みんなのシネマレビュー

フローズン・グラウンド

The Frozen Ground
2013年【米】 上映時間:105分
サスペンス犯罪ものミステリー実話もの
[フローズングラウンド]
新規登録(2014-09-07)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2022-04-03)【TOSHI】さん
公開開始日(2013-10-05)


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ブログに映画情報を貼り付け
キャストニコラス・ケイジ(男優)ジャック・ハルコム
ジョン・キューザック(男優)ロバート・ハンセン
ヴァネッサ・ハジェンズ(女優)シンディ・ポールソン
ディーン・ノリス(男優)ライル・ホーグスベン巡査部長
ブラッド・ウィリアム・ヘンケ(男優)カール
ケヴィン・ダン(男優)ボブ・ジェント警部補
ラダ・ミッチェル(女優)アリー・ハルコム
マット・ジェラルド(男優)エド・スタウバー
ジョディ・リン・オキーフ(男優)シェル・リンゲル
50セント(男優)クレイト・ジョンソン
カート・フラー(男優)地方検事 パット・クリーヴス
音楽ローン・バルフェ
製作ランドール・エメット
50セント(カーティス・ジャクソン名義)
配給ブロードメディア・スタジオ
特殊メイクマシュー・W・マングル
あらすじ
アンカレッジのとあるモーテルで、手錠で拘束されたうら若い娼婦のシンディが保護される。彼女はハンセンという男にレイプされ殺されかけたと話すが、市警察は彼が善良な市民であるとして取り合わない。しかし別の連続殺人事件を捜査中だった州警察のハルコムは、シンディの話に耳を傾けハンセンに疑いの目を向ける。そして、妻子とともに今は円満な家庭生活を送っているハンセンの暗い過去が、ハルコムによって暴かれていくのだが… 80年代のアラスカで実際にあった連続殺人事件をベースに描かれるサスペンス作品。「コン・エアー」のニコラス・ケイジとジョン・キューザックが再び共演。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2023-01-11)
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【クチコミ・感想】

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11.中盤までは展開がかったるい。最後の方になってようやく緊張感が出てきた。それにしてもこのシンディって女の子、せっかく警察が守ってやろうとしているのに何度も逃げ出すのが本当にウザい。見張りの警官もボケ~っとして見逃しているし。それでハラハラさせようとしてるんなら大間違いだ。もっと脚本を練って欲しいもんだね。 イサオマンさん [地上波(吹替)] 4点(2024-12-01 21:51:49)
《新規》


10.敬遠しがちの外れが多いニコラスですが大好きな猟奇スリラーということで鑑賞。

犯人は表では善良市民、裏ではサイコキラー。被害者は娼婦で助けを得られず。
ありがちな展開だけど実話題材のフィクションなのでしょうがないかな。
狂気な雰囲気はもう堪能ですが物足りなさは否めない。

キューザックも久々に出てきたし
退屈しのぎにはなる映画でした。 mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-07-28 23:45:07)

9.ニコラス・ケイジ&ジョン・キューザックのお馴染みゴールデンコンビで贈る、サイコサスペンス。一方が変質者の犯人役で、もう一方がそれを追う捜査官役、ってんだから、どっちがどっちの役をやるのがよいか、迷ってしまいます。できればお二人とも、変質者役をやってもらいたいところ。
とか言ってふざけてる場合じゃないですね、なにせ、現実に起きた悲惨な事件をもとに作られた映画。なんだそうですから。
こういうのも、難しいですね。事件からどのくらい経てば、「映画化」が倫理的に許容されるのか。ふざけたことを書くヤツの言うことじゃなかろう、と言われたら、おっしゃる通りなんですが。
さて、作品ですが、やたらと画面手前の人物をナメるように撮影するカメラが、ちょっとやり過ぎ感があって、正直、これは見にくいだけなんじゃないかと。そういうシーンが繰り返されるにつけ、いささか気を削がれます。
しかし、あくまで硬派なサスペンスとして仕上げているのには、好感が持てます。中には、破綻寸前だから面白い、という映画もありますが、この作品は手堅くまとめた印象で、題材がセンセーショナルなだけに、バランス感覚としては好印象。
とは言え、映画であって、ルポルタージュではない以上、そこには脚色、演出が盛り込まれるのですが、ニコラス刑事の捜査と並行し、事件発覚の発端となった女性(シンディ)の危難を物語のもう一つの軸として取り上げることで、事件を「進行中のもの」として描いています。すでに殺害された被害者の姿を描く場面があり、ではこれもシンディの過去の回想シーンかと思いきや、実は現在を描いたシーンであった、という、まるで過去のシーンに現在のシーンが混ざるような仕掛け、時間の行き来が、ちょっと意表を突きます。
アラスカが事件の舞台、ということで、映画の景色にも寒さがしみわたり、一種の地の利とでもいいますか、雰囲気が出ています。 鱗歌さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-09-30 06:52:46)

8.《ネタバレ》 実話を元にした作品ということですが、実話を参照して部分的に事実を盛り込んで作り上げたフィクションということだと思います。その観点からすると、犯人や被害者の実名を使用したことや、エンドロールに被害者の画像や状況を挿し込んだことには少なからず疑問を感じてしまいます。フィクションなのかノンフィクションなのかが曖昧にされているような…。

そのあたりのモヤモヤ感を別にすれば(いや、そこは重要なんですが)、終始緊張感が途切れることなく続く捜査劇は、エンターテインメントとしての魅力十分だと思います。決して退屈する余裕などないと。

そう、エンターテインメント作品と割り切れば、ヒロインのバカげた行動や警察の脇の甘さ、主人公の家庭生活や妻との関係等々「おいおいそりゃあないだろ!」とか「それってなんで?結局どうなったの?」的な演出も、進行上必要不可欠に思えて来ます。実話ベースだからって正確過ぎたり緻密過ぎたら興覚めですからね。納得です。

そして何より、ニコラス・ケイジとジョン・キューザックのハマりにハマった役どころは見もの。特にニコラスさんはやっぱりシリアスな、こっち系の人ですね! タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-01-11 23:09:55)

7.《ネタバレ》 単純な話のわりにわかりづらい。時系のいじり方が上手じゃないし、まず過去映像には主演女優のと違うタイプの女優を使うべきだ。そっくりに見えて、混乱に拍車がかかった。
シリアルキラーものだけど、犯人は早めに拘束されてしまう。もう事件は起こらない、さて尺をどう埋めようか。というわけでシンディを何度も無意味に逃走させたり、風俗業界の怪しげな連中を無理やり引っ張り出さざるを得ないわけだね。
犯人は捕まったが口を割らない。ここがN・ケイジの見せ所だと思うのだけど、これまたニコラス何にもしてなくない?見せ方弱いなあ。あのダミーのブレスレット、もっと上手く使えばいいのに。キューザックが取り乱して「そんな所から発見されるわけない」と口走るのを待ってたんだけど。
とはいえ、キューザックの抑えた表情や振る舞いはまさしくサイコ野郎の不気味さを感じさせるし、N・ケイジはいつものことながら「弱者の味方」をさせるとあの一生懸命顔がとてもハマって、二人を見てるだけで時間はつぶせる。この脚本には勿体ないキャスティング。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-03-10 23:13:35)

6.《ネタバレ》 映画界における”based on a true story”の範囲はかなり広く、もはや史実とはまるで別の話になっていてもお構いなし。本作もそんな一本であり、80年代のアラスカで発生した連続猟奇殺人事件をモデルとしながらも、事件経過は作品オリジナルです。史実では17歳の娼婦シンディが派出所に駆け込んで証言したことからロバート・ハンセンが捜査線上に浮かび、ハンセンは友人たちにアリバイ工作を依頼するも断られて逮捕に至ったのですが、作品ではシンディの証言が無視されたことから物語がスタートします。また、劇中のハンセンは友人にも恵まれ、警察にマークされて身動きのとれないハンセン本人に代わってシンディの口封じを実行してくれます。ここまでくると実話とは言えませんね。
作品は猟奇殺人の詳細を描くわけでも、捜査の過程を丁寧に描くわけでもなく、クライムサスペンスとしてはボヤっとした出来なので眠たくなってしまいます。一時はシンディと捜査官・ジャックの疑似的な親子関係に焦点が当たるものの、感動的な盛り上がりも明確なゴールもないまま両者のドラマは萎んでいくためこちらも不発。また、ジャックと奥さんとの間には旦那の職業を巡ってのわだかまりがある様子なのですが、こちらも気付けば終わっているためネタ振りのみとなっています。ラダ・ミッチェルという魅力的な女優さんを奥さん役に配置しながら有効活用できていないのだから、もったいない限りです。
さらに作品のテンションを下げているのは馬鹿な登場人物が何人かいることであり、馬鹿が馬鹿なことをしたせいで引き起こされた馬鹿馬鹿しい危機には手に汗握ることができません。シンディはハンセンに命を狙われており、しかも警察からは身を隠すための隠れ家を与えられているにも関わらず、ちょっと気に食わないことがあったからという理由でフラフラと売春街へ戻っていって案の定ハンセンに発見されてしまうのだから困ったものです。そんなハンセンを手伝う友人は、とっくにハンセンが逮捕され、おまけにシンディには捜査官がべったりくっついている状態であるにも関わらず、口封じ目的でシンディの命を狙い続けます。そこまでのリスクを冒してまでハンセンを守ってやる義理とは何なんだと思いますが、とにかく普通ではやらないような行動をとるため見ている側のテンションはダダ下がりです。
ニコラス・ケイジはいつも通りの困った表情で特に代わり映えしないのですが、これが結果的に捜査官役に必要な安定感に繋がっているのだから悪くありません。生理的嫌悪感を抱かせる猟奇殺人鬼になりきったジョン・キューザック、新境地開拓と言わんばかりに体を張ったヴァネッサ・ハジェンズ、ポン引き役50セントのハマり具合もよく、出演陣はなかなか見せてくれます。それだけに、内容の薄さが余計に際立つのですが。かつて『コン・エアー』で全米1位を獲ったコンビが、15年後には落ちぶれてこんな緩いB級映画に出るものかと寂しくなりました。 ザ・チャンバラさん [インターネット(字幕)] 4点(2016-10-20 21:32:00)

5.《ネタバレ》 途中で気付きましたが、今回の鑑賞が2回目でした。この手のサスペンスが大好きなので、点数は甘めかもしれません。犯人役のジョン・キューザックとニコラス・ケイジが頑張っていて見応えがありました。ラストはちょっと呆気なかった気がしますが、実話がベースということで納得です。こんな悪魔のような人間が実際身近にいる可能性があるんだなと思うと、本当に怖いです。 ぽじっこさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-09-04 10:08:29)

4.未解決連続殺人事件をニコラスケイジが解決していくサスペンス映画で、今回は真面目な作品でニコラスが演技しておりますが、
内容としては詰が甘い部分が多々ありましたが、未解決事件で終わらなかったので良かった映画です。犯人の幼少期の
体験があれば犯人の実態に迫れたかも SATさん [地上波(吹替)] 6点(2016-01-19 22:35:36)

3.映像の最後の犯行の履歴、女性の顔写真が全てを物語っている。

伝わったことは、記録映像というべきか、一つの世代が終わるときには、次の世代に残すべき記録だと感じた。
事件の全ては、映画という映像で網羅できていなくてもよく、一人の監督の見解でよいので残しておくべき映像でした。
ごく一般的な人物が、何十人も殺していた。未解決の事件もある。このことだけ、次の世代へ、また次の世代へ映像として残しておけばよい。
映画の一つの役割だと思う。

役者も、それぞれが主張演技がなく、話に焦点が合い見やすかったです。 杉下右京さん [地上波(吹替)] 7点(2016-01-19 00:10:38)

2.《ネタバレ》 「奴は、羊を狙う狼のように次の娘に迫っている。そして犯し、必ず殺す。娘たちには一刻の猶予もない。だから、部長、捜査令状をくれ、今すぐに」――。1983年、アラスカ州。何人もの娼婦が誘拐され残虐な方法で殺されて死体となって発見されるという猟奇殺人事件が多発していた。そんな中、監禁されていた17歳の少女シンディが自力で脱出し警察署に保護される。彼女の証言を元に、すぐに容疑者としてハンセンという男が浮かび上がるのだが、有力な証拠は見つからなかった。そんな困難な事件を担当することになった、正義感の強いハルコム刑事。捜査を進めていくうちにハンセンが犯人であるという確信を得ていく彼だったが、まるで蛇のように狡猾な犯人はするりするりとそんな捜査の手を潜り抜けてゆく。やがて、とうとうシンディの元にも再び犯人の魔の手が迫るのだった…。実際にあった事件を基に、刑事と猟奇殺人犯、そして社会から疎外され孤独に生きてきた娼婦の決死の攻防をスリリングに描いたサイコ・サスペンス。最近、あまりにもトホホな作品への出演が相次いでいるニコラス・ケイジ&ジョン・キューザックという二大トホホ俳優が競演といういうことで、あまり期待せずに観たのだけど、結果はやっぱり「トホホ…」でしたね、これ。実話を基にしたから仕方ないのかもしれませんが、とにかくストーリーが分かりづらい!容疑者であるハンセンが普段何をしている人で家族関係がどうで心にどんな闇を抱えているのかさっぱり分からないから、こういう猟奇殺人モノに不可欠な要素“身も凍るような恐怖”が一切感じられず不満爆発!事実を追うだけなら単にドキュメンタリーや再現VTRを見ればいいのだし、少なくとも映画という芸術表現でもって人様からお金を貰おうとするのなら、映画として最低限のクオリティは確保してほしい。最後に表示される、実際に殺された少女たちもこれでは浮かばれないでしょうね。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 4点(2014-11-14 00:38:19)

1.《ネタバレ》 実話だということだそうですが、
こういう連続殺人鬼は普段どういうことを考えてるのか。
その人となりは気になるものですが、
本作は犯人にはスポットがあたっていません。
頭がいい、という点は描かれてるのですが、
なぜそんな異常な人間になったのか、そのへんは
わからずじまい。
本作でスポットが当てられてるのは、
刑事さんと娘の関係、そして二人の心境。
かつての出来事があり、刑事さんは娼婦をどうしても助けたい、
そして娼婦は、今まで誰も信じることが出来なかったけど
今度こそは誰かを信じたい、そういう二人の思いが描かれる。
なので、「犯人は誰か」というサスペンス映画ではなく、
犯人は最初からわかっていて、それよりもこの二人の
葛藤を描く人間ドラマというスタンスであります。
意外と良かったのはジョン・キューザックですね。
こういう役回りは初めてなんじゃないと思いますが、
いつもの二枚目感が全然なくていかにも変質者っぽい
オーラを出して巧かったです。 あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-08 19:52:03)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 5.64点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
4327.27% line
5218.18% line
6218.18% line
7436.36% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

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