みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
284.マギー苛められすぎ。百歩譲ってラストは彼女の尊厳を守った、という解釈があるのも分かる。ただもう鬼畜みたいな家族の描き方が嫌い。女性週刊誌みたいなあざとさ。げんなりする。こんなに分かりやすくしなくてもいいですって、監督。 【tottoko】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-09-11 01:10:16) 283.スポーツものかと思ったら、完全に人間ドラマだった。 前半と後半の色合いがかなり違っていて、正直戸惑ったというのが素直な感想。 テーマに関しては、まあ難しい問題だよね。鑑賞者の判断に任せるという部分もあるのかなと。 配役に関してはまったく問題なかったです。三人とも良かった。最後まで安心して観れた。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-02 04:06:20) 282.胸が痛くなりました 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-06 13:53:37) 281.《ネタバレ》 どうして、モーガン・フリーマンの語りで進行していくのだろうという問いへの答えは、いちばんさいごまで明かされない。そして、この作品の魅力は、そのモーガン・フリーマンの語りで進行する部分と、客観的に描かれるストーリーとの「あいだめ」にこそあることが、やはりラストで納得させられる。ラスト・ショットは、過去にクリント・イーストウッドがヒラリー・スワンクといっしょにレモンパイを食べたレストランの、ドアの外からのショットなのだけれども、そのレストランのなかにはイーストウッドの姿は(おそらく)見えない。この、ラスト・ショットの「不在」の強烈さには、おののきさえおぼえる。いや、「不在」と断定することもできない、ということが強烈なのかもしれない。とにかくそこには「気配」は存在する。映画のラスト・シーンとしてはもっとも印象に残るショット、だと思う。 【keiji】さん [地上波(字幕)] 8点(2011-04-15 11:40:51) 280.《ネタバレ》 終盤思いもよらない展開になったので呆気にとられてしまいました。愛する者に引き金を引くというのは現実の世界の事件でも存在しますが、それを考えると引き金を引く側があっさりし過ぎだなと感じました。しかし映画全体の質は高いです。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-04-10 23:07:39) 279.何ともやりきれない。 ここまで世の中の不条理な姿を描いた作品は見たことがない。 ガソリンスタンドで向かいの車の中にいる犬と戯れる少女に微笑む笑顔が忘れられない。 【ナラタージュ】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-01-27 23:33:08) 278.《ネタバレ》 終わり40分の絶望をよりハードにするための前振りとして、前半90分間、マギーのひたむきさやしなやかさを映していたのだと思う。でもそれは、意地悪がすぎるというものだ。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-01-17 22:07:19)(良:1票) 277.《ネタバレ》 とにかくヒラリー・スワンク演じる主人公の力強さと悲壮感が最高。ハッピーエンドでないところもいい。 【ぷろぐれめたる】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-26 17:33:24) 276.どのような感想が一番適切なのか分らない物語でした。 そして、どういう時に見れば良いのかも...。 憤りを感じつつも「生きる根源」について丁寧に描かれている部分は とても人間的だと感じました。 【sirou92】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-14 13:38:46) 275.イーストウッド監督のほとんどの作品は悲しみを深く描いた重厚な物語ですが、本作の「重さ」はその中でも頭一つ抜けているのではないかと思います。辛い話に耐えられない方には絶対お勧め出来ません。 やり場の無い悲しみの中で、「愛とは」「生きるとは」という、誰にも決定的な答えを出せないテーマが提示され、鑑賞後もその余韻をしばらく消す事が出来ません。 たとえ物語に共感出来なくとも、どうしても考えさせられてしまう重厚な映画に仕上がっていると思います。 主演3人の演技には全く文句のつけようがありません。 中でもヒラリー・スワンクの演技は素晴らしい、というか凄まじいものを感じました。 とりあえず、単なるボクシング映画だという勘違いだけはしないように・・。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-16 17:08:02)(良:2票) ★274.《ネタバレ》 このような物語とは全く知りませんでした…。ミリオンダラーベイビー、ボクシングで成功する女の子のお話かと思って観はじめました…。正直、どんより。ボクシングなどはその材料でしかなく、ここ最近クリントが訴え続けている「死」についてのお話だったので、面食らいました。重すぎます。救いようが無さ過ぎます。そこまで不幸な女子の話は共感できない、というか、気の毒で気の毒で、作品本来のメッセージを考えることすら忘れてしまいます…。ご冥福をお祈りすることも忘れて、ただただ呆然とするばかりです。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-08-06 21:44:33)(良:1票) 273.イーストウッドの作品らしく、死について考えさせられる作品。 夢に向かって努力する事が、必ずしもハッピーエンドには繋がらない事を 教えられえた気がする。 【kure】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-18 09:09:18) 272.《ネタバレ》 前知識ゼロで観たので、後半の展開はあまりにショッキングで… 重く・苦しく・つらい 人間の本音・生きざま・プライド… ん~ちょっとこりゃ全然楽しめない映画だなぁ 映画には楽しく、元気をもらえる要素 を求めてるからこういうキツイのはしんどいなぁ でもこれもまた現実かなぁ ボクシングシーンの浅い描写が 各人の名演技・名演出に水をさしてしまっている そこが気になってシマイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-05-13 07:58:54) 271.《ネタバレ》 ながらく娯楽映画を観ていて終わり間際でいきなり尊厳死の説教映画ですか!「フロム・ダスク・ティル・ドーン」も真っ青です。 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-05-03 21:45:12) 270.《ネタバレ》 最初からバッドエンドになることはわかっていたものの、ショックは隠しきれません。 ただ、これは純愛の物語であることは伝わってきた。満足です。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-04-14 13:22:13) 269.《ネタバレ》 ヒラリー・スワンクという女性を知ったのは私のなかでは史上最強の鬱映画「ボーイズ・ドント・クライ」である。この映画で彼女が演じたのは(ネタバレになるので仔細は語れないが)、孤独を抱えながらも、強く美しく生きる女性の役であった。本作と「ボーイズ…」では役柄の印象は結構近い。彼女のような、野性的な美人という形容では物足りない、とかく凄味がある女優は、そうしたハードな役でこそ活きる。映画自体の出来に言及する以前に、彼女の仕事ぶりだけでもどちらも一見の価値はあるだろう。このままでは「ボーイズ…」のレビューと兼用になってしまうので、本作について。驚くほど単純明快に、素晴らしい作品だ。スポーツは観るもやるもてんで興味のない私だが、本作は何しろただのスポ根モノではない。ボクシングという飾りを纏った、実に深遠な人間ドラマなのである。マギーとフランキーの間にあるのは、親子のようにイノセントではあるが、親子のようにおんぶに抱っこではない、あくまで互いを尊敬しあう、男女としての愛である。ラストは賛否あるようだが、私は自然に思えた。人生はいつだって理不尽なもので、突然の不幸に見舞われることもあるが、そのなかで最良の選択をしていくしかない。愛は刹那であるがゆえ、永遠に美しい形で留めておきたかった二人の決断(正確には一人の意志と、その意志に従ったもう一人の判断)は、あくまで二人の関係においては正しかった。それでいいのではないか。ありきたりなシンデレラ・ストーリーも悪くはないが、不幸や悲壮のなかに一縷の望みや喜び、自分なりの救いを見出す人々の物語のほうが、ずっとリアリティがあるし、胸に響く。本作はあちこちで賞賛を浴びるイーストウッド監督の力量がよく分かる、重厚な映画である。 【よーちー】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-02-26 21:07:17) 268.《ネタバレ》 いったい何について語りたい映画なんだ? 正々堂々とした潔い戦いの結果なら良しだが、あんな卑怯な行為のために人生をダメにされるなんて。体が無事だったとしても、あんなヤ~な感じの人間と対戦すること自体、スポーツの清々しさがないし胸くそ悪過ぎ! 主人公が死を選んでもいいけど、そういう状況を作り出したヤンキーバカ女が制裁を受ける描写(もしくは自責の描写)がないのが、とっても気分悪いです(一回しか見てないけど、そんな場面あった記憶がない)。悪者の「やったもん勝ち」な物語を見せて、主人公が悪者の不正の犠牲によってひっそりと自ら死を選ぶ・・・??? その前に人生を奪った不正に抗議すべきだろう。対戦者が善い人で、事故は不正によってではなく正当なパンチによって生じたなら、どうだろう? 自責の念に苦しみながら、しょっちゅう見舞いにも来てくれる対戦者だったら、どうだろう? 主人公の選択はその場合でも「価値ある物語」と評価されるべき? 現実の世の中には、事故で首から下が全く動かなくなった体操の先生が、口で絵筆を操って素晴らしい花の絵と健気な言葉を綴ってもいるのに、それに比べてこの映画の主人公は自死を選択する理由が軽すぎる。尊厳死を扱うにはドラマが軽薄の極み。いくらウソ話でも障害者をこんなふうに死なせて悦に浸るストーリーテラーはサイテーだ。これに賞をやるアカデミーもサイテー!! 出来るならマイナス点をつけたい。 【追記】ただボクシングが強いだけのボクサーなんてどうでもいい。倒されても立ち上がって、決して自分から折れたりしない精神こそがボクサーのかっこよさだと思う。体が不自由になり、このまま存在を忘れられていくのがイヤとか言って自分から人生リタイアするなんて、ボクシングで何を培ったんだ? バカ女!(というかバカ原作者!!) 【だみお】さん [映画館(字幕)] 0点(2010-01-06 06:03:04)(良:3票) (笑:2票) 267.《ネタバレ》 「許されざる者」「ミスティック・リバー」と比較すると、かなりわかりやすい作品となっています。マギーの家族や対戦相手ははっきり悪人として描かれており、善悪の区別を意図的に避けてきた前述の作品達とは傾向がガラっと変わっています。またマギーが全身麻痺となる原因についても、原作では試合中のアクシンデントだったものを映画では対戦相手の明らかな反則行為に変更していることからも、よりわかりやすい形で観客の感情を刺激しようとする意図が感じられます。そう、これは観客の感情に訴える純粋なドラマ作品であり、イーストウッド流の哲学や死生観を語ってきたそれまでの作品とは別物と考えるべきでしょう。あの結末もイーストウッドの個人的な思想が反映されたものではなく、フランキーとマギーの物語の終着点があの形だったと考えるのが妥当です。。。二人の関係は、師弟であり、親子であり、友人であり、そして恋人であるという、人間が持ちうるすべての関係性が凝縮されたものでした。その相手が真剣に死を望み、ほとんど動けない体で可能な限り自分を傷つけはじめ、生きることが最大の苦痛となっている状態で、それでも枕元で「生きることが大事だ」なんて言い続けられるのか?ボクシングに生き、家族に恵まれなかったフランキーにとってマギーはただの恋人ではなく、長い人生の果てに残ったすべてと言っても過言ではありません。世界でもっともマギーの生を望んでいるのはフランキーなのです。しかしそのマギーは真剣に死を望み、一方で自身の意思を実行する手段をすべて奪われてしまった。医学も宗教も「生きることが大事だ」と定番のお題目を唱えるだけで力を貸してくれない。マギーの訴えに耳を傾け、それを実行してやれるのは世界で自分だけとなったフランキーの苦悩は、想像するだけで恐ろしくなります。泣きの演技をほとんど見せないイーストウッドが、ここではついに涙を見せ、迷いを口にします。ひたすらに強い男だったイーストウッドですら抱えきれないほどの絶望。尊厳死が社会一般で認められるべきかどうかは分かりませんが、少なくともマギーとフランキーの間においては、死以外の選択肢はなかったと思います。マギーに対するフランキーの思いは、医者と一緒になって「とりあえず生きろ」と言っていられる程度の軽いものではなかったのですから。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-12-23 18:21:00)(良:4票) 266.《ネタバレ》 厳選された台詞と場面。余計なものも足りないものもない、映画として完全です。 「骨にまで達する傷の、出血を止めることはできない」 ◆ヒラリー・スワンクについて マギーという役は、役者にとってかなり面白い役なのではないでしょうか。 もっとひねりを効かせて前に出ることも出来たでしょうに、スワンクは最もシンプルな形でマギーを演じているように思います。 それがマギーのファンタジー性を高めている。 なぜボクシングを始めることになったのか?フランキーがマネージメントするまではどうやって前座試合を取ってきたのか?ボクサー人生の背景がまったく語られないマギー。しかも遅咲きの彼女の圧倒的な強さは、才能とか努力だとかだけでは説明がつかないほどのものです。 画面に一度も登場しないフランキーの娘、ケイティはおそらくマギーと同年代。 マギーは償いを求めるフランキーの前に現れた天使のようにも見えます。 ◆モーガン・フリーマンについて 元カットマンのフランキーと元ボクサーのスクラップ。現在では立場が逆になり、スクラップがフランキーの女房役となっています。マギーに対しても、父親役がフランキーなら、ジムを守り、見てないようでちゃんと見てる母親役がスクラップ。 フランキーの理解者、代弁者として、近作で一番の熱演だと思います。 「俺はトレーナーじゃないが・・・」 往年の名ボクサーでありながら、なぜかトレーナーではなく雑用係としてジムにいるスクラップ。 彼にとってトレーナーとして後続を育てることは、リングを降りることを意味するのかもしれない。 片目を失い、老境に達しつつも、彼はあくまでもボクサー。 ◆クリント・イーストウッドについて 監督イーストウッドが作品をがっちり捕らえているのに対して、役者イーストウッドはまずフリーマン、スワンクありきで、流れのままにフランキーを演じているような気がする。 今までのイーストウッドにはあり得ないくらいエモーショナルな演技。 「どうしたらいいのかわからない」 フランキーは常に、どうしたらいいのかわからない。 教会へ足は運んでも、真剣に祈りをささげることはできない。 実の娘ケイティに宛てた手紙が戻ってきてしまうなら、他のアプローチもあったはず。でもしない。 努力しているふりで、実は全てを先送りにしていたフランキー。マギーに出会うまでは。 【kika】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-10-11 18:01:42)(良:3票) 265.《ネタバレ》 あんなにも暗い結末になるとは思っていなかったので、終盤は見てて辛かった・・・。神は居ないのか?って思ってしまう。どんな境遇であっても、ひたむきに自分の夢を追い続けていたマギー、、、一体彼女の何が悪かったんだろう。ボクシングという生死に関わる危険なスポーツに夢中になったことが悪いのか。フランキーと出会ったことが悪いのか。上へ上へと貪欲に強くなろうとしたことが悪いのか。どれも悪いことだとは思わない。その全ての条件が揃ったことが悪い結果に繋がったのだろうか。作中で「ボクシングは全てが逆なんだ」という言葉が出てくるけど、同じようにフランキー、マギー、エディの人生も逆へ傾いてしまってるのが、せつなすぎる。本当は愛する者と一緒にいたいのに、一緒にいれない・・・。助けてあげたいのに、殺してしまう・・・。皮肉としか言いようがない。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-21 18:14:56)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS