|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
4.松井須磨子、島村抱月、二人とも偉大な人物なのだろうし、激動の人生を送ったわけだが、それを映像化しても、必ずしも面白くなる訳ではないという事を改めて感じた。でも、新劇の歴史に関するお勉強と思えば悪くはないかな…。島村抱月の写真を見てみると、山村聡はなかなか似ている。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-08-24 19:30:33)
3.これは田中絹代に執着し、特別な感情を持つ溝口健二監督が、自己の感情と映画というものを混同した結果生まれた作品なのではないでしょうか。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-09-13 10:52:06)
★2.島村抱月と松井須磨子の恋、今より不倫に対してはるかに世間の風当たりの厳しいこの時代の物語であるのだが、抱月、須磨子ともに苦悩や心の闇のようなものがもう一つ見えてこない。そもそも田中絹代がミスキャストな気がしてしまう、東宝が山田五十鈴と聞けば、尚更山田五十鈴を見たくなる。 【亜流派 十五郎】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2006-01-21 20:09:39)
1.島村抱月と松井須磨子の激しく儚い熱情を描いたロマンスは、東宝と松竹の競作となり、監督は東宝-衣笠貞之助、松竹-溝口健二、須磨子役には東宝-山田五十鈴、松竹-田中絹代がキャスティングされ、これはどうしても見比べたくなるのであります。脚本と須磨子役は東宝にアドバンテージがあるように見ましたが、印象に残るシーンはやはり溝口作品でありまして、抱月が須磨子の家に上がりこみ、うちわであおいでいた二人がついに燃え上がるとそこで音楽が止み、微かに微かに風鈴の音がその火を静めるかのように鳴るのです。そして場面は転換し屋形船に揺られた二人が恋歌を詠むことでしっかりと懇ろな関係にあることを語り、抱月が島村家を捨てる場面に移るとコオロギの泣き声がここでも微かに聞こえ、深まる秋と深まる須磨子との仲を感じさせてくれるのです。「カルメン」のラストシーンから須磨子の死を予感させる俯瞰のショットが炸裂し、実演の幕が閉じられると彼女の人生も幕が閉じられるのです。しかし東宝版で脚本を担当した久板栄二郎さんを次作「夜の女たち」で起用しているのは、どこか溝口さんらしいですね~。 【彦馬】さん 8点(2005-01-24 23:28:01)(良:1票)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
4人 |
平均点数 |
5.25点 |
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 1 | 25.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 2 | 50.00% |
|
6 | 0 | 0.00% |
|
7 | 0 | 0.00% |
|
8 | 1 | 25.00% |
|
9 | 0 | 0.00% |
|
10 | 0 | 0.00% |
|
|
【その他点数情報】
|