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12人の優しい日本人

1991年【日】 上映時間:116分
サスペンスコメディ法廷もの犯罪もの戯曲(舞台劇)の映画化パロディ
[ジュウニニンノヤサシイニホンジン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-01-14)【イニシャルK】さん


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監督中原俊
キャスト塩見三省(男優)陪審員1号(女子高体育教師)
相島一之(男優)陪審員2号(会社員)
上田耕一(男優)陪審員3号(喫茶店店主)
二瓶鮫一(男優)陪審員4号(元信用金庫職員)
中村まり子(女優)陪審員5号(商事会社庶務係)
大河内浩(男優)陪審員6号(セールスマン)
梶原善(男優)陪審員7号(タイル職人)
山下容莉枝(女優)陪審員8号(主婦)
村松克己(男優)陪審員9号(歯科医)
林美智子(女優)陪審員10号(クリーニング店おかみさん)
豊川悦司(男優)陪審員11号(自称弁護士)
加藤善博(男優)陪審員12号(スーパー課長補佐)
久保晶(男優)守衛
近藤芳正(男優)ピザの配達員
原作三谷幸喜
脚本三谷幸喜(三谷幸喜と東京サンシャインボーイズ)
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト「 ピアノ・ソナタ 15番ハ長調 K545」
撮影高間賢治
戸澤潤一(キャメラオペレーター)
製作日本テレビ
企画成田尚哉
日本テレビ
配給アルゴ・ピクチャーズ
美術稲垣尚夫
衣装宮本まさ江(衣装コーディネーター)
編集冨田功
冨田伸子
録音志満順一
渡部健一(効果)
その他東京テレビセンター(協力)
東京現像所(協力)
日本テレビ(提携)
あらすじ
もし日本でも陪審員制度があったら・・・ ある事件で集まった名前も顔も知らない十二人の日本人。 被告が女性で若くて美人でお肌がつやつやしている事もあり、判決は全員一致で無罪。 さあ終わった、よし帰ろうというとき、疑問を持った一人が有罪に変えてしまった。 ここから始まる大論争。鼻血を出す者、ヒステリーを起こす者。果たして判決はどうなるのか?

クラウン】さん(2004-02-15)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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74. STYX21さん 6点(2003-12-04 22:54:06)

73.面白い。でも初演の舞台のほうが面白かっただろうとは思う。でももう見れない。それだけが残念でしょうがない。
三谷幸喜の天才ぶりが惜しみなく発揮されている脚本。 コダマさん 9点(2003-12-03 23:27:43)

72.相島一之の「話し合いましょ♪」って台詞が耳から離れません(笑)。”だよ~んのおじさん”根多とか、そういう小技に凝る三谷脚本がとても好きです。「十二人の怒れる男」とは逆に有罪にしたがる男の、悲しい人生がホロッとさせます。梶原善のヤクザモンも好かったけれど、彼が私よりずっと若いとは思いませんでした(笑)。 オオカミさん 8点(2003-11-30 22:12:05)

71.《ネタバレ》 本作品は傑作『十二人の怒れる男』のパロディであることは今更言うまでもないが、巧みな日本人論になっている点が面白い。少々小ネタに頼りすぎている点はマイナス要素だが、基本プロットが「優柔不断」で「権威に弱く」「情にもろく」そして「責任をとりたがらない」日本人の本質によって転がっていく。三谷が尊敬してやまないB・ワイルダーにも迫る、シビアな視点を笑いで包んだ傑作。もちろん、中原俊の演出も巧みで素晴らしい。 恭人さん 9点(2003-11-29 20:08:55)

70.うーん。確かに話の流れ,テンポはいいんだけど。あまりにわざとらしい台詞、演技が多く,僕はあまり面白いとは思いませんでした。 俺は直角さん 6点(2003-11-27 01:48:59)

69.単なるパロディではない。原作に日本人気質をふんだんに盛り込んだ良質の日本バージョンである。原作と違い老若男女が出ているので、見る人、誰もが誰かに感情移入できるのも三谷幸喜の計算であろうか。しかし、喫茶店の出前にヤクルト(しかもいっちゃんちっちゃいやつ)があるとは・・・。では最後に『有罪』 pony-boyさん 7点(2003-11-18 22:58:23)

68.狭いハコの中だけですすむストーリーはいかにも三谷です。この映画、おもしろいと思います。盛り上がりにはかけますが。 cock succer blues leeさん 6点(2003-11-12 10:52:51)

67.パッケージがつまらなそうだったので、期待しないで見てみるとビックリ!やはり三谷幸喜が書いているので面白い。場面が全然変わらずひとつの場所でやってるので、演劇でもいいんじゃないのか? プラスチックハンティングさん 8点(2003-11-06 14:58:29)

66.初めて見たのは小学生だったと思うけど、その後も何故か冬休みになると深夜に放映してたきがする。やー面白いね。この映画出た人達ってほぼ全員、後にゴールデンやNHKのドラマで見かけることになった。演技力活かせてるってことなのかなぁ。役的に1番好きなのはヒゲのおっさん。だよーんじゃない方の。 らいぜんさん 8点(2003-11-02 01:09:57)

65.エンタテイナーだねえ、三谷幸喜は ノマドさん 8点(2003-11-01 12:43:46)

64.《ネタバレ》 中学生の頃にテレビで見て素直に「面白いなー」と思った作品です。後に三谷幸喜脚本と知り、妙に納得しました。しかし最後のシーンで書類を警備員の人に手渡して帰るのは「そりゃねーだろ」と突っ込みました。 hayakawadotcomさん [地上波(邦画)] 7点(2003-10-27 20:30:12)

63.三谷幸喜脚本って感じはすごくする。ラヂオの時間にしてもそうだし、古畑任三郎とか王様のレストランみたいなドラマでもそう。あまり場面が変わらない。まあ、面白きゃなんでもいいけど。 ブンさん 6点(2003-10-26 06:14:29)

62.寝床でなかなか寝付けなかった数日前の或る夜。
いつもはラジオ番組のPodcastを聞きながら眠りに就くのだけれど、適当なものが見つからず困った。
何かしら誰かと誰かが話し合う声を聞きながらだと眠りやすい性質なので、何か無いかと考え、ふと某動画配信サービスで「12人の優しい日本人」を探した。

本編はもう何度も観ているので内容は熟知しており、イヤフォンで台詞回しだけ聞いて心地いい映画は他に思いつかない。目論見通り20分ほどで眠りに落ちることが出来た。

ただ、やはり再び全編を観返したくなったので、翌日再々々々々…鑑賞に至った。

「面白い」なんてことはもはや言うまでもないことで、三谷幸喜脚本の映画作品の中では、今なお最高傑作だと思う。

気がつけばもう20年以上前の作品なので、出演している役者たちがそれぞれ「若い」ことも感慨深く思える。
塩見三省、相島一之、上田耕一ら今や映画・ドラマに欠かせない名バイプレイヤーたちの演技が何度観ても良い。
タイミング的に、出演している俳優たちの殆どが、この映画で初めて存在を知った人たちなので、その後の数多くの作品に出演している様を見つける度に、「あ、この人は『12人の優しい日本人』に出ていた人だ」と今なお思うことが多い。

中でも、陪審員8号(主婦)を演じた山下容莉枝などは、その後に観た出演ドラマなどの多くでは、薄幸でやや性格の悪い役柄を演じていて、その度に「こりゃやってないな!」の台詞を思い出しながら、「あの時はあんなに陽気だったのに……」と錯綜してしまう。

とまあすっかりと、自分の映画ライフそのものに染み込んでいる映画と言える。
これからも何度も見返すだろうし、しばらくは引き続きこの映画の「台詞」を聞きながら眠りに就く日々が続きそうだ。
「ジンジャエール!」とか聞こえてくると、ついつい画面を観ちゃうのだけれど……。 鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 10点(2003-10-25 14:09:36)

61.予算は浮いただろうな!映画はアイデアだけでこれだけ面白くすることができると証明している映画だ。 花守湖さん 8点(2003-10-15 02:43:34)

60.せまい会議室だけで見せたのは凄い。馬鹿馬鹿しさ満載だね。 ジェームスディーンさん 7点(2003-10-03 01:22:51)

59. これ何回も観たんです.「っもう、日本の笑い、日本のおじさん、日本のおばさん、」って連呼しながら.林美智子さん、二瓶鮫一さん、塩見三省さん、怖いくらい巧いですね.豊川悦司はすごい芸達者たちに囲まれて、科白廻しなどしごかれたらしいです.この映画は三谷氏らしい緻密な脚本と人物描写が抜きん出ているので、“怒れる~”とは別物としたいです.でも「ジンジャーエール」って・・・. シャリファさん 8点(2003-09-29 21:47:27)


58.さすが三谷幸喜だな、という感じ。 北海道日本ハム優勝さん 5点(2003-09-19 13:18:59)

57.こんなに共感が出来て、笑える喜劇もなかなか御目にかかれませんね。日本人ならではの笑いのツボをしっかりと抑えつつ陪審員制度の困難さを面白く描いています。観る者を納得させながら進む展開は登場人物の親しみやすさもマッチして不思議な魅力を持たせています。ただし、本家「十二人の怒れる男」には内容の素晴らしさでは及びません。あくまでコメディってことで。 たにっちさん [映画館(字幕)] 7点(2003-09-11 13:09:40)

56.舞台さながらの密室性と12人の個性的な人々が実にユニークです。三谷らしさがテンコ盛りで、三谷物の中でもかなりの面白い作品です。 亜流派 十五郎さん 9点(2003-09-07 13:46:57)

55.敢えて断言。「12人の優しい日本人」は、「12人の怒れる男」よりも断然面白い!。。。ふぅ、言ってしまった。はっきり言って推理劇タッチの「怒れる男」は僕のようなアンチミステリー派にとって、あまりにも真実を一元化しすぎているし、社会派を標榜する割りには陪審員制度の問題点を真の意味で論うことなく、居丈高な民主主義の価値観や義務感によって自ら正義を負う者として規定し、皆が一つの真実を追うことに固執すること、そのことを美化しすぎているように思える。本当の真実とはこうなんだ! こうあるべきなんだ!ってね。また、登場人物たちにはそれぞれのナラティブがあり、それは当然一つに集約すべきものではないのだ。すべての思惑が一つの真実を指し示すなんてあまりにも予定調和すぎる。所詮、おめぇたちは一般市民じゃねぇのかよ。。。などと陪審員制度自体に馴染みがない僕なんかは「怒れる男」を観た時に素直にそう思ったものです。それに比べ、この「優しい日本人」は実に「いい」加減で、最期まで正義に固執しない姿勢がとても晴れやかだし、陪審員制度が日本人に合わないことを明確に主張しているように思える。なおかつ人間描写が多分にデフォルメされてはいるけどとにかく面白い。「怒れる男」のパロディ映画としても秀逸だと思うが、これは本編に対する一種のアンチテーゼでもある。所詮、人に人は裁けないと思うよ。僕は怒れる男であるより、優しい日本人でありたいと思うけどなぁ。「真実の行方」って映画があったけど、あの映画のラストシーンを「怒れる男」に対比してみると面白いかも。 onomichiさん 9点(2003-09-06 17:05:08)(良:5票)

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【点数情報】

Review人数 294人
平均点数 7.37点
031.02% line
120.68% line
210.34% line
372.38% line
4134.42% line
5103.40% line
63511.90% line
75719.39% line
88629.25% line
95619.05% line
10248.16% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.18点 Review16人
2 ストーリー評価 7.55点 Review29人
3 鑑賞後の後味 7.55点 Review29人
4 音楽評価 4.73点 Review15人
5 感泣評価 2.50点 Review10人

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