みんなのシネマレビュー

新・喜びも悲しみも幾歳月

1986年【日】 上映時間:130分
ドラマリメイクロードムービー
[シンヨロコビモカナシミモイクトシツキ]
新規登録(2003-12-27)【亜流派 十五郎】さん
タイトル情報更新(2022-03-31)【Olias】さん
公開開始日(1986-06-28)


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監督木下恵介
キャスト加藤剛(男優)杉本芳明
大原麗子(女優)杉本朝子
植木等(男優)杉本邦夫
田中健(男優)長尾猛
紺野美沙子(女優)長尾由起子
中井貴一(男優)大門敬二郎
武内亨(男優)経ケ岬の所長
三崎千恵子(女優)経ケ岬の所長の妻
小坂一也(男優)佐伯の小松次長
原作木下恵介
脚本木下恵介
音楽木下忠司
作詞岩谷時子「海辺の旅」
木下忠司「喜びも悲しみも幾歳月」
作曲木下忠司「海辺の旅」/「喜びも悲しみも幾歳月」
主題歌加藤登紀子「海辺の旅」
挿入曲若山彰「喜びも悲しみも幾歳月」
撮影岡崎宏三
製作大谷信義
松竹
博報堂
TBS
配給松竹
美術芳野尹孝
編集杉原よ志
録音松本隆司(調音)
照明佐久間丈彦
その他IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》 見事に善良で没個性な市民しか出てこないし、見事に何も起こりません。いろいろめでたい場面はあって「喜び」は表現されましたが、「悲しみ」はほぼ皆無。これ以上ないほど順風満帆な一家の半生記でした。せいぜい「転勤族はつらいよ」という感じでしょうか。見る側はどこに注目すればよかったのか、謎です。 眉山さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2024-05-15 00:09:47)

5.《ネタバレ》 紺野美沙子の出番が多い。大原麗子の出番も多い。そして2人の共演シーンもたくさん!私にとっては、これだけで低い点はつけられません。ただし、麗子さんの口うるさいシーンが多めなのはちょっと残念。●もっとも、キャスティング頼りというわけではなく、内容的にも、各地の灯台回りというコンセプトは露骨ながら、各地の展開がつながっていないようでつながっているという不思議な世界を構築している。●で、終盤までは上々だったのですが、広島の夕食会+宮島のシーン+五島のくだりというしっかりした着地をしていながら、その後の2幕がまったくの蛇足。というか、五島に居を定めるというのが感動ポイントだったはずなのに、さっさと東京に出てくるって、何よそれ。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-01-05 01:39:16)

4.《ネタバレ》 前作に比べれば現代的ではあるが、今の時代から見ると古臭く感じる。この辺の昭和が終わろうとしている時代の作品は知らない時代じゃないだけに、評価が難しい。夫の仕事に振り回される妻なんてもはや化石だし、灯台もすべて自動化され、海保と言えば今は海猿であり、自衛隊の変わりに海防を担って戦争まがいな事もしているし。役者も若手の演技が素人的で見ていられない。メインは父子の関係のようだが確執→和解もなく、よくできた息子によって平凡に終わるし。サラリーマンの出世競争を揶揄するシーンもあるが、灯台勤務にもちゃんと出世があるし、それを素直に喜んでいるし、組織で生きるとはそういうモノだろう。しかも身分は役人だし。
そんな中で特筆すべきは大原麗子だ。前作の耐える妻とは一変し、蓮っ葉でありながら可愛げもあり、灯台妻としてどうかとも思う所もあるが、抜群の存在感ではある。 東京50km圏道路地図さん [DVD(邦画)] 5点(2015-11-11 11:00:19)

3.《ネタバレ》 啄木の墓見に行って植木等が倒れ、パッと教会になって数年後の結婚式、アレアレと思わせといてちゃっかり車椅子で出てくる、なんて観客をからかうあたりはちょっと良かったが、なんかただの名所巡りになってるとこもあって、宇喜多秀家の墓なんてどうでもいいじゃないかと思わされ、総じて期待外れだった。よし、まず悪口を言っちゃおう。取ってつけたようなナマな反戦的言辞「戦争に行く船じゃなくてよかった」。自分で「あの映画は良かった」なんて言うな。紺野嬢の存在感のなさ、などなどが浮かぶが、紺野嬢に加藤剛、中井貴一、田中健と、あきらかに、強烈な個性を持たない・善意の人しか演じられないような俳優を選んでますね。けっして「神話」にはならない、固有名詞性の稀薄な「庶民の物語」を造り出してしまうキャスティング。こういう姿勢は現代の創造者としてイカンと思う一方、どこかでこういう世界を残しておきたい、って気もして、なんか全面否定する気にもなれない。まあそういう、昔の名人を懐かしむ、ってところが味の映画です。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2011-01-21 10:18:02)

2.《ネタバレ》 「喜びも悲しみも幾歳月」の木下恵介監督自身によるリメイク作。オリジナルは10年以上前に見ているが、昭和初期から戦争をはさんだ四半世紀にわたる夫婦の話だった前作に対して、本作は昭和48年(1973年)からこの映画の公開年である昭和61年(1986年)までを舞台にしており、主人公夫婦に最初から三人の子供がいるなど、かなりアレンジされている。とはいえ、灯台守夫婦の年代記という点は同じで前作同様に13年間の出来事が次々に語られていくので、受ける印象は前作とそれほど変わらない。主人公夫婦を演じているのは加藤剛と大原麗子。確かに二人ともうまいんだけど、前作の佐田啓二と高峰秀子の域にはやはり達していない感じ。前作に続いての出演者はいないのだが、中井貴一が出演しているのは前作の佐田啓二に対するオマージュなのだろう。植木等演じる加藤剛の父親が「喜びも悲しみも幾歳月」を10回は見たと話すのは通常のリメイクではちょっとあり得ないことだが、ここにも木下監督の前作に対する思いがこめられているような気がする。(「楢山節考」の企画を通すための頼まれ仕事だったとはいえ。)この映画の植木等はすごくよく、中でも厳島神社を船の上から見るシーンの演技はとくに素晴らしかった。 イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-03-04 13:08:45)


1.前作がいいからと親に連れられ観たのだが正直まるで楽しめなかった。燈台守一家の話しで、何十年の経過を強引に3時間くらいにまとめたため、上っ面ばかりで深みが無く勝手に話が進んで行き何が言いたいのやらさっぱりでした。 亜流派 十五郎さん 1点(2004-01-19 23:59:45)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 4.33点
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1116.67% line
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3116.67% line
400.00% line
5233.33% line
6233.33% line
700.00% line
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