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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島

2022年【日】 上映時間:109分
アクションドラマSF戦争ものアニメシリーズものリメイクTVの映画化
[キドウセンシガンダムククルスドアンノシマ]
新規登録(2022-03-16)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-01-11)【イニシャルK】さん
公開開始日(2022-06-03)
公開終了日(2022-11-25)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督安彦良和
古谷徹アムロ・レイ
成田剣ブライト・ノア
新井里美ミライ・ヤシマ/キッカ・キタモト/ハロ
潘めぐみセイラ・マス/レツ・コ・ファン
古川登志夫カイ・シデン
福圓美里フラウ・ボゥ
朝井彩加カツ・ハウィン/バーバラ
武内駿輔ククルス・ドアン
林勇ダナン・ラシカ
伊藤静セルマ・リーベンス
宮内敦士エグバ・アトラー
遊佐浩二ユン・サンホ
川田紳司リツマ
中博史ヨハン・イブラヒム・レビル
白熊寛嗣エルラン
楠見尚己ゴッブ
小西克幸参謀
山崎たくみマ・クベ
内田雄馬マルコス
池田秀一シャア・アズナブル
坂口候一テム・レイ
江口拓也オスカ・ダブリン
種﨑敦美イネス/アダ
原作矢立肇
富野由悠季
脚本荒木芳久(脚本協力)
音楽服部隆之
作詞松井五郎「Ubugoe」
主題歌森口博子「Ubugoe」
撮影旭プロダクション
製作バンダイナムコフィルムワークス
企画サンライズ
制作サンライズ
配給松竹
作画安彦良和(キャラクターデザイン)
大河原邦男(メカニカルデザイン)
カトキハジメ(メカニカルデザイン)
山根公利(メカニカルデザイン)
森田修平(CGI演出)
録音藤野貞義(音響監督)
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【クチコミ・感想】

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17.ガンキャノンとGMが全く活躍しなくて登場した意味がない。アムロはガンダムで独力で問題を解決してしまった。老いとはかくも残酷な物なのか。 センブリーヌさん [インターネット(邦画)] 5点(2022-12-21 00:25:12)

16.テレビシリーズの13話~15話、具体的には「再会、母よ」「時間よ、とまれ」「ククルス・ドアンの島」の3本は「サイドストリー3部作」という箸休め的異色エピソードの3本としてフアンには知られているわけですが、その中で突出して評価が低いのが「ククルス・ドアンの島」なのです。

にもかかわらずそれを取りあげて一本の映画にするとか…その時点で「はぁ?」です。
映画にするならせめて「時間よ、とまれ」でしょうよ。矢沢の歌でもかけてさ。
と思うわけで、そのエピソード選択センスにオリジナルのリアタイフアンは観る前からもう不安しかないわけです。

そして本編なわけですが…あれ、これ改悪なんじゃね??とすら思えるストーリー。
演出とかコメディに見せようとしてるシーンもすべってるし…うーん…てかセイラさんのしゃべり方おかしいし。
唯一褒められる点は、ジョブジョンがめちゃくちゃ登場すること。
ガンダム史上はじめて、ジョブジョンがめちゃくちゃしゃべります!

それ以外については皆さんがいろいろ書かれてるので具体的にどうこう言うことはないんですが、とにかく僕は安彦氏の監督作品とは折り合いが悪く、本当に絵だけ描いてればいいのに…と毎回思い続けています。
それは劇場版クラッシャージョウやアリオンのころからもうずっとであって、これはもうどうしようもないかもしれません。 あばれて万歳さん [インターネット(邦画)] 4点(2022-10-11 10:08:19)

15.いや~ これは ひどい..この物語を わざわざ映画にする必要があったのか..理解に苦しむ..ストーリーが浅い、リアリティーがない、残念この上ない... コナンが一番さん [インターネット(邦画)] 3点(2022-10-10 10:00:25)

14.《ネタバレ》 安彦良和さんの子供たちの描写はどの作品を見ても実に生き生きとしていて
氏の独特の作風に魅力を加算していると思います、私は彼の作品に悪い印象をもったことはありません

ですが今作は、その氏独特の描写のお陰でオリジナルの持つドアンのもつ葛藤
(戦争孤児達への贖罪の意味で彼らの生活を守る為に自らは戦争の道具を使うという)が薄まっている感があります
また、氏の思惑なのか、昨今の流行りなのか、わかりませんが反戦のメッセージが見え隠れする演出が散見されました
私見ではありますが「機動戦士ガンダム」という作品で反戦の訴えは不可能だと思います
アムロの言うところの戦争の匂いを消すためにあのようなラストにするのでしたら
彼はガンダムも捨てなければなりません、反戦に重きをおくのでしたら、そうなるはずです
(ドアンの葛藤だけで戦争に加担するというという事はどういうことか、TVオリジナルは描けていたと思います)
「機動戦士ガンダム」を使った安彦良和さんの趣味に走った作品というだけに終わったことが残念でたまりません

はっきり言いますと、TVオリジナルにあった名台詞
「あの子達の親を殺したのは、このオレさ」
これがなかった、この一点に不満が募るのです
(このセリフは、今回の作風にとって邪魔でしかなかった)

安彦良和さん、悪いんですけど、別のエピソードでやり直してください
そうですねぇ・・・「戦場は荒野」か「時間よ止まれ」あたりで ぐりこさん [インターネット(邦画)] 2点(2022-10-09 01:53:33)(良:1票)

13.《ネタバレ》 『閃光のハサウェイ』が新世代のガンダム的でとても出来がよかったので、あのTVシリーズの1エピソードをどんなふうに広げて/深めているのか、期待高めで見たけど、それが裏目だったようです。安彦さんの「オリジン」はコミック版を愛読しているので、どちらかといえば連邦軍、ジオン軍、ホワイトベースのそれぞれの思惑が「ククルス・ドアンの島」で交差するような政治劇・サスペンスドラマ部分での掘り下げを期待してしまったのですが、残念ながらそっちはTVシリーズ版からあまり発展は見られず、物語的にはスパイス程度でした。むしろメインは、ドアン、島の子どもたち、アムロの交流。ただ、この点では正直言って定型以上のものは一切なく、予定調和的に流れていくだけでした。一人一人に個性をもたせる子ども描写はハウス名作劇場というよりは『約束のネバーランド』的で、それが映画全体でうまく活かされている感じはしない。終盤にガンダムで敵兵士を踏み潰す描写は、ドアンや子どもたちとの交流を通して、アムロが「兵士」としての覚悟を示す(彼らの世界と決別する)描写にもできたと思うけど、そうゆう雰囲気もあまりない。見所は最新技術で動くファーストガンダムと懐かしいBGM! ただ絵として一番ケレン味があって印象に残ったのが、山羊vsホワイトベースの面々というのがなんとも・・・。 ころりさんさん [インターネット(邦画)] 4点(2022-10-08 09:29:09)

12.《ネタバレ》 全然期待していなかったのでそれなりに楽しめた。
ドアン自身はあの島でミサイル発射基地を管理し起動するために配備されたということかな?
そこで戦争孤児と触れ合う中戦争へ疑問を持つようになりミサイル発射を阻止しようと思うに至ったと。
しかしドアンはシャアと双璧をなすくらいのMS乗りというくらいなんだから
あんな僻地に飛ばされる何かしでかした過去でもあるのかもしれない。

そもそも彼らがあそこで住む理由はなんだろうか?
子供たちのことを考えるなら避難キャンプへ移動した方がいいだろう。
ドアンも基地を破壊して逃亡した方が自然な気がする。

設定に不自然さはあるけどアクションは良かったし終わり方もきれいだった。 Dry-manさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-10-02 22:27:09)

11.この題材としては、この出来は上出来だろう。悪くない、そう悪くないのだが、映画として見ると物足りない。OVAまたはTVスペシャルレベルのお話だから仕方がない。安彦版のオリジンガンダムが好きだから、そういう意味では良かった。ジムがいたり高機動型ザクが出てきたり、様々なクルーがいたりetc。 スワローマンさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-10-02 11:48:03)

10.《ネタバレ》 あのアニメがこんな素晴らしい映画になるなんて。一年戦争は全話作り直してほしい。と思いました。
アニメではリュウが一番活躍してましたが、リュウはいなかったです。代わりにブレッカーがいたけど。オリジン版ってそうなんですね。 アキラさん [映画館(邦画)] 7点(2022-08-13 21:45:29)

9.《ネタバレ》 ニュータイプ系の描写が過多な最近の作品に食傷気味な往年のファンに向けての安彦さんからの贈り物だと思います。
これで安彦さんも安心して本格的に隠居する事が出来ますね。良かった良かった。
肝心の作品の中身ですが、正直な感想ですが少々ちぐはぐな印象がします。
世界名作劇場の様な牧歌的な雰囲気の中に突然現れるエグい描写。
実際、戦争とはその様なものなのだと思いますが私的には違和感大有り。
あのシーンはガンダムで踏み潰す必要は無かったのでは。
全体的には、作画崩壊と揶揄されたザクのデザインを逆手に取り、
逆にカッコ良くして登場させた所には安彦さんなりのけじめを感じました。
次に映画化の企画がもし有るならば、ニュータイプの登場しない泥臭い闘いを描いたものにして欲しいです。 たくわんさん [映画館(邦画)] 6点(2022-07-05 15:15:56)

8.《ネタバレ》 ドアン!?何故!?
そんな当時のアニメでも相当異色の一本。本筋から離れたアムロが1人の戦士と心を通わせるエピソードの一つなのですが、まぁドアンザクが岩でミサイルを撃ち落としたり正拳突きでザクを倒したり、細長かったりでネタ扱いを受ける可哀想な一本です。そんなお話がなんと安彦良和の目に止まりました。何故。
漫画版オリジンでも扱われていないお話らしく、本筋からも影響が出ないし一本の映画を作る上で扱いやすかったのかもしれませんね。
…って、ドアンで客が来ると踏んで企画が通る令和の時代は凄い。

そんな訳であの短いエピソードがなんと長編映画に。細かい設定は変わっているし、子供は倍どころじゃ済まない人数に増えてるし、あの女の子は何故か名前がロランじゃないし、ドアンの人となりも更に深くなっている。もう強くなくてもこの人数の子供から慕われている時点でドアンは凄い。

そしてルッグンでルルルと来るカッコいいザクもこの際だから5機に。しかも「強いぞ!カッコいいぞ!プラモ買え!」と言わんばかりにジムを倒して大活躍するもんだから、「ヤベー!ドアン今回は無理だろ!」とコチラも手に汗握ります。まるでMSVから飛び出し、アニメに殴り込んできた中学生が鼻血を流して喜ぶ様なコイツらは良い感じに、素人ホワイトベース部隊を蹂躙…の後に全滅します。やっぱりドアンもアムロも強いな〜。そして相変わらずセイラさんって変な人ですよね。

にしても今回のモビルスーツと戦争の描写はホント恐ろしくて、ガンダムですら怖いです。あのホロを剥がした時に現れるガンダムはヒーローではなく完全にジオン殺すウエポンですよ。
ドアンザクの回想に映るレッドショルダーも真っ青の地獄の部隊感が凄いです。そらゃやってられませんわ。
ちなみに今回は逃げる相手をガンダムが潰すという非常にエグいシーン付き。兵器の怖さと戦争の恐ろしさをこれでもかと見せつけてきます。牧歌的な裏にあるエゲツさがたまりません。

しかし終盤は何故か子供達は地下へ逃げず、ヤギと共にドアンのバトルを観戦。いや危ないよ!逃げろよ!でもこの応援やリアクションが映画的にはいいんですよね。
必殺ドアン正拳突きはありませんでしたが、代わりにガンダムが大暴れ。後光までさして頼もしいBGMまで流れるガンダムの心強さよ!そこからはまぁ時代劇さながらのチャンバラ合戦。荒れる海の決戦は中々見応えがあります。

そんな訳でオリジンで見たかったのはコレなんだよ!という絵をこれでもかと見せてくれた、とても良い映画でした。面白かったです。あとマ・クベ氏は内心めちゃくちゃホッとしてますね。(あとでキシリア様に殴られそうだけど) えすえふさん [映画館(邦画)] 6点(2022-07-01 07:52:53)

7.《ネタバレ》 ファーストガンダムとその劇場版三部作、Zガンダム、逆襲のシャアを見ている程度の、自分としては
とても楽しめたアニメーション映画でした。
モビルスーツ戦は迫力満点。懐かしいキャラクターの活躍。
古谷徹、古川登志夫の声が変わっていないのも素晴らしい。
ちょこっとシャアも出てくるし。
そして、今どきの映画ではなんでもセリフで買ってしまう傾向がありますが、いい意味での今どき感の無さ。
なかなか楽しい時間を過ごせた映画でした。 こんさん99さん [映画館(邦画)] 8点(2022-06-20 07:32:55)


6.元々30分の話を2時間近くの映画にするには無謀だったんじゃないのかな?
アムロの島での暮らしは退屈で間延びし、尺稼ぎにしか思えなかった。
子供たちとの関係性など描きたかったのかもしれないが、そんな所よりサザンクロス隊とドアンの関係が分かるエピソードの方に時間を使ったほうが良かったんじゃないか?
そもそもガンダムを観に来るような人は子供たちとのふれ合いの良い話より、モビルスーツが暴れる戦闘シーンの方が需要があるだろうに。

ただ、今のアニメの技術でガンダムが動く所が観れたのは良かった。
このままオリジン本編も作って欲しいな。
misoさん [インターネット(邦画)] 4点(2022-06-10 00:43:24)

5.今日は仕事の打ち合わせがあったんだけど、アレだ。
一瞬で終わったんで一日が暇になった。
んで、場所は川崎だったんで、だったら映画にでも行こうと探したら…今日からやってたのが…

――「ククルス・ドアンの島」

折角なので観に行くことにする。
まぁ、結論から言うと観終わった後で、もう一本観た。
3度目の「シン・ウルトラマン」なんだけども。
何で観に行ったの?って聞かれたなら、まぁ…答えは察してくれ。

んで、「ククルス・ドアンの島」の感想。
正直、ネタバレ的な事は言えないけど…色々と書いてみる。

言っておくと……劇場版の「ガンダム」としては最低。
けど、「映画としては普通に纏まってた」と思う。

そういう訳で、ガンダムへの依存というか…カタルシスを求めてるならガッカリすると思う。
更に言うなら「オリジン」が好きじゃないなら……うん、辞めた方がいいかも知れんね。
実は、俺は「オリジン」自体(漫画は好きだけど)映像では好きじゃない。
なので、一言で語るなら「あのテイストでやっている映画」と思っても良いと思う。
更に言うなら、元々はTV版のククルス・ドアン自体「モビル・スーツの登場も少なかった」ので、オリジンでは好評だったモビルスーツの戦闘も「新しいモビルスーツも出ない」のもあって新規性はゼロだった。

それはそうと…アレだ。
俺は「トムソーヤの冒険」など、世界名作劇場が好き。
ってか、コレ系の作品なら「ガンバの冒険」や「じゃりン子チエ」も超好きだ。
なので、今回「ククルス・ドアンの島」に関しては(俺的カテゴリーだと)同じ雰囲気なので、好意的に観れたんじゃないかなーと思ってる。

でも、Blu-rayが出ても買わんな、きっと。
あ、劇場にあったんだっけ?
うーん…買わんかったけど、まぁいいや。

ともあれ、これは映画の尺でやっていい話じゃなかった。
画のクォリティーも、美術的な感じも完成度が高かったけど…ストーリーとか(連邦側の)キャラ配置や構成もあまり好きじゃなかった。
好きなキャラなんで期待してたんだけども…あのスレッガーを出した意味あるんか?
連邦側のアムロ捜索部隊のキャラ達、アレらを滑り込ませて出す意味って、一体どこにあったのか?
いやー…終わった後…結構マジで悩んだ。

ってか、文句ばっかりになりそうなんだけど…うん。
好い所と言えば、ククルス・ドアンという男は(俺的に)かなり好きだ。
んーと、それくらい…かな。

けど、安彦さん。
才能は有るんだから…もうファースト・ガンダムは辞めた方がいいと思う。
ファーストに関しては、もう富野さんの世界観の把握と演出じゃないと、色々と腑に落ちない箇所が出て来るから。
例えば、モビルスーツの性能構成とかだけど…安彦さんの頭に入ってない気がするなぁ…マジで。
やってもオリジナルのガンダムとか、全く違った作品が良いと思うよ……いや、やらせて貰えるならさ。

ともあれ、観終わった後…
特に「新しく欲しい(オモチャの)モビルスーツが無かった」という。
うん、コレってのは結構、俺的には破滅的な感想。

少し寂しいなぁ…マジで。
いや、悪い映画じゃないとは思うんだけどね。
ガンダムに魅入られてないなら。

かなり贔屓目だけど。 映画の奴隷さん [映画館(邦画)] 6点(2022-06-08 18:56:58)(笑:1票)

4.《ネタバレ》  アムロがガンダムで生身のジオンの兵士を殺す描写があるのね。明らかに殺意を持って踏み潰すの。
 そこまでのアムロはコミュ障もいいところで島の子供たちともギクシャクしつつもちょっとずつ距離を縮めてゆく不器用な少年ってイメージなのだけれど、それはジオン兵達に恐れられている白いモビルスーツのパイロットであり、戦争に身を投じる覚悟を持った存在であるって事が明確になる象徴的なシーン。
 子供たちを守ろうと軍から離脱したククルス・ドアンも元は同じで、だけど選ぶ道が違う以上は戦争のシンボルであるモビルスーツの呪縛から解かれる必要がある、それはファーストガンダムのテレビ版から継承されてるわ。1つの挿話が1つの作品として独立する事でアムロとドアンとの在り様の差、対比が明確になっているってところは良かったと思うわ。

 だけどひっかかりどころはいっぱい。まずファーストガンダムにリアルタイムで触れてた世代だけどオリジンには一切触れてないのでファーストとの違いが戸惑いポイント。ホワイトベースのガンキャノン2機とコアブースターの体制(ガンタンクとGファイター無し)は映画版に準じるとして、リュウさんは? なんでスレッガーさんがもういるの? っていうのはどうやらこれがジャブローよりも後だから、って設定らしく。知らんがな。

 各人の性格はファーストと微妙に異なっているように思えるし(セイラさんはかなり柔らかい印象だし、ブライト艦長はやたら軟派になったし、カイさんは口ばっかり、スレッガーさんはなんだか役立たず・・・)、アムロってあそこまでコミュ障だったっけ?
 アムロが何考えてるのかいまいち判んないのよね。会話で成立しそうな部分をあえて話させず表情とか動作とかニュアンスとかでなんとなく伝えようとしてるけれどあまり上手くいってない感じがして。作画と演出とで乗りきろうとして乗りきれてない、そんなシーンが沢山だわ。

 島の子供たちが孤児であって、それぞれドアンに救われた存在である、っていうのは判るのだけど、それを具体的に示すのは戦闘で親が死んだ一人の幼い子の姿を回想するドアンの描写だけで、それで全てを察してね、っていうのはちょっと乱暴かな。何しろ映画の多くが子供たちの姿を描くのに割かれているのだから。あれだけ子供たちを描きながら(エンドロールまで含めて)そこに個々の物語がないのがねぇ。

 あと、CGで描かれたモビルスーツはあえてセルタッチに寄せて、ウェザリング施して巨大感出すとかしないんでしょうけどガンプラっぽいわ。『ヤマト』といい『マクロス』といい、いにしえの作品も現代ではメカはCGっていうのがすっかり定着したわねぇ。

 全体の印象としてはちょっとダルめ。アムロがてくてくと徒歩で移動してるシーンが頻出して『遠くへ行きたい アムロが触れ合うククルス・ドアンの島の人びと』みたいなカンジね。ガンダム登場時間自体は短いわ。

 アムロがこの後に辿る道を思えば、この映画の中での生き方や選択が正しいなんてとても言えないのだけれど、この映画だけではそこまでは判らない、当然知識を持っていてこそ、っていうのがちょっとね。観客の知識に頼り過ぎなのよね。あと、最近の安彦良和さんのキャラクターのタッチ、馴染めないわ・・・ あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 5点(2022-06-08 15:07:32)

3.《ネタバレ》 元々20分ちょっとのアニメ1話を引き延ばして2時間弱の映画にしたので、間延び間のある作品になるかなぁと思ってましたが、思ったよりは間延び間はひどくはなかったですね。想像したものがそのまま出てきた感じ。
元の話は未見のまま鑑賞。
序盤はファーストガンダムをほうふつとさせるキャラの独特な動きに若干イライラしたけど、途中から慣れてきたのか、それとも敵キャラたちの動きが洗練された現代的な動きになっていたのか、特に何とも思わなくなったな。
カサブランカ隊の女性隊員が、セリフは少なかったもののドアンとの関係を妄想させてくれる感じで、「エモい」なぁと思ってしまった。セリフで全く語らなくても、キャラのアクション、絵で語ってくれている感じが非常に良かった。他のカサブランカ隊員はあまり魅力があるキャラがいなかったかな。ミサイル発射の任務に出向いた隊員は瞬殺されてしまうし、隊長は脳筋っぽい感じだし、ヒャッハーしてるキャラはまあうんこういうキャラいるよねって感じで新鮮味は無かったし・・・
ローラーダッシュするザクがカッコよかったですね。
ちょい役ではあるものの、マ・クベが良い味出してましたね。最後の捨て台詞とか。
元の話も見てみたくなったので、あとで時間のある時に見ておくかー。 みーちゃんさん [映画館(邦画)] 7点(2022-06-07 17:14:02)

2.多くの人は懸念している事でしょう、30分の話を無理矢理2時間に引き伸ばしたのではないか?
昭和丸出しな演出なのではないか?世界名作劇場モドキになっているのではないか?等々…
おめでとうございます、その懸念は全て当たりです。
繰り返します、あなたが考えるあらゆる懸念は「全て」当たっていると考えてください。

その上で言うなら、劇場で聞く旧TVシリーズのBGM・・・あれはいいものだ。
往年のファンであれば、もうこれだけのために劇場へ行ってもいいくらいでしょう。
それにあの安彦良和監督の遺作を見届けるという歴史的意義もあります。
なんせ、こういった仕事を彼に依頼する人はもう居ないでしょうから… くれいさん [映画館(字幕なし「原語」)] 2点(2022-06-04 22:19:42)(良:2票)

1.今次ウクライナ事変従軍中のロシア兵のみなさんとウラジミールさんに観劇のおすすめとその感想を是非拝聴したい。 stratosさん [映画館(邦画)] 7点(2022-06-03 16:12:27)

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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 5.18点
000.00% line
100.00% line
2211.76% line
315.88% line
4317.65% line
5211.76% line
6529.41% line
7317.65% line
815.88% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.33点 Review3人
4 音楽評価 4.66点 Review3人
5 感泣評価 5.33点 Review3人

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