みんなのシネマレビュー

ブリッジ

The Bridge
2006年【米】 上映時間:93分
ドキュメンタリー
[ブリッジ]
新規登録(2007-11-26)【グレース】さん
タイトル情報更新(2007-12-05)【カラバ侯爵】さん


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ブログに映画情報を貼り付け
監督エリック・スティール
音楽アレックス・ヘッフェス
製作エリック・スティール
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【クチコミ・感想】

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16.アメリカの自殺事情には興味はあった。年間約3万人と日本と同規模だが、人口で見れば割合は少ない。自殺に良い印象のないキリスト教国という理由もあるが、遺族の吐露出来ない辛さはどこも同じ。インタビューがほとんどの単調な作りで眠くなる。そして焦点が定まってないのは、自殺というものが日本と比べてオープンではなくその覚悟に時間を要したのかも。どんな手を使っても救えない人がいて、かと言って直前に思い止まる人もいて、結局は当事者にしか分からない。自殺シーンがまるで劇映画のワンシーンみたいで実感が湧かなかった。水面というのもあるが、これが地面やコンクリートだったら、現実だと認識できるのか? 作り手はもちろん、興味本位で見る視聴者の倫理観も問われているような気がした。 Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 5点(2016-05-16 21:19:16)

15.ただ、陰々滅々としたインタビューが続くだけの映画。しまいにゃ、寝言いってんじゃないよって言いたくなる。赤の他人の生きていくのが辛い話を延々聞いてやれるほど、こっちは人間ができてないんだ。作り手の熱を全く感じない。まさか、自殺はやめましょうと言いたかった映画ではあるまい。いったいなにが言いたかったんだ。 なたねさん [DVD(字幕)] 2点(2013-08-24 13:23:58)

14.《ネタバレ》 率直な映画の感想としては、インタビュー映像が大半の為、どうしても単調で眠気を誘う。ドキュメンタリー映画だからしょうがないのかもしれないけど、もう少し映画としてつくってほしかった。結局のところ、うつ病の人が回りにいたら、『しっかり話を聞いてあげて、自殺させないようにしましょう』と言いたいばかりのつくり。たしかに言いたいことはわかるのだが、結局のところどうしたらいいのかが不鮮明。ただの自殺の名所の宣伝としか思えない。
その中でも印象に残っているのは、息子が自殺するのがわかっているのに、意思が固いため、あきらめてしまっていて『息子はもう帰ってこない』と発言する両親。背景はどうだかしらないが、無責任な発言に怒りと悲しさを感じた。
あとは最後の背面飛び込み。この人だけは全編を通して、インタビューがされていただけに、インパクトは強烈。
みなさん、自殺はやめましょう! daipitzさん [DVD(字幕)] 4点(2008-04-08 23:34:40)

13.《ネタバレ》 気分悪くなりました。この監督は何がいいたいんだろう?通行人が自殺しようとしている女性を抱えあげ救い出したところだけ唯一気分が晴れました。 すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 1点(2008-03-30 21:23:47)(良:1票)

12.《ネタバレ》 そんなにみんなが「そううつ」だの「楽になった」だの、か?飛び降りる人を見かけたら声をかけるって約束したはずなのに、ただ撮影してた場面も多くないか?という疑問は残る。あと、監督のインタビューを見ているうちに、周囲に人がいる公共の場、しかもこんなに目立つ建造物で自殺するのは、やっぱり”グロリアス"(映画の中では”華やか”と訳されてる)を指向しているからなのではないかと思った。この場所を選ぶからには、死をもって注目を集めたり他者をひきつけたいという気持ちも、全くないとは言えないのでは。こうした考察をもう少ししてみてもよかった。とか書いたけど、私自身はこの映画にあまりひきつけられず、途中40分ほど寝てしまった。橋の映像はとてもキレイだけど、映画としては単調ですね。 ●えすかるご●さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-08 21:38:24)

11.自殺の名所は自殺を誘う…そこにそれ以上も以下もないと思う。個人的に感傷的(ロマンチック?)な音楽の使い方が気になった。一瞬「ここでなら自殺してもいいかも…」とか(本気ではないが)思っている自分がいた。これはロマンが強まってしまったのか、それとも。 kuiさん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-08 14:26:40)

10.最後の手段としての自殺を否定もせず肯定もせず、残された人達のインタビューが坦々と続く。本当に苦しい時は最後の手段があると意識させられると共に、最後の手段があるならもう少し頑張ってみようと感じさせられた。

ちょっと気になったのは、インタビューに答えている人達って本当に素人なのでしょうか?
あまりに慣れているように感じたので。 レモンさん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-13 20:13:39)

9.《ネタバレ》 自殺という、タブー視されてきた題材を扱ったドキュメンタリーという事は非常に好感が持てる。また自殺後の遺体を映したり、その記録を見せたりという「見世物」的な事は一切排除し、自殺した方と生前関わっていた周辺の人物に、その人となりをインタビューする事に大半を費やした狙いも分かる。批判の対象となった「何故自殺するのを未然に防がなかったのか?」は、恐らくあの映像との距離(超望遠)では、危なさそうな人を発見してから警察に連絡をしても、100%止められるワケではないだろうし、説得をしても死ぬ人は死ぬという心理を少しは理解できるようになるので、完全には否定しきれない。

それでもこの作品に1番足りないのは、問題提起の部分だ。監督はインタビューで「問題提起の為に撮影した」と言ったが、実際は具体的に何も掘り下げていない。確かにゴールデンゲートに安全柵を講じるだけでは何の解決にもならないが、もっと具体的に社会が自殺(アメリカでは殺人の倍は起きているらしい)問題を根底から見つめなおす一石を投じるまでの説得力は持たないと思う。周辺の人物へのインタビューと共に、数人の方が実際に身を投げる瞬間をカメラで追っている。映像には確かに強烈なインパクトは残るが、これだけでは所詮「自殺の記録映像」に過ぎない。もっと具体的に発信者が「ではどうしたら自殺が減るか」を訴え出なければ、こちら側がその違いを理解するのも難しい。アメリカよりも日本のほうが自殺率が高いにも関わらず、日本人である私が見てもイマイチピンとこなかったのは、どこかで製作者側が「この人たちは精神的に病んでいて、自殺してラクになって良かったのではないか」という先入観が映像そのものから流れていたからではないだろうか? まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-11 18:27:09)(良:1票)


8.《ネタバレ》 固定カメラでの撮影とあるが、橋の上の人を追っているカメラがあり、倫理的な問題を感じた。 たこげるげさん [DVD(字幕)] 4点(2008-01-28 00:57:34)

7.《ネタバレ》 ゴールデンゲートブリッジに固定されているカメラに映し出された映像を元に、橋から飛び降り自殺した人の背景をドキュメンタリーにした作品。良いとか悪いとか付けづらい映画でした(;><)結局は周りがどういっても、真実は本人にしかわからないような気がする・・・ うさぎ大福さん [DVD(字幕)] 5点(2008-01-25 21:04:21)

6.《ネタバレ》 今まで自殺なんて考えたことも無い私。作ってるサイドにしたらそういう人にこそ見てほしいんだろうけど正直伝わってこなかった。確かに勇気のいるテーマだし飛び降りるシーンも衝撃ではあったが自殺の原因のほとんどが「病気(うつ)」という言葉で片付けられている気がする。私としたら「病気」に至る原因であったり環境なりをもう少し見せてほしかった。
鼻くまさん [DVD(字幕)] 4点(2008-01-23 04:06:47)

5.《ネタバレ》 きっと自殺した人にしか分からない何かがあるんだろうな。 マリモ125ccさん [DVD(字幕)] 4点(2008-01-15 10:30:03)

4.《ネタバレ》 「自殺」という、誰もが目をそむけてしまいがちな、しかしながら切実で重要なテーマを取り上げているだけでも非常に意義のある作品だと思います。文章では数多く語られているテーマを、映像として記録していることは評価したいですね(賛否両論はあるでしょうが)。このテーマについて我々観客に考えさせる上で、想像力を喚起させるのではなく、冷徹なまでにありのままの状況を見せる手法は非常に効果的だと思いました。
 ゴールデンゲート・ブリッジの壮大で美しい姿が非常に印象的でした。
TMさん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-26 18:13:45)

3.ちょっと焦点がボヤけている気もするが、恣意的でないドキュメンタリーとして好感は持てる。金門橋(ゴールデンゲートブリッジ)のもうひとつの顔、という視点と、米国の自殺事情に触れる機会、という点で評価したい。蛇足ながら追記しておくが、WHOが発表した自殺率(国民10万人に対しての自殺者数)ランキングでは米国45位。対して日本は10位。う~ん。この作品に対してちょっとした温度差を感じたのは、このランキング事情だろうか? aksweetさん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-04 23:04:45)

2.《ネタバレ》 キリスト教では自殺は罪とされているので、どうしても家族の立場は微妙になる。世界最大のキリスト教国・アメリカで自殺を語る難しさとオブラートを強く感じた。そういう背景の社会で生き続ける家族が、どうしても自殺した本人の「病気」「異常性」を強調しているのが、逆に不愉快でもあった。兄弟の自殺を認めたくない男性の「普通の子だった、何かにだまされて橋に行かされたんだ」という言葉が一番、愛情を感じた。自殺防止の策を行政がとらないのも、そんな罪人たちを卑下する姿勢があるからなのだろうか?911のビルから飛び降りた被害者たちの家族を追ったドキュメンタリー映画「フォーリング・マン」の方が、人間を描けていたと思う。自殺をこころみて生還した青年が飛び降りた瞬間に「死にたくない!」と思ったというのが、この映画で得られる最大のメッセージだった。 グレースさん [DVD(字幕)] 4点(2007-12-04 08:15:51)

1.「いつか死ぬのを知っている」
この事柄から催される諦観だけで、何人であろうと、何時であろうと、自殺する可能性を持っているはずだ。

残された側が自殺した側の理由を求める最大の動機は、自分にもあるその可能性から目を背けるために「自殺した人は特別なんだ」と差別化したいからなのだろう。 カラバ侯爵さん [DVD(字幕)] 5点(2007-11-27 21:20:07)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 4.56点
000.00% line
116.25% line
216.25% line
300.00% line
4531.25% line
5531.25% line
6318.75% line
716.25% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.75点 Review4人
2 ストーリー評価 1.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 1.50点 Review4人
4 音楽評価 4.00点 Review4人
5 感泣評価 2.50点 Review2人

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