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偉大な生涯の物語

The Greatest Story Ever Told
1965年【米】 上映時間:225分
ドラマ歴史もの実話もの小説の映画化
[イダイナショウガイノモノガタリ]
新規登録(2004-04-30)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-08-25)【イニシャルK】さん


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監督ジョージ・スティーヴンス(監督)
ジーン・ネグレスコ(ノンクレジット)
デヴィッド・リーン(ノンクレジット)
キャストマックス・フォン・シドー(男優)イエス・キリスト(ジーザス・クライスト)
チャールトン・ヘストン(男優)ヨハネ(ジョン)
シドニー・ポワチエ(男優)シモン(サイモン)
ジョン・ウェイン(男優)処刑部隊百人隊長
ヴァン・ヘフリン(男優)バアル
クロード・レインズ(男優)ヘロデ王(ハーロッド)
サル・ミネオ(男優)ユーライア
デヴィッド・マッカラム(男優)イスカリオテのユダ(ジューダス)
テリー・サヴァラス(男優)ポンティウス・ピラトゥス(ユダヤ総督)
ロバート・ブレイク〔男優・1933年生〕(男優)シモン
ヴィクター・ブオノ(男優)ソラク
リチャード・コンテ(男優)バラバ
ゲイリー・レイモンド(男優)ペテロ(ピーター)
ドナルド・プレザンス(男優)闇の隠者(サタン)
マーティン・ランドー(男優)ケイアファス
ロディ・マクドウォール(男優)マテオ(マシュー)
キャロル・ベイカー(女優)ヴェロニカ
ドロシー・マクガイア(女優)聖母マリア(メアリ)
アンジェラ・ランズベリー(女優)クラウディア
ジャネット・マーゴリン(女優)マリア(メアリ)
シェリー・ウィンタース(女優)癒された女
ネヘミア・パーソフ(男優)シェミア
ホセ・ファラー(男優)ヘロデ・アンティパス
フランク・シルヴェラ(男優)キャスパー
山本學イエス・キリスト(ジーザス・クライスト)(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
納谷悟朗ヨハネ(ジョン)(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
穂積隆信ヘロデ・アンティパス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大平透ポンティウス・ピラトゥス(ユダヤ総督)(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大木民夫ケイアファス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
井上真樹夫イスカリオテのユダ(ジューダス)(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
飯塚昭三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
家弓家正(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
信沢三恵子聖母マリア(メアリ)(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林清志処刑部隊百人隊長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
伊武雅之ユーライア(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
寺島幹夫バアル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
北村弘一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
岡本茉利(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ジョージ・スティーヴンス(監督)
音楽アルフレッド・ニューマン
ヒューゴ・フリードホーファー(ノンクレジット)
撮影ロイヤル・グリッグス
ウィリアム・C・メラー
製作ジョージ・スティーヴンス(監督)
制作東北新社(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
特撮A・アーノルド・ギレスピー
美術リチャード・デイ〔美術〕(美術監督)
ウィリアム・J・クレバー(美術監督)
レイ・モイヤー〔美術〕(セット装飾)
フレッド・M・マクレーン(セット装飾)
衣装マージョリー・ベスト
ヴィットリオ・ニーノ・ノヴァレーゼ
編集ハル・アシュビー(編集助手)(ノンクレジット)
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
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【クチコミ・感想】

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7.《ネタバレ》 お目当ては勿論クロード・レインズ。オープニングクレジット(フォント小さく見辛い)に出ていなかったので登場シーンを見逃してはならん!気合満々なところ、開始7分でご登場。ワ~イ(喜)17分でご退場でしたが、最後の映画出演作が極悪ヘロデ大王であるのが、ハリウッドデビュー作が極悪透明人間だったレインズに相応しいもので、白髪・皺多数であっても衰え感じない容貌と迫力ある台詞回しに大満足。
あとは「ナザレのイエス」鑑賞済みなのでまぁそれなりにと言ったところ。本作でもイエスは「世の終わりまであなた方とともにある」述べていました。そこで私が思うのは・・・・止めておきます。
デヴィッド・リーンが参加しているというのが頷ける所々見られる絵画のようなシーンが印象的。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 5点(2021-08-10 12:28:10)


6.聖書の記述に忠実であることを心掛けたのだと思います。タイトルのとおり、イエスの生涯をたどるには適していると感じますが、制作者の作為がほとんど見られず、平坦な印象が強く残りました。 次郎丸三郎さん [DVD(字幕)] 6点(2020-07-28 21:00:53)

5.《ネタバレ》 「偉大な生涯の物語」は、3時間47分。キリストの生涯を描く時間としては、長いのか短いのかなどと考え始めたら、きりがありません。
映画というものは、いったん引き込まれてしまったら、時間の経つのなんて、すっかり忘れてしまうものです。
退屈な映画は、長く感じ、面白い映画は、短く感じるということですね。とにかく、素晴らしい3時間47分でした。
これだから、映画を観るのはやめられません。

キリストを演じているのは、スウェーデン出身のマックス・フォン・シドーで、ベルイマンの映画でお馴染みの名優ですね。
最初に登場した時に、髪の毛が短いので、だんだん伸びて肩に付くくらいになるのかなと期待していたら、十字架上で息絶えるまで、ずっと同じ髪形のままでした。こういう、すっきりしたキリストもいたんだなと、妙に感心しましたね。

この映画の土台となっているのは、聖書です。むろん、他のキリスト映画も、土台は聖書に決まっているのですが、この映画の場合、聖書へのこだわりを強く感じました。
聖書に出てくる使徒や、キリストの言葉が多くセリフになっており、説明的な台詞はあまりありません。
聖書に登場しないシーンもほとんどありません。

そして、それぞれのシークエンスは、まるで絵画を見ているように美しく、抒情的で詩的です。
映画を観ているというよりは、詩のナレーションの付いた、動く絵を見ているような感じがしました。実に美しい映画です。

それと、この映画で目を引いたのは、意外な俳優が出演していることです。なんと、西部劇の大スターのジョン・ウェイン。
ジョン・ウェインのコスプレ姿を観られるのかと、目を皿のようにして出番を待っていました。
ジョン・ウェインの声は、一度聞いたら忘れられないくらい独特ですから、声ですぐに彼だとわかったのですが、画面に登場したのは、ほんの数秒間で、顔のアップすらありません。
これには驚くやら、悲しいやら。きっと、無理やり出演を依頼されて、付き合いで出演したのかもしれません。

シドニー・ポワチエも少しだけ出演しています。こちらは、ジョン・ウェインより、出演場面は長いし、おいしい役です。
キリストを助けて、一緒に十字架を担ぐシモンです。
チャールトン・ヘストンは、予言者ヨハネの役で、この時期、コスプレ物の歴史映画に出まくっていた彼の貫禄を感じましたね。
あと、人気TVドラマ「ナポレオン・ソロ」のイリヤ・クリヤキン役で日本でも人気の高かったデヴィッド・マッカラムが、裏切り者のユダの役を演じていました。
冷たい感じの表情が、ユダに合っているように思えました。

何度も映画化されているストーリーの映画を見比べるのは、本当に興味深いです。まだまだキリスト映画は、他にもあるので、今後とも見比べていきたいと思っています。 dreamerさん [DVD(字幕)] 7点(2019-05-27 10:15:51)(良:1票)

4.聖書の解釈については色々諸説もあるが、イエス・キリストの生涯を手っ取り早く勉強するには最適な作品。でも長いよ。 憲玉さん [DVD(吹替)] 7点(2006-09-16 23:10:29)

3.シーンの合間に映し出される情景や特に前半にあった遠景のショットが、この映画の扱う人物の崇高さを漂わせる神々しい美しさを発している。しかし中盤あたりからその美しさが消えている。ジョージ・スティーヴンス以外にノンクレジットながら二人の名前が監督の欄にありますがなにか関係があるのでしょうか。この作品、オールキャストながらけして俳優のスター性に偏った演出はなされずに、またわざとらしい見せ場も用意されずに作られていますが、すでに商業主義が何よりも優先されたハリウッドの大作でそれが出来たのはイエス・キリストという名前の重さゆえでしょう。ただ、その重さゆえに面白みにも欠けているような気がします。感情を露にしないこの作品のイエス像は製作者たちの宗教観から来るものなのか、キリスト教世界に彼らなりに配慮したものなのかわかりませんが、個人的にはすでに大ヒットを記録した『ベン・ハー』でけして姿を見せず声も発しない、まるで「神」そのもののイエス像が影響しているのだと思いました。 R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-20 15:13:50)

2.ジョージ・スティーヴンスの演出にも風格があり、オールスター・キャストの顔触れも相当に賑やかなので思ったよりは楽しめたけど…いかんせん230分にも及ぶ上映時間は非キリスト教徒にとって余りに長い!「ベン・ハー」みたいにストーリー上のスパイスとしてイエスが絡む程度ならまぁ我慢できなくもないが、延々と出突っ張りの主人公だとチョット…。ヘストンのヨハネは今イチだったけど、デヴィッド・マッカラム扮する”イスカリオテのユダ”はイメージにピッタリ。シドーのキリスト役は…ムニャムニャw。 へちょちょさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-22 02:25:28)

1.200分で見るオールスター新約聖書。世にキリスト映画は数あれど、アメリカ人が監督するとキメの粗さや適当な端折りがけっこう目立つ。マックス・フォン・シドーは神々しいんだけどね。時代考証や聖書に基づいた解釈はゼフィレッリ監督「ナザレのイエス」のほうがより忠実。このへんはお国柄と宗教観の違いだわな。 mimiさん 6点(2004-10-11 20:53:49)

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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.00点
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400.00% line
5228.57% line
6342.86% line
7228.57% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【アカデミー賞 情報】

1965年 38回
撮影賞ロイヤル・グリッグス候補(ノミネート) 
撮影賞ウィリアム・C・メラー候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)アルフレッド・ニューマン候補(ノミネート) 
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
美術賞リチャード・デイ〔美術〕候補(ノミネート) 
美術賞ウィリアム・J・クレバー候補(ノミネート) 
美術賞レイ・モイヤー〔美術〕候補(ノミネート) 
美術賞フレッド・M・マクレーン候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞マージョリー・ベスト候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ヴィットリオ・ニーノ・ノヴァレーゼ候補(ノミネート) 

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