みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
41.《ネタバレ》 “The Outlaw Josey Wales”『ならず者ジョーシー・ウェールズ』。この作品を観て『北斗の拳とか武論尊作品ってイーストウッドの主人公の影響を結構受けてるんだな』って思いました。“無口で怖くてちょっと下品、でも根は優しい。”本作のウェールズは所構わず唾を吐きかけます。 家族を、仲間を無惨に殺された男の復讐劇。冒頭の殺された子供役がイーストウッドの実子だそうで、映像で観る以上に男の怒りが感じられます。 さてウェールズは、どこで早撃ちを身に着けたんでしょう?原作小説では描かれてるかもしれないけど、ここ描いたらきっと長くなるから割愛したんでしょう。農夫からゲリラになって、ゲリラ部隊の活躍はダイジェストで出るだけ。ウェールズが目立った活躍をするシーンは描かれません。家の焼け跡から拳銃(猟銃でなく)を出したことから、恐らく農夫になる以前から名うてのガンマンだったのかもしれません。 若者ジェイミーが死に、孤独になったウェールズが、どんどん仲間を増やしていくのが面白い。インディアンの爺さん。別なインディアンの女。犬…犬の額に見事唾を命中させて、犬が怒ってるシーンは結構好き。でも『大所帯になってきたな』って、犬も仲間にカウントしてるのが微笑ましい。 イーストウッド作品で高確率でレイプ被害に遭うソンドラ・ロック。あ~ぁ本作でも言わずもがなでした。でも乾いた大地に彼女の紙のような白い柔肌が、とても良く映えますね。 【K&K】さん [DVD(字幕)] 6点(2024-01-22 11:19:43) 40.唾を吐いたときの命中率が半端ない。 【TERU】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-09-23 20:44:07) ★39.《ネタバレ》 農夫がどうやって屈強な仇に復讐するのかな?と思ったら、すぐいつものイーストウッドに。でも、新しい家族を増やし、彼らの助けを得て目的を果たす筋は悪くないと感じます。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2022-02-25 10:39:36) 38.《ネタバレ》 “建国200周年記念映画”と銘打たれていますけど、輝かしい勝利を謡った『ミッドウエイ』と違って、西部劇とは言え南北戦争当時の合衆国史の暗部を取り上げているところがイーストウッドらしい。彼が撮った西部劇には一癖も二癖もあるのが特徴です。 彼が演じるジョージ―・ウェルズは、とても農夫だったとは思えない『荒野の用心棒』の名無しの男みたいな無敵のガンマン。もっとも銃を撃ったより毒液の様な唾を吹いた回数の方が多かった感じです(笑)。この物語は先住民チーフ・ダン・ジョージと出会ってからのバディムーヴィー風味が強くなってきます。政治的には保守のイーストウッドですが彼の作品はマイノリティに暖かい視線を向けることが多く、本作ではアメリカ先住民を人間として勇士として扱う敬意を強く感じました。そして忘れられないのがあの“お尻ペロリ”シーンのソンドラ・ロックでこれがイーストウッド映画の初出演、そしてこの後皆さまご存知のようにイーストウッドを生涯悩ませる女となるわけです。でも本作の彼女は可憐だったのは確かでイーストウッドが惚れたのも無理ない、というか、後に結婚したフランシス・フィッシャーもそうだし彼はこういう細いタイプが好みみたいですね。 本作は妻子を殺された男の復讐劇なんですけど、隠れテーマは“和解”なんです。もちろんこの映画の戦争は南北戦争ですけど、やはり製作時期を考えるとヴェトナム戦争を意識せざるを得ないんじゃないでしょうか。ラストのジョン・ヴァーノンの「戦争は終わったと告げよう」というセリフには、ヴェトナム戦争とウォーターゲート事件でボロボロ状態だった当時のアメリカ社会へのメッセージだったんじゃないでしょうか。これこそイーストウッドが建国200周年で訴えたかったことだと感じました。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 8点(2021-05-13 23:24:35) 37.《ネタバレ》 南北戦争後を舞台にしたイーストウッド主演の西部劇だが、登場人物がごちゃごちゃしすぎてストーリーに入り込めない。 要は妻子を殺された男の復讐劇なのだが、余計なものを付け足しすぎてる気がする。 ロードムービーっぽいけれど、それも中途半端な印象だし。 西部劇は嫌いじゃないが、南北戦争やら機関銃やらが絡んだものはなぜか面白くなくなる。 フレッチャーが騙されて仲間を皆殺しにされながらも北軍の命令に従って主人公を追ったあたりもそのキャラがよくわからない。 なので、ラストでフレッチャーと主人公が分かり合ったみたいになったところで心に響かない。 ツバ吐きも「ウエスタン」のヘンリー・フォンダのように悪役がやるならいいが、主人公がやってもただ汚い印象。 【飛鳥】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2018-04-09 23:19:03)(良:1票) 36.イーストウッド映画は監督だけの作品を含めてずいぶん観ましたが、今作はいまいちピンとこなかったです。南北戦争当時のアメリカの暗部や逞しさは伝わってきますが、そこにスーパーヒーローの温もりとクールさを組み込もうとしているのか、なんともリアリティーのない中途半端な映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-11-01 09:55:06) 35.《ネタバレ》 アメリカ建国200年記念の名にふさわしい堂々とした西部劇。 フォレスト・カーターの原作に、イーストウッドの西部劇に対する愛情と野心を詰め込んだ傑作。 「許されざる者」や「ペイルライダー」も良いが、やはり俺は二挺拳銃の唸りが熱い本作を推す。 強烈なファーストシーン、カスタマイズ銃やガトリングの唸りなどガンファイトに富んだ血のたぎる作り込み。 時代のうねりによって復讐者と化す「ジョージー・ウェールズ」の波乱の旅を描く。 アメリカの豊かな自然、 西部の厳しき大地、 大地に生きる人間の生活感溢れる力強さ、 染み渡る日本的情緒、 カッコいいオッサン・・・! 主人公は最初普通の開拓民で、家族を殺された事で復讐の旅を続ける無敵の唾吐きガンマンになっていく過程が面白い。おまえは何回ツバを吐くんだ(笑)また主人公も仲間に助けられながら窮地を脱する場面もかなりあった。仲間あって無敵が本作の魅力でしょう。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-30 10:38:26)(良:1票) 34.《ネタバレ》 RPG西部劇。襲われて家族を失う→復讐のためラスボスに挑むも敗北(?)→旅に出る→様々なイベントが起こり仲間を増やす→味方パーティvsラスボスパーティ→決戦に勝利、その後~→ED そういうのも全然嫌いじゃないので良いのですが、早打ちでスゴ腕のハズなのに銃を抜くのがスムーズじゃなかったり、各キャラの倒れ方が雑だったり、最後の1対1のやりとりが若干モタついたりといった細かい点が気になってしまいました。 北へ行ったと言った方が良いと言うフレッチャーや最後のジョージーとフレッチャーのシーンなど、男の友情系シーンはすごく良かったです。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-12-18 01:15:45) 33.《ネタバレ》 まぁ、あれですね、家族を奪われた男が(それも始まり早々に!)復讐に燃えるかと思いきや、いや思ってはいるんだけど、何故か人が増えて家族みたいな大所帯になる、という正直そんなにアウトローしてない映画(長い文w) イーストウッドのかっこよさはある意味当然なのですが、先住民のおっちゃんや、やたら強気なお婆さんや、かわいい孫娘や野良犬までがいい味だしてますね。反復的な仕草やセリフはしっかり西部劇してるし、南北戦争当時の状況は勉強になりますね。でも、ちと内容がとっ散らかり気味で退屈かなぁ、時間も長いし。ということで、ベスト脇役賞は(そんなのないけどw)この野良犬役の犬に決定! さりげなくいい演技してたと思いマスヨ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-12 09:14:17) 32.四半世紀前の高校の時に観にいった「大統領の陰謀」の同時上映だった作品。一緒に行った坊主頭の友人は「断然、アウトローのほうがオモシェかったいや」と言ってましたっけ。ソンドラ・ロックはこの映画をきかっけにイーストウッドにものにしたけど…。レンタル屋にあったら見直そうと思ってるが、あるかな~。 【かれく】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-08-15 21:49:41) 31.冒頭の機関銃は「ワイルドバンチ」、へんてこな仲間を増やして歌を歌うのはハワードホークス、と西部劇の伝統をしっかりと踏まえている。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-11 10:40:38) 30.孤独な主人公が展開を経て仲間を増やしていくストーリーは結構好きです。 団結した感じが良いですね。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-12-22 17:39:11) 29.《ネタバレ》 「唾吐き」という定番仕草と、先住民・年寄・女性といった弱者の味方という設定によって、イーストウッドが感情移入しやすいヒーロー像に仕上がっていました。 思っていたほど重苦しい展開ではなく、、全体的に悲惨さは抑え目で、娯楽性が高かったという印象です。 途中いろいろ詰め込んだ単調な展開で、盛り上がり所がぼやけた感は否めませんが、終盤、復讐を果たしたシーンと、ラストに気の利いた展開で去っていくシーンにより、うまくまとめ上げていたと思います。 【午の若丸】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-10-03 16:46:25) 28.《ネタバレ》 約3年ぶり2度目観賞。クリント・イーストウッド監督主演の西部劇。南北戦争直後、先住民インディアンを引き連れて我らが流れ者ダーク・ヒーローがゆく。黒いボンタンを吐きかける顔に傷ある早撃ち賞金首。ハードボイルド、タフガイ、鋭い眼光―これぞクリント・イーストウッドというべきキャラクター像、シブすぎです。 【獅子-平常心】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-08-25 02:14:39) 27.《ネタバレ》 中途半端にロードムービーっぽくなっているのが、作品の締まりをなくしている。いろいろと順不同に積み重ねていったら、予定調和的にラストで敵を討ち果たしました、という感じ。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-06-08 02:30:51) 26.「そうですか」って言う内容で、当時としてはこれでおもしろかったのでしょうかね。今では、時間つぶしになるかならないかっていうギリギリの映画ですね。 【ダルコダヒルコ】さん [地上波(吹替)] 4点(2009-03-29 16:05:39) 25.《ネタバレ》 ○アメリカ史においてマイノリティや虐げられてきた人たちが集う異色のパーティ。○興味深い設定など観られるが、もう少しテンポよく見せてほしかった。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-11-02 00:11:38) 24.ツバを吐くのは汚いけど、クリント・イーストウッドがやるとカッコ良い。でも、もうちょっとスマートな吐き方はないのかしら。ソンドラ・ロックがすごく可憐。南北戦争については、どちらかといえば南部の肩をもつような描き方が新鮮。 【おまいつ】さん [地上波(字幕)] 7点(2008-10-29 17:38:38) 23.《ネタバレ》 いきなりの残酷シーン。そして復讐の鬼と化したイーストウッドが復讐のために南北戦争に参戦。というオープニングシーンもタイトルクレジット後はいきなり北軍に降伏。ここからまたしても残酷な展開とガトリング銃を使ったガンアクション後、今度は傷を負った若者との逃避行。このまま二人組の逃避行と復讐劇が展開されるのかと思ったら、若者あえなく死亡。と思ったら白人に土地を奪われた文明かぶれの老インディアンとのへんてこりんなコンビが誕生。と思ったら雇い主に虐げられていた女インディアンもついてきた。どこぞから野良犬までついてくる。さらに行商に捕まった態度のでかい老婆と可憐な孫娘も同行。『荒野のストレンジャー』かと思わせといて『ブロンコ・ビリー』な映画。レオーネっぽくもありシーゲルっぽくもある。家族を奪われた男がいつのまにか(擬似)家族に囲まれている。イーストウッドが家族を守るために出てゆこうとするように家族たちはイーストウッドを守るために戦う。真っ黒な唾を頭に吐きかけられて唸っていた犬も、「またかよ」ってな諦め顔になってゆく(ように見えるんだけど、笑)。詰め込んだ脚本も散漫さよりもイーストウッドの映画を2本観たようなお得感のほうが強い。よくまとまったなと思う。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-28 16:40:01) 22.《ネタバレ》 西部劇の面白さがてんこ盛りになった復讐劇で、お気に入りの1本です。特にお気に入りの場面は▼コマンチの酋長と相互不可侵条約を結ぶときに、お互いの手のひらを切って血を混ぜあう握手の場面、▼最後に悪役ボスを倒すのに拳銃ではなく、相手のサーベルで刺殺する場面、▼赤い靴ギャング団の襲撃を皆して撃退する場面などです。 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-02-13 00:02:00)(良:1票)
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