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十階のモスキート

1983年【日】 上映時間:108分
ドラマ
[ジュッカイノモスキート]
新規登録(2003-11-16)【亜流派 十五郎】さん
タイトル情報更新(2016-07-31)【イニシャルK】さん


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監督崔洋一
助監督磯村一路
キャスト内田裕也(男優)主人公の男
小泉今日子(女優)RIE(男の娘)
中村れい子(女優)KEIKO
宮下順子(女優)「ヒーロー」のママ
風祭ゆき(女優)婦人警官
小林稔侍(男優)ヒーローの客A
阿藤海(男優)男の同僚A
清水宏(男優)(男優)男の同僚B
安岡力也(男優)友野金融の矢沢
趙方豪(男優)山崎(男の部下)
梅津栄(男優)初老の男
佐藤慶(男優)署長
鶴田忍(男優)TOSHIEの男
ビートたけし(男優)競艇場の予想屋
横山やすし(男優)芸能人風のシャレ男
吉行和子(女優)TOSHIE(男の離婚した妻)
仲野茂(男優)リーゼントの男
脚本崔洋一
内田裕也
音楽大野克夫
主題歌白竜『誰のためでもない』
撮影森勝
配給ATG
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【クチコミ・感想】

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12.《ネタバレ》 小泉今日子映画初出演のデビュー作だというのに アン・ルイスがヤられてる。風祭ゆきまでヤられてる。中村れい子さんがバフバフヤられてる(××)そして内田裕也がイカレてる(そしてというか彼が主演である事間違いないんですがね)そしてそこにモラルは無くなってゆくので更に一歩でも間違えばデビュー間もない小泉今日子嬢だってヤられてしまっていた危険性だって無きにしもあらずなワケでして。あぶない あぶない この男。誰が警察呼んでくれ 婦人警官でも呼んでくれ。

でも1983年が十分堪能出来ます パソコンしょぼっ 人がしょぼっ(でもそこがよい)
でも裕也はクソ重たいパソコン買って一体何がしたかったんだ もったいねーな あんなんだったらワープロとゲームウォッチでイカんかったのか
やってる事ていうたら、しょぼいボーリングゲームとか あと卑猥な言葉の入力とか表示とか羅列だったワケなだし。まあね、気持ち的には分からんでもないが(⬅分かるのか?!)
でもね、そこに何らかの夢を求めてたんでしょうね 自分の意志が指先ひとつで反映される夢の装置というものに。まあね、分からんでもないが(⬅分かるのか?!) 3737さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-11-23 15:57:12)(良:1票)

11.《ネタバレ》  タイトルは「本来いるべきではないはずの場所に迷い込んでしまった存在」という意味でしょうか。

 お気に入りの品である「刑務所の中」を監督した人のデビュー作と知った上で観賞したのですが、崔洋一監督の力量を再確認すると同時に、主演の内田裕也の存在感にも圧倒される事となりましたね。
 どうやら脚本も兼任されているようで、この作品に掛ける意気込みが伝わってきました。

 モデルとなった事件の犯人は、本作の公開後に更なる連続殺人を巻き起こしているそうですが、この映画の主人公からも「更なる悲劇」が起きるのを予感させる結末となっている辺り、空恐ろしいものがあります。
 離婚、養育費、娘の非行、昇進試験、酒、賭博。
 様々な要因が重なり、どんどん借金苦に陥っていく様は、観ていて気分が落ち込んじゃいましたね。
 「せめて、ギャンブルは止めようよ」「お酒も控えようよ」と痛烈に思わされるのだから、もしかしたら非常に道徳的な映画なのかも知れません。

 作中で描かれるパソコンの存在は「主人公にとっての唯一の健全な娯楽」「現実逃避」「最後の理性の砦」「他者を物扱いする歪んだ性格の象徴」などと、様々に解釈する事が出来て、面白かったです。
 その一方で、不思議でならないのが、異様な濡れ場の多さ。
 観ている最中は「これが原因で破滅が加速していくのだろう」と思っていたのですが、全然そんな事は無かったのですよね。
 万引きした女性を半ば脅迫するように犯したり、同僚の婦警を襲ったりしているのに、それで訴えられるでもなく、破滅の直接の原因になったりする訳でもないので、宙ぶらりんな印象を受けてしまいました。
 あるいは、元妻にも襲い掛かったのに、他の女性とは違って明確に拒否された事が、犯行に至る最後の引鉄となってしまったのでしょうか。
 どうもハッキリとした答えを見出せないし、単なる観客へのサービスに過ぎないのかな、とも思えてきますね。

 基本的には重苦しい作風の品なのですが、随所にユーモアも配されたバランスとなっているのは、嬉しい限り。
 横山やすしを競艇場の場面で登場させたり、ビートたけしの予想屋を客と喧嘩させたりする辺りなんかは、緊張が緩んでホッとさせられるものがありました。
 他にも、主人公の部屋がお酒の空き瓶で埋まっていた場面なんかも、ゾッとすると同時に、不思議とクスッとさせられるものがあったりして、狂気と笑いが紙一重である事を感じさせてくれますね。

 カメラのレンズの端に、小さな虫が止まっているように見える場面が幾つか存在しているのですが、それが意図的な演出なのかどうかも気になりました。 ゆきさん [DVD(邦画)] 6点(2016-05-23 16:49:53)(良:1票)

10.内田裕也の魅力のひとつに、声を張り上げると上ずっちゃって軽くなり、ドスが効かなくなる、ってところがある。悪役専門だったら致命的な欠点なはずなんだけど、この人の場合、それを独特の滑稽味として持ち味にしてしまった。彼自身も意識してるんだと思う。絶対に普通の人じゃないという目つき・顔つきと、おどおどした感じを含む卑小な声とのアンバランスによるおかしみ、それがいつも気を張って生きている現代人にとって、けっこう普遍的な共感を呼ぶことになったわけだ。ラストの強盗シーンで、そのアンバランスは十分活用された。話は、しだいに借金地獄になってくとこにリアリティ。競艇で一発で決めてしまいたいと思う心理なんか、分かるもんなあ。十階へ階段を使って常に上っていくのがタイトルの意味。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2011-03-26 09:57:36)

9.《ネタバレ》 崔洋一、すごいな~
こんなに凄い監督とは思わなかった。
『月はどっちに出ている』を観て、凄い監督だと感激したけど、本作でその凄さを再認識した。

途中、しつこく挿入される濡れ場が唯一の邪魔だが、それ以外はほんといい味が出ている。
とっても映画的で、1980年代日本映画ならではの味わいが出ていると思う。
主演の内田裕也はかなりの熱演。
作品自体もパワーあふれる力作に仕上がっているので、手抜きが一切感じられない。
作り手の作品に対する意気込みが観ていて伝わってくるのだ。
崔洋一はまだ2本しか観ていないが、これからもじゃんじゃん観ていきたい。

(追記)
それと、本作はテイスト的に長谷川和彦の『太陽を盗んだ男』に似ている気がする。
映像的感覚、破滅的顛末、時代背景など、いろんな部分で似た匂いを感じた。
『太陽を盗んだ男』はとても評価の高い作品だが、本作『十階のモスキート』もそれと同じくらい力のこもった作品で、もっと評価されてもいい気がする。

もちろん崔洋一の代表作である前出の『月はどっちに出ている』はこれら2作品を上回る素晴らしい魅力に満ちた傑作であるが。 にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-07-03 23:55:57)

8.《ネタバレ》  いろんな意味で「ヤバい」映画ですね。テーマや描写の過激さがヤバいし、冴えない中年男には他人事には思えないヤバさを秘めているし・・・・とにかくヤバい!
 内田裕也が普通っぽい人(やってることは滅茶苦茶ですが)を演じていて、それがまるで高倉健のような感じなので非常に新鮮な感じで面白かったですね(まあ健さんはこういう作品には出ることはないでしょうが・・・)。その他のキャストも、ビートたけしや横山やすし、吉行和子に小泉今日子まで出演していて非常に豪華です。
 25年前のパソコン(今見ると逆に凄いです・・・)や、原宿のホコ天の様子など昭和後期の懐かしい雰囲気も満載ですので、そういう面でも楽しめるかもしれません。
TMさん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-01-13 18:20:47)(良:2票)

7.内田裕也ってなんにもしなくても映ってるだけで映画になっちゃうんだもん、ずるいなあ。まじめな顔してるだけなのに、ただ立っているだけなのに、普通に電話してるだけなのに、アナーキー。彼の顔が映っているとバックで流れる絶対古臭いはずのコンピューターミュージックがロックに聞こえる!ってのは大袈裟だけど、存在感が勝っているからなのか、音楽が気にならない。さらに脇にアン・ルイスにビートたけしに横山やすしに小泉今日子って・・内田裕也然り、みんな素人俳優なのに胡散臭いオーラだけは一人前以上。キョンキョンのお友達二人のセリフはなんとかしてほしかったけど。喫茶店でお金せびるところ。 R&Aさん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-02 14:46:12)(良:1票)

6.主人公もボロボロだけど、まわりの人間もけっこうムチャクチャ。ゴルフバッグを背負いながら「私がどんな思いで生活してると思ってんのよォ」とかいう前妻とか(けどちょっと笑えた)・・・。クライマックスは、状況の割りに緊迫感がなかったのがかえって新鮮。ただ昇進試験の内容を暗記している主人公のただならぬ雰囲気はすごかったです。 ゆうろうさん 9点(2005-03-26 10:55:28)

5.人間、どこで道を踏みはずし人生を棒に振るか分からない。内田裕也演じる主人公警察官は昇進試験に受からない万年巡査部長。おそらくこの主人公、妻に離婚される前までは長年まっとうな警察官だったはず。次第に生活が乱れはじめ、妻の慰謝料や娘の養育費も滞ってくる。そして、競艇で一獲千金を狙うもののサラ金にまで手を出してしまう。やがて雪だるま式に借金がかさみ、その筋の取り立て屋に四六時中追い立てられるハメになる。いわゆるサラ金地獄というもので、悪循環に陥り抜け出せない構図を浮き彫りにしている。《ネタバレ》人間、追い詰められると冷静さを失い、時に狂乱の行動に出るという。が、しかしこの主人公の場合は…。(いや、本人にしてみれば借金取りに追い立てられないだけこれで良かったのかもしれない)  少々粗い展開と編集だが、監督崔洋一に殊勲賞、内田裕也に敢闘賞を差し上げたい、そんな作品です。 光りやまねこさん 8点(2004-09-09 10:56:12)

4.裕也さんのためにあるような役ですね。ある意味「タクシー・ドライバー」に通ずるところも感じます。TVでは放送できそうにありませんが・・・。横山やすし、アン・ルイスの名演が光る。 神谷玄次郎さん 5点(2003-12-23 17:21:41)

3.徐々に歯車が狂い、現実感が緩やかに歪んでいく男の翻弄振りは、見事。じ!実話ッスか・・・。世の中の悩めるお父さん。もうどうにも止まらない~(山本リンダ!)な多重債務は、抱えて走れ。でも、真似しちゃ駄目。 aksweetさん 8点(2003-12-09 01:21:03)

2.実際にあった事件をモチーフにした作品ですね。内田裕也が冴えない警官を好演しています。中村れい子、宮下順子、風祭ゆきってだけで、もう嬉しくなります(←何が?(笑)) やっぱり犯罪はいけませんね。映画の中だけで楽しみましょう。 オオカミさん 7点(2003-12-03 16:36:11)


1.今時だと警官がこんな事件起こしてもさして珍しくもなく、それに慣れてしまって、警官だって事件を起こすものと全ての人が思う世の中に変わってしまった。娘役がキョンキョンだった。 亜流派 十五郎さん 5点(2003-11-18 14:57:57)

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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.92点
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100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
5216.67% line
6325.00% line
7216.67% line
8433.33% line
918.33% line
1000.00% line

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