ放映は絶対に不可能なくらいに変態さが溢れる、爆弾魔とレイプ犯をくっつけるとかVシネ映画でも思いつかないようなネタを思いついたバート・I・ゴードンがある意味凄い。面白過ぎて何回も巻き戻して見てしまうネヴィル・ブランドのアレは果たしてほんとにやってるのかどうかは謎ですが、グロいのと後半急に飛び込んでくるエロの融合が不思議な感じでしたがこれ以上ないキャスティングのよさとテンポのよさでこの映画の面白さをかなり盛り上げてるかと思います。 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-04-06 02:17:04)
【点数情報】
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