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雨あがる

After The Rain
2000年【日】 上映時間:91分
ドラマ時代劇小説の映画化
[アメアガル]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-07)【イニシャルK】さん
公開開始日(2000-01-22)


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監督小泉堯史
助監督野上照代(監督補)
キャスト寺尾聰(男優)三沢伊兵衛
宮崎美子(女優)たよ
三船史郎(男優)永井和泉守重明
仲代達矢(男優)辻月丹
吉岡秀隆(男優)榊原権之丞
加藤隆之(男優)内藤隼人
檀ふみ(女優)奥方
井川比佐志(男優)家老
原田美枝子(女優)おきん
松村達雄(男優)説教節爺
大寶智子(女優)おとし
奥村公延(男優)遍路の老人
頭師孝雄(男優)鋳掛け屋
山口馬木也(男優)野田又四朗
隆大介(男優)犬山半太夫
鈴木美恵(女優)宿屋の女中
児玉謙次(男優)野呂惣左衛門
森山祐子(女優)腰元
下川辰平(男優)宿屋の亭主
おかやまはじめ(男優)
森塚敏(男優)
出演黒澤明(スチール写真)(ノンクレジット)
原作山本周五郎「雨あがる」
脚本黒澤明
音楽佐藤勝
撮影上田正治
斎藤孝雄(撮影協力)
相馬大輔(撮影助手)
製作椎名保(製作委員会)
宮川鑛一(製作委員会)
アスミック・エース(製作プロダクション/「雨あがる」製作委員会)
角川書店(「雨あがる」製作委員会)
テレビ東京(「雨あがる」製作委員会)
IMAGICA(「雨あがる」製作委員会)
博報堂(「雨あがる」製作委員会)
プロデューサー黒澤久雄
原正人
配給アスミック・エース
東宝
美術村木与四郎
黒澤明(題字)
衣装黒澤和子(衣装デザイン)
編集伊藤伸行(編集助手)
録音紅谷愃一
照明佐野武治
その他黒澤明(献辞)
IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想】

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88.この夫婦こそが理想の日本人夫婦。などと思われる人も多いのかもしれないが、私の場合はこの人の良さがどうもわざとらしく思えて仕方がなかった。いい子ぶりっ子。傍から見てもいい人にしか見えないのに、遠慮しがちな振る舞いがわざとらしく、正直うっとうしい。黒澤明の遺稿と聞いてこのわざとらしさに合点。まるで舞台劇なのだ。黒澤明が監督してたらおそらくもっともっと舞台劇風になってこのわざとらしさがかえって活きてくるのだと思う。でも小泉監督の優しく繊細なタッチは黒澤脚本を活かしきっていない。脚本を小泉監督の思うままに改変したほうが良かったように思う。それほどに画面からは黒澤監督には到底出せないであろう優しさが溢れていた。雨上がりの空気の美しさに気付ける人生は素晴らしい。という人生賛歌の映画。 R&Aさん [DVD(邦画)] 6点(2009-03-18 14:16:23)

87.まあ結局何も起こらなかったなという感じ。全く盛り上がらない。よくわからなかった。 デフォルトモードさん [地上波(邦画)] 5点(2009-01-23 20:33:39)

86.黒澤的な感じはあったと思う。でも、そんなこと目指してどうするのって気もする。胸がすくシーンはあったけど、盛り上がりには欠ける映画だった。 アンドレ・タカシさん [DVD(邦画)] 6点(2008-09-08 22:36:30)

85.《ネタバレ》 この映画を「黒澤明に捧ぐ」と出たので期待して観たのですが、やっぱり6点ぐらいの出来でしょう。黒澤監督ならそんなカメラの動かし方は絶対しないだろうと素人でも思うのに気がつかないのだろうか。自然なセリフにこだわりベテランの役者にさえ何度も叱咤を繰り返していた黒澤監督がこれを見たら安眠できない事でしょう。寺尾聡は自分の役柄をよく理解してただひとりいい演技をしていたと思う。役人に面と向かって木偶の坊発言はないと思うが宮崎淑子は何とか及第点。三船史郎と吉岡秀隆はもう一度演技の勉強をやり直しましょう。もうひと山あるのかなと思ったら意外に短い映画でしたね。 WEB職人さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-08-16 18:25:32)

84.ビデオが出てすぐに観た。
風景は綺麗だし爽やかさを出したいのはわかるんだけど、黒澤明が納得する出来ではないだろうなと思った。
宮崎美子はかわいいけど、他に役柄や演技がしっくりきてない人が多い。

『黒澤監督に捧げる』なんてしちゃったのが間違いなんじゃないかと思った。
山本周五郎の原作はよかったんだけどなぁ。 祥子さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-13 13:14:26)


83.《ネタバレ》 風景の美しさは素晴らしかった…、が、それ以外に何もなかった。そして、三船史郎の演技には…閉口。 まいったさん [DVD(邦画)] 1点(2007-08-26 02:03:47)

82.これを黒澤監督で見たかったという一言。設定、キャラクター、脚本、それになによりお話全体を転がしていく空気感・リズム感などはまさに黒澤ワールド。武士の強さと誇り、それを支える妻の意地、根底にながれるさわやかな人情味、などなど傑作の要素満点です。が、物足りないのはなぜか?役者の演技もベテラン中心で悪いとも思えず、そうなるとやっぱり監督がいけないのかなあと思ってしまいます。どうにもこうにもメリハリがないような、あっさりと流れていってしまっているような印象で。やはり見せ場の後半の殺陣の前にもっと主人公の葛藤を盛り上げないとこっちにカタルシスが生まれてこないんです。お前がやってみろって言われてもできないんですけどね。小泉監督ってこの歳になるまで監督経験が無かったということで、てことはやっぱりそれだけの人だったってことじゃないのかなあ。「博士の愛した~」の薄っぺら感を思いだします。映画のおける監督の重要性を痛感させてくれる一作。 Seanさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-08-03 12:54:32)

81.撮影中に誰も気付かなかったのだろうか???
殿の中の人が三船敏郎じゃないということに・・・
せっかくの名作が台無しでした。 もとやさん [DVD(邦画)] 4点(2007-06-04 18:13:01)

80.黒澤映画の雰囲気はよく出ていましたが、ストーリー的にもこじんまりとした内容で地味な印象を受けました。主演の寺尾聰はまずまずの印象ですが、殿様役の三船史郎は父親とよく似ていますが、迫力がないというか演技がいまひとつで・・・。宮崎美子はよかったですね。「何をしたかではなく、何のためにしたかが大事」というセリフが印象に残りました。 ジムさん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-03 18:12:24)

79.謙虚さや奥ゆかしさは消極的とされポジティブがもてはやされる現代競争社会において、人の席を取らずというのは忘れてはならぬ日本人最高の美徳だと思いますので物語自体は好みなのですが…、映像としてはかなり引っ掛かるところがあります。例えば、宿屋で宴会騒ぎするシーン。おばちゃんが唄を歌い始めると皆で音頭を取り始めますが、この風景はあまりに非現実的ではないでしょうか。弱者の肩の寄せ合いの象徴シーンであるというのは分りますが、これ見よがしに示し合わせたような大合唱では逆に鼻に付きます。それから斬り合いで血がドバっと噴き出すシーンもオマージュのつもりでしょうが本作の世界とは明かに異質で違和感があります。でも個人的に何より納得がいかないのは配役。主人公も含めてほとんどが一見キャラクターに相応しいようで全然合っていない気がします。むしろ演技のよろしくない殿様は本作の世界観にあっていたと思います。何だか偉そうに御託並べてしまいましたが、黒沢時代劇の大ファンとしては黒澤、黒沢と宣伝するものですから期待が大きく膨らんでいた分だけ落差も大きいのです。 ミスター・グレイさん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-01-30 18:08:45)

78. すがすがしさのある映画だとは思います。が、殿様やうらなりびょうたんの演技はあんなもんでいいのかなぁ。ちょっと演出に疑問を持ちました。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-01-27 22:58:04)

77.悪くはないんだけども物足りない。爽やかさみたいなのはあるけどね。気になったのは伊兵衛、たよそれぞれに1箇所ずつあったモノローグの場面。あれいらないだろう。あそこで言っていることは言わずとも十分伝わってきていた。二人とも多弁ではないのですごく違和感があった蛇足でしかなかった。 思込百遍さん [DVD(邦画)] 6点(2006-11-26 10:06:39)

76.初見の時はイマイチな感じだったが、時間を置いて見直してみると結構良い作品だった。余分な動きをせず剣をよけてみせる主人公は成る程とても強そうに見えて心地が良い。殿様など、一部の配役の演技に難があることが惜しまれる。 MARK25さん [DVD(邦画)] 7点(2006-05-25 06:44:01)

75.《ネタバレ》 非常に黒沢らしい脚本。それをらしく撮ろうとしてるのはわかる。
この羅生門の時も思ったけどこのひょうひょうとした空気嫌いじゃあないなぁ。
なにより「することが重要ではなく何のためにするかが重要」って
言葉が気に入りました。 とまさん [地上波(邦画)] 8点(2006-04-30 22:45:34)

74.《ネタバレ》 いや、いまテレビで見てきたので^^;
う-ん、、、山本周五郎原作なんで話の筋は実は読めてしまう所が有るんですよね。この映画。
確かに最初の宴会シーンは秀逸です。老人が夜鷹に食って掛るシーンや
即興でトンチキ始める貧窮の人々。これはかなりグッと来ました。
また、寺尾聡の剣術家もハマリ役ですしそれを見守る宮崎美子も良いんですが。。。

なーんでしょうねぇ。あまりに話の筋がスタンダード過ぎて印象に残らないというか。。。
いや、山周小説知ってる人はかなり退屈だったんじゃないかと思います。。。

あと私が違和感有ったのは主人公が町道場の連中に襲われてやむなく峰打ちでやっつけるんですが
主人公が切り付けて来る敵の刃先を避けた拍子にその刃先が向こう側に居た者の首をを切ってしまう。
つまり敵同士の同士討ちにしても1人死んでしまいます。

それに対して人の良い主人公は何のリアクションもしない。
無表情で死んだ者にも一瞥もぜずに立ち去ってしまう。。。
これにはどうにも違和感が最後まで付きまといました。
このキャラなら「しまった!!」と言う表情をするのがお約束だと思うんですが。。。

その他どう見ても素人っぽい棒読み演技の殿様とかはちょっとアレでしたね。。。
ただ御前試合の殺陣とかはさすがに黒澤監督のスタッフさん達が演出しただけ有ってかなり素晴らしいです。
所々見所は有るんですが見終わった全体的な印象が薄い。
それが残念な所でした。




一般人さん [地上波(邦画)] 5点(2006-03-13 22:23:11)

73.《ネタバレ》 『見た感じ爽やか~、なるように』とは、巨匠の、お、こ、と、ば、なのだそうだが、
はたして、どうだろ、な?。。。どちらかとゆえば、爽やか~からは、遠~い感じなのだが、な? クラクラする程の善人てのは、(もしいたとしたなら)ムカムカさせるものなのだなぁ、鼻高は言うまでもなくヒトをムカつかせるもんだが、才能有りで腰低すぎ、てのも嫌味になりかねぬな、(殿サマ怒るのムリね~かぁ~旦那も嫁はんも出来過ぎ、いい人過ぎて無気味だぞ)とか、そのような事をフト、、、。 ともあれ、いわゆるチャンバラシーン(アクションシーン)は、跳んだり、だの、空中歩き(ワイヤーアクション)ナシ、バクハツしたり(片腕ドラ、、)も、ナシ、で、オーソドックスタイプなのだが、コレがかえって新鮮。 カメラワークもやたら凝るより、爽やか~な感じであった。 得に、対群集シーン、武道間合いを表現できぬ安易チャンバラシーンで襲えるのに足踏みして待っている連中が、うじゃ~、とゆう、あの、まったるい感じナシでグッド! ま、なかなか、爽やか~、な、アクションシーンだった。 斜藥さん [DVD(字幕)] 3点(2005-11-09 20:11:30)

72.単純明快!見終わった後すがすがしい気分になれます。どうやら僕は風景が綺麗な映画が好きみたいです。 TK of the Worldさん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-29 00:28:20)

71.今は亡き黒澤明が書いた脚本だが、『影武者』や『乱』に比べるとずっとシンプルでまとまった脚本だったと思う。普通に面白い映画だったんだけど、延々とカメラ目線で素振りを続ける伊兵衛になんか違和感を感じました。もっといろんな角度から撮ればいいのに。ま、違和感と言えばやはり殿様ですけどね。 とかげ12号さん [DVD(吹替)] 7点(2005-10-27 23:41:41)

70.簡潔にまとめられたさっぱりした映画だった。ただ、最近の回りくどい映画になれていた私には、いつストーリーが始まるんだろう?って感じのまま終わってしまった。物足りない映画でした。 kanekoさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-15 08:46:25)

69.タイトルが出た瞬間の音楽に、おお、武満徹がよみがえったのか!と一瞬思いました。ホントに一瞬だけですが(笑)。でも、この映画、意識的にちりばめられた黒澤テイストが、楽しい作品ですね。なんと言っても登場人物のコギタナさ。いやはや汚い。いやそうじゃなくて、あの、主人公がひとり森に入って行くシーンの、草木の強烈過ぎる緑色。これはもはや、鮮烈というよりは、グロい・・・。そうそう、こういう色を見ないと、黒澤カラー作品を観た気がしないもんね。そしてストーリーがまた何とも楽しくて、後から思えば少々作為的なストーリーのような気がしないでもないけど、観てる間は気にならない。最初の方で得体の知れない宴会を延々と見せられて、「何じゃこの映画。うーむ、どこに着目して楽しむかねえ」と迷っていたら、喧嘩の仲裁をきっかけに突然物語が動き出し、結局は物語にひきつけられちゃう。語り口はやわらかいんだけど、物語の中に潜んでいるのが「優しさの持つ罪」みたいな、一種残酷な面もある。寺尾聡が意外に(?)軽い身のこなしを見せながらも、素朴な侍を素朴に演じきることで、逆に人間性というものの深みが表現されているように思います。一方、殿様の方、イヤ実は三船ジュニアが演じてるとはツユ知らず、「エラく三船敏郎を意識した演技だなあ(あまりうまくないけど)」と思いながら観てたんですが、冒頭で三船何とかさんという名前がクレジットされていたことをフト思い出して、合点がいった瞬間、ニヤリとしてしまいました。というわけで、まあ、いろいろ批判もあるかもしれませんが、私にとっては、観ててうれしくなってしまった映画、でありました。 鱗歌さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-26 23:16:50)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 108人
平均点数 6.13点
000.00% line
121.85% line
210.93% line
354.63% line
476.48% line
52018.52% line
62523.15% line
72624.07% line
81614.81% line
954.63% line
1010.93% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review4人
2 ストーリー評価 5.85点 Review7人
3 鑑賞後の後味 6.42点 Review7人
4 音楽評価 7.00点 Review6人
5 感泣評価 5.75点 Review4人

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