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デッドマン・ウォーキング

Dead Man Walking
1995年【米】 上映時間:123分
ドラマ刑務所もの
[デッドマンウォーキング]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-06-15)【Olias】さん
公開開始日(1996-08-03)


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監督ティム・ロビンス
キャストショーン・ペン(男優)マシュー・ポンスレット
スーザン・サランドン(女優)シスター・ヘレン・プレイジョーン
ロバート・プロスキー(男優)ヒルトン・バーバー
レイモンド・J・バリー(男優)アール・デラクロア
R・リー・アーメイ(男優)クライド・パーシー
ロイス・スミス(女優)ヘレンの母
スコット・ウィルソン(男優)ファーレイ牧師
クランシー・ブラウン(男優)州兵
ジャック・ブラック(男優)クレイグ
エヴァ・アムッリ(女優)ヘレン(9歳)
ケヴィン・クーニー〔男優・1945年生〕(男優)ベネディクト知事
ピーター・サースガード(男優)ウォルター
大塚芳忠マシュー・ポンスレット(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
寺田路恵シスター・ヘレン・プレイジョーン(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
富田耕生ヒルトン・バーバー(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
糸博アール・デラクロア(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
家中宏マシュー・ポンスレット(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
藤田淑子シスター・ヘレン・プレイジョーン(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
辻村真人ヒルトン・バーバー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
水野龍司アール・デラクロア(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
脚本ティム・ロビンス
音楽デヴィッド・ロビンス
作詞ブルース・スプリングスティーン"Dead Man Walkin'"
主題歌ブルース・スプリングスティーン"Dead Man Walkin'"
撮影ロジャー・ディーキンス
製作ティム・ロビンス
ジョン・キリク
ワーキング・タイトル・フィルムズ
ラッド・シモンズ
製作総指揮エリック・フェルナー
ティム・ビーヴァン
配給日本ヘラルド
美術トム・ウォーレン[美術]
字幕翻訳戸田奈津子
その他クランシー・ブラウン(スペシャル・サンクス)
ライ・クーダー(スペシャル・サンクス)
あらすじ
平服に身を包むモダンなカソリックの尼僧ヘレン(スーザン・サランドン)は殺人罪で死刑を宣告された男マシュー(ショーン・ペン)の願いに応じ、自分に何ができるのかわからないまま刑務所でマシューと面談する。マシューを救うことに使命を感じたヘレンは控訴、そして特赦の可能性を探るが全ての道が閉ざされているとわかり、マシューの魂と被害者の家族の無念の気持ちを救おうと心を決める。残された少ない時間内でマシューが生きて贖罪を果たす方法を求め、ヘレンは遺族やマシューを知る人の間を巡る。そして死刑執行の日は迫る。

かわまり】さん(2004-03-28)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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78.《ネタバレ》 死刑問題について考えさせられる作品。彼女がシスターであるからこそ、死刑について新しいアプローチの仕方が生まれたんだとも思う。「彼はモンスターだ。」と死刑執行を切に願う遺族たち、それに真摯に耳を傾けて涙を流す姿。また白人至上主義を謳う死刑囚にやさしく愛というものを思い出させ、家族と再び一緒につなげていく。さらに周りの目が冷たくなっているのを感じながらも、一人の人間に対して真実の告白をやんわりと促し、「これで人間の誇りをもって死ねる、あなたは神の子だ。」と最後にきちっと彼に人間的な姿を再生させる彼女の何ともいえない魅力に引き込まれた(彼女自身の葛藤も見逃せないが)。
これらの演技をスーザン・サランドン、ショーン・ペンと実力派の俳優が演じていたことで、脚本の素晴らしさをそのままフィルムに残すことができたと思う。あと印象に残るセリフが多かった。「死ぬ時になって初めて愛を知った。愛をありがとう。」なんて…
最後にひとつ、どうして彼は彼女に救いの手紙を送ってきたのか、そのきっかけだけ知りたかった。 ブッチ・ハーモンさん 8点(2003-12-30 22:02:41)

77.《ネタバレ》 死刑直前に奇蹟的に釈放される話かと思いきや、そのまま処刑されてしまう。死刑直前になって改心したからといって、どこが奇蹟なのかわからない。処刑の場面で殺された者たちの霊が現れるが、その意味もわからない。人の殺し方としては死刑というのはかなり残忍な方法であるということはよくわかったが、そんな場面を見せつけられるのは不愉快このうえなかった。 駆けてゆく雲さん 4点(2003-12-26 22:00:13)

76.監督デビュー作『ボブ★ロバーツ』では、アルトマンの影響を感じさせる演出手腕を見せたロビンス。本作では、より真っ正面から題材に向かい合っている。死刑制度の是非という難しい問題に対して、ロビンスは中立でいようとしている。O・ストーンのように主張を押しつけるのではなく、観る者にその答えを委ねている。映画は演説でも論文でもない。それを心得ているのだから、ロビンス夫妻よ、オスカー授賞式でも演説はやめなさい! 恭人さん 8点(2003-12-14 02:27:05)(良:2票)

75.「デッドマン・ウォーキング」って言葉「グリーンマイル」でも看守が言ってたけど、何かの慣用句なんですかねえ。 ロイ・ニアリーさん 6点(2003-12-12 13:16:57)

74.《ネタバレ》 重罪を犯した犯人は死刑が当然で人間として見られないことが多いのですが、この映画は当然被害者側の心理だけでなく重罪を犯した死刑囚とその家族の感情も描います。この映画では死刑制度の是非について答えを出してはいませんが、この問題はこれから私たちが議論し続けなければならないということなんだと思いました。ただ、日本では死刑執行がいつ何処で行われるかという事は秘密にされていますし、こういうことについて議論すること自体敬遠されがちなんですよね。なんだかな~。 もっち~(←にょろ)さん 9点(2003-12-07 14:03:49)

73.風潮として、スーザン・サランドンにはいずれオスカーを獲らせなければいけないみたいな空気が盛り上がって来たところにこの作品では、もうあげなきゃいけないムードはどうしようもないところまで来ていたような気がするが、長年彼女のファンをやって来て、どうしてこの役じゃなきゃいけなかったのかという失望は否定できない。脚線美と、年齢を超えた脱ぎっぷりでセクシー系ゴッドマザーとして君臨して来た彼女を、よりによって修道女にしてしまうなんて言語道断。ここまでやらなきゃオスカーって獲れないものなのかと、正直がっかりしてしまった。それに迎合した彼女にも失望したし、事実受賞後はそれまでの個性を全面的に否定した「ステキなおばさん」路線を走り続けている。みんな50歳目前にしてもガンガン脱いでくれるアナタに憧れていたのですよ。オスカーぐらい、「たかが銅像じゃないの。フン」とハナもひっかけない素振りを貫いてもらいたかったですね。まあ作品自体はスゴいなあと思いましたけど、あくまでもショーン・ペンと扱われたテーマがスゴかったにすぎないわけで、これでオスカーウィナーに加わったスーザン・サランドンははっきり言って格を下げた。差し引き普通止まりになってしまったが、これはオスカーが悪い方向に作用した典型的な例ではないかと思う。先入観って意外と大切。 anemoneさん 5点(2003-11-29 13:00:42)(良:1票)

72.正直言って、宗教というもので戦争が起こるくらいの宗教心をもっていない人にとって、捉え方に差のでる映画だと思う。題材は死刑で、こんなに重いテーマだからそりゃ考える。でも背景にあるのはやっぱキリスト教で、多くのアメリカ人が持っているキリスト教に対する考えみたいなものが完璧にわかってない限り、要所要所わからない部分や腑に落ちない部分が出てきてしまう。乱暴に言ってしまえば、キリスト教ですべてを解決しようとしているように見える。そういう私たちが観るとゆうのも大事なんだろうけど。そしてこの映画じゃなくても、そういう映画たくさんあるだろうけど。書いててよくわからないしかなしくなってきた。 らいぜんさん 6点(2003-11-28 20:42:05)

71.暗くて重くてつまんない、死刑制度を容認しているように見える、というのが見た直後の感想でしたが、今は、主役2人の演技が凄いなぁというのが率直な感想です。映画としての味みたいなものはあまり感じられないけれど、すごく注意深く死刑制度をとりあげていると思いました。被害者の家族、加害者の家族、殺害状況がこれだけ丁寧に描かれている映画はないのでは?執行場面はつらかったけれど、私は死刑は妥当だと思いました。「アイ・アム・サム」を見たあとにこの映画を見たので、ショーン・ペンがこんな感じの人だったとは驚き! るいるいさん 6点(2003-11-18 16:46:56)

70.予備知識なく見た。デッドマンウォーキングという言葉を知らなかったので、予想外にたんたんと進行する映画だった。それでも飽きずに見た。ショーンペンとサランドンの絶妙な演技が素晴らしかった。 cock succer blues leeさん 7点(2003-11-13 11:14:35)

69.まあ言いたいことはわかるけど死刑制度については反対じゃないな Keith Emersonさん 2点(2003-11-13 00:18:56)

68.死刑肯定派の自分にも、被害者の悲しみだけでなく、加害者の悲しみも伝わった。冤罪でもないし、感情移入をさせない設定は、バランスがいい。自分は無宗教なので、宗教的な考えはせず、社会、制度、人間のことを考えて見てたけど、安易に泣くことさえ許さない重さで、うまくテーマを扱っていて考えさせられた。 ウメキチさん 7点(2003-11-12 17:13:31)

67.悪いけど、この映画には迷いなく10点。映画の出来も良い。この映画ほど真剣に『死刑制度』について考えさせられた事はない。だけどなんで10点なのか。それはショーン・ペンの演技力に対する尊敬と感謝の気持ちとして受け取ってもらいたい。 エルビスさん 10点(2003-11-12 16:14:54)(良:1票)

66.死刑制度、裁判制度、加害者保護、被害者保護、様々な問題があり映画の中で何一つ解決する訳ではない。ただ観た人たちそれぞれが、これらの問題について考えるきっかけにはなったのだろう。映画の中の死刑囚は死に際して、懺悔をし、被害者の遺族に謝罪を述べるのがチョッと納得いかない。本当に全ての犯罪者が懺悔をしたり、謝罪するのだろうか。 亜流派 十五郎さん 5点(2003-11-09 00:25:16)

65.《ネタバレ》 被害者家族が見守る中で死刑執行っていうのはかなり衝撃。お国柄が違うというか・・・被害者側の気持ちを考えるといたたまれなくなった。 mimiさん 6点(2003-11-08 21:15:35)

64.「人が人を裁いていいのか?」と言う疑問はキリスト教的なのかもしれない。なので死刑制度の是非について日本ではあまり議論にならないようだ。実際私はこの映画を見て、原作を読んで、初めて死刑制度について真剣に考えた。見ていて単純には割り切れない、考えさせる映画だと思う。ショーン・ペンはいつも演技過剰であまり好きじゃないんだけど、この映画の彼は迫力あってよかったな。 黒猫クロマティさん 8点(2003-11-07 22:00:19)

63.《ネタバレ》 私はショーン・ペンは恐くて嫌いでした。この映画でも無茶苦茶恐いのですが、なんというか、素晴らしい。この映画でショーン・ペンをほんとーに見直しました。大変失礼しました。ティム・ロビンスもスーザン・サランドンも大好きです。 きなこ餅さん 8点(2003-11-04 12:02:26)

62. pied-piperさん 7点(2003-10-27 17:17:17)

61.ラストは良かったです。 やっぱトラボルタでしょうさん 6点(2003-10-26 09:37:29)


60.《ネタバレ》 死刑についてすごく考えさせられる。
最後マシューの死刑執行のシーンとカップル殺害のシーンを交互に映していたのが良かった。この死刑シーンがいかに残酷であっても、こいつは人を殺したんだということを忘れさせない。それと同時に命の重さが伝わってきた。でもこの映画、こんなに宗教色の強いものとは思わなかったなぁ。キリスト教になじみがないからちょっと理解しがたい所があって残念。
ヒョー$さん 7点(2003-10-23 11:39:28)

59.死にゆく者に感情移入して感動して…となってしまいがちですが、これは一筋縄にそうはいかない。本当に、加害者側被害者側が中立的に描かれていて、見ていて自分でもどう考えていいかわからなくなる。どっちの気持ちも見えてきて、自分だったらと思うと…。被害者のことを考えたら、残酷だからといって死刑を全否定することもできないような。ん~、やはり簡単に答えを出せる問題ではないですね。
とにかくショーン・ペン、やっぱりいいなぁ。すごいよあなた。 ckeruさん 8点(2003-10-20 19:20:31)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 178人
平均点数 6.77点
000.00% line
110.56% line
221.12% line
342.25% line
495.06% line
51910.67% line
64022.47% line
74123.03% line
83217.98% line
92614.61% line
1042.25% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.44点 Review9人
2 ストーリー評価 6.60点 Review10人
3 鑑賞後の後味 6.23点 Review13人
4 音楽評価 7.20点 Review10人
5 感泣評価 7.00点 Review10人

【アカデミー賞 情報】

1995年 68回
主演男優賞ショーン・ペン候補(ノミネート) 
主演女優賞スーザン・サランドン受賞 
監督賞ティム・ロビンス候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌ブルース・スプリングスティーン候補(ノミネート)"Dead Man Walking"

【ゴールデングローブ賞 情報】

1995年 53回
主演女優賞(ドラマ部門)スーザン・サランドン候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ショーン・ペン候補(ノミネート) 
脚本賞ティム・ロビンス候補(ノミネート) 

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