みんなのシネマレビュー

魔法にかけられて

Enchanted
2007年【米】 上映時間:108分
コメディアドベンチャーファンタジーアニメミュージカルシリーズものファミリーロマンス
[マホウニカケラレテ]
新規登録(2007-10-03)【ギニュー】さん
タイトル情報更新(2022-11-21)【イニシャルK】さん
公開開始日(2008-03-14)


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監督ケヴィン・リマ
キャストエイミー・アダムス(女優)ジゼル
パトリック・デンプシー(男優)ロバート・フィリップ
ジェームズ・マースデン(男優)エドワード王子
ティモシー・スポール(男優)ナサニエル
イディナ・メンゼル(女優)ナンシー・トレメイン
スーザン・サランドン(女優)ナリッサ女王
イザイア・ウィットロック・Jr(男優)イーサン・バンクス
ティボー・フェルドマン(男優)ヘンリー
ジョディ・ベンソン(女優)サム
ペイジ・オハラ(女優)アンジェラ
ジュリー・アンドリュースナレーター
ジェフ・ベネットピップ(アンダレーシア)
ケヴィン・リマピップ(ニューヨーク)
木村聡子ジゼル(日本語吹き替え版)
根本泰彦ロバート・フィリップ(日本語吹き替え版)
石住昭彦ナサニエル(日本語吹き替え版)
林真里花ナンシー・トレメイン(日本語吹き替え版)
萩尾みどりナリッサ女王(日本語吹き替え版)
松坂慶子ナレーター(日本語吹き替え版)
岩田光央ピップ(日本語吹き替え版)
菅生隆之(日本語吹き替え版)
稲葉実(日本語吹き替え版)
唐沢潤(日本語吹き替え版)
丸山裕子(日本語吹き替え版)
太田淑子(日本語吹き替え版)
小森創介(日本語吹き替え版)
浦山迅(日本語吹き替え版)
脚本ビル・ケリー〔脚本〕
音楽アラン・メンケン
作曲アラン・メンケン"Happy Working Song"他
編曲ブレイク・ニーリー
挿入曲エイミー・アダムス"Happy Working Song"他
ジェームズ・マースデン"That's Amore"他
撮影ドン・バージェス
デヴィッド・M・ダンラップ(第2班撮影監督)
製作バリー・ソネンフェルド
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
製作総指揮エズラ・スワードロウ
特殊メイク辻一弘
特撮ティペット・スタジオ(視覚効果)
ウェタ・デジタル社(視覚効果)
美術ジョージ・デ・ティッタ・Jr(セット装飾)
振付ジョン・オコネル〔振付〕
衣装モナ・メイ
編集スティーヴン・A・ロッター
字幕翻訳古田由紀子
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

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152.《ネタバレ》  主人公が現実世界からファンタジー世界に行くのではなく、その逆というのが斬新ですね。
 導入部も「お馴染みのディズニーの城の中に入り込む」という形で凝ってるし、とても丁寧な、考え込まれた作りの品だったと思います。
 世間の評価が高く、傑作とされているのも納得。

 ……ただ、観る前にハードルを高くし過ぎたせいか(期待値ほどではなかった)という印象を受けたりもして、そこは残念。
 決定的に駄目な部分があるって訳じゃないんだけど、なんか細かい部分で(んっ?)と気になっちゃう事が多いんですよね。
 例えば「一緒に楽しく掃除した仲のはずなのに、虫が鳥に食べられちゃう場面」なんかは、可哀想過ぎて好きになれないですし。
 主人公のジゼルはファンタジー世界の超能力をそのまま現実世界に持ち込んでる形なのに、リスのピップは現実世界では喋れなくなるというのも(何で?)と思えちゃいました。

 あと、これは「細かい部分」じゃなく、ラブコメとして割と重要な部分かも知れませんが……
 彼氏役のロバートがジゼルに惹かれていくのは分かるんだけど、ジゼルがロバートを好きになる過程が曖昧で、二人の恋路を応援したい気持ちになれなかったんですよね。
 これ、主人公がロバートだったなら「ヒロインが主人公を好きになる過程は、描かれずとも問題無い」「主人公目線で描かれた話なのだから、きっと見えないところでヒロインなりの好きになる事情があったのだろう」と納得出来たんですけど、実際はジゼル主視点で作られてる訳だから、どうにも物足りないんです。

 そもそも二人とも「結婚するはずだったエドワード王子がいる」「プロポーズするはずだった恋人のナンシーがいる」って設定にしたのがマズかったんじゃないかと。
 障害のある恋の方が燃えるってのは分かりますが、障害を設定した以上は、それを越えるだけの説得力が欲しくなるんですよね。
 劇中の二人に「この世で一番強い魔法」「真実の愛のキス」が出来るほどの絆が描かれていたかと考えたら、甚だ疑問。
 そんな二人のせいで「余り物」となったエドワード王子とナンシーが結ばれる流れも、あまりにも都合が良過ぎたように思えます。
 
 でもまぁ、全体的には「楽しい雰囲気の、良い映画」だったので、それなりに満足。
 特に、ジゼルが公園で歌う場面なんかは、観ていて嬉しくなっちゃいましたね。
 異世界の人々とも、音楽があれば分かり合えるという展開が、実に自分好み。
 本作をミュージカル映画と考えるなら、この公園の場面が一番良かったと思います。

 ジゼルが語る「斧を振り回して狼を追いかける赤ずきん」は、是非映像でも見たかったなぁって思えたし、そういう小ネタが全体に散りばめられているのも、大きな魅力。
 自分としては、クライマックスで女王がドラゴンと化し「キング・コング」のオマージュ的展開になる辺りが、一番面白かったですね。
 どうやら他にも色んなディズニー作品のパロネタが散りばめられているようなので、もっとディズニー作品に詳しければ、より楽しめたかも知れません。 ゆきさん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2023-11-03 18:53:46)

151.《ネタバレ》 期待していなかったけど面白かった。
アニメの動物使役能力をそのまんま現実でも使用できるのってめちゃ便利だな。
掃除でも歌いながらで楽しんでる。

あと男性についていった二人はその世界観に染まるんだろうか。
アニメ世界に行った方はともかく現実世界のヒロインはだんだんとやさぐれていくのかも。
そんな姿も見てみたい気はする。
テッドみたいにそれだけで一本映画作れそう。

と思ったら続編出るんか。
楽しみw Dry-manさん [インターネット(吹替)] 7点(2020-12-30 16:30:57)

150.《ネタバレ》 ◇アニメのプリンセスを実写にしたら、シミもシワもある上、天然のちょいと痛い女の子になったり、プリンセスが恋に落ちるのは、ペッカペカの王子様ではなく、バツイチ子持ちの冴えないおじちゃんだったり、思い切り”自虐パロディ”としか言いようのない作品。◇だけど、それが、”おとぎ話”と、リアルロマンスの整合性を、巧く取り成していて、コメディなのに、「さすがは、ディズニー♪」と、唸ってしまった。(笑 ◇2017年の「美女と野獣」実写版で得た、ため息が出る程の完成度は、今にして思えば、この作品の制作経験が大きく貢献しているように思う。◇「くだらねぇ。」と、普段、やさぐれがちな気持ちを、笑いとユーモアで上手にほぐしてくれる、ディズニー映画の隠れた”良薬”だと思う。 さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2018-04-28 11:28:38)(良:2票)

149.《ネタバレ》 エイミー・アダムス扮するジゼルが、プリンセスにしては年がいっていて、若干痛いのが面白い。 ゆっきーさん [DVD(字幕)] 6点(2018-04-27 12:28:36)

148.《ネタバレ》  ディズニーの懐の深さが味わえる作品。ディズニーアニメの住人が現実の世界へ。こーゆーの大好きです。わくわくします。夢があります。
 実際、ロバートの娘はジゼルに夢中。あれぐらいの年頃の女の子は皆プリンセスに憧れるものなんだと改めて実感。プリンセスは何も容姿だけで、プリンセスなわけではないみたいですね。『心の在り方』みたいな、そーゆーものもプリンセスにとって大事なようです。こーゆー描き方は、ディズニーの一番良いところかもしれません。
 とにもかくにも、この作品はとにかく面白い。ファンタジーだけでなく、コメディとしても抜群に面白いです。ジゼルとエドワードが、『ディズニーのノリ』で、ニューヨークを駆け回る様子がおかしくてたまらないです。
 『真実の愛に気付き、ニューヨークに残るジゼル』
 『もう一度、真実の愛を信じることができたロバート』
 『最初から最後まで王子であることがブレないエドワード』
 『現実主義と見せかけて、ロマンチスト、その本質はプリンセスのナンシー』
 最後に求めたものは、それぞれ違えど、そのどれもが『正解』であると言ってくれるラスト。素晴らしいぞディズニー。皆それぞれのハッピーエンドを迎えられて良かったねと、素直に思える良作。更には斬新なアイデアと、コメディ色豊かなエンターテイメントをプラスしたことで、もう傑作と言っても良い作品に仕上がっています。
 好きなシーンは数多くあれど、一番好きなシーンは排水溝からわらわらと出てくるゴキブリたち。それに悲鳴をあげる妻。普段は『掃除される側の生き物たち』に掃除させるそのセンス。脱帽です。 たきたてさん [DVD(字幕)] 8点(2017-06-28 00:36:55)(良:3票)

147.《ネタバレ》 テーマは女性の自立ですかねえ。実写を現実、アニメを幻想と考えると、キューリー婦人のように研究に一生を捧げて死ぬのは極端だが、自分で店を持ち自分で稼ぎ、時には男を助けるぐらいの事はしろと。キャリアを捨てて王子様と一緒になるなんてのは幻想かつ離婚のリスクもありますよと。弁護士元妻が出てきて子供を巻き込んだ話になると面白かったように思うが、それは現実的過ぎか?全体的にはよくできていると感じる一方、子供が見てもテーマは理解できないだろうし、大人が見るには描写が幼稚で、どうも中途半端な気もする。ディズニーもおとぎ話じゃやっていけないので、変化を求められているのを感じる作品ではある。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-06 06:50:01)(良:1票)

146.おとぎ話の主人公が現実のアメリカにやって来たなんてどうなるのとハラハラ。
素直で行動力抜群のジゼルの活躍には目を見張るものがありました。
ど根性とはこのことと感心しました。

エイミー・アダムズさんも良かったですが、パトリック・デンプシーさんとジェームズ・マーズデンさんの二人がとても素敵。
デンプシーさんは自然な感じだし、マーズデンさんはいかにもおとぎ話っぽい(笑) たんぽぽさん [地上波(字幕)] 6点(2015-04-19 21:13:19)

145.二次元では動物と戯れ、楽しく歌う綺麗なプリンセスも、三次元では浮きまくって痛い女にしか見えない。そのギャップにひたすら引き攣った笑いが止まらなかった。ディズニーらしかぬ自虐さとシニカルさが逆に新鮮。ジゼルとエドワード王子が30代ってあたりも狙っているとしか思えないが、演技派のエイミー・アダムスでなければアニメの世界を実写に持ち込めなかったかもしれない。絵に描いたような薄っぺらいキャラクターが現実に触れることで次第に奥行きを与えられる過程とクライマックスの変化球に、ディズニーの正統進化が感じられた。惜しむらくは、ラストが強引で綺麗に締めてしまったところか。 もう少しブラックな結末にしても良いと思うけど。 Cinecdockeさん [地上波(吹替)] 7点(2015-02-28 16:39:49)

144.この設定を思い付いた時点でコメディとしては勝ったも同然。
ニューヨークを舞台にしたシュールなお伽噺は何から何まで可笑しい。
動物たちの活躍や新しいドレスの作り方が大好きです。
終盤の展開はかなり強引だったけど、ジゼルが可愛かったので全部許します。 もとやさん [地上波(吹替)] 8点(2015-02-27 23:08:12)(良:3票)

143.《ネタバレ》 べたべった、なディズニーストーリですが、実に軽妙かつ爽快な映画です。ミュージカルシーンは、やっぱりさすがのディズニー。一気に引き込まれて、舞台を見ているかのような気分になります。
『なんか、つまらないなー』とか、『最近、気持ちが上がんないなー』みたいな時に見たい映画です。
王子、頑張れ!だけども、結果、王子もハッピーですから、これでいいのではないかとwww こっちゃんさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-12-09 16:52:41)

142.《ネタバレ》 恋愛体質のジゼル、明るくて周囲をシアワセにする女の子そのもの(熱狂的すぎではあるけれど)
2次元の世界から来たということもあって、なかなかその場の雰囲気を掴んだり、人の気持ちを察するのは苦手なさまが、ある意味リアルでよし。
アニメと現実世界の割合が、もう少しアニメ寄りでもよかった。
最後のナリッサ王女の最期があっけなさすぎてマイナス。 カジノ愛さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-03 20:02:18)(良:1票)

141.単純なストーリーでしたが、なかなかのテンポ感でそれなりに楽しめました。ただ、多くの人に楽しんでもらおうとすると、どうしても話の展開が無難になり過ぎて、微妙な心理描写などもなく、面白さの質が薄かったように感じます。そのため、見終わっても特に印象に残るシーンも展開も皆無で、おそらく、もう一度見たいという気は起こらないと思います。 ramoさん [地上波(字幕)] 5点(2014-11-02 23:35:38)

140.冒頭の数分は「あれっ」と思ったけど、その後の展開は面白い設定。
現実とお伽話の間で、でもお伽話。娯楽作品としてはあり。 simpleさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-31 21:07:17)

139.冒頭のお子様向けのようなアニメシーンでもう観るのをやめようかと思ったくらい全く予備知識なしでの観賞でしたが、実写に変わってからのストーリーとシナリオにはちょっと惹かれました。どうってことない内容ですが、意外性が新鮮で楽しい映画でした。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-30 18:09:16)

138.この設定にして彼女を何故ディズニーランドに連れて行かない!?最高の就職先ではないか。 皮マンさん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-19 09:26:26)

137.これを思いついた時点で或る程度成功だとは思うけど
もっともっとブラックに自虐的になってほしかった。
最後は何となくソフトランディングしてしまった感がある。 aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-06 10:11:22)

136.《ネタバレ》 実際になったときのお姫様に「・・・」だったけど
物語が進むにつれて魅力的にみえてきたから不思議。
思ったより楽しめたかな。 たかしろさん [DVD(字幕)] 5点(2014-05-13 16:18:52)

135.もともとディズニープリンセス映画が大好きな私。でもとても心地い程度に納めてくれたブラック加減が良かったです。なによりディズニーの振り切った自虐ネタとキャストの思いっきり感がいい!大好きです! movie海馬さん [映画館(字幕)] 8点(2014-05-07 23:03:49)

134.ディズニープリンセスアニメをそのまま実写にもってくると、こんなに滑稽に見えてしまうというのをディズニー自身がやってしまうとは。頭のおかしい人にしか見えないプリンセスや、やたらカワイイ実写リスに笑わされた。
ゴキブリと掃除するシーンは、ディズニー史上もっともおぞましい…。 すべからさん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-14 09:27:01)(良:1票)

133.《ネタバレ》 ○一見王道にも見えるが、セルフパロディながらディズニー世界の根幹を揺るがす作品となっている。○プリンス、プリンセスが結ばれるという童話を否定し、新たに出合った人物と恋に落ちる。運命の出会いからの結婚というある種神話から、デートをし、相手を知り結婚するという現実にプリンセスが引きづり込まれていくという流れが面白い。ただそうなるが故、王子は出会ったばかりのロバートの恋人をあてがわれるという皮肉な結末。無理やりハッピーエンドにされているのはどうなのか。○アニメから実写への流れは割と自然。○どうしてもショー的な側面が強く、心理描写が少ない。ロバートの恋人が許してくれるシーンや使いが寝返りするところなど。○また魔女の行く末も分かっていながらあっさりしすぎではないか。スーザン・サランドンという大女優を使いながらCGのモンスターがやられるのもな。○あと、序盤から気になっていたが、なぜもっと若い女優、俳優を抜擢しないのか。プリンセスも王子も30代。もちろん悪い俳優ではないが、終始気にかかった。 TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-09-12 20:33:35)

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【点数情報】

Review人数 152人
平均点数 7.05点
000.00% line
100.00% line
210.66% line
321.32% line
474.61% line
5149.21% line
62214.47% line
73925.66% line
84428.95% line
92214.47% line
1010.66% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.60点 Review25人
2 ストーリー評価 7.26点 Review30人
3 鑑賞後の後味 8.03点 Review30人
4 音楽評価 8.39点 Review28人
5 感泣評価 5.30点 Review23人

【アカデミー賞 情報】

2007年 80回
オリジナル主題歌アラン・メンケン候補(ノミネート)"Happy Working Song"(作曲)
オリジナル主題歌アラン・メンケン候補(ノミネート)"So Close"(作曲)
オリジナル主題歌アラン・メンケン候補(ノミネート)"That's How You Know"(作曲)

【ゴールデングローブ賞 情報】

2007年 65回
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)エイミー・アダムス候補(ノミネート) 
主題歌賞アラン・メンケン候補(ノミネート)"That's How You Know"

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