みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
12.《ネタバレ》 本田翼さんの能面のような表情に魅せられ、たまたまBS放送してるのをついつい最後まで鑑賞してしまいました。 とゆーわけなので山本美月さん、真剣佑さんなど演じる役柄や、画づくりなんかは惹き付けられるものがあったけど、お話しがよくない。 他人が何を考えてるかわからないってゆーよーな関係性の割には、濃密すぎるお互いの関係性たるや。 どないやねん!?とさすがに突っ込みたくなってしまいますわ。 R指定までいかないくらいの、匙加減でまとめたのは評価できると思います。 最近なんでもショッキングにすりゃいいと思ってる映画が多いので。 正直これまであまり演技がお上手じゃないかなと思ってたお二人の主演、今回の作品では凄く良かったと思います。 脚本には勝ってたんじゃないかな? 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-09-14 12:46:19) 11.《ネタバレ》 思わずカイザー・ソゼかよと突っ込んでしまいたくなります。印象的なのはそれくらいかな。原作は読んだはずなのに内容どころか読んだことすら忘れちゃってました。映画も小説も「告白」級を期待してはいけないですね。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-08-02 02:33:57) 10.湊かなえの「告白」ぐらいの期待をしてたけど、外れ。 教師が会社pcにエロ動画? 【へまち】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-12-03 13:47:34) 9.《ネタバレ》 教師が生徒の書いた原稿を盗んで新人賞――ってところで、もうありえなさすぎてゲンナリ。湊かなえの描く悪人はデフォルメしすぎたステレオタイプが多い気がする。この原作は未読だが、小説もこんな感じなのだろうか。 由紀に迫った変態エロ親父が痴漢の濡れ衣で金をせしめる紫織の父親。子が子なら親も親の典型だ。そこはオチがついてまだ良かったけど、それ以外でもあまりにも出来過ぎた偶然に笑ってしまう。由紀がボランティアで知り合った少年の父が、敦子のボランティア先での上司だったとか。 そんなこんなで随所で嘘っぽさが顔を覗かせるので、感情移入もできず。 本田翼の演技はまったく期待してなかったが、思ったより上手かった。山本美月は際立った美形が印象に残る。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-09-08 19:40:07) 8.原作を読んだような気もするけど、読書メーターの記録にはない。(読んだと思うけどなぁ・・・) 本田翼や山本美月が女子校生役はちょっと無理があるんじゃないかなぁ。 湊かなえの小説にしては、ミステリー色は少ないかぁ。後味の悪さは変わらないけど。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-07-29 20:42:20) 7.《ネタバレ》 原作を読んですぐに鑑賞したせいか、どうしても活字の持つ力の前には、映画の表現力の許容の狭さを痛感せざるを得なかった。とくにこの原作本は、全編にわたって登場人物たちの心理描写を独白という手法で繊細に描いているため、限られた制約の多い映画で、そのすべてを伝えることは至難の業以外の何ものでもない。私はてっきり映画の方でも、多少なりともモノローグを活用するもんだと思っていたんですが、この監督さん、あろうことかバッサリと切り捨ててしまっちゃったんで、驚きました。敢えて違う表現方法を選んだことには敬意を評したいが、結果を見た限りではその選択は間違っていたとしか言えない。そうとう演出や演技力に確固たる自信がない限り、このやり方は無謀としか思えない。 キャスティングミス!国語教師役のアンジャッシュ児嶋。正直やめて欲しかった。飛び込み自殺なんかコントにしか見えない。おっさん役の稲垣吾郎。冴えないおっさんに全然見えない。刺された時の演技もなんだかな~だった。子役の二人。正直演技下手。哀愁感皆無。主役の本田翼。思春期にありがちな世界中が敵みたいな雰囲気は良かった。ただ私服姿が女子高生にはどうしても見えなかった。 描ききれてなかった点。なぜ由紀が子ども会のボランティアに、なぜ敦子が老人ホームで働くことになったのか。そこの理由がスッポリと抜けてしまっている。死の瞬間を見たいという理由で、この「少女」という作品にとって一番カナメになるとこなのに。転校生の紫織の友人の星羅が自殺した原因がおざなり。故に因果応報という裏テーマが生きてこない。 雰囲気作りのミス。小児科病棟。はっきり言って病気の子供たちがいるような空気感が全く伝わってこなかった。ただの児童施設みたい。 とにかく総評して残念な点が多すぎました。できる限り原作に忠実に作ろうとした熱意は読み取れましたが、たった2時間の中でそれをやるにはスタッフ・キャスト含め、力不足、だったとしか言いようがありません。何度も言いますが、ほんと、残念でした。 PS:山本美月さん。綺麗でした。ちょっと良いな~・・・と思いました。 【Dream kerokero】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-06-03 06:17:30)(良:1票) 6.告白はよかったけど、こっちはだめ。 原作未読なのでよくわからないけど監督の力量の差かな? 役者も力不足。 【aimihcimuim】さん [DVD(邦画)] 3点(2017-04-08 16:40:57)(良:1票) ★5.《ネタバレ》 原作未読。転入生の「死体って見たことある?」という言葉をきっかけに死の瞬間を見たいと思うようになる二人の女子高生の物語。「見たい。人が死ぬとこ。」と、いう宣伝文句と学園サスペンス風な予告編だったので同じ湊かなえ原作の「告白」のような話かと思いましたが印象とはだいぶ違いました。心に闇を抱えている二人の少女なものの、人が死ぬ瞬間を見たいだけで殺してまでたいわけじゃないんですね。本田翼が演じていた由紀は感情の起伏が少なく人を殺しそうな面構えをしている割に土壇場になると狼狽えてしまったり、おっとりしててイジメられていて不安症で頼りなさげな山本美月演じる敦子が逆に芯が強い子だったってのはベタだったけど表裏一体でハマっていた感じ。怖く闇を感じる部分もありつつ爽やかで綺麗な場面も見せながら、関係なさそうな登場人物たちが絡みつつ因果応報を受け収束していく様は面白かったかな。危うい年代二人の青春映画でしたね。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-10-19 22:27:58) 4.《ネタバレ》 『しあわせのパン』、『ぶどうのなみだ』の監督がこうゆう暗いテーマの作品に合うのか少々不安だったが、全くの杞憂に終わったと言っていい。 思春期の少女達の陰鬱とした内面を実に丁寧に描き出していたと思う。 主演のばっさーの演技はちょっとまだ殻を破れていないなという印象だったが、山本美月がそれをうまく補っていた。 とにかくストーリーの枠組みが綺麗にはまっていて非常に見やすい。難を挙げればこの綺麗にはまっているというのが、逆にはまり過ぎていて現実味を帯びない所か。いくらなんでも世界狭すぎるでしょ!と思わずツッコミを入れてしまった。あと、都合良く利用された挙句カメラを捨てられた少年と、お父さんを見つけてもらえずただただ茫然とするしかない難病の少年の両者に対するフォローが全くないのがヒドイと思った(笑) 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-10-19 17:22:27) 3.これは素晴らしい。さすが湊かなえ、人間の心の闇を描かせたら右に出る者はいない。しかもラストには感動も用意している。本田翼と山本美月も女子高生としては年齢的にちょっとつらいかなと思ったが立派に演じていた。ラストのつじつま合わせはちょっとやり過ぎの感もあるが今年最も心を揺さぶられた作品である事は間違いないです。今年の邦画は本当に侮れない。 【ぴのづか】さん [映画館(邦画)] 8点(2016-10-10 13:49:43) 2.《ネタバレ》 繊細で残酷な映画。全編をヒリヒリとした空気が漂い、心を締め付けてきますが、その切ない痛み、居心地の悪さがむしろ不思議な快感と感動を呼びます。 二人の少女が負った傷は他者の悪意の象徴。様々な悪意の中で傷付き、壊れ、死が囁きかけてくる、徐々に悪化してゆくそこから逆に得るもの。 幾つもの(痛い)エピソード、映像がパズルのように散りばめられ、組み合わさって1つのカタチを織りなしてゆく、それが心地良さを生んで。二人の少女、冒頭とラスト、共通する2つの映像(夕陽を駆ける二人、それぞれが防波堤を歩く、足が「治る」瞬間、二人の繋がりが遮られる刹那、水の中に沈んでゆく)、幾つもの対を成すものによって構成されて、その対比の組み合わせが大きなうねりを創り上げています。 因果応報を示す繋がりはファンタジー的ですが、ゆえに1つの作品の中に閉じ込められた、閉塞された世界が完成されています。 その世界を創造するロケーションも効果絶大、二人の身近にある海が生と死の境界を示していて。 闇を抱えて生と死の狭間を彷徨う女子高生を演じる本田翼と山本美月がとても良いです。 実はシンプルな友情物語、ヨルはまた来るのでしょう。 【あにやん🌈】さん [映画館(吹替)] 9点(2016-10-09 21:51:48) 1.《ネタバレ》 本田翼の左手甲の傷は、まず終盤のさる事件とも絡む物語的要請としてあるが、加えてその不自由によって彼女が右手を以て 一心に鉛筆を走らせるという映画アクション的要請から来るものでもある。 これがノートパソコンのキー打ちではサマにもならない。授業そっちのけで文字を綴り続ける手と鉛筆の動き、紙面上に生まれていく肉筆の文字、 その硬質な音響、そしてその彼女を横から見つめる山本美月の視線。それらの要素が映画を形成していく。 手書きの文字だからこそ、ドラマとしても映画としても献辞の言葉が重要な意味を持つこととなるだろう。 前々作に続いてのコンビ、月永雄太の撮影が曇天や夜景を見事にドラマに反映させている。 夕陽の映える海岸沿いの歩道を二人の少女が駆け抜けていくスローモーションショットの反復。 計四人の少女たちの表情と走りが素晴らしい。 「夜の終わり」がモチーフであるからには、二人を明るく照らし出す朝陽が欲しいところではあるが。 終盤はありがちなパズル合わせと化してしまう。そこから逆算したのだろうキャラクター造形が随所に見られるのが難点か。 『しあわせのパン』、『ぶどうのなみだ』で悪い先入観を持ってしまっていたが、これは悪くない。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-10-09 17:52:33)
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