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白い巨塔

1966年【日】 上映時間:150分
ドラマ法廷もの医学ものモノクロ映画小説の映画化
[シロイキョトウ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-01-12)【イニシャルK】さん
公開開始日(1966-10-15)


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監督山本薩夫
キャスト田宮二郎(男優)財前五郎助教授
東野英治郎(男優)東教授
田村高廣(男優)里見助教授
小沢栄太郎(男優)鵜飼教授
船越英二(男優)菊川教授
滝沢修〔男優〕(男優)船尾教授
藤村志保(女優)東佐枝子
小川真由美(女優)(女優)花森ケイ子
岸輝子(女優)東正子
加藤嘉(男優)大河内教授
清水将夫(男優)河野弁護士
石山健二郎(男優)財前又一
見明凡太朗(男優)岩田大阪医師会会長
松下達夫(男優)裁判長
加藤武(男優)野坂教授
下條正巳(男優)今津教授
鈴木瑞穂(男優)関口弁護士
須賀不二男(男優)葉山教授
早川雄三(男優)安西第一外科助手
高原駿雄(男優)佃第一外科医局長
杉田康(男優)金井講師
夏木章(男優)河合教授
潮万太郎(男優)鍋島
北原義郎(男優)乾教授
長谷川待子(女優)財前杏子
滝花久子(女優)黒川きぬ
平井岐代子(女優)田舎の婦人
竹村洋介(男優)柳原第一外科助手
伊東光一(男優)川西
河原侃二(男優)村井
浜世津子(女優)時江
白井玲子(女優)里見の妻
村田扶実子(女優)佐々木よし江
谷謙一(男優)
小山内淳(男優)事務長
原作山崎豊子「白い巨塔」
脚本橋本忍
音楽池野成
撮影宗川信夫
製作永田雅一
企画財前定生
伊藤武郎
配給大映
美術間野重雄
編集中静達治
録音奥村雅弘
照明柴田恒吉
あらすじ
浪速大学医学部第1外科の財前助教授は、東教授の退官後の次期教授を目指している。しかし、財前のスタンドプレーに嫌悪感を示す東教授は、他大学から次期教授を選出するよう画策を始める。その動きを察知した財前は、医学部長鵜飼を取り込み、積極的な工作を進める。そうした中、財前は同期の里見助教授から依頼され、噴門部癌の患者を診察する。肺結核の過去の病巣らしきレントゲン像を巡って、財前と里見の意見が分かれる…。大学医学部の権謀術数を描いた山崎豊子の代表作を映画化。8年後に、田宮財前は、テレビドラマ化もされる。

みんな嫌い】さん(2004-04-17)
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【クチコミ・感想】

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19.唐沢版、旧作のTVドラマが共に面白かったので映画版も見ましたが、う~ん。表面的にあらすじをこなすのが精一杯のダイジェスト版、と言ったところでしょうか。深みが全くない。とうぜん面白くもなんともない。田宮がTVドラマ版としてやり直したいと思うのも至極もっともな話。「白い巨塔」をもっと見たいとお思いの方には、本作よりも田宮TV版をお薦めいたします。 flyhighさん 3点(2004-07-04 22:45:39)

18.唐沢版のTVを見た後だったので、所々説明不足の感は否めないが、面白かったです。 泉州 力さん 6点(2004-06-11 18:32:55)

17.《ネタバレ》 田宮次郎、良かったです、先日息子さんがテレビに出ていたときに、躁鬱病、というか鬱病がひどかったと、言う話でした、テレビでの田宮次郎の怪演もよかったが、この田宮さんも、良かったです。田宮さんが婿入りした、先の父親役、ちょび髭の役者、うまいな、と感じました。田宮さんの半分笑っているような、起こっているような、あの顔、怖いですね。そして、大学病院の廊下を歩く雰囲気、素晴らしかったです。テレビの時は自分もガンで、死ぬので、映画はどうなるのかな、時にしていました。裁判では、潔白なんだと、言い切れるようになるまででの苦悩、思いつくまでの苦しみの雰囲気が良く出ていました。あと、選挙の時に、お金を貰い、両方のどちらに肩入れするか、天秤に掛ける組、世の中は、色々、なか中だなあと想いました。映画って本当に素晴らしいです、田宮さんにはもう少し生きていて欲しかったのに、とても残念です、映画って本当に素晴らしいです。 yasutoさん 10点(2004-06-06 01:11:48)

16.《ネタバレ》 加藤嘉の役どころが好いですね。医者としての良心や、信念をもって事に当たるという態度は、他の医者にも見習って欲しいものです。仲間内で連んで、学校の権威にこだわるという態度は非常に胸くそ悪いものです。医者の立場の描写が中心になってしまうため、後半の焦点である医療過誤裁判のシーンがおざなりになってしまったのは非常に残念であり、欲求不満が残るものであります。21世紀の現在でも医療過誤裁判というのは、医師側に有利な判決が出がちなものですが、当時であれば、医療専門の弁護士も少なく、専門的知識の面や証拠保全の面で、巨大なブラックボックスである大学医学部に有利に働くことは推察されます。結論は最初からわかっていたような裁判であるだけに、もう少し審理過程の盛り上げ方があったのではないかという気がします。まあ、ただでさえ難解な医学用語の上に法律用語が絡んできたら、一般大衆の理解は難しいでしょうから、それは無理なんでしょうけどね。ところで余談ですが、藤村志保は同じ年に「大魔神」に出てるんだねえ。当時27才にしては若く見えるんですよね。台詞下手だけど、好きなんで許します(笑)。それにしても(←口癖(笑))、今あれだけのメンバーを揃えて撮ったらすごく豪華だね。でも、イタコをたくさん呼んで役者揃えないとな(苦笑)。 オオカミさん 7点(2004-05-29 21:46:27)

15.それぞれの好みの問題だろうが、自分は昔の方のドラマがキャストも含め一番出来がよく思える。あの長いドラマを観た後はどうもあらすじを追っているような気がしてくるし、ドラマで自分の面白かったと思えた場所が淡泊すぎて物足りない。こういう見方はだめですね。でも里見助教授は山本學が良いなあ。 monteprinceさん 5点(2004-04-21 01:02:09)

14.《ネタバレ》 昔のドラマ、原作、新しいドラマ、そしてこの映画と、この順に見たり読んだりしました。その中で、私としては、この映画が一番です(といっても7点だけど)。この映画の一番良いところは、財前教授勝訴で終わり、癌で死ぬ場面がカットされている点。財前教授が癌で死ぬというストーリーは、「悪者は最後に罰を受ける」をやらないと気が済まない偏狭な正義の味方主義。それに、2時間程度ですむものを、ドラマでは無理して引き延ばしている感があります。私には、新ドラマは、石坂浩二と黒木瞳しか芝居ができる人が出てないし、あの裁判で財前助教授が負けるのが全くリアリティに欠けるし散々だっただけに、改めてこの映画を見て、原作の良さに納得。やはりきちんと作ると、リアリティもそこそこだし。◆ただ、皆さんの評価を見ていると、制作時の時代背景というか、見る人の年齢層にもよって、行間を埋められるかどうかが異なり、評価は変わるような気がします。当時の人は、財前助教授に共感しつつ、里見助教授にはどこか反発してみていたのですよ。なにしろ、財前助教授の強烈な上昇志向は、昭和40年代はみんなが大なり小なり共有していましたから。今見ると、怒りの葡萄や東京物語も退屈だ。おやじのノスタルジーかよ。ただ、もう少し、脚本や俳優がまともなら、新ドラマもまともなものになったと思いますが…。 みんな嫌いさん [DVD(邦画)] 6点(2004-04-17 01:50:03)

13.《ネタバレ》 映画版白い巨塔?全然ダメでしょう。浪速大の医師が原告側に協力したり証言することが自らの地位を脅かすという点がほとんど描かれていない。そのため、里見が証人として法定で証言することの重みが全く感じられない(ゆえに、里見の医師として患者に向き合う姿勢の真摯さの伝わりが弱い)。東教授もあっさりと関口弁護士に協力しているし。だから、最後に里見が他大に左遷されるシーンも、何で左遷されたの?って感じになってしまう。
大学病院の大きな問題点(=本作のテーマ)の一つを描ききれていない映画はカス映画と呼ばざるをえない。
あと、私の周りには「映画版の俳優の方が唐沢版より全然良い」という人がいるが、これ本当に自分の意見で心から思ってるのだろうか?昔の俳優を褒めといた方が通っぽいというだけじゃないか、としか思えない。映画版の台詞や演技は薄っぺらな棒読みで、何でこれが良いのだろう。不思議。唐沢版の俳優の方がずっと上手じゃないかと思う。 しん丸さん 3点(2004-03-22 12:17:19)

12.今やっているドラマの方を観ていたので、昔の方も観てみました。
き、きもいよー。しょっぱなから始まるリアルすぎる手術シーンに驚き。主人公は色んな意味で有名な田宮二郎ですが、これも白黒のせいかメイク(アイシャドウ)顔に見えたし。なんていうか何もかも「古いね」というのが正直な所です。古いっす。ついてけない。

ただ、今放送されているドラマの骨の部分はわかったので、そこはいいと思いました。

私は今のテレビドラマの方が好きみたいです。 フクロウさん 3点(2004-03-15 11:30:15)(笑:1票)

11.主演している俳優達の、圧倒的な存在感とパワーを感じる。これだけでも、一見の価値があると思う。だが、終り方がいまいちすっきりしない。これで-3点。今、同じ原作のTVドラマが放送中だが、細かいエピソードや設定は抜きにして、大筋はこの映画版と全く変わらない。旧態依然とした医学界、進歩したのは医療技術と医薬品だけのようだ。 なおてぃーさん 7点(2004-02-14 19:38:19)

10.《ネタバレ》 テレビでやっているドラマの方は見たことがない。テレビではもっと一つ一つのエピソードを丁寧に描いているのかもしれないが、この映画は二時間半の間に話がどんどん展開していくので最後まで飽きずに見ることができた。特に裁判で船尾教授が意見を述べる所は、二転三転してどちらに有利な発言であるのか最後まで分からないので面白い。 北海道日本ハム優勝さん 5点(2004-01-13 00:22:18)

9.今やっているドラマも見ていますが、あちらよりもかなり硬派な印象を受けました。関西の大学なのだからやっぱり関西弁がしっくりきますね。 昔のドラマも方も見たくなりました。 あずきさん 8点(2004-01-04 21:16:11)


8.最近やってるドラマも見てますが、やはり本作の方がキャスティングがすばらしい(里見は昔のTVの山本学がよい)。以前、医薬品業界に勤務していたのでリアルに飲み込めますし、かなり鋭く医学界を描いていますし、ストーリー自体も良く出来ているので今見ても非常に楽しめる。財前五郎のモデルの某教授を生で見た時はチョッとうれしかった。 亜流派 十五郎さん 8点(2003-11-01 11:10:39)

7.自分がまだ生まれる前の映画で、私はTVの方が(昔の)とても印象深く残っています。これはなんか尻切れトンボのようで、2時間30分という長さにもかかわらず、中途半端な感じは否めない。でも田宮二郎のシャープな迫真の演技はとてもすばらしい。やはり彼の代表作である。東教授の東野英二郎は水戸黄門だったが、今やってるTVの石坂浩二もそう言えば水戸黄門だったなとふと、思ったが。義父役の石山健二郎の演技は今の西田敏行よりずっと迫力がある。この映画版の見せ所はやっぱり裁判のところかな。
fujicoさん 8点(2003-10-18 20:31:47)

6.ドラマは見たことないけど、この映画は面白かった。ハリウッドが最近ネタ切れでリメイクばっかり作ってるけど、日本もまたこういうの作るなんてネタ切れなんだね・・・・ こわだりのインテリアさん 7点(2003-07-09 18:43:58)

5. 山本薩夫監督による本作も悪くはない。が、矢張り山崎豊子の原作を150分で描き切るのは無理が有り過ぎた。何とも中途半端な感は免れない。個人的には後にTVドラマで放送された方が全てのエピソードを過不足無く描き切って遙かに味わい深かった。主人公・財前は同じ田宮二郎だったが、東教授役は映画版の東野英治郎よりもTV版の中村伸郎の方がグッとインテリジェンスを感じさせたし、里見助教授役も映画版の田村高広よりTV版の山本学の方がバカ正直で不器用な誠実さを上手く表現していたと思う。ああ~TV版の再放送とかやらないかなぁ。久しぶりに観てみてぇ~!!おっと、本作は…まぁ7点。 へちょちょさん 7点(2003-02-28 12:49:44)

4.田宮二郎って言う役者は、あまり人に好かれたいとか逆に嫌われたいとかそう言う気持ちをこの作品ではいっさい殺して演技をしているように見えます。こういう主人公が登場する映画もかなり珍しい。 セクシーさん 10点(2003-02-11 02:34:08)

3.見ごたえはあったが感動はそれほど残らない。登場する役者陣の演技力はすごいと思うが。山崎豊子作品らしく問題を世に問うドキュメンタリー映画です。ナレーションが所々に入るのが個人的にはいただけない。しっかし、小川真由美って昔からああいう役どころだったんですね。 JMSDF19さん 7点(2003-01-10 01:42:23)

2.原作の長さをよくここまで短くまとめた、と思った。しかも、主人公の嫌な奴ぶりは良く出てるし、最後の方の良い奴ぶりもやはり良く出てる。映画も良く出来てるけどこれは原作の勝利でしょう。山崎豊子「沈まぬ太陽」もお薦めです(本ですよ) 恥部@研さん 8点(2002-12-24 18:51:01)

1.主役が悪者って言うのが良いですね。この頃の学閥っぷりや、医療ミスに対する対応は今も変わっていないんでしょうけど、どの世界も大変だと思いました。 出木松博士さん 8点(2001-02-03 14:45:01)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 59人
平均点数 6.69点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
335.08% line
411.69% line
558.47% line
61525.42% line
72135.59% line
8915.25% line
923.39% line
1035.08% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.33点 Review3人
2 ストーリー評価 8.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.20点 Review5人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review2人

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