みんなのシネマレビュー

灼熱の魂

Incendies
2010年【カナダ・仏】 上映時間:131分
ドラマサスペンスミステリー戯曲(舞台劇)の映画化
[シャクネツノタマシイ]
新規登録(2011-12-30)【わんたん】さん
タイトル情報更新(2015-04-26)【+】さん
公開開始日(2011-12-17)


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監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ
キャストルブナ・アザバル(女優)ナワル・マルワン
脚本ドゥニ・ヴィルヌーヴ
挿入曲レディオヘッド"You and Whose Army?", "Like Spinning Plates"
撮影アンドレ・トュルパン
配給アルバトロス・フィルム
字幕翻訳松浦美奈
その他ニューセレクト(提供)
あらすじ
若き双子のカナダ人姉弟ジャンヌとシモンの母親ナワルが、ある日プールサイドで原因不明の放心状態に陥り、入院後しばらくして亡くなってしまう。さらに姉弟を驚かせたのは、ナワルを長年秘書として雇っていた公証人ルベルが読み上げた遺言の内容だった。それはどこにいるともわからない父親と、存在を初めて知らされた兄を捜しだし、それぞれに宛てた手紙を渡すことだった。

ESPERANZA】さん(2012-04-29)
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【クチコミ・感想】

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12.《ネタバレ》 1シーン1シーンが長い間をとっているので気合入れて見てないと眠くなる。
内容もかなり重くてダメな人も多いと思う。最後の30分は良いが、その30分の為のそこまでの90分が結構つらい。
こういう内戦、宗教問題とかを考える度に、宗教なんてどれもいらねー、と強く思う。
しかし結局、宗教は悪くなくて、それを使いこなせない人間がバカなだけだとも思う。 虎王さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-30 16:58:54)


11.残酷で無慈悲な物語ではあるが、愛すること、そして許すことの大事さについても、静かに訥々と伝えてくる素晴らしい映画だった。 aksweetさん [DVD(字幕)] 10点(2012-08-13 01:56:46)

10.《ネタバレ》 苦手だなー。こういう映画。全編シリアス。
1シーン、1シーンがとても長くて静か。真相にたどり着くまでの過程が、単調なので、何度もウトウトしてしまった。
序盤は、母の視点と娘の視点が交互になっていたが、後半は、当時の母を知る人に順番に聞き込みしていく繰り返しだけなんだもの。

結末は・・・・・・ひどい!!二人のお子が、不憫でござる。
そんな重大な秘密、他人(秘書)にもバレちゃってるし。 すべからさん [映画館(字幕)] 5点(2012-07-22 12:10:53)

9.ストーリーはやや技巧的。だが上手くできている。でもちょっと作りすぎ、みたいな微妙なバランスになっていて、あまりすっきりとはしない。ただ過去と現在を交互に描き、自分の過去を探しに行く構成は非常にスリリングで、魅せられる映画だった。 Balrogさん [DVD(字幕)] 7点(2012-07-19 23:07:36)

8.やっぱり双子の子供たちには知らせない方がいいのではないかと思う。映画とは違うけど、人の命があっという間に奪われる国と比べ、日本は(いろいろな問題があるとしても)平和だなあとしみじみ思った。 nojiさん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-19 20:40:58)

7.《ネタバレ》 最初の方は筋道が見えず、バラバラの物語が投げ出されているように見える。だが、すべてのピースが組み上がると、その意味と悲劇が分かる。

■最初は「なぜこんな謎ときみたいなのを死んだ後に子供たちにさせるのか?」と、これは映画を面白くするための設定なんじゃないか、と思って見ていたが、最後まで来て、なぜ母がそういう行動をとったか、がピシッとはまって、同時にその悲しさが見えてくる。

■こんな悲劇に会い、しかもそれを誰にも言わずに半生を送ってきたというのは本当に想像を絶する。いささかやり過ぎな設定だが「報復に報復で応える無意味さ」を引っ張り出す設定ではある気がする。 θさん [DVD(字幕)] 9点(2012-07-11 00:58:25)

6.《ネタバレ》 えぐい結末でしたけど、ちょっと寓話的ですね。デニヴィルヌーブ監督の前作の「渦」も寓話的でした。社会的なメッセージより御伽噺として面白かった。オープニングのレディオヘッドは、少しあざといと思う。 わんたんさん [映画館(字幕)] 8点(2012-05-06 04:28:43)

5.《ネタバレ》 民族の違いや宗教の違い、はたまた権力争いか、いろいろな原因で戦争や内戦は起こる。そして多くの人々に様々な形で不幸を呼び寄せる。この映画の主人公ナワルの不幸は、何と言って表現したらよいかわからないほどだ。
彼女は子供たちに遺言を残したが、きわめて奇妙、大きな謎だった。それが映画では、子供たちの謎解きの現在の旅と母親が生きていた時代とが交互に描かれることによって、少しずつ解き明かされる。そしてまたその真実が大変なものだった。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 8点(2012-04-29 19:12:01)

4.《ネタバレ》 中東での内戦が生んだ悲劇を背景とした、一人の母親の物語。映画は、主人公が残した遺言(=謎)を受けた双子の姉弟が、母親の故郷を辿るところから始まる。姉弟の旅と同時に、主人公の過去が徐々に明らかになっていく展開はミステリ的要素を含む。けれど、その真実はあまりに過酷だ。憎しみと愛情の入り混じった母親の葛藤は、出生の秘密を知った子供たちに受け継がれることになる。広大な砂地を捉えた美しい映像と練られた物語の中に、歴史が生んだ悲劇を浮かび上がらせる秀作。 カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 8点(2012-01-30 09:56:18)(良:1票)

3.内戦での憎悪の連鎖が生み出す残虐なシーンが満載。更に、テロ行為の報いであっても、これ以上の出来事はこの世には無いと思うあまりにも残酷な真相に言葉がありません。宗派の対立が端を発しているならば神とは一体何なのかとの思いが募りました。ストーリー展開の巧みさが見事な作品でした。 The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 8点(2012-01-18 21:51:44)(良:1票)

2.時代と場所がバラバラのエピソードが語られるのですが、最後に判明するたった1つの謎が語られた瞬間に、それまでバラバラだったジグソーパズルが一瞬にしてできあがり、その鮮明な模様が目の前に現れたかのような鮮やかさがありました。 shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2012-01-13 23:36:56)

1.《ネタバレ》 「沈黙は破られた、約束は守られた。」 珈琲時間さん [映画館(字幕)] 7点(2011-12-30 22:02:49)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 32人
平均点数 7.12点
000.00% line
113.12% line
200.00% line
300.00% line
413.12% line
513.12% line
6515.62% line
71031.25% line
8928.12% line
9412.50% line
1013.12% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 6.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2010年 83回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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