みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
246.《ネタバレ》 アメコミ物はそれなりきのイメージしかありませんでしたが、もはやお子様に見せられる次元ではなく、ここまでやるか!と驚きの連続。 特に検事の火傷顔にはインパクトがあり驚かされましたが、これがこの作品の象徴であったことが最後のほうの場面でわかり、妙に納得してしまいました。 例え下手ですが、勧善懲悪のロボットアニメ作品時代にガンダムが登場したときのような衝撃を受けました。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-03 22:06:54)(良:2票) 245.この映画で示されている「悪」は、ぶれることのない徹頭徹尾の「悪」であり、悪はやっぱりこうじゃないと映画は迫力が無いし面白くない。 この悪の象徴であるジョーカーを演じるヒース・レジャーもやばい。知能犯かつサイコ野郎で得体の知れない悪人を完全に演じきっている。彼が善良な人間の醜い部分を巧みに利用して洗脳していくさまは本当にどきどきする。撮影後になくなったのが本当に残念。 善が悪に堕ちるさまを説得力を持って見事に描ききった痛快な傑作。 【ぷろぐれめたる】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-12-26 17:12:20)(良:1票) 244.アクションメインで十分面白い作品なのに重たいストーリーで全体的にパッとしない印象を受けた。ジョーカー最高!札束燃やすなー!俺にくれ! 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-22 18:44:15) 243.観る前はバットマンということで、お約束の勧善懲悪かと思ってました。しかし、いきなりジョーカーの鮮やかで残忍な仕事を見せ付けられ、かっこよかった。エージェントオブカオスの異常っぷりは総ての市民を震え上がらせ、徒党を組まず、正義の鉄拳をも粉砕し、 俳優のヒース・レジャーは撮影終了後死亡。ジョーカーというキャラクターは究極だと感じた。この映画で初めて悪が完璧な仕事をしている姿を見た気がする。音響も効果的でトータルに完成された作品だと思います。 99.99% 【warrabit】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-12-18 05:06:56)(良:1票) 242.クリストファー・ノーラン監督による「バットマン」シリーズの第2作目。 まず前作「バットマン・ビギンズ」とは全く違う映画に仕上がっていることに驚かされた。前作は若干淡白な所があったが、今回は一切なし。やはりこの映画の一番素晴らしい所はテンポの良さ。また今までのヒーロー映画の常識をひっくり返すジョーカーとバットマンによる「悪同士」の戦いが、全世界で大ヒットした大きな理由だと思う。 【dy2cyr】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2010-12-12 19:34:06) 241.《ネタバレ》 人間に潜む「悪」というものをここまで見せつけてくる作品は久しぶりに見た。アメコミを超えた、というキャッチコピーの意味は中盤まではわからなかったが、ラストでそういうことかと思わされた。 ■ジョーカーは完璧なまでの悪。それはただ単に残忍な悪事を彼が良心の呵責もなく犯すというそれだけではなく、彼は人々が信じていたい自分の心の中の善と希望をも破壊しつくそうとする。それがすなわちあそこまで高潔だったデントの転落である。正しく生きている「がゆえに」どんどんと不幸になっていくという究極の不条理の中において、彼はついに悪へとなびく。各レビュワーさんはこの辺についてさまざまな映画を思い起こしているようだが、自分の場合は「セブン」のラストを思い起こした。 ■だが、ある意味で彼以上の正義感を持つバットマンは、さらに辛い選択を取る。彼はまったく報われることもなく、誰からも評価されない、しかし人々のためにはなっている道を選び、自ら汚名を被る。「報われない、認められない正義」ほど、これまでの作品において描かれてこなかったものはないだろう。悲劇的な最期を遂げたとしても、「評価される」ことがほとんどだったからだ。わずかに「隣人は静かに笑う」のような例外はあるにしても、こういう展開は、しかも巻き込まれたのではなく自ら選びとるというのは、極めて重い。 ■ラスト前後のストーリーの重さは非常によかったのだが、前半がよくわからない展開(これはバットマンシリーズを見ていないからかもだが)なのと、全体に暗くてアクションシーンが特に何をしているのかよく見えないのとが大きくマイナス。夜しか出れないヒーローとはいえ残念。 【θ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-28 00:19:38) 240.《ネタバレ》 性善説とか性悪説とか興味なかったけど、ジョーカーの悪っぷりといったらない。 日本の映画の場合、悪人が出てきても、最後には少しいいヤツにみえたりする。 逆に日本映画で完全なる悪人を描こうとして転んだ映画をいくつも観たような気がする。ヒールは滑稽に見えてしまうものだ。 だけど、ジョーカーは違う。滑稽だけど、極めて悪。極悪。 悪の方が圧倒的に勝ってしまう。 そこがバットマン、アメコミの拠り所なのだろう。 ダークナイトの完成度の高さ、ジョーカーの悪役ぶりには感服する。 ただ、僕にはどうしても埋められない隙間を感じる。僕は日本人でよかったと思わずにはいられない。 でも、船のトコはもちろん押した方が爆発する仕組みなんでしょうね。どっか甘ったれなんだから。ムフフ・・ 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-10-21 10:02:52) 239.《ネタバレ》 ヒーローモノのお約束である勧善懲悪で無かったり、バットマン自身が『正義の味方』ではなく『恐怖の象徴』となる等、アメコミ映画の中ではかなり異彩を放つ作品。ジョーカーの無邪気な残虐さやトゥーフェイスの壊れよう等敵も非常に魅力的。 ただそれ以上に個人的には『長過ぎる』と感じた。 ストーリーは問題ないが、アクションがかなり間延びしており(実際見ている途中で『まだ続くのかよ?』とか思ってしまった)、バットモービルとかも『無印』や『リターンズ』の方が印象強かった。 展開も40分位の作品を繋げたように似た展開を繰り返すので疲労度が余計加速する。 さらに言えば本作は決してハッピーエンドではない。例え2時間越えようが最後綺麗に終わりさえすればスッキリできる。しかし、本作は内容の重さからスッキリできなかった。それ自体悪くないが、2時間半も拘束させて終わりも暗いと、内容の良さより疲れが先に来てしまった。 テーマ性は悪くないが、あのラストを考えるとアクションを削って2時間にして欲しかった。 もっと言えば、『必要悪』の概念もアメコミでは珍しいかもしればいが日本の漫画やアニメではそんなに珍しい設定でもない。もっともっと言えば、最後本当の『正義の味方』を殺してでも必要悪であり続けようとした『ウォッチメン』の方が個人的には印象深かった。 【ムラン】さん [映画館(吹替)] 5点(2010-10-11 20:52:01) ★238.《ネタバレ》 映画公開時の評判など知らないまま、知人から勧められてDVDで鑑賞しましたが、 これまでのバットマンシリーズとは一線を画す映画でした。 迫力ある映像で単純にアクション映画としても十分楽しめますが、バットマンのヒーローとしての苦悩や、ジョーカーのいっそ潔いと感じるほどの悪役ぶり、熱血検事が悲痛な悲しみと怒りの果てにトゥーフェイスが誕生するなど、単なるアクション映画以上の濃い内面描写で大満足の一作でした。 【camel】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-26 07:05:20) 237.《ネタバレ》 もし、仮面ライダー1号でこういうのをやってくれたら、と思うとワクワクしますね。さしずめ、ジョーカー役は、死神博士でしょうか。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-04 07:01:29) 236.《ネタバレ》 スゲー! 何これ! こんな濃い内容を敢えてバットマンでやるとは・・・ ジョーカーに感情移入させられてしまうところまで作りこむところがすごい。 【ぱぴんぐ】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-08-31 03:30:09) 235.なんでもかんでもコインで決めすぎ!!! 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-27 21:11:58) 234.派手なアクションシーンも多く娯楽作品ではあるとは思うんですが それにしては恐ろしく画面から伝わってくる温度が低い。 ジョーカーの目指す(した)悪を冷静にわかり易く伝えていて説得力がある。 個人的に、マギーギレンホールとても良かった。 よかった。 【Pecco】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-08-07 20:44:03) 233.なかなかいい感じの出来。アダルティで、ダンディなアクション。映像は芸術の域。 【朴モグタン】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-26 00:15:49) 232.繰り返し見ました。IMAXの画像、ヒースの演技に圧倒された。善悪相互論も深い、ただの娯楽映画ではない。8点から再評価の9点。 【HRM36】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2010-07-07 22:14:38) 231.《ネタバレ》 まずこの映画、オープニングシーンが素晴らしい!全面ガラス張りのビル街を全景からググーッとトラックイン。秩序立った風景の中で、一枚のガラスが破裂。ここから一気呵成にカオスの世界に突入していきます。ニューヨークでは、割れた窓ガラスや壁の落書きを修復することから始めて治安を回復しましたが、この映画ではまったく逆。街全体を恐怖のどん底に突き落とす壮大な劇場型犯罪は、たった1枚のガラスが割れるところからスタートしていた・・・。映画全体をも象徴する、ゾクッとするオープニングでした。 しかし、力作だと思うけれど、手放しで絶賛はできない箇所も多かったです。とくに、一般市民を衆愚として描きすぎじゃないか?と思いました。最後はトゥーフェイスの罪をバットマンが被るという道を選びます。これって結局一般市民のことを信用してないってことじゃないのか?と思ってしまいました。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-25 13:52:47) 230.《ネタバレ》 2度目観賞。美しいゴッサム街の夜景を背に羽ばたく「暗黒の騎士」。ヒーロー物らしからぬ物語の奥深さですが、前回観賞時ほどのめり込めませんでした。悪役ジョーカーを怪演したヒース・レジャー遺作。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-15 18:52:38) 229.これはすごい。素晴らしい完成度。 ここまでピュアな「悪」を映画で表現した作品は他にないのでは。何から何までヒーロー物の枠を外れた、21世紀にふさわしい作品だと思いました。 【HAMEO】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-05 14:24:49) 228.それほど引き込まれず,最後のあのオチも釈然としなかった。 映画全体の雰囲気は良かった。 【Yu】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-04-01 18:41:07) 227.《ネタバレ》 最初の約一時間はありきたりの展開、まずゴッサムシティがごく普通の町として描かれていることに違和感。あんなに腐敗や殺人、ジョーカーのような人命など微塵も顧みない狂人が毎日のように町を爆破等で破壊しまくっているのに、町の大半の市民の能天気ぶりに違和感。普通の感覚の持ち主ならこんな町もっと前に逃げ出しているはず。このジョーカー、バットマンスーツのように特殊な防護服を身につけているわけでもないのに異常なほど不死身、タンクローリーごとひっくり返されようが、防弾ガラスにヒビが入るほど頭を強打しようが、全くの無傷。しかもあの特殊メイクで真昼間に町を徘徊し、あの程度の変装で普通に病室にも現れる不自然さ。この狂人のせいで多くの人命が奪われ、町も壊滅状態になりつつあるのに、バッドマンを始め警察や市民でさえもジョーカーに対して温情を見せている風な体たらく。挙句の果てにはバッドマン自らが被らなくてもいい罪を被り「俺はしょせんダーク・ヒーローなのさ」と云わんばかりに闇に消えていく消化不良な結末に唖然茫然。いや悪いのはあんたじゃなくてジョーカーですから、、、顔半分、焼けただれた男もあの顔で普通にしゃべっているリアリティのなさ、もっと言えば、短期間にあれだけ大掛かりな爆弾を仕掛けるのは、かなり頭数が必要だしそれも組織だって行わないと無理。だとすればジョーカーの一匹狼的狂人キャラとのズレが生じる、、全てにおいてジョーカーに都合が良すぎる展開、、そうしたモヤモヤが観ている間中ずっと付きまとっていた。評価が高めなので若干期待したのだが、偽善的ヒロイズム満載のハリウッドヒーロー物はやはり肌に合わないのかもと再確認してしまった作品。 【LORETTO】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-03-06 12:22:28)
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