みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
16.なんなんですか、これは!! これが映画ですか!? こんなふざけたタイトルなのに、チャン・ツィーさんが出てて、しかもこちらのホームページで高得点。なんかよくわからないですけど、ものすごく期待して見ちゃいました。なんでこんなふざけたタイトルの映画にチャン・ツィーさんは出演されたんでしょー… 【mako】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-02-02 12:48:50) 15.全然面白くない。何が楽しいのか、さっぱり分からなかったよ・・・。人を選ぶ映画だなぁ・・・。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-01-31 00:12:46) 14.清順さんの映画を初体験しましたので、この1作においての感想ですが、ひとまず起承転結がなっていて、チャン・ツィイー演じる狸姫も可愛いし「観終えたなぁ」という感じですが、特段それ以上の感想も無いという気もします。ブルーバックのセットでの作品作りも全然いいし(ドッグヴィルよりも無理がない)、出演者も個性豊かでニコニコして観られる部分もあるけど、万人受けではなく清順監督の世界を既に堪能している方向けなのかなという気もしました。構図とかカメラワークだけでなく展開も独特で、110分の尺で1本の映画という感じではなく、わざと短い線を繋ぎ合わせて110分にしたような印象を受けました。もう1度観たらまた印象が変わるかもしれませんが、日本語を話すチャン・ツィイーは最高にステキでした! 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(邦画)] 4点(2006-01-04 19:43:42) 13.清順映画の醍醐味のひとつにセットの独創性がある。しかしこの作品のいかにも作り物のセットはこちらの期待を大きく裏切るものでした。だがこの裏切りこそが清順映画なのだ。奇抜なカメラワークも独創的なカット割りも期待を裏切り、最も緊迫するシーンでカエルがケロリ~って、、どこまでも食えない爺さんである。誕生日ではない日を祝う、、って毎日じゃん!要するにそういう映画。宴のような映画ってこと。宴は楽しめるものではなく楽しむもの。楽しめるかどうかはあなた次第。時代も国籍も背景も音楽もどれもこれもが何からも束縛されず、その束縛されない映画だからこそ映画の可能性が凝縮されていて、かといって頭の硬い凡人には絶対作れない作品で、その中でチャン・ツィイーの顔はどこまでもキュートで、後姿はどこまでもセクシーで、やっぱり清順は凄い!と唸らされる、そんな映画なのである。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-19 17:35:13) 12.スイマセン、あまり楽しくなかったのです。邦画のいい香りがプンプンして、平幹二朗の顔が出た瞬間のたまらなくいかがわしい感じは最高だったのに。チャンちゃんは笑顔や身のこなしがとっても可憐で、この訳わからん設定の中でよく頑張っていたと思います。だからオダギリジョーにはもう100倍はじけて欲しかった。中国語で喋る彼女の受け皿になってフォローし支えてくれたら、私ももっとこの映画の空気に乗っていけたかなと思います。役者さんは彼以外はみんないかがわしくて良かった。だからお人形のような表情をもっと変幻させて活躍して欲しかったです。でも鈴木清順翁はそんなこと望んではいないのでしょう。高齢になってもこういったパッションを持ち続け、立派過ぎる絵空事を描ける力はすごいと思います。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-24 01:53:45) 11.最高にトんでる。鈴木清順はマリファナでもやってるかもしれない。 【モチキチ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-15 06:23:02) 10.ああ、むちゃくちゃ。いい意味で、むちゃくちゃ。これは観るドラッグ、映画という名の幻覚剤だ。マジックマッシュルームを齧ってメリーゴーランドに乗ったかのような、サイケデリックなトリップ感。観ているだけで脳細胞がぷちぷち弾けていくような快感がある。点数としては7点をつけておいたけど、これはもう通常の映画のものさしで測れるような作品ではない。鈴木清順はもはや一つのジャンル、一つのまったく異なる世界であって、もう映画としてどうこういう気になれない。異次元を垣間見れて楽しかったね、って感じだ。とくにびるぜん婆の散り際が最高。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-09 18:14:46) 9.《ネタバレ》 まるで舞台のような雰囲気のあまりにも風変わりな世界。最初は入りにくかったが観ているうちに慣れてきて、どこか惹かれる不思議な世界。もちろん登場人物たちも異様で、安土桃山やびるぜん婆々、最後にはあの美空ひばりまで出てきてビックリさせられる。しかし物語は至って簡単、けっきょくは愛のお話。コメディタッチで描かれているが「ロミオとジュリエット」のような悲恋物語であり、昔話のような異類婚譚である。そこにあるのは禁じられた愛である。それでも互いを想い、死をも怖れない二人の愛が素晴らしい。しかし、私は何と言っても変なイントネーションで日本語を操るチャン・ツィイーの可愛らしさが忘れられません。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(邦画)] 7点(2005-11-06 11:17:25) 8.きゃはははっ♪ うーーーーーーーん。。。。こまった。。。 どう評価していいのかわからん。。。(-_-;) 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-11-02 05:21:40)(笑:1票) 7.お友達から「いいよ~。」と聞き、期待していたこの作品。 期待以上の楽しさで、ニコニコしながら観てしまいました。 あ~楽しかった♪ オープニングからもうワクワク! 画面の完成度がもうちょっと・・と思える部分もあるのですが、とにかく監督の構想や世界観が大きく、そして楽しい。 だからどんどん乗せられて、ゆる~い世界にどっぷり浸り、幸せ。 描きたいものが何故か?こちらにひしひしと迫ってくるのであります。 監督の脳裏では、どのような絵を描いているのかしらん?とこちらもあれこれ考えながら、清順ワールドを堪能してきました。 終わったときに拍手してた人がいました。 私も拍手すればよかった! ブラボー!! 時間があったらもう一度劇場で浸りたい。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-09-27 21:59:01)(良:1票) 6. ・・・ぐはっ。予想はしていたけれどやっぱりチャン・ツィイーがかわいすぎるよ。むかし大量に作られた『狸御殿シリーズ』なんだけど、ハチャメチャ具合がまた最高にいいんです。オダギリジョーと姫の組み合わせは息を飲むほどキレイだし、平幹二朗と由紀さおりはスゲー怖いし、なぜかパパイヤ鈴木が出てるし、山本太郎と永瀬正敏の存在に最後まで気付かなかったし、んで薬師丸ひろ子はやっぱりアイドルだなぁなんて思っちゃったし、美空ひばりだし(謎)、監督の鈴木清順がそのまま出てればタヌキっていうか妖怪だろ?なんて考えちゃいました。作品は意図的にチープに作られていました。おそらく30年、40年前に作られた『狸御殿』だったら、映像の限界を考えてもそれは狙ったものではないんですよね。明らかに不自然なサイレントと、紙と針金・張りぼてで作られた背景、突如挿入される『巌流島の闘い』、そして昭和の歌姫の登場・・・これは舞台なんですよ。オペレッタという手法を用いたのかその理由もわかる。どうやっても齢80を越えた監督の映画に対する愛情と息遣いが聞こえてくるんだよ。これは娯楽であって娯楽じゃない。芸術作品です。一般受けは難しいだろうけれど・・・。アンチメジャーを支持する人ならこれは観ないとダメですよ。いや、やっぱり違うな。そんなメジャーだアンチメジャーだの枠に当てはめるのもバカらしい、それぐらい素晴らしい作品です。 【ひろすけ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-07-06 21:23:48) 5.小沢「冷たいのどごしと ほのかに残る甘い香り あなたなしで生き てゆけない」 井戸田「あまーい!甘すぎるよ小沢さん!」(Byスピードワゴン) っていうぐらいに甘い。ただしセイジュンの突発にまともに付き合ったら眠ってしまうんじゃないかとも思う。だからそれよりもこの映画を包む和菓子と洋菓子と中華菓子がミックスしたような甘ったるさに浸れば、反対にこんな幸福感はない。チャン・ツィイーは「初恋のきた道」の時と比べて60倍は良かった。アジアンビューティーたるもの、やっぱりイモ(失礼)ではダメ。白い背中をチラと見せる、艶やか、そして滑り落ちる衣服と足元。オダギリジョーだってチャン・ツィイーに引けをとらない。雨千代はこの世で一番美しくなければならないわけで。セイジュンとは花鳥風月であり娯楽活劇である。オペレッタ狸御殿を観るという事は、映画の申し子セイジュンによる日本的娯楽の一つに立ち会うという事です(大げさ?)。翁曰く、「安土桃山大好き人間である」ああ、やっぱり。 奇しくも、もう一つの巨大な本格である「ミリオンダラーベイビー」との同時期公開(東京ではそうだった)で、映画の豊かさをダブルで味わえた事にもまた感謝。それでも注目は薄かったように思う。こういう映画が敬遠されてしまう映画界の悲劇的現状に井戸田さん、どうぞ。「認めない、あたし認めないよ!」 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-14 19:19:10)(良:1票) 4.昔、日本には「狸御殿映画」というジャンルがあったそうで(私はもちろん観たことないですが)、この映画はそうした映画に対するオマージュとして作られてるようです。しかし、さすが監督の頭の中のイメージに世界がねじ伏せられてしまう鈴木清順作品です。この監督が映像に紡ぎ出すイメージがつまらないわけなく、独特の面白い映像を見る事ができます。ただ、タイトルにオペレッタを冠しミュージカル映画であるからには音楽やダンスによる快感や満足を私は求めてしまうもので、これは所詮好みの問題でしかありませんが、私は魅力を感じたミュージカルシーンが少なくてちょっと物足りませんでした。ミュージカル映画というジャンルに押し込めておけるような映画ではないとは思いますが・・・。主役二人のデュエットは素朴かつキレイなメロディーで結構良いと思ったんですが・・・歌がもっと巧かったら(魅力的だったら)なぁ・・・と思います。由紀さおりのラップ?なんてショボすぎるのが度を越してます(洒落で意図的だとしても・・・)。昔から薬師丸ひろ子の澄んだカワイイ声は好きなんで歌が聴けて結構嬉しかったですが、彼女が歌った曲があんまり良いとは思えなかったのが残念です。センスのない私ごときが世界の清順監督に文句つけるのも恐れ多いのですが、万人受けする傑作ナンバーを連発していたら私は大傑作として10点つけたでしょう。ともかく今の日本でオリジナルのミュージカル映画(しかも魅力的な映像の)を作ってくれたことには感謝したいです。本作は現実逃避させてくれる見事な「愛すべきナンセンス」ではありますね。しかし、さすがにチャン・ツィイーのカラダの動きのキレは他と一味違いますね。結構ダンス期待してたのでもっと彼女の動きを生かしたシーンが見たかったな・・・。 【しったか偽善者】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-06-11 21:44:59) 3.NHKハイビジョン特集でチャン・ツィイーのロングインタビューをやっていたのを きっかけで観た。番組の中で、この映画のメイキングシーンが取り上げられてい た。メイキングシーンは、ブルーバックでの特撮用のシーンだったので、 合成してどういう画面になるかという興味から完成作品を観てみたくなったわけ である。ハイビジョンの鮮明さに堪える美人女優チャン・ツィイーにも興味があっ たわけではあるが。 この映画、狸と人の禁断の悲恋を歌と踊りを交えながらコメディータッチで描い た 奇想天外な昔話であるが、ストーリーだけでなく映像も奇想天外である。 ふつう、特撮、CG合成は、実写では難しい背景や人の動きをリアルにみせるため に使うわけだが、この作品では、むしろ逆に、背景をいかにも虚構であるかのよ うにデフォルメするために使われている。そのため、映画というより演劇っぽい つくりになっている。 出演もチャン・ツィイー、薬師丸ひろこ、 由紀さおり、CGで美空ひばり、パパイヤ鈴木などと奇想天外な組み合わせ。 彼らの歌だけでも十分楽しめる娯楽作品。 なお、「オペレッタ」とは、「オペラにはセリフはなく歌ばかり。オペレッタは歌・芝居・踊りから三位一体となった音楽劇。」だそうだ。 参考 http://www.operettahouse.com/study%20about%20operetta.html 【サラウンダー】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-06-04 14:48:15) ★2.美男美女が出てなければ映画じゃない、こんな世の中だから明るく楽しい映画を、そんな事を清順監督が語ってた気がしますが、正に言葉どおりの映画でした。チャン・ツッイーとオダギリジョーの美しさをこれでもかと見せてくれてます。雨千代様(中国語)で叫ぶチャン・ツッイーの声が結構耳に残ります。大和絵や水墨画のような背景が舞台引き締め和風な紙芝居的歌劇な雰囲気を醸し出している。CGとかはあまり好きではない私ですが美空ひばりはなんか凄くて嬉しかった。美空ひばりの観音経?の歌声がこれまた耳に残ります。ただ前田米造氏のカメラ好きなんですが今作は少々不満な部分もあったかな。 【亜流派 十五郎】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-06-02 22:23:19)(良:1票) 1.何とも言いようがないというのが正直なところだ。鈴木清順という人間、80を越え更に果てしない。もはや彼に終着点など無いのだろう。正真正銘良い意味での“唯我独尊”状態の映画世界にのっけから呆然となりそうだった。そこにアジアの宝石チャン・ツィイーが息づくのだから参らないわけにはいかない。どの文化・芸術作品におても、表現は自由である。もちろんそれは、映画づくりにおいても当然あるべきことであろう。ただ、そのことを鈴木清順ほどその映画監督人生を通じて実践している人間を他に知らない。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-01 18:08:19)(良:1票)
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