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明日、君がいない

2:37
2006年【豪】 上映時間:99分
ドラマ
[アシタキミガイナイ]
新規登録(2007-05-01)【TM】さん
タイトル情報更新(2009-04-18)【+】さん
公開開始日(2007-04-21)


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監督ムラーリ・K・タルリ
キャストテリーサ・パーマー(女優)メロディ
脚本ムラーリ・K・タルリ
製作ムラーリ・K・タルリ
製作総指揮ムラーリ・K・タルリ
配給シネカノン
編集ムラーリ・K・タルリ
その他マイケル・ジャクソン(special thanks)
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【クチコミ・感想】

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26.《ネタバレ》 『100日後に死ぬワニ』みたいでもあるよね。しかし。やっぱり彼女が死んだ理由がわからない。恋心を抱いていた彼が、とんでもないヤツだと気づいてしまったから(メロディとの争いを目撃してしまった)? いつどんな人もふと魔が差してしまいかねない、憂鬱なハイスクール生活だから?彼女のことも朝からモノローグ付きでフィルムにおさめていれば、なぜあんなに気分が落ちたのかわかるはず。誰でもない人が、突然死ぬことはないんですよ(と思いたい)。6人の物語がそれぞれ狭い空間で、時間戻したりしながらちょっとずつ進んでいく構成は面白かったです。【追記】オーストラリア版『桐島、部活やめるってよ』みたいでもあったな。 なたねさん [DVD(字幕)] 5点(2020-03-20 17:27:28)

25.《ネタバレ》 登場人物全員高校生ってマジですか?もう少し真面目にやれよ。ちゃんと勉強しろよ。学校側も障害を持つ生徒に配慮しろよ。そんなんだから校内で自殺騒ぎが起こるんだよ。ほらー一番気立てのよさそうな子が死んでしまったじゃんよ。おじさん悲しいよ。メロディの兄貴ここへ連れてこい。小一時間説教してやる。それにしてもものすごく弱そうなサッカー部。 S.H.A.D.O.さん [DVD(吹替)] 4点(2017-01-28 02:01:58)

24.《ネタバレ》 不謹慎ながら6人の誰が死ぬのか興味を持って見てしまった。しかし、それはミスリードで、誰にも見向きされなかった孤独な少女の自殺が、他者への無関心という根の深さを物語っている。大人になればつまらないことだと思える学生時代でも、目の前の世界が重大事項で自分のことばかりだった。ある種の孤独を抱えた6人と自殺した少女の違いは程度の差があれ、いつまでも分からない。ガス・ヴァン・サント監督の『エレファント』の影響をかなり受けているだろう。脆くて壊れそうな日常という点で共通しており、あちらが『エリーゼのために』ならこちらは『ジムノぺティ』で対抗する。ピアノの調べが鎮魂歌として、淡く儚く降り積もる。 Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 7点(2015-09-01 20:26:45)

23.映画サイトの高評価を見て、鑑賞..ハイスクールを舞台に、思春期特有の思い悩む若者達、その青春群像劇..とは言っても、ネガティブでダークなエピソードが、次から次へと切れ間なく繰り広げられ..観ていて、気が滅入るくらい..映画としては斬新かもしれないが、誰もが楽しめる映画では 決してない..観る人を選ぶ作品... コナンが一番さん [DVD(字幕)] 7点(2015-07-18 16:47:09)

22.《ネタバレ》 学生たちの1日を追った映画だけど退屈じゃなく、しかも、ラスト、鑑賞者に登場人物たちと同じ感覚を抱かせるすごい映画だと思う。近親者が自殺した人達もこれに似た気持ちになったのだろうか。つらい時や、心が疲労している時に見れば、もっと複雑な気持ちになったかもしれない。 なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2015-07-14 04:00:36)

21.《ネタバレ》 本作品を鑑賞して、テーマの重たさとは別に、不謹慎ながら以下のような多様な感想を持ちました。◆あちらの高校生って発育がよいのね&あんな服で高校にきていいのか◆それにしても、それしか頭にないのかよ、エロガキどもが、まったく。◆日本の学生ものに比べて、演技がとても自然でありました。◆リアルな撮り方だったけど、あれでは人間は死ねない。◆登場人物中最も頭がよくて社会にでてから成功しそうなガキの人間性がサイテーだった。彼の父親も弁護士らしいので、弁護士などという人種にロクなやつはいない、ということも、監督は言いたかったのかな。◆原題よりも邦題の方がいい。原題だと単なるミステリーと勘違いする。 la_spagnaさん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-24 16:58:21)

20.スタイル、テーマ共に「エレファント」に似すぎ。これが文学だったら盗作扱いされるんじゃないのかね。監督が若いから許されるのかな。若い人には逆に完成度より新機軸を期待してしまうけどな。 皮マンさん [DVD(字幕)] 2点(2012-10-12 09:47:08)

19.当時まだ19歳だった監督が親友の自殺という実体験を基に作った映画。内容は映画の冒頭で誰かが自殺をしてしまい、いったい誰がなぜ自殺したのかを時間軸が戻って探っていく話です。悩みを抱えた6人の生徒に焦点を合わせて話が進んでいくのですが、ラストがショックです。1回見ただけでは気づかない事も多いので、2回観る事をオススメします。 nyarameroさん [DVD(字幕)] 9点(2012-04-24 14:16:20)

18.《ネタバレ》 十代が抱える悩みや葛藤のてんこ盛りで、思春期ってこんなに悩み抱える時期やっけ?
と何十年も前の事だから忘れてしまったオッチャンの私ですが、重いテーマにも拘らず見せ方が上手いので最初から引き込まれ面白かったです。

一番、何でもないような子が・・・と思っても、深く追求していないだけで、彼女なりの悩みを抱えていた筈・・・それは、振り返り彼女のシーンを見ると何となく感じる。

しかし、ラストの自殺のシーンはリアルで観てられない程でした。

オープニングの美しい木の葉が、彼女が最後に見た風景なんですよね・・・

何はともあれ、悩み多き君達には・・・
アンジェラ・アキの『手紙~拝啓 十五の君へ~』でも聴いて踏ん張って欲しいよ・・・と思った私でした。 ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 7点(2012-03-12 14:14:26)

17.グッドモーニングなサンデーモーニングを台無しにしてしまったよーな気がする ‥ せっかくのモーニング・オブ・ホリデイなのに失敗してしまったよーな気がする。気がするというか、確実にミスチョイスしまっているんですがね ほんと。 まあ重苦しかったですよね 内容が。さてと、そんなことはさておき、ケリーって子。服の着こなし方ってあれはでいいのでしょうか(見せブラが学校の中を歩いても) あれが普通なのでしょうか 見せブラとはいえ、すごく滑稽にみえてしまってたんですけど あれがヤングオーストラリアンのファンションなのでしょうか。いささか疑問でしたね いささか先生なのでした。 3737さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-10-02 19:18:17)

16.《ネタバレ》 細かいところで未熟だったり荒削りだったりするところはいくつもあるが、何よりもこの作品世界を設定した発想の切れ味が素晴らしい。中身をどうこういう前に、どうしてもこれをやりたかったという制作者の凝縮された執念を感じるし、だから作品としてのインパクトがある。何のために入るのか分からなかったモノクロインタビューも、最後にきちんと着地点として結実している。●全体を通じて、カメラが同じ回廊を何度も回ったり、同じ階段を何度も上下したりするのだが、これが出口の見えない魂の彷徨を表現しているようで、哀切の念をこみ上げさせる。テーマと撮り方がきちんと一致しているというのが素晴らしい。 Oliasさん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-15 22:56:10)


15.最後で-3点。それまでは脚本からカメラワーク、役者の演技力を引き出す手腕など全般に渡ってとても19歳で撮ったとは思えないほど素晴らしいものでしたが、最後に若さをタテにして勝負せずに逃げた感じがして嫌でしたね。松本人志の大日本人を見た時と同じ気分です。 映画大好きっ子さん [地上波(字幕)] 5点(2011-09-13 01:09:14)

14.《ネタバレ》 舞台はオーストラリアのとある高校。映画の冒頭で誰かの死が予測されるシーンがあり、その後はその死が引き起こされるまでの過程を描く。
この映画は、月並みに言えば、思春期の危うさを映した映画ということになるが、それに止まらない不思議な迫力を持っている。監督の年齢がまさに思春期を終えた19歳と言うこともあるのだろうが、そのことを差し引いても、役者陣が素人だらけの中で、この緊張感とリアリティを90分にわたって維持できたというのは恐るべき才能だと感じられた。監督自身、友人を自殺で失っているということだが、それを阻止できなかったことに対する後悔や亡くなった友人に対する哀惜の情がこの作品の根底に渦巻いている点もこの映画の訴求力の増加に大きく貢献している。
この作品の結論は何ともやるせないのだが、思春期に限らず、人間の生死というのは意外と分からないものであるとは、常日頃感じており、そういう意味で私としては監督の考え方を肯定し、同調することができた。この映画のラストには、人によって様々な受け止め方や意見もあるだろう。だが、人間の命は脆く儚いものであるということはいつも心に留めておくべきだと私は思っている。この映画はそれをきちんと捉えていた。 枕流さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-31 15:25:51)(良:1票)

13.《ネタバレ》 『エレファント』が素晴らしいのはある一点に向かう時間の流れの中にそのある一点を必然にしてしまうものを映し出しているから。この『明日、君がいない』が面白いのはガス・ヴァン・サントのやったことを逆手にとっているところ。つまりある一点に向かう時間の流れの中にそのある一点へと導く映像が映されているはずという観客の予想を裏切るところにある。しかしそのある一点というのが一人の人間の自殺らしいというところにこのゲーム感覚の「騙し」に対して少なからぬ不快感を持ってしまう。それはラストまで隠されるのが「なぜ?」ということだけでなく「誰が?」も隠されているからでもある。どうしたって我々は誰が自殺するのかなというところに興味を抱いてしまう。そこに興味を持って見ている事になんとなく不謹慎さを感じてしまう。繰り返すが、淡々と映される映像に答えがあるのではなく答えがないことで「自殺者の苦悩を誰も知らない、誰も気付けない、だから止められなかった」という結論に持ってくるあたりは上手いとは思う。でもまたこの上手さがなんかイヤなんだ。 R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2009-04-27 15:47:00)(良:1票)

12.《ネタバレ》 映画の手法としてはよく練られていて面白いと思ったが、内容が重すぎる。もし、こういう学校が現実にごろごろあるならば、そんな国ではそもそも生きていたくない。この映画で唯一の自殺者は、無関心にさらされたことで命を絶ったようにも思える。私が生きていてもいなくても同じだと考えたのだろうか。しかし、むしろ周りの生徒の苦しみをみて、こんな世界に生きていたくないと思った可能性もあるのではないか。そのほうがより深い絶望のような気がする。いずれにしろ僕は思春期を男子校で過ごしたので、この映画のような事態には直面しなかった。もし子供がうまれたら男子校か女子校に通わせようと思います。 wunderlichさん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-16 15:14:21)

11.《ネタバレ》 タイトルで鑑賞。誰が居なくなるのかわからなかったので最後まで楽しめた。あの若者達の儚い・切れそうな糸でつながっていたような関係が、映画の中で本当にプツプツ切れていく有り様がとても痛々しく感じた。 ロウルさん [DVD(字幕)] 4点(2008-09-30 19:02:27)

10.人の悩みやかかえている問題の大きさを測る基準は自分だから、比べることはできない。世と死は紙一重ですね。それにしても、良い作品ですが、あまりにもリアルすぎるので敢て点を辛めに付けました。 さらさん [DVD(字幕)] 5点(2008-06-09 13:02:18)

9.『エレファント』ではあの手の手法が初見だったためか感心してみたが、この映画もその手法でいくとどうしても野暮ったく感じられてしまった。また題材として挙げられているのがどれもリアルだけど全部ひっくるめるとやりすぎというか重すぎるというか・・・。しかしこれが現実なのか。。。 おっちょさん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-02 23:01:23)

8.大きな流れとしてまず結果を描き、それからそこに行き着くまでの経過を淡々と映してゆくという手法。一つのエピソードの中にも登場する人物ごとに視点を変え、同じエピソードを繰り返す。たしかに、そうすることで相関関係もよく判るし、共有している時間も認識し易い。でもこの作品のテーマに対する犯人探し的な見せ方はよく判らなかった。喪失を描くにしても互いの関係は薄く思えるし、斬新だからやってみたかっただけという気がしてならない。ただ一点、2:37分に起こる出来事を真正面から描ききったことは評価できる。これは描写も含め、演ずるという意味でも目を背けたくなるほどのリアルさがあった。邦題から受けるテーマ性と無機質な原題とのギャップはあるだろうが、全体としてはやっぱり若さが目立つ作品でした。 カリプソさん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-09 16:24:49)

7.《ネタバレ》 「とても幸せそうな女の子に見えたよ
助けを求めたことなんか一度もなかったし
自殺の気配も見せなかった
話してくれたら助けられたのに
わからない
なぜ彼女が こんなことに・・・
わからない・・・わからない」
友人を突然自殺で失うその喪失感、そのあまりにも唐突な感じ。
どうして・・・何故なんだ・・・分からない・・・という想い。
結局ケリーが何故自殺を図ったのかは分からない。
重大な悩みを抱えていたのか、それともちっぽけな理由なのかすら分からない。
描写としてあるのは恐らくは彼女は孤独だったのだろうという事のみだ。
いつ自殺してもおかしくないような苦悩がそれぞれ詳細に語られた6人の登場人物とは非常に対照的だ。
このコントラストが友人を突然自殺で失うという不条理感を強烈に出していると思う。
長年の友人を突然自殺で失ったという経験を持つこの監督だから作れるのかもしれない。
あまりにもリアルで疑似体験みたいだ。
ムラーリ・K・タルリ監督も友人を失ったとき考えに考え抜いたに違いない。
しかし結局分かったのは友人が孤独だったのだろうという事だけだったのかもしれない。
そしてその友人はケリー同様優しくていい人だったのだろう。
そういった監督の心情に思いを巡らせながら最後のケリーのインタビューを見ると涙が出てくる。
NINさん [DVD(字幕)] 9点(2008-02-02 10:54:42)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 6.12点
000.00% line
100.00% line
213.85% line
327.69% line
427.69% line
5623.08% line
627.69% line
7726.92% line
827.69% line
9415.38% line
1000.00% line

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