みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
22.エイリアスの人が市長さんでした ところでミルクって苗字の人は何人ぐらいいるのでしょうか? 【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-03-26 16:40:49) 21.なかなか興味深く観させてもらったし、多くの役者の演技は立派なもんだった。 ただ、何故だろう。 どこまでも極端なことしかしない「自由の国」アメリカの国民を観ていると、少々疲れた。 ほんと日本人と両極端。 ただ、日本でこういう映画を撮ると、どうしようもなく退屈になるのは間違いない。 この発言には悪意が無いが、 やたらとくっついているゲイに埋め尽くされた画面が多かったので、ストレートの私にはいささか濃かった。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-14 14:13:50) 20.ショーン・ペンすご・・・ 【Junker】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-21 01:56:54) 19.ハーヴェイ・ミルクという人物を美化しすぎず、無理に誇張するような演出をするわけでもなく、バランスよく出来ていたと思います。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-26 01:56:42) 18.《ネタバレ》 タイトルで牛乳からみの何かかと完全に勘違いをしていました。ショーンペンの演技力は凄い。とあらためて思いました。それから出演陣がご本人達にそっくりで驚きでした。 【civi】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-25 18:53:39) 17.自分はノーマルであると思っている人は、それを守るために、自覚もなくマイノリティを迫害していたりする。一般的なファミリーの健全な環境を守るべきだと。ゲイは、はなから子供も普通の家族も求められない。失うものはあまり無い。なのにミルクは何か「誇れる事」をせねば、と思う。多くの人は普通であると思っているくせに、なんと多くのものを傲慢にまで求めてしまうのだろう。あえて?ひさびさの商業的映画でこれを撮ったガス・ヴァン・サント。彼も、成し遂げるべき「誇れる事」をもとめてこの映画を撮ったのでは、と思わされた。すこし残念なのは、「エレファント」などここのところのインディーズ的作品たちに見られる繊細な映像美のほうがイメージとしては印象的で、むしろ感覚的にゲイっぽいかな・・・と。 【ETNA】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-17 23:52:50) 16.ショーンペンの仕草一つ一つがゲイの動きを表していると聞いて、じっくり見てしまった。自然にゲイ(っぽい)のように見えてきて違和感なく楽しめた。ディエゴルナのゲイ役はちょっと冷や冷やした。普段ゲイと知り合う機会がないのでいろいろ知れて面白かった。まあ、つまりゲイ映画。 【おっちょ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-11 23:42:16) 15.《ネタバレ》 ハービィミルクは実在したゲイの市政委員。ゲイをカミングアウトして、ゲイの人権を認められるように尽力する。しかし、同じ市政委員の同僚に暗殺されてしまう。・・・という、ミルクの人生とゲイの運動をまとめた映画。ゲイが大変に差別されていた時代があったことには憤りを感じたし、今現在も差別されているマイノリティはいくらでもあると思う。だから、そういう点ではとても良いのだが、映画としてみると頭をひねってしまうところがあった。題材はすごくイイのに、いまひとつ映画として成功していない感じがする。編集とか、映像とか、、。なんだろう。。役者はまぁまぁいいのだが、登場人物が多くて誰が誰かわからなかったし、実際の映像と交えて編集していたり、それぞれのキャラクターが描ききれてなかったり、人の区別がつきにくかったり(それは自分のせい?)、時間軸もよくわからなくなってしまった。。もうひとつ楽しみきれなかった点が残念。 【kaneko】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-11-18 20:07:48) 14.《ネタバレ》 ガス・ヴァン・サントの描くミルク像は、国中の人の意識に波を起こす活動をしながらも、成り行きからぼちぼち…という感じのごく普通の男だった。当然後半は政治的な顔もちらつかせていたけれど、人懐こくよく喋るニコニコ顔は政治家というよりは「みんなの人気者」だった。そしてオペラを口ずさむときの物憂げな表情も持ち合わせていた。ずっと彼のサポート役として心も支えたスコットやガラスのようなジャックの姿、最終的にはミルクに銃弾を浴びせたホワイトの迷いや焦燥の様子など、主人公も含めて「人」の捉え方が力強くもあり、なんとなく寂しい感じもした。公民権運動や暗殺事件よりも、人間そのものに迫りなおペールブルーな印象を映画全体に感じさせるのは、やっぱり監督の持ち味なんだろうか。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-11 18:39:03) 13.みなさんはご存じだろうか?歌手のマドンナと結婚。マスコミからヒモ扱いされていた頃のショーンペンを。無名だった彼を金目当てと決めつけ、容赦なく叩くマスコミのステレオタイプには本当にうんざりしたものだ。それがどうだ。「カジュアリティーズ」、「カリートへの道」あたりから花咲き始め、その後は「デッドマンウォーキング」、「I an Sam」、そして「ミスティックリバー」と、前妻を遙か彼方まで突き放す活躍ぶり。そんな彼のオンステージであるこの映画。役になりきり度ではデニーロやアルパチーノクラス。映画としてはまあ、主役以外が霞んじゃうんだよ。古いたとえで恐縮だけど、ガラスの仮面の北島マヤみたい。立派になったな-。それにしても、のりピーの旦那にもショーンペン魂があればと思ってやまない。 【正義と微笑】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-03 01:29:39) 12.ミルクって名前が本名だったことにビックリした。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-02 00:13:47) 11.その時代によって「普通」という感覚は違っていて、それまで「異常」とみなされていたものがあるキッカケで「普通」になっていくという、そのキッカケを見せてくれる映画でした。 一部の人間に対する偏見とか、好き嫌いは、ある程度しょうがないにしても、嫌いだからって職を取り上げて、存在を違法にしようとするオバサンと、その支持者が恐ろしいです。正に子どもの発想。しかし、それが「普通」だったという、その事実こそが真に恐ろしい。今の世界の「普通」の中にも、後から観たら「異常」と思われるような事があるのでしょうね。 観易く、伝わりやすい映画でしたが、正直なところ、男同士のキスシーンやベッドシーンなんかはあんまり観たくないな、と僕は思いました。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-26 14:53:23) 10.《ネタバレ》 う~ん、アメリカでは有名な人物なんだろうから、選挙に出馬するまでの描写が少なくても理解できるんだろうけど、全く予備知識ゼロで見た自分には、群集シーンが多く、主人公がゲイであることで、感情移入がしづらかったです。でも本当の「自分」がゲイであることに気づいたら、豊かな時代だから、自分を偽る必要はないと思います。ゲイでない「普通」の人物を彼の近しい人に配して、その人の目を通して、ミルクを描くような作品だったら、名作「ガープの世界」と同じような社会派の映画になったかもしれない。ただ、ラストの夜の行進にはじわっとくるものがありました。それにしても、ゲイの人たち全員、本当に演じているのか、と思うくらいの演技でした。自分には誰がゲイで誰が「普通」なのか、分からなくなりました。ショーンペンもそう。そういえば彼は「アイ・アム・サム」のお父さん役だった。本当に芸達者な人だと思います。 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-23 16:08:37) 9.内容の濃い、素晴らしい作品。だが大きな興行収入は期待できない、そんな作品。それにしてもショーン・ペンの演技力が尋常ではない。オスカー受賞も納得。こんな作品を観た後に、日本のタレント(俳優ではなく)が主役を張る映画なんて絶対に観れない。 【あるまーぬ】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-09-28 01:18:09) 8.こんな凄い法案がまかり通ってたことにまず驚き。同性愛者達の市民権獲得に至る困難が伝わります。途中ちょっと中だるみ感はありますが、ショーン・ペンの芸達者ぶりに助けられます。 【noji】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-09-24 01:17:25) 7.自分がマイノリティだと感じているなら、それには何か理由があると考えた方が良い。我々ひとりひとりに物事を変える力があるのだ。ハーヴィー・ミルクの強い心は、彼の周囲に集まった人々、そして一般市民へと浸透していった。今では考えられないことだが、法律で同性愛を禁止しようとしていたなどとは、何とも恐ろしい話だ。ショーン・ペンの演技はまさに完璧(ハーヴィー氏本人はどちらかというとハビエル・バルデムに似ている)。「我々は平等だ」と拳を振り上げるシーンでも、くねっとしているところなんか最高。脇を固める面々も、ジョシュ・ブローリン、エミール・ハーシュ、ジェームズ・フランコと実力派揃い。特にブローリンは最近いい仕事をしている。伝記ものとしても非常に分かり易く作られており、オスカー受賞は納得の出来。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-08-28 10:16:15) 6.《ネタバレ》 「ゲイの政治家を描いた作品」が面白いわけがないとレッテルを貼り付けて、今まで敬遠してきたが、いざ鑑賞してみると、飽きる部分がほとんどなく、映画自体が意外と面白い。 ゲイの気持ちはさすがに理解できず、コアな部分については感情移入しにくいが、マイノリティに対する人権侵害を許さない戦いという観点から見れば、感情移入することもできる。 自分らしく生きられない人々、自分を偽って“クローゼットの中”で生きなくてはいけない人々が、自分らしく生きるための戦いは美しくも感じられる。 彼ら自身の戦いだけではなくて、自分達と同じような迫害や苦しみを味わなくてはいけない子ども達のための戦いでもあるというのも、素晴らしいメッセージだ。 また、ハーヴィー・ミルク一人の戦いではなくて、彼の仲間や彼の支持者、彼の言葉を聞いた者、彼の当選を知った者たちによるムーブメントがこの流れを作ったことがよく分かるようになっている。 チカラのある一人の戦いではなくて、迫害を受ける人々それぞれ一人ずつ立ち上がってこそ、世の中を変えることができるパワーを産むということが伝わってくる。 まさに彼が行ったのは“リクルート”ということだろうか。 ハーヴィー・ミルクについては何も知らなかったが、本作を観れば、彼の生き様、彼の夢、彼の希望、彼の志、彼の愛がはっきりと見えてくる。 当該人物について何一つ描けていない伝記モノが多い中において、本作は極めて優秀な伝記モノとジャッジすることができる。 ただ、本作を見て、ハーヴィー・ミルクについて、清廉潔白な偉大な人物であるとは思わなかった。 ガス・ヴァン・サント監督は、彼をリスペクトする気持ちはあっても、彼を美化する気持ちはないと感じられた。 そういう意味においても、なかなかフェアな映画に仕上がっている。 彼は“特別な存在”ではなくて、恐らく“誰とも変わらない普通の男”ということなのかもしれない。 ゲイについては、さすがに気持ちも分からず、身近にもいないので、彼らの心情を深く理解することはできないが、彼らに対する“偏見”はやや無くなったと思う。 本作には、そのような効果もきちんと含まれている。 アカデミー賞作品賞ノミネート、主演男優賞受賞は偽りではなくて、本作に対する妥当な評価といえる。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-06 13:17:24) ★5.《ネタバレ》 「エレファント」と「ラストデイズ」の残滓のような「パラノイドパーク」で、クリストファー・ドイルよりも、やはりガス・ヴァン・サントはハリス・サヴィデスなのだと感じた。 「ミルク」はガス・ヴァン・サントがインデペンデントの世界から舞い戻ってきた商業的映画だ。であるからこそ、ヴィスタサイズで撮られている。しかしファーストショット、キャメラはハーヴェイがいるキッチンの手前の部屋に据えられ、ヴィスタの両サイドに映る扉やら壁やらは光を失い暗部へと落ち込み、もはやスタンダードになっている。この時、構図自体が明らかにスタンダードを意識しているだろう。このショットを見て、いくら商業的になろうとも、彼の映画に対する精神は揺るぎないのだろうと感じた。 そして、この映画にはハーヴェイのクロースアップを真横から撮らえたショットがふたつあった。あまりにも印象的なので、恐らく誰もが記憶に留めているだろう。それはスコットと出会ったときと、死に際である。このふたつのショットに通じ合う大きな意味というのは感じられないが、8年間の始点と終点となっていはいるだろう。 デビュー作「マラノーチェ」から始まり、ゲイを描き続けているガス・ヴァン・サントにすれば、このハーヴェイ・ミルクを描くことは彼にとってみれば、あるひとつの到達点だったのかもしれない。 男同士のラブシーンの恍惚さや、ガラスやホイッスルの反射など、これらもまた彼の映画に対する精神の揺るぎなさと言えるだろう。 生の中で垣間見えてくる死を描くことで、生きることの美しさを描くのがガス・ヴァン・サントだ。 ハーヴェイの「40歳になってもなにひとつ誇れることがない」という言葉から始まるこの映画は、ゲイムーヴメントを担い、自分が必要としたものを追い求め、自分を必要としてくれる人たちのために、最期の8年間を誇りに満ち溢れるばかりに美しく生き抜いていく彼の姿が躍動的に描かれていた。 【すぺるま】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-05-16 01:24:06) 4.《ネタバレ》 ゲイを公言することが正義で、反対することが悪という、その言い分は大体は納得なんだけど、反対する人たちだって人間的な葛藤はあったでしょうに…そこをほとんど描かず、視線はゲイ側からのみ。ムーブメントをとらえた映画として見方が一方的なのに辟易しました。ま、ぶっちゃけて言うと「軽く頭が悪い」映画です。 が、ショーン・ペンは素晴らしい!ホントに、よくいるタイプのオジサンオカマ。役にずっぽりとはまっていて、だからこそ芝居にウソがなく、感情の動きに素直についていけます。このショーン・ペンを見るだけなら1800円は高くありません。 【ケルタ】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-05-13 15:08:58) 3.《ネタバレ》 鑑賞前の予想とはかなり違う、ハーヴィー・ミルクという人間の40歳からの8年間の生き様がガツンと心に響くとてもアツい映画でした。実話モノの持つ説得力のあるパワーがビンビン伝わってきます。同性愛ものは苦手なのでどうしようかな?と思ったのですが、観てよかったです。とてもいい映画でした。映画の冒頭のミルクの「40歳にもなって誇れる事を何もしていない」という台詞がとても強く印象に残りました。放浪紳士チャーリーさん、同世代ですね。よ~く分かりますよ…。冒頭のこの台詞が観ている間も、映画館を後にしてからも、そして一日経った今も頭から離れません。僕にはミルクのような行動力も無いし、結局は大したことは何も出来ないんですけど、一日一日をもうちょっと頑張ってみるか!この映画に元気を貰ったような気がしています。ゲイ・ムーヴメントのカリスマとなっていったミルクの強さも弱さも見事に演じきったショーン・ペンのアカデミー主演男優賞受賞も納得の素晴らしい演技でした。ラストでミルクと行動を共にした仲間の今が伝えられますが、皆ミルクの遺志を受け継ぎ、誇りに満ちた人生を送られているのにも納得できると共にとても嬉しい気持ちになりました。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-05-01 00:35:45)(良:1票)
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