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天国にいちばん近い島

1984年【日】 上映時間:102分
ドラマ青春ものアイドルものロマンス小説の映画化ロードムービー
[テンゴクニイチバンチカイシマ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-12-19)【イニシャルK】さん


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監督大林宣彦
助監督内藤忠司
キャスト原田知世(女優)桂木万里
高柳良一(男優)タロウ・ワタナベ
峰岸徹(男優)深谷有一
泉谷しげる(男優)タイチ・ワタナベ
入江若葉(女優)マダム・ヒロコ
赤座美代子(女優)村田圭子
高橋幸宏(男優)桂木次郎
松尾嘉代(女優)桂木光子
薩谷和夫(男優)フロントマン
とり・みき(男優)ツアー客
出渕裕(男優)ツアー客
河森正治(男優)ツアー客
小林稔侍(男優)青山良男
室田日出男(男優)西尾久造
乙羽信子(女優)石川貞
原作森村桂「天国にいちばん近い島」
脚本剣持亘
大林宣彦(潤色)
山崎剛太郎(仏語訳台本)
音楽朝川朋之(音楽監督)
高桑忠男(音楽プロデューサー)
石川光(音楽プロデューサー)
作詞康珍化「天国にいちばん近い島」
作曲林哲司「天国にいちばん近い島」
編曲萩田光雄「天国にいちばん近い島」
主題歌原田知世「天国にいちばん近い島」
撮影阪本善尚
製作角川春樹
大林恭子(製作協力)
角川春樹事務所
プロデューサー菅原浩志
坂上順
配給東映
特殊メイク原口智生(特殊メーク協力)
美術薩谷和夫
とり・みき(挿し絵)
白組(タイトル)
編集大林宣彦
録音林昌平(音響デザイン)
照明吉角荘介(照明助手)
その他大林千茱萸(ビデオ記録)
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【クチコミ・感想】

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12


22.《ネタバレ》 まず主人公の少女は、あまりに清楚で可憐で正視するのがためらわれるほど眩しく見える。
しかし、これとの対比で現地の個人ガイドは極めて胡散臭い。意味的には、少女にとっての“父親”と“恋人”を分離する触媒として機能していたのかも知れないが、映像的には中年男が若い娘を手玉に取るような趣向にしか見えないのが極めて不快で、その子に近寄るな!触るな!と言いたくなる場面が多々あり、これは製作側の誰かの歪んだ欲求を反映しているのではないかとさえ疑われる。主演女優をクラリスにでも見立てれば男のロマンとかいうものが表現されていると取れなくはないが、何にせよ実写では気色悪いだけである。
一方で“恋人”役についても、「時をかける少女」(1983)を見た立場としてはまた深町か、と落胆させられるわけだが、薄汚い中年男と比べればまだしも爽やかといえる。 

ところでこの映画の最大の謎は主人公にとって天国に一番近い島はどこだったのかということだが、それは結局よくわからない。恐らく、特定の場所というより人との関わりで見出されるもの、というようなオチだったのだろうと思うが(主題歌の歌詞もそうなっている)、そうだとしてもそれで自分の人生が豊かになるわけでもない。また愛とは自分のための物語、とかいう認識にしても、手前勝手で自己完結的な感じでついて行けずに困惑するばかりである。
要は主演女優の姿だけが救いの映画であり、未熟なようでいてちゃんと女優らしい表情も見られたのは大変よかった。後半になると滞在日数に応じて日焼けもしていた。だからどうだというわけでもないが、とにかくこの人を見なければこの映画を見た意味がない。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2014-11-07 22:06:29)

21.原作(未読)はOLの自分探しのようだが、こっちは高校生版になっているのでイマイチ深みがないんだろうな。原田知世もいい女になる前の幼い少女という感じで良くも悪くも未開発だが、あれから30年、まあある種の永遠の青春を感じさせる女優ではある。 東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 5点(2013-12-12 11:12:36)

20.DVDに付いている特典映像、メイキングや監督インタビュー見たり聞いたりしていると、何となくこの映画の良さがわかってくる。
最初見たときは、何と薄ペラな映画だろうとしか思っていなかったのだが・・・。それにしても、何度もやり直しをしている原田知世やそれを暖かく見守る監督スタッフたち、共演者ら、それに独立運動の最中にあって協力を惜しまない地元の人たち・・・。
特典映像を見るまでは3点だったが5点に変更。 ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 5点(2011-09-14 22:28:42)

19.大林宣彦監督が「時をかける少女」の原田知世と高柳良一を再び起用した角川映画。「時をかける少女」は大林監督らしい世界観と、原田知世の初々しさ、それに芸術性の高い作品でとても好きな映画だが、この映画は一応、ストーリーとしては根暗な主人公がニューカレドニアを旅する中で成長していく姿を描きたいようだが、ドラマとしての盛り上がりがほとんどない薄い映画で、大林監督らしさもあまり見られなく、「姉妹坂」同様に何の変哲もないただのアイドル映画というしかない出来になっている。印象に残るシーンも少なく、強いていえば主人公が風呂の中で泣くシーンと戦死した夫を弔う乙羽信子くらいしか印象に残らないのだが、ニューカレドニアの美しさは少しは伝わってくるし、主題歌も良い。でも、正直言うと(あまり言いたくはないが)角川春樹が事務所の看板女優である原田知世とCM出身の大林監督を使ってニューカレドニアをPRしたかっただけの映画のようにも思えてしまう。さっきも書いたように普通のアイドル映画という印象で、そこまで駄作とは思わないけど。 イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-06-03 23:04:40)

18.脚本は何から何までグシャグシャだし、主演の2人の演技の下手さには周りが全員巻き込まれてるし、原田知世は最初イモくさいと見せかけてどこかで華麗に変身・・・と思ってたら最後までそのままだしで、何を目的として作られたのかさっぱり分かりませんでした。久々に聴いて意外と良い曲だったテーマ曲に2点。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2008-01-04 01:16:30)

17.ワイドショーで主題歌が流れてたのでこの映画の事を思い出しました。大林監督&原田&高柳という「時かけ」最強メンツだったのに・・・。何だったんだろう、内容と印象の薄さは。併映が「Wの悲劇」っていう秀作だったのも分が悪すぎたような。知世ちゃんがドラム缶のお風呂で泣きじゃくるシーンしか覚えてないですね。肝心のニューカレドニアの風景も絵葉書的でつまらなかったし。メガネを外すと実は美少女でしたっていう狙いも原田知世の淡白な顔立ちじゃ効果まるでナシ。知世ちゃんご結婚されたんですね・・・(遠い目)。公表の仕方も奥床しく彼女らしいなって俺は改めて好感持ちました。よかったよかった。お幸せに! 放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 3点(2005-05-04 12:36:46)

16.ニューカレドニアの空の青と海の青が美しい。全編を通して伝えたかったメッセージがこの美しさであるならば、十二分に伝わってきました。そうでないならば、無駄なシーンと無駄な尺と無駄な人物が多すぎて、全体が潤色されてしまっています。切り詰めれば30分ほど縮められるでしょう。おそらく引きこもりがちの不思議少女が人々との出会いを通じて成長、というのが本筋なのでしょうが、その描写が希薄で、かつプロセスに説得力がありません。主役の演技力にも難があります。ミスキャストだったのではないでしょうか。最後に脚本家に一言。あなたにはわかっても、私には天国に一番近い島がどこにあるのかわかりませんでした。何を描き出したかったのかもわかりませんでした。「何も描いていない」ことを描き出したいなら、それなりの手法が必要だということを痛感しました。以上。 虚学図書之介さん 1点(2004-10-29 23:59:44)

15.「ここが私の天国にいちばん近い島です」と言われても、なんで?って感じの映画でした。そこまでのドラマがちっとも迫ってこないモンだから。そもそも、旅エッセイな原作を無理に物語にした結果、かなりヘンな映画に。実話からリアリズムなしの映画に変化。大林監督としては昔風の南国モノを再現したかったようですが、いかんせん物語に全然面白味がなくって。最後の最後のショットで、ちと許す、みたいな。当時、めちゃくちゃ知世ファンだった私が必死になって応募して当てた、「知世バースデイフェスティバル」とゆーイベントで見た、とゆー事は、ここだけのヒミツ。ちっともヒミツになってないけど。 あにやん‍🌈さん [試写会(字幕)] 4点(2003-12-12 12:42:49)

14.当時おこちゃまの私は、胸がキュンとしましたよ。角川、大林、共にこれが一番好きです。。今でも、思い浮かぶ切ないシーンがありますもん。 たかちゃんさん 7点(2003-12-08 18:35:23)

13.何を言われようとこの作品が自分のお気に入りのひとつ。
「一少女の自分探しの旅」として原作の小説を意識しているものの、大林監督の手によって単なる旅物語ではなく、ファンタスティックな夢物語として生まれ変わった「天国にいちばん近い島」。
なぜこれほどこの映画に惹かれるのかよく分からない…観終わったあとに優しい気持ちになれるからか、心が一番弱っていた時に見て癒された作品だからか…。
演技が下手とか、無駄なシーンが多いとかいった欠点を補って余りあるユートピアの世界。
台詞も登場人物もニューカレドニアの自然もみな素晴らしい。「天国にいちばん近い」場所はどこなのか。主人公の成長はどれほどのものだったのか。見るたびに違う発見ができるのも楽しい。 mhiroさん [DVD(字幕)] 9点(2003-12-03 18:38:36)(良:1票)

12.まったく意味不明..退屈な映画... コナンが一番さん [映画館(字幕)] 1点(2003-11-22 10:45:27)

11.ニューカレドニアという実在の地名が出てきますが、オープニングとエンディングの絵本が示す通り、この映画はおとぎ話しそのものです。実際、ロケに行った時島は戦争の真っ最中でした。しかし、そんな現実は無視して、私達は少女の自分探しの旅に付き合いながら、「自分の天国に一番近い島はどこだったっけ?」と過ぎ去りし日に思いを馳せましょう。そうすれば作品の出来不出来を超越した価値が生まれてくるはずです(笑) lafishさん 4点(2003-11-22 06:07:13)(良:1票) (笑:1票)


10.知世ちゃん今は芝居も歌も旨くなりましたよ。人間って成長するもんです。 亜流派 十五郎さん 4点(2003-11-18 15:49:06)

9.期待せず見ること、それが観賞の条件だと思います。あれでは国内の島でロケしてもなんら変わりは無いような気がします。それに日本人役者とのシーンより、現地人との交流をもっと多くした方が良かったのでは。青い海、白い砂浜、照りつける太陽…。せっかくの南の島なんだから、せめて『原田知世が水着に着がえたら』アイドル映画として割り切れたのに…。高柳君の短パン姿はもうお腹いっぱい。 プミポンさん 3点(2003-10-29 02:25:42)

8. 私も「ニューカレドニア観光カタログ」映画という御意見に一票!!原田知世の母親を演じた松尾嘉代の色っぽさに…4点。今じゃ知世が母親役だもんなぁ…知世と(ほぼ)同世代の私もそれだけ年を取ったというコトか…何とも複雑な心境。 へちょちょさん 4点(2003-08-23 11:45:05)

7.森村桂の原作が大好きで、「時をかける少女」も面白かったので多少の期待があったのですが、何も残らない映画でした。後にニューカレドニアに行った時に、この映画のことはこれっぽちも浮かばなかったです。 omutさん 4点(2003-08-18 10:43:59)

6.青い海は綺麗でしたね・・・。俳優さんが、イマイチ纏まってない気もするのですが・・・(気のせい?)。あと、ノコノコ付いていってはいけませんよ。 sirou92さん 1点(2003-08-16 11:29:06)

5.大林監督すきです。きっと、ニューカレドニア行きたかったんでしょうね?(笑)いい島でした、映画見る限りでは☆ もちもちばさん 5点(2003-07-24 02:06:32)

4.ストーリーは全然おもしろくない。演技も下手だしどうしようもないけど原田知世のかわいさと大林監督作品ということで2点。 FATさん 2点(2003-07-19 23:33:32)

3.作中では意外に沢山のニューカレドニアの観光名所を紹介していたので、きれいな景色を見たい方にはお勧めします。ちなみにストーリー的には大した事はないです。このころの原田知世も演技が下手であんまり好きじゃないし。相手役の高柳君もセリフ棒読み系だしね。でもドラム缶の入浴シーンの悲しい表情は良かった。頑張ってた。個人的には添乗員の小林稔侍さんの演技が光って見えました。余談ですが、DVDはニューカレ観光映像や大林監督へのインタビューなどもついていてお得ですよ。 斬 鉄剣さん 6点(2003-02-19 17:17:57)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 4.05点
000.00% line
1313.64% line
229.09% line
329.09% line
4627.27% line
5627.27% line
614.55% line
714.55% line
800.00% line
914.55% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

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