みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
269.《ネタバレ》 この作品って評価高いんですよね。 でも生理的に合わないだろうなぁと後回しにしていました。 やはり合わなかった・・ しかも生理的になのではなく演出的になんとも思わなかった。 最近こういう込み入った精神にくる映画を観ているので慣れてきたのか、 それともあまりにストレートすぎて推理とかの面白さがなかったのか・・ 題名からしてesというのはそのまんまじゃあないですか。 ミスチルの曲でesという曲がありましたが・・ その曲が好きで曲が流行ったころ(自我)の意味を知ったのですが、 この作品の題名を見た瞬間すぐにわかってしまいました。 ので過度の生理的な嫌悪感と心理描写の演出への期待感がありました。 ドイツ語のesと精神分析語のesと映画の題名は同じなのかは知りませんが、 私はこのふたつをかけた言葉だと思います。 暴力はいけない・・ そういうルールで始まってはいるものの、 どこまで自分をコントロールできるか、 看守のグループのほうに注目していました。 先入観からかドイツ=ナチなら人体実験とか妄想してしまい、 よほど問題映画に違いないと勝手に思い込んでいましたから、 このくらいの描写なら「フルメタル・ジャケット」のほうが残忍ではと・・ もちろん題材が戦争映画なのでそれと比較はできないのですが、 やはり演出という点では囚人グループの精神描写は描けていても、 看守グループのほうが今イチでした。 結局は大元の研究グループのずさんさからあんなことになってしまったのですが、 ずさんだから悲劇が起こり明るみに出たという結果論も・・ 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-15 10:58:26) 268.元ネタはアメリカだけどナチを抱えるドイツが作ったのは分かる話。まじめすぎる人間は怖いってわけではなく、心が空洞で規律が無いと人ってその都度新しい規律に染まろうとする。ので生れたら早目に太い根幹を心に組み立てないとと感じた。恋愛エピはいらないかな。 【Vanilla】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-30 12:56:15) 267.アイデア自体はとても良いのに、何か中途半端な印象。こういった”人間の深層心理モノ”は下手に万人受けを狙わず、とことんマニアックに仕上げた方が良かったのでは?。あと、音楽(主題歌?)がバイオレンスアクション映画に出てきそうなハードな曲で、この映画には合っていないような気がします。 ・・・<追記>先日、この映画の元ネタとなった事件を紹介するテレビ番組を見たのですが、こっちの方が映画よりもストーリー展開がドラマチックで面白かったです・・・ということは、この映画の脚本はかなり失敗か?・・・で、とりあえず1点減。 【長毛】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-26 01:18:22) 266.《ネタバレ》 なんていうか「蝿の王」の大人バージョン?だいぶちがうけど、印象的には似てる。これほどまでに神(もちろん創造神)がないとダメなのか欧米人は。農耕性の欠如。とってつけたようにレイプシーンを入れるのはやめましょう。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-25 11:18:15) 265.これって実話なんですね。とてもよく出来てると思います。 【ジョー大泉】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-20 10:14:25) 264.《ネタバレ》 人間ってあんなに変わってしまうものなのか…泥沼にはまっていくようだった。これ本当に実話!?過剰演出じゃなくて!?本当に怖すぎる。後半、身震いが止まらなかった。映画だって分かってるのにこんなに恐ろしく思えたのは、現実でも有り得るから。人種差別や戦時の虐待…その心理と同じじゃないかな。 【mamimamiya】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-12-16 15:11:15) 263.《ネタバレ》 怖いです。ちょっとしたホラー映画なんて相手にならないくらい怖いです。この作品、性善説とは無縁ですね。環境により左右されてしまう危うい人格を描いています。権力を持てば、程度や要する時間は違えど、誰でも変化してしまうと思います。それでも被験者が一人ないし二人ずつなら問題は起こらなかったと思います。しかしこの映画の看守役のように、集団になると責任感は分散され、その行為はエスカレートしていくのではないでしょうか。そして何であろうと一度境界線を越えてしまうと、あとは簡単になだれ込んでしまうのです。お化けより怪獣より真に恐ろしきは、人間の中に潜む邪悪さと、どこまでも続く愚かさなり、というところでしょう。 それから皆さんが必要無いとおっしゃっている主人公と女性のエピソード。確かに取って付けたような感じがしましたね。でもあれは観客のために用意された休憩所なのかもしれませんね。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-21 18:17:35)(良:1票) 262.ぬぅ。。。 凄いとは思う。 ほんとにこんなになっちゃうの? でも、なんなんだろう。。。なんか違う気がする。 ただ、この映画の存在価値はあると思う。 しかし、つらい映画だ。。。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-13 03:41:33) 261.初めて見た時はありえねぇ~ってとこが多くてそれほど好きじゃなかったけど、2回目に見たら結構深い内容だと気づいた。人間最初は平等でも生きていく環境でもあんなに変わるなんて恐ろしい。でも、それが現実社会と全く同じで興味深かった。 【地理10/2005】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-02 18:08:11) 260.よくできていますね。緊迫感もあるし。でも突っ込み所ありますね。そもそも、盗撮してるなら何で?出版社が助けに来ないんだろうか?それと看守側はお勤めが終わると家に帰るんだよね。うーん不思議。まぁ映画でした見られない世界だから良しとしますか。 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-09-27 10:35:26) 259.フィクションじゃないの・・・・!?うわぁ・・・・そんだけかな。 【PPOSSTU】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-03 16:50:15) 258.怖い映画。ラストのやりすぎ感が作品の現実味を弱める効果を持っていて、逆に救いになっていると感じました。元ネタのように死人も出ず、現実にありえそうなラストだったとしたら、見るに耐えない醜悪な作品になってしまったかもしれません。 【センブリーヌ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-04 03:42:50) ★257.これが実話って所が信じられん 【Sleepingビリ-】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-12 19:33:20) 256.観ている間も見終わった後もどことなく何か不満が残る作品でした。本当にあったことなんだろうけど、どこか非現実的に思えてしまう事と、へーそうなんだと思いたくないことが混ざってとても複雑な心境になりました。人間の心の中には正義感や責任感に相まって、圧倒的優越感というものを得たいという心理が芽生えるものらしいですね。これを見ていると。それは人それぞれ個人差があるのだろうけど、責任感が異常に強い人が、危ないんじゃないかなと思いました。この作品は、偶然そんな人が選ばれ、引き起こしてしまった事件なのではないでしょうか。それ以上はあまり考えたくないです。 【ホーラン℃】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-12 22:22:09) 255.映画化ということでどこまで誇張したのかわかりませんが、主人公の行いが全ての悪で、それが全体に加速していっただけとしか私は捉えきれませんでした。あの主人公のような人間が実際にいたとして、鎮静させても聞かず、さらには体臭のことまで言われたら、カチンとくる人間が多いはず。それで看守側も酒の勢いもあってやりすぎたもんだから、お互いヒートアップしてしまった。これは内心にある衝動ではなくて、ただの喧嘩の延長です。この映画を見て、ほんとの実験の内容、顛末がどういうものだったのかますます気になってしまいました。 【ぶるぅす・りぃ。2】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-04-07 17:48:39)(良:1票) 254.下手なホラー映画よりこっちのほうが何倍も恐い。見た後気持ちが萎えまくります。 【みどりいろ】さん 9点(2005-03-24 18:04:58) 253.純粋に、深層心理の暗部にメスを入れる作品なのか?と思いきや、半分はラブストーリー仕立て??で、なんじゃこりゃ…。この部分が、ホントにいらないんだわ!てか、いらない!マジで。話のテーマを薄めただけ。実際に起こった事件をもとに映画化したもの。1971年、スタンフォード大学で行われた心理実験「PRISON」。集められた被験者24人が「看守」と「囚人」に分けられ、2週間を模擬刑務所内ですごすというもの(実際には、7日間しか持たず、心理学会では、実験の禁止へと発展することに)。企画はとても興味深くて、結末も衝撃的だと思った。突き詰めたら、きっともっと、しっかりした作品が出来たはず。そう考えると実におしいんだな~。う~ん、もったいないよな~。 恐怖よりも、心理的嫌悪感を煽っただけ。 【yuua】さん 4点(2005-03-21 21:26:42) 252.人間の一番見たくない醜いものを見せつけられるって感じ。でも見終わった時にぞっとはするけど、不快感ではないところが良い。荒く作ってるのも「敢えて」ってことかなぁ。良く出来ているけど、恐い。 【さら】さん 8点(2005-03-14 15:18:17) 251.ふだんの生活で、真面目で勤勉だったり、大らかで冗談が好きだったりする、普通の大人達が、環境の変化から、暴力的で、抑圧的で、理性を失ってしまうようになる、という正気から狂気への信じられないような展開が、非常に説得的に描かれていたと思います。、、、、これがナチの支配体制であり、かつての東欧の社会主義体制であり、現在のイラクの刑務所で行われていることなのでしょう。、、、、どんな戦争映画よりも、戦時体制の抑圧性を想像力豊かに描いているともいえると思います。、、、、、また程度の差こそあれ、今の私たちの会社組織や、サークルでも、類似したことが進行しているのかもしれません。例えば、妙に真面目で想像力の欠けた奴が、会社の部長や課長になったり、サークルの幹事や会長になったりすると、突然、部下や会員に対して職権を振りかざし、自分は絶対に正しいとして抑圧的になったり、、、、、、。唯一気にくわないのは、題名。せっかく様々な想像的要素が豊に備わっているのに、それをフロイト的に「エス」とくくって説明したのでは、想像性が一気にしぼんでしまう。封建的家父長制家族を背景としたフロイト理論に拘っていては、暴走する現代を捉え、未来を構想する手がかりとすることはできませんっ。(父というのは神のメタファーであり、またフロイト理論ではスーパーエゴを形成させるものですから、ドラの父の死は、この劇中での神や規範の不在を予兆しているわけで、、、とか一元的に整理しちゃうと、話に豊かさがなくなってしまうわけです。) 【王の七つの森】さん 10点(2005-02-07 15:01:56) 250.リアルさの伴わない不快感。せっかくこれだけ美味しい題材の映画化でありながら、普通の映画になってしまったのが残念。今一度、誰か映画化してくれないだろうか。スタンフォード大学で起こったこの事件を、ドイツが映画化したってのが一番恐い 【永遠】さん 3点(2004-12-29 08:45:30)
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